ラブライブ!~school Knight Live~ 作:龍玖
季節は流れ、春から夏になった。東京では連日猛暑日が続いていた。
「夏季休業まで後少し…」
そう、教師は夏休みになっても学校に来なければならない。部活動の顧問だったり事務仕事。その他諸々の仕事だ。
「にしても暑いな…」
俺は生憎昼飯をセブン○レブン買いに行くついでと言ってはあれだが、しっかり同好会が練習しているかの確認をした。
「練習してるかー?」
「はい!」
「はい、水分と塩タブレット。暑いから何かあれば職員室来いよー、俺いるからさー」
「わかりました!」
練習していたのは優木と中須、上原、近江、エマという面子だった。
「あいつらにも休みが必要なんだよな〜この暑さで変なことがおきなければいいんだが」
と、職員室に戻ったらスマホに連絡が来た。
連絡の相手は高坂だった。
8月も上旬、そうか、高坂の誕生日か。と、頭の中で整理が着くと、返信を送った。
「明日にでも行くか」
翌日
俺が向かったのは穂むらという和菓子店だ。まぁ分かりやすくいえば高坂の実家だ。
「いらっしゃい!って、先生!」
「久しぶりです。高坂は?」
「穂乃果なら駅に向かったって…」
「そうですか、わかりました。」
無駄足にはならなかった。そもそも俺が遅れたのが悪かったのだから。
駅に着くと、高坂が柱にもたれかかっていた
「おはよ〜先生」
「あのなー、もう先生じゃないんだ。と言っても話を聞かないか」
「最近会ってなかったから色々話がしたいんだー!」
「そこのカフェでいいか?」
「うん!」
カフェに着いてオーダーを頼むと高坂の長話が始まった。
μ'sが解散したあと、みんなが大学生になって、3年生は就活をし、就職して、2年生は絶賛就活中、1年生は大学生活にようやく慣れたと言った感じらしい。
園田、南とはシェアハウスをしているらしい。実家の方には月一で帰ってるそうだ。
「でね!海未ちゃんからね、小泉先生にって!」
「なんだ、これ?」
「開けてみてー?私も何か知らないからー!」
「り、了解。」
ラッピングされた箱を開けると、中身の招待はダブルアクションのエアブラシだった。
「エアブラシか、悪いものでは無いからありがとうと伝えといてくれ」
「先生は今までどうしてたの?」
「俺か?」
俺も俺で長話をしてしまった。
音ノ木坂をやめたと言ったら少し驚いていた。まぁその後言った虹ヶ咲学園に転属となったと伝えたら、「最近、よく見る!その子達!」と言っていた。それぞれの個性が強くて大変だと伝えたら、「先生ならやれるよ!」と言ってくれた。俺は心底嬉しかった。
「じゃあ帰ったらこれを園田達と見てくれ。」
俺はそう言って次の予定が入ってたのを思い出したと伝えたら少ししょんぼりとしていた。
でも、俺はひとつ確信したことがあった。高坂穂乃果はμ'sの高坂穂乃果から成長したんだな、と。
穂乃果誕生日おめでとう。それだけだ。