Bloodborne × ワールドトリガー 血濡れの万能手 作:たっつんG2
ボーダー本部、月見と開発室で落ち合えるようアポイントメントを取り付け、事のさわりを簡潔に話した。
「……本気なの?
ああ、そうだ、とぶっきらぼうに答える。
「ボーダーが出した私のトリオン評価は5……確かに、
「
「いや、あくまでメインは
どのみち、片手持ちの孤月で旋空を発動させるのは、剣術に関して素人の私には厳しい。太刀川さんや小南、迅さんならできるだろうが。
「成程、それで足りなくなった射程を
「
アステロイド。
その分、威力と貫通力に秀でる。それさえあれば、十分だ。
「ただし、射程を限界まで削って、威力と弾速にリソースを割いて欲しい。射程は5mもあればなんとかなる」
「随分と自信があるのね?」
「試してみるだけなら、タダだ。それと、
「……馬鹿げてるわ」
それでも月見はやってくれた。口数は多くない人だが、それがいいところでもある。
「できるだけ
「じゃあ、なに、柊くん。あなたはこれから――アステロイドと孤月の二本だけで、常に
「そうなるな」
「……はい、できた。けれど、無茶はしないでね」
月見からトリガーを受け取り、内ポケットに入れる。心なしか、持ってきた時より随分軽くなったような気がした。
「ありがとう、月見」
「これくらいなら、いつでもやるわよ」
早速試してみようと開発室を出る時、思い出し、ポケットに入れておいた封筒を月見に渡した。
「これ、鬼怒田さんに渡しておいてくれ」
「はいはい、頼まれてあげるわ。じゃあ、いってらっしゃい」
その目は好奇に満ちていた。この人はどうにも、そういうところで子供っぽい。
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