一刻館『朱美』 第04話「白い犬」
>賢太郎っ!!<
怒鳴り声がする。
玄関のところ
うるさいですね……
じゃあ
玄関のそとに行きましょう。
⇒いどう ⇒玄関さき
四谷 「にぎやか・・・・」
一ノ瀬「あら めずらしい コートなんか着て」
響子 「四谷さん。」
白い犬「
四谷 「どうしたんです?朝から」
一ノ瀬「賢太郎がいつまでも犬と遊んでてさあ。」
響子 「すいません・・・」
白い犬「
一ノ瀬さんの息子の賢太郎くんが犬と遊んでいたらしい。
一ノ瀬「おでかけですか。」
四谷 「お仕事に・・・」
四谷 「行ってまいります 管理人さん(じーっ)」
響子 「行ってらっしゃい。(?)」
白い犬「
管理人さんの飼い犬がいる。なまえは・・・
・・・
四谷 「シロ、アメ玉をあげよう。」(アメ玉ほい)
シロ 「ばうっ!」
響子 「これっ、あなたシロじゃないでしょっ!!」
四谷 「ややっ!失礼しました。よく見たら薄汚れていますな。」
薄汚れ「
響子 「ま、まあ否定はできませんが・・(それが失礼では?)」
四谷 「土留色、アメ玉をあげよう。」(アメ玉ほい)
土留色「ばうっ!
響子 >どどめ色でもありませんっ!!<(憤怒)
一ノ瀬「わはははは!」
四谷 「では失礼。」
一ノ瀬「じゃ、私も部屋戻ろ。コウ一郎。あとで魚の骨やるよ。」
コウ一「ばうっ!
響子 「***」
響子 「・・・」
白い犬「
響子 「惣一郎さんっ!」
白い犬「
響子 「あなたの名前は惣一郎でしょ!!」
惣一郎「
響子 「まったく・・・」
響子 「・・・・・・。」
・・・
あのひと・・・
四谷さんって人・・・
何者?
なにをしている人?
シロ・・・?
・・・って さっき言ったケド。
どうして?
しっている・・・?
惣一郎さんの本当のなまえ
・・・
シロ・・・
ただ単に白い犬だから・・・?
シロ・・・
って いっただけ・・・?
普通に考えればそーだけど
たまたま
だろうか・・・
・・・
響子 「・・・」
惣一郎「
響子 「・・・シロ。」
惣一郎「
響子 「・・・」
惣一郎「
響子 「・・・どどめ色。」
惣一郎「
響子 「・・・コウ一郎。」
惣一郎「
響子 「・・・・・・!」
惣一郎「
響子 >あめ玉っ!!<
あめ玉「ばうっ!」
食べ物に反応してるようだ。
⇒いどう ⇒管理人室
響子 ぶつ ぶつ ・・・
響子 「まったく。自分の名前をなんだと思ってるのかしら。
あんなズボラな犬だったなんて。」
響子 「教育やろなあ・・・」
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響子 「ぎゃっ!!」(でんぐり返し)
急に大声(びっくり!)
考え事してたらいつの間に ほぼ裸の薄着の女性が管理人室に来ていた。
朱美 「なにぼーっとしてんの?」
響子 「あ、すみません。えと、、、、」(ドキドキ)
響子 「ど、どうなされたんです? すっぽん着さん」
朱美 「六本木よ。午後から雨が降るって。」
朱美 「雨もりひどくってさあ。前の管理人なんにも
やってくんなかったのよねー。」
響子 「わかりました。」
響子 「じゃあ、先ずは浪人さんにそう伝えます。」
朱美 「なんでいちいちアイツんとこ行くんだよ。」
響子 「だって急に大きな音がしたらビックリするじゃないですか(ニッコリ)」
朱美 「なによそれ。さっきの仕返ししただけじゃん。」
響子 「は・・・? 仕返し?」
朱美 「うがいしてたら アンタ急に大声出してさー(どどめ色じゃないとか)」
響子 「いえ、あれは四谷さんが・・・
朱美 「そのあとも 一人で『きん玉!』とか突然大声で叫ぶしさぁー(クリーニング代
響子 >きん玉じゃありませんっ!! あめ玉ですっ!!<(大声)
朱美 「もおーっ、わかったから大声出さないでよー。」(耳キーン)
響子 「絶対なんか勘違いしてるでしょ!」
朱美 「ハイハイ、どどめ色じゃなくて きん玉じゃなくてチュッパチャプスね わかったわかっ
響子 >ちがいますっ! 変な想像しないでくださいっ!!<
朱美 「なんでもいいから早くしてよ、わたしが五代君に言っとくからさあ」(耳キーン)
響子 「私が言います!」
朱美 「心配しなくてもちゃんと言うよ。きん玉って言ってない事も(今大声で言ったケド
響子 「余計な事言わなくていいです!」
響子 「私がちゃんと言ってから修理します!」
⇒のぼる ⇒屋根
響子 「うん しょ うんしょ・・・
響子 「のぼった・・・ し」
響子 「ふう・・・」
どのへんかなあ・・・
このあたりだと思うけれど・・・
6号室のうえ
・・・
雨漏りだから瓦が割れてるとかズレてるとか
瓦が僅かにズレてる。
雨漏りはしない。
このままでもいいい
わずかにズレてるけど問題ない
いい
けど・・・
雨漏りするっていってたし・・・
たぶん・・・
わたしの予想だと
雨漏りするときがあったり しなかったり
するんじゃないのかなあ
・・・・・・
今度は屋根か・・・
⇒とる ⇒かわら
響子 「・・・・・・・」
やっぱり
今度はうえ・・・
・・・
思った通り此処から天井裏に入れるようになってる。
やはり四谷さんの仕業・・・?
・・・
しか考えられない・・・
しかし・・・
ここまでするなんて・・・
あの人は何者?
さっきの惣一郎さんの名前のことといい
この天井裏のことといい
少しおかしい・・・
・・・
少し四谷さんのコト勘違いしていたかも・・・
ただ、変態という理由だけで 名前を知ってたり
天井裏に忍び込んだりするとは思えない・・・
・・・
もしかしたらあの人・・・
四谷さん・・・
最初は只の変態だと思ってたけど・・・
もしかしたら・・・・
四谷さん
あの人・・・
・・・
ものすごい変態なんじゃないかしら!?
響子さんの四谷さんへの変態疑惑は深まる・・・