ラブライブ!~school Knight Live~ 作:龍玖
これは、少し先のお話だ。
「テストの内容よしっと」
6月29日、俺の虹ヶ咲転勤から約3か月。μ’sの時に裏の立役者の功績を残してるのがばれてから2か月
何事もなくすめばいいと思っていた俺の予想は甘かった。
ここにも『スクールアイドル同好会』とやらがあり、その顧問に見事抜擢。理由は明確だった。
μ’sの顧問、μ’sを一番近くで見てきた男。という通り名があった。
μ’s。その名も日に日に聞かなくなってきていた時の出来事だったので少し嬉しかった。
また頑張る人の近くに居れる。ただただそれだけが嬉しかった。
「勤務時間も終わるし帰るか」
花陽達は上手くやっているのだろうか。
俺はまだ教師としてやって行けそうだ。
とか思いながら帰るところだった。
「あら、私も今帰るところよ。」
「居残りか…どこをミスったんだよ」
クールな感じで『あら、私も今帰るところよ』って言われても説得力がないし何より時計は6時を指していた。
「明日って土曜日よね?」
「そうだが?」
「少し、付き合ってもらえるかしら。明日、出掛けたいの。」
「迷子になりやすいから一緒に来てくれ…ということだな?」
「ま、迷子なんて…いいから明日、東京テレポート駅ね」
「はいはい…ったく」
───────
翌日
「こねーな」
「ちょっと…人混みに巻き込まれてしまって…」
「お、来たきた。で、行きたい場所って?」
「ど、動物園…」
「へ?」
朝香のイメージからはかけ離れた動物園という言葉が出てきた。動物園なんて教師になってから一度も行ってない。
「は、はぁ…で、どこの動物園だ」
東京の動物園というだけで7、8件はある。
「あーなるほどね、だいたいわかった。」
そうして、かれこれ1時間がたった。
「チケットは買ったぞ。」
「ありがとうございます、行きましょう!」
「おいおい、やたらテンション高いな…」
数分後
「パンダだ〜」
「朝香…お前、これが見たかったのか?」
「何よ、悪いかしら?」
「いや…その…イメージからかけ離れてるな〜って」
「ダメかしら?」
朝香はパンダにメロメロだった。
わからなくもない気がする。おっと、いかんいかん。
「じゃあ、俺は売店にでも行くかな、しばらく朝香はあのままだろうし。」
俺はあいつの部活の顧問だ。誕生日ぐらい把握している。
そう、今日が誕生日だった。くれぐれもストーカーとかそう言う類いでは無い
「これでいいかな」
それは子供が遊ぶようなパンダのぬいぐるみだった。
シンプルでいいだろう。寧ろそれ以外の選択肢を知らない。
彼女のイメージとしてはクールで大人びている。これしか思い当たらん。
「ほれ、誕生日プレゼントだ」
「何よ、いきなりって…ぬいぐるみ…しかもパンダ…」
「これでいいだろう…」
「あ、ありがとう…」
朝香がもう少し見たいということでそれに付き合ってたら日が沈み始めていた。
「じゃあ気をつけろよ」
「先生、今日は楽しかったわ。」
「そうか、ならよかったよ」
果林さんこれで合ってたか少し心配な候