ラブライブ!~school Knight Live~ 作:龍玖
季節は巡り秋になった。
同好会は新たに三船栞子、鐘嵐珠、ミア・テイラーの三人を迎えた。
一時は同好会存続の危機に立ったがスクールアイドル同好会と俺の要望によって廃部という案はなくなった。
まぁ一番の決め手は俺がμ’sの元顧問だったということ。そして同好会がスクールアイドルフェスティバルを行ったということが存続の理由になった。
最初は
『私が生徒会長になったら、この同好会は廃部とさせていただきます。』
だったり。
『第一、この高校生という三年間をスクールアイドルなんかに費やす方が間違ってます。』
それから
『小泉先生、貴方にもこの虹ヶ咲を去って貰います』
とかとか。お姉さんがこの学校の教育実習生だったり。紆余曲折あって今では何事もなかったかのように同好会に馴染んでいる。
個人的なところを言うとあれだがなぜスクールアイドルにあれだけ嫌悪感を示していた人間がここまでこの同好会に馴染んでいるのだろう。ふとそんなことを誰も来ていない同好会の部室で考えていた。
「皆さんはまだ来てないのですね」
「珍しい、三船が一番乗りだなんて」
「小泉先生こそ」
「たまたま考え事をするのに適してただけだ」
「あの少し話が、これから空いてますか?」
「他の面子が来るまでなら、いきなり畏まってどうした」
俺は少々動揺した。普段、生徒会室では細かい書類関連の雑用を任されたり、そんな感じだった。
同好会でも桜坂に一泡吹かすほど一年生の中では真面目で俺も正直真人間ってこんな感じなのかと思った。
「今までのこと、謝らせてください。」
「おいおい、そんなことか」
「先生に対して無礼なことばかり言ってしまって…」
「じゃあさ、俺からも一つ質問いいか?」
「なんでしょう」
「なんであそこまでスクールアイドルに対して嫌悪感を抱いていたお前がスクールアイドルをやろうと思った」
「姉が三年前まであったスクールアイドルのイベントの実行委員だったんです。しかし、そのイベントは計画事凍結。イベントが凍結になったことは小泉先生の耳にも入っていると思います」
「あのイベントか。」
「そこで私は思いました。『スクールアイドルに費やすならそれぞれの良い所を伸ばした方がいいのではと』」
「ふっ、言い返す言葉もねぇや。でもな、お前もなってわかったろ。『スクールアイドルがどれだけ本気でやっているかを』」
「そうですね。皆さん、練習の時も、本番の時も常に本気でしたね」
「そういうことだ。というわけでそろそろ来るんじゃないか」
扉が開かれたとき、12人全員がこういった。
「栞子ちゃん!誕生日おめでとう!」
勿論、俺はこのことを知っていた
「皆さん…ありがとうございます!」
栞子誕生日おめでとうー!