BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。前回投稿したあとに感想観て「200話!?」となったので急きょ書きました200話記念特別編です。完全ギャグ回。楽しんでいただけたら幸いです。


fileEX:1【菌根井戸端会議】

 とある会議室。空中で逆さまになった私は頭を抱えていた。眼下に広がる光景に頭が痛い。

 

 

「同じ顔だらけで吐き気がしてきたな…」

 

「それはひどくない?クイーン」

 

「元統率個体、貴様もあんなちんちくりんではなく偉大な我が父の顔をとればよかったのだ!もししたなら殺すが!」

 

「ママはいないの?」

 

 

 私と同じように頭を痛そうに抱えているクイーンと物申すアリサ、バカ言ってるマスターリーチとキョロキョロと辺りを見渡すリサ。おいこらマスターリーチ、誰がちんちくりんだ消してやろうかこの野郎。

 

 

「オメガ、オメガー。ひーまー」

 

「もう少し大人しく待っててヘカトちゃん」

 

「ねえねえヘカト、貴方の腕もう一回食べていい?」

 

「アタシもアタシも!」

 

「殺すぞ?」

 

 

 オメガちゃんの膝の上に乗ってムカデ腕をぶんぶん振り回してじたばたするヘカトちゃん、そんなヘカトちゃんの腕が再生するのをいいことに食べようとするヨーン・エキドナと■■にオメガちゃんがブチ切れる。保護者が板について来たなあ。

 

 

「オメガ、そいつら殺す?」

 

「ふん、子守など引き受けたつもりはないのだがな?」

 

「黙れウェスカー」

 

 

 そんなオメガちゃんに加勢しようとするハンターΨの隣でウェスカーが小さな肩を竦め、セルケトに睨まれてる。ぷっ、もう年を取れない女体化グラサンオールバックおじさん娘がなんか言ってる、www。わっ、いきなり撃つな!

 

 

「●らせろ!」

 

「…あのムカデ腕さえ気にしなければ……やっぱり無理」

 

「ちょっと怖いけど、小さいアリサと思えば可愛いかも?」

 

 

 胸に付けたでっかい目玉をギョロギョロさせながら■■■■■■が咆哮し、肩に付けたでっかい目玉で白目をむきながら■■■■がムカデが苦手なのかぼやき、シェリーが可愛らしくこてんと小首を傾げる。シェリー、悪いこと言わないからその二人の間に座るのやめなさい。悪いこと言わないから。

 

 

「……標的の顔、いっぱい……」

 

「アーッハハハハ!興味深いわね。ここじゃなければ解剖したいわ!」

 

 

 頭に拘束衣を付けた大男が忙しなく視線を動かしてシュンと縮こまり、その横で赤いドレスを身に纏った■■■■が下品な笑い声を上品にあげた。そういうのやめよう?本当に、やめよう?

 

 

「…はい、皆さんが静かになるまで5分かかりました!」

 

 

 パンッ!と手を叩いてこちらに意識を向けさせる。一斉に視線が向けられる。なんでこんなミランダ級の奴等ばかりいるかなあ!

 

 

「ざまあないわね。勝手に過去に飛ぶからそうなるのよ」

 

「全くその通りだけど黙っててゼウ!」

 

 

 なんか普通に姿を現した、クイーンとは別ベクトルで私を成長させた様な姿のゼウに怒鳴る。具体的に言えば胸の大きさとかあれだよね。わっ、粘液飛ばしてくるなクイーン!ごめんて!でもその姿選んで固定しちゃったのクイーンのせいだからね!

 

 

「で、なにを会議するの?」

 

「そりゃあアイザックスをどう攻略するかなんだけど……」

 

「私にそれを聞くのか?」

 

「こっちとしてもウェスカーが来るのは想定外なんだけど。なんならエキドナとか来るのも想定外なんだけど」

 

 

 いやまあ敵に作戦考えてもらうのはいいかもだけどさあ。すると元気よく舌を出しながらヨーン・エキドナが手を上げた。

 

 

「はい!」

 

「じゃあエキドナさん」

 

「ヘカトちゃんを食べていいですか!」

 

「オメガちゃんやっちゃって」

 

「喜んで…!」

 

「キシャー!?」

 

 

 手を上げてまで馬鹿言い出したヨーン・エキドナに、首を掻っ切るポーズを取りながら指示。笑顔のオメガちゃんに全身切り刻まれてヨーン・エキドナが宙を舞う。南無三。次に手を上げたのはマスターリーチだ。律儀だね。

 

 

「ならば偉大な父の頭脳を持つ私が名案を告げてやろう」

 

「なにかな猿真似ナメクジ怪人」

 

「私は蛭だ!ふっふっふ、ホワイトハウスを乗っ取りかの国に核攻撃を行うのだ!そしてそのまま世界を地獄の業火で焼き尽くす…!」

 

「黙ってろ馬鹿」

 

「ぐええ!?」

 

 

 キレたクイーンに、変形した右腕でぶん殴られて机に突っ伏すマスターリーチ。粘液が汚いから自重してほしい。次に手を上げたのはがじがじとヘカトちゃんの腕をかじってオメガちゃんに鉄拳制裁を受けて涙目の■■ちゃんだ。

 

 

「はーい!」

 

「はい、■■ちゃん!」

 

「食えばよくない?」

 

「そう言うのは求めてないの。ボッシュート!」

 

「ァアアアアア!?」

 

 

 パチン、と指を弾くと■■ちゃんの足元に穴が開いて落ちてった。下は水槽だから泣いて泳げ食いしん坊め。次に手を上げたのは無駄に偉そうな不敵な笑みを浮かべたウェスカー。サングラスと金髪オールバックが相まって胡散臭い。

 

 

「ふん、ならばいい手を教えてやろう」

 

「はい、胡散臭いウェスカーさんなんですか」

 

「私の軍門に下れ。そうすればアイザックスなど即刻殺してやろう」

 

「セルケト、やっちゃえ」

 

「言われずとも殺す」

 

 

 瞬間、無駄に常人には把握できない速度で殴り合いし始めるセルケトとウェスカー。勝手にやっててよ、もう。すると訪ねてきたのはクイーンだった。

 

 

「そもそもアイザックスのいる■■(地名)にはどうやっていくつもりだ?」

 

「そりゃあ……旅行?」

 

「銃を持ち込めないだろ馬鹿」

 

「銃なくてもどうにかなるとは思うけど、心細いよね」

 

「アリサだけはそれ言えないと思う」

 

 

 私に辛辣なクイーンと、アリサに辛辣なシェリー。ちゃんとアリサのこと理解してきたようでお姉さん嬉しいよ。馬鹿力でセルケト撃退したアリサだけは銃はいらないよね、うん。

 

 

「アーッハハハハ!この私が愚民どもに天啓を与えてあげるわ!」

 

「そう言うキャラいいからなんかあるなら言って、■■■■」

 

「………ぶっちゃけエヴリンの洗脳で税関を突破すればよくない?」

 

「それだあ!」

 

 

 実は一番常識人な■■■■の提案に思わず飛び込む。あーもう、本当に育成だけは得意な奴に育てられただけはあるな!すると話は終わったなと言わんばかりに、セルケトとウェスカー、クイーンとマスターリーチ、アリサとリサを始めとした因縁のある相手と殺り合い始める面々。ここでは決着がつかないんだからやめてほしい。

 

 

 ああもう、菌根()の中の記憶()がめちゃくちゃだよお!




ネタバレにならない程度に0編、無印編、2編、3編、ベロニカ編からそれぞれ登場となります。先行登場のはぼかしているけど分かる人にはわかる様に書いているつもり。

次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
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