ラブライブ!~school Knight Live~   作:龍玖

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第6話です、こっからゴリッゴリのシリアスになります。
着いてこいよ、読者諸君!


STAGE6

地区予選3日前、ここまで来た。という感じが全員に溢れていた。緊張、不安。そんなものより昂り、興奮が勝っていた。

 

 

「ガンプラ部…どうしようかな…」

 

俺はその事で頭いっぱいだった。現在所属がμ'sメンバーしかいない。部員を増やすにしても結果論としてまだあまり浸透していないのが実状だ。全国大会に出たいとは思わない。あのこともあるので彼女等を危険に巻き込むのだけはごめん蒙りたい。

 

それに───────

 

 

『地区予選三日前!!』

 

と研究部に堂々と飾ってあった。

そう、彼女等は今、ラブライブ本戦に出場するという大きな目標に向かっている。俺はそれを陰ながら支えることしか出来ない。

 

 

と、考えていたらボーっとしていた。そこへ、理事長が来た。

「先生?」

 

「あ、理事長。」

 

「少し、お話があるのだけれど、今、いいかしら?」

 

「はい」

 

 

 

 

 

理事長室に呼ばれ、そのまま向かった。

 

「辻斬りの賢人」

 

「なんで理事長がその名を?」

 

一瞬俺は焦った。いくら理事長といえど末端の末端の情報なんてさすがに知らないと悟っていたからだ。

 

「娘から聞きました。貴方にそのような過去があったのですね。」

 

「今はその名は捨てています。今の俺は『μ'sの顧問』です。」

 

「でも、いずれその名は帰ってくるのでしょう?」

 

「必要になったらです。」

 

「そう、ならいいけど。」

 

「では、用も済んだようなので俺はこれで」

 

覚悟ならできていた。そう、教師をやめてください。という判断だ。しかしその判断とは裏腹に俺の守るべき物のためにという判断だった。

 

俺はあの日から手をつけてないガンプラがあった。ミラージュナイトアバリス装備形態だった。腹部を貫かれた本機に代わりの機体はあると言われればあるが、あまり使いたくないものだった。その理由としては親父が使っていた。という理由だった。

 

 

 

翌日

 

キャッチコピーが決まったらしい。『みんなで叶える物語』だそうだ。俺の叶える物語か…

 

 

「花陽、どうした」

 

放課後、帰る寸前まで正門で花陽は迎えに来ていた。

 

「ちょっと、相談があってね…」

 

「珍しいじゃないか、で、話ってのは?」

 

「もし、μ'sがラブライブ出場を決めてその先、どうなるか分からないけど多分来る”解散”って時、お兄ちゃんはどうするの?」

 

「俺?俺は…どうしようかな!」

 

「まさか…考えてなかったの?」

 

「そこまで頭が回ってないや。多分、花陽の卒業式を終えて、数日後に俺も新しい翼を伸ばすよ」

 

「それって…音ノ木坂を辞めるの?」

 

「俺がいつまでも居たら次の世代が困るだろ?それに、μ'sに出会ってわかったことがあったよ。」

 

「わかったことって?」

 

「頑張る人を支えることかな。」

 

そう言うと花陽は少し驚いた。自分の兄が誰かのために何かをする。ということがやりたいと自分から言ったからだ。

 

 

 

 

そう言ってると目の前に深くフードを被った男が現れた。

「小泉賢人、ここであなたを殺す」

そう言うと男は果物ナイフを取り出し俺に向かってきた。

 

「花陽!離れろ!」

 

俺は花陽に離れるように言い、手でナイフを白刃取りした。無論、手は出血。しかし、その隙をつき男を蹴り飛ばした。

 

 

「やれやれ…こちとら今はただの教師なんだぜ…?」

 

「お兄ちゃん大丈夫?」

 

「あ、あぁ。ちょっと痛むぐらいで痛みは大してない。スマホ取り出してくれないか?」

 

そうして、俺は警察に通報した。

全く、明日は予選大会だと言うのにこれでは心配かけてしまうではないか

 

「花陽は先に帰ってて、今親父と母さんに迎えを頼んだから」

 

「わかった…お兄ちゃんも無理しないでね。」

 

「俺も一応大人だ、自分があったことぐらい話せるさ」

 

 

 

 

警察に内容は話した。

向こうも話がわかるらしくガンプラファイター失踪事件の捜査をしていた。失踪から戻ってきたということで俺は脚光を浴びていた。俺は「生徒に助けて貰ったと言った。」

しっかり処置をしてもらった後、帰宅した。

 

 

 

「解散…か。あの時勢いで『頑張る人を支えること』って言ったが…」

 

帰宅後、自室でそんなことを考えていた。

 

「俺、どうしたらいいんだろう。」

 

このまま教師を続けるか、それともガンプラファイター失踪事件の件の立証人になり、失踪した人物を洗い出す。それしかできない訳では無い。

 

「どうしたものか…」

 

と、その時、連絡が入った。

スマホを見ると『高坂穂乃果』と、書いてあった。

 

「高坂から…?」

 

『急ぎですみません!A‐RISEの1人が行方不明ってなってて!今すぐUTXに来て貰えます?花陽ちゃんと一緒に!』

 

「気づいた時には遅かった…そういう事か!」

 

「お兄ちゃん?どうしたの?」

 

「花陽!行くぞ!」

 

「ちょっと!賢人!どうしたの?」

 

「明日のライブ、最悪の場合不戦勝になるかもしれない、それだけは何とか防がなくてはならなくなった!」

 

時すでに遅し。そのような言葉がある。

そうしない、そうならない為に俺は教師になったのかもしれない。




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マジで最近モチベが上がらんのでお願いします…特に感想はかなり大きいです…
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