BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】 作:放仮ごdz
凄まじく短いけど2の時系列の話で次につながる話ということで幕間です。
「ウィリアムは死に、私も危うく爆発に飲まれるところだった……踏んだり蹴ったりだな」
結局地上に舞い戻り、夜明けの陽光を眺めながら私は自嘲気味に笑う。あんな蛇にしてやられて、いっそ死にたい気分だが、生憎とこの身は死ねないのだ。
「RT-ウイルスの特性は「適応」だったか。多種多様で元になった動物で能力が変わるのは興味深いことだな」
帰りのヘリを待つ間に確認した限りをおさらいしておこう。私も有している超再生能力はおそらくデフォルトだ。身体的特徴が異能としてその身体に現れている。
アリサ・オータムスとリサ・トレヴァー。恐らく
セルケト。マグナム弾すら弾く甲殻と、尻尾操作。
ハンターΩ、Ψ。の高速移動を可能とする脚力。
ヨーン・エキドナ。蛇の身体特有の筋力と猛毒。
ネプチューン・グラトニー。常軌を逸した速度の再生する牙と、魚類でありながら地上を歩く力。
リヒトと呼ばれていた恐らくワニのB.O.W.。喰らった身だからわかる、奴の牙と爪の破壊力と異様なタフさがそれだろう。
こんなところか?アイザックスめ、ファイルを残すなら同じ場所においておけばいいものを……すべてを把握するのは不可能だな。すると、奇跡的に壊れていなかった携帯電話に着信。確認すればエイダだった。
「…うん?エイダか。なに?G-ウイルスのサンプルは確保した?よくやった。H.C.F.に先に戻っておけ。私も直ぐに戻る」
行幸だ。エイダがG-ウイルスのサンプルを確保したという。シェリーを確保することはできなかったようだが、十分すぎる成果だ。さて、そういえば私の特性はなんだろうか。超再生能力は精度の差こそあれどRT-ウイルスの被験者すべてに見られる特徴だ。だがしかし、私だけの力があるはずだ。
「私の他人と違うところと言えば、RT-ウイルスへの適合を可能とした遺伝子……そうか、私のチカラはすべてのウイルスに適合する、か。フフフ……ハハハハハハッ!」
一つだけ分かった。結局ウィリアムの頭脳はいらなかった。H.C.F.への手土産は、エイダのG-ウイルスと私の遺伝子そのものでいいだろう。いや、H.C.F.すらそのうち見限ることができる。全てのウイルスに適合できると言うことは、新たなウイルスが生まれるたびに我が身に取り込めば、新たな力を有していく……G生物の様に無限に進化できると言うことなのだから。
「さすがにG-ウイルスを投与するつもりはないがな……ああなるのはごめんだ。ならば次狙うのは、決まっている。彼の天才少女研究者の生み出した誰にも制御できなかった凶悪なウイルス!」
若干12歳で大学を首席で卒業する才女。ウィリアムがライバル視していたアレクシア・アシュフォードが生み出し、アンブレラでも一部しかその存在を知らないウイルスが存在する。その名は。
「……T-Veronica!」
それが次の標的だ。
というわけで……次はバイオハザード_CODE:Veronicaでございます。正直RE4の前にリメイクされると思ってたよね。リメイクはよ。あの兄妹に日本語ボイスをください。
誰が主役なのか、どのキャラがメインになるのかは次回、2編最終回のラストにて。
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
一番好きな3編オリジナルB.O.W.は?
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ネメシス(完全武装)
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グレイブディガー・ハスタ
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モールデッド・エンプレス
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モリグナ(本体)
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ハンター・アーマード
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モリグナ・ネメシス
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ハンターy(ガンマちゃん)
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ハンターπ
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ネプチューン・ルスカ
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ブラインドストーカー
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ペイルキラー
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グレイブディガー・ヒュドラ
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モールデッド・シュタール(ネメシス)