BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】   作:放仮ごdz

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どうも、パソコンを買い替えて復活した放仮ごです。お久しぶりです。今回はリハビリ回となります。さすがに一週間開けて書いたから雑さは許して。調子を早く取り戻したいところ。楽しんでいただけたら幸いです。


file1:15【情報交換は大事】

 クイーンと合流した私たち。とりあえずと、情報交換をすることになった。説明は下手だけど頑張ろう。まずは私からだ。視界の端ではジョセフがヘカトちゃんを高く持ち上げながら、明らかに手を抜いているオメガちゃんと追いかけっこしていた。仲いいな。

 

 

「アリサとジョセフと合流できたはいいが…他のアルファチームはどうしたんだ?それにエンリコ達…ブラボーチームのみんなを知らないか?」

 

「えっと…話すと長いんだけど、先ずブラッドは私たちを置いて逃げた」

 

「あのヘタレめ」

 

『いつか逃げ出すんだろうなとは思ってた』

 

 

 ブラッドの評価低くて可哀そうだけど事実なんだよな…擁護はできないかなあ。戻ってきたみたいだけどさ。

 

 

「あと、ケネスとフォレストが死んだ。…ごめん、守れなかった」

 

「…そうか」

 

 

 仲間の、それも同じチームメンバーの死亡報告に、クイーンな神妙な顔で頷いた。居合わせて入れたらと思うと後悔が募る。けど、前に進まなきゃ。

 

 

「それで、ケルベロス?とかサーベラス?とかいう犬に襲われてこの洋館まで逃げてきて、ウェスカーが本性見せたけど私を名乗る怪物に殺されて」

 

『草』

 

「あいつなにやってるんだ?」

 

 

 さっきまでの空気をぶち壊すようにエヴリンが空中で笑い転げてる。器用だな。…気を使わせてしまったかな。

 

 

「クリスとジルとバリーとジョセフに私たちのことを明かして、受け入れてもらって」

 

『みんな聖人君子か何かなの?』

 

「…エンリコもそうだが、黙っていた私たちが馬鹿みたいだな」

 

 

 あっちでも色々あったらしく、達観した笑みを浮かべるクイーン。二ヶ月ぐらい冒険でもしてた?

 

 

「私とジルは別行動してたんだけど、クリスとバリーとジョセフがヨーン・エキドナっていう私と同じ顔の怪物に襲われて」

 

「またお前の顔か」

 

『セルケトとオメガちゃんとヘカトちゃんだけじゃなかったのか』

 

 

 呆れたような二人の顔に思わず頷きたくなる。本当になんで知らないところで妹が二人も増えてるんだ。いや待てよ?セルケトも合わせれば三人か?とりあえずアイザックスはぶん殴る。

 

 

「そのセルケトがクリスを助けて、仲間になって…」

 

「ちょっと待て」

 

『なんで?』

 

「ウェスカーとバーキンに復讐したいんだって。それで、ウェスカーの死体が消えてて」

 

「なんて?」

 

『ゾンビにでもなったのかな?』

 

 

 理解ができないのか疑問符を浮かべる二人に苦笑いする。私も知りたいよ…。

 

 

「それでなんやかんやあってヨーン・エキドナを倒してここまでみんなで来たところです」 

 

『なんやかんや』

 

「なんやかんやって、お前めんどくさくなったな?」

 

「いやあ、そんなに説明することないなって」

 

 

 こちらはまあそんな感じだ。次を促すと、クイーンはあからさまに困った表情になった。

 

 

「どうしたの?」

 

「いや…どう説明したもんかなと。まずな、えーと……同胞に反逆された。マスターリーチを名乗るもう一体の統率個体だ」

 

「そっちはそっちですごいことになってたんだね」

 

「レベッカやもう一人の仲間とともに以前乗った黄道特急にまた乗り合わせたんだが、エドワードが殺された」

 

「エドワード…」

 

 

 まだ犠牲者が…こんな力を手に入れても、救える人間とそうじゃない人間がいるんだな…。

 

 

「待って。もう一人ってエドワードのこと?」

 

「いや、ビリー・コーエンっていう逃亡犯だ。色々あって追ってたところを共闘することになってな。それで私がもともといたアンブレラ幹部養成所に行くことになって……マスターリーチと幾度となく死闘を繰り広げて、オメガやヘカトを仲間にして、決着をつけてここまで来た」

 

「要約した?」

 

「いや纏めてみたら一言で済むなって…」

 

『大冒険だったけどね!』

 

 

 ビリヤードの球を転がしながら笑うクイーンは、エヴリンに向き直る。

 

 

「レベッカは手分けしてお前たちを探すために一度別れた。それでエヴリン、ここの探索はしたのか?」

 

『ここはまだだけど、アリサを探して隣の洋館は結構回ったよ。途中に変なの見かけたけど』

 

「もしかして、昔の私に似てた?」

 

『そうだけど…あ、さっき言ってたアリサを名乗る怪物?言われてみればめっちゃそっくりだった、というか異形だったけどアリサの顔だったかも…』

 

「やっぱり、生きてたんだ」

 

 

 クリスの反撃で追い返したけど倒せてはいなかったのがエヴリンの報告で確定する。また襲われるかもしれない、気を付けよう。

 

 

「とりあえずクリス達やレベッカと合流しよう。ジョセフ!」

 

「おら、高い高ーい……おう!?なんだ、アリサ!」

 

「…まだ遊んどく?」

 

「い、いや…明かにお邪魔だと思って、な?」

 

「えー、もう遊んでくれないの~?」

 

『ヘカトちゃんを見てあげてねオメガちゃん』

 

「了承。乗って、ヘカト」

 

「はーい」

 

 

 エヴリンが呼び掛けてヘカトちゃんがオメガちゃんの背に乗り、ジョセフがハンドガンのマガジンを確かめ、私は軽くストレッチ、クイーンは一度腕の擬態を解いて戻して調子を確かめる。準備完了。行こう。




意外と一言ですむっていうね。結構時間が空いたので、特撮でいう総集編振り返り回みたいな話でした。

次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
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