BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】 作:放仮ごdz
これまでのヒントのおさらいタイム。気づいている人も気づいていない人も、楽しんでいただけると幸いです。
~fileCV:2【アシュフォード兄妹】より~
1983年12月31日、ウィルスの感染事故により12歳の若さで死亡しているはずだったアレクシア・アシュフォード。今から一年前、“目覚めた”アレクシアに、アルフレッド・アシュフォードは本当に、心の底から喜んだ。
「そう。ついに来たのね、お兄様。私たちの元に、RT-ウイルスを研究するチャンスが…!」
「だって、RT-ウイルスが手に入れば、今だ開発中で未完成のB.O.W.たちを完成させることができるのよ?いくらアンブレラに要望しても貴重な品だと一点張りで一欠けらも得られなかったのだから。それに加えて、ウィリアム・バーキンがただの偶然から見つけたG-ウイルスまで!T-Veronicaの問題点を改善できるかもしれないよ?考えるだけで素晴らしいわ…!アッハハハハハ!ハァ~ハハハハハ…!」
「いいえ、お兄様。時間が惜しいわ。訓練所の生物実験室を使う。あそこには調整するために一匹ずつ連れてきているから、すぐにでも試すことができる。G-ウイルスとRT-ウイルス……フフフッ、虫けらにしては上出来よ……全部私のものにしてあげる……」
「ええそうね。お兄様。悪いようにはしない。せいぜい先端を斬り刻むぐらいよ。それぐらい、貴方たちならすぐ治るでしょ?」
「…失礼なやつね。私はちゃんとここに生きているわ。貴方たちはこれから未来永劫、私の研究材料として生きるの!光栄に思いなさい、虫けらがこの私に目をかけてもらったのだから!」
「ええそうよ。全て私が支配する…。私が女王として君臨するのよ」
自分をすべてを支配する女王だと驕り己とアルフレッド以外のすべてを研究材料と称する、天賦の才を与えられた傲岸不遜の女。それがアレクシア・アシュフォードだ。
~fileCV:3【想定外のバイオハザード】より~
「落ち着いて、……お兄様。綺麗なお顔が台無しよ」
~fileCV:6【三つ首犬再び】より~
「フフッ。さすが……お兄様。こんな……虫けら、相手にならないわね」
「大丈夫よ、お兄様。この子たちが……虫けらなんか、やっつけてしまうから」
「……これでよし。ハンタープサイから採取したRT-ウイルスを投与したわ。あとは調整が終わったら自動的に解放されるように設定したわ。これであの忌々しい……虫けらたちを排除できるわ、お兄様」
「ねえ……お兄様?私、ちゃんとできてる?」
しかしアルフレッドを呼ぶ際に、他の人間のことを虫けらと呼ぶ際に、一瞬どもる癖があることに気付いていただろうか?最後の台詞を問う際に、不安そうに視線を下にずらすとおずおずと兄に問いかけたことに気付いただろうか。
~fileCV:9【狂気のゲーム】より~
「私が抱いたアレクシアの印象と正反対だ。アルフレッドは確かにこんなやつなんだろうが、アレクシアは……なんだ、その……強い言葉を並べて無理しているように、見えた」
少年と少女が、生きたトンボの翅をもぎ取り、蟻の餌にしているのを見つめ合って微笑んでいる残酷な光景が映されたホームビデオを見て抱いたクイーンの感想は、本当に見当違いなのだろうか?直感、第六感において敵の不意打ちすら予期するクイーンの感想がこれだ。
~fileCV:11【悪夢の清算】より~
「え、えっと……お父様?」
「ああ、アレクシア!忘れてしまったのかい?いや、無理もない。14年も前だ、私もお前も大きく変わった。子供から大人になった。私はお前の兄のアルフレッドだよ!あの愚鈍な父親はいない!ああ、アレクシア!アレクシア!やっと帰ってきてくれた!」
「おにい、さま……」
「14年間、待ち続けた!ああ、私は壊れてしまいそうだったんだ。そうだ、待てなかった!だから私はこうした!恨んでもいい、蔑んでくれたってかまわない!だから、頼む、アレクシア!私に君を守らせてくれ!もう二度と、私を置いてどこかに行ってしまわないでくれ……」
「……ええ。私は、何処にもいかないわ」
これは、アルプの能力で見せられたアルフレッドが見た夢の会話である。夢というものは本人の願望か、過去の記憶から作られるものだ。そして、この際のアレクシアの視線には諦念と悲哀が宿っていた。
~fileCV:13.5【目覚めし恐怖が五つ】より~
「貴方たちは設計して生み出したまでは良いけど、能力の強さにT-ウイルスの方が追い付いてなかった。だけど、RT-ウイルスを用いてあなた達は完成されたわ。お……兄様は、彼女たちの死を望んでいる。これはゲームよ。私達兄妹以外の人間を、玩び、苦しめ、痛めつけてから殺しなさい。……そうすればお兄様は満足してくれるわ」
これは、ゴルゴーン三姉妹とディオスクロイ、サクリファイスコヤンを目覚めさせた時の台詞である。この言葉の羅列から予想できることはなんだろう。
~fileCV:15【サクリファイスコヤン】より~
「あんな哀れな人形が私たちの主人だなんて、何の悪い冗談なのかしら?」
これは、六つの眼を持ち常人以上の観察力を有するステンノーの口から出た言葉だ。アレクシア様、とエウリュアレーとメデューサがアレクシアを心酔している言葉への返し。あとの台詞によれば、本性を知っているのだという。この意味とは?
「ようこそ、お……兄様の兵隊の訓練所へ!よくゴルゴーン三姉妹の襲撃をしのいでここまで来れたわね!褒めてあげるわ!」
「隠れてないで出ておいで!今ならあっさり殺しはしないわ!私の作品たちの相手をしてもらいたいもの!」
「ええ、その通りよ!でもそれだけじゃないわ。ハンターΨ、貴方からいただいたRT-ウイルスで完成させ、目覚めさせたのは全部で五体!出番よ、サクリファイスコヤン!」
「アッハハハハハ!ハァ~ハハハハハ…!貴女に刻まれたイヌ科の遺伝子が、私の命令には逆らえない!貴女は私の作品、私の言う通りに暴れるのよ!さあ、行きなさい!」
これは、サクリファイスコヤンを伴いスナイパーライフルを手にクイーンたちの迎撃に出たアレクシアの台詞だ。やはり傲岸不遜、しかし端々から礼儀正しさが見え隠れする。そして、サクリファイスコヤンだけイヌ科の遺伝子を植え付けて念入りに言うことを聞くようにしていた。そこまでしてサクリファイスコヤンを従僕させる意味とは?
~fileCV:16【ハンターΘ】より~
「っ……庇うなんて、バカね!そのまま蜂の巣になりなさい!」
ライフルからクレアたちを庇ったことで血を流し苦痛に声を漏らすプサイに対し、アレクシアは一瞬表情を歪めたが、すぐに嘲笑を浮かべた。なぜか。
~fileCV:23【蛇の道はヘビー級】より~
「ディオスクロイ……ごめんなさい………お兄様」
「気にするな、ディオスクロイの素体が脆弱すぎただけだ。次からは心も失わせないとな。操りにくいというのはわかるが」
「わかったわ……今度からは、そうする……」
「……アレクシア。間違っても、虫けらたちに同情しようとは思うな。我々は偉大なるベロニカ・アシュフォードの血を継いだ高潔なる一族なのだから。お前がアレクシアの名を持っているのはそう言うことだと忘れるな」
「……は、い」
ディオスクロイのやられた際の会話がこれだ。何かをひどく後悔するアレクシアと、何時もの甘々な態度はどこへやら厳格な雰囲気で釘を刺したアルフレッド。この会話に隠された、ある真実が存在する。実はタイトルにも…?
~fileCV:27【アルビノイド・オーバーフロー】より~
「私も知らないわよ!?」
「だから知らないわよ!?放して、お父様が!」
「…アルビノイド・オーバーフロー……」
「……オオサンショウウオで作られた放電能力を持つアルビノイドというB.O.W.を私が強制的に成体に成長させたB.O.W.よ。制御できないから閉じ込めてた部屋の機械を放電で壊して出てきたのね…」
あっさりプサイたちに捕まり、その際にうっかり自爆スイッチを起動し、兄を差し置いて“お父様”を心配し、聞かれたため自分の作ったB.O.W.の詳細を話してしまう、度を越したポンコツぶり。ここまでくればさすがになにかがおかしいと誰もが気付くはずだ。
彼女はたしかにアレクシア・アシュフォードだ。
パズルのピースは
それは断言しよう。
ここに揃った。
それだけは間違いではない。
あとは答えに
間違いではない、のだ。
行きつくのみ。
全部の全部にヒントをばらめかせてたけど小出しにしてたから意外と気づかれてないのかなとも思ってる。最後のがやりたかっただけともいう。
次回、ロックフォート島編最終決戦、そして真相解明のお時間です。
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
一番好きな3編オリジナルB.O.W.は?
-
ネメシス(完全武装)
-
グレイブディガー・ハスタ
-
モールデッド・エンプレス
-
モリグナ(本体)
-
ハンター・アーマード
-
モリグナ・ネメシス
-
ハンターy(ガンマちゃん)
-
ハンターπ
-
ネプチューン・ルスカ
-
ブラインドストーカー
-
ペイルキラー
-
グレイブディガー・ヒュドラ
-
モールデッド・シュタール(ネメシス)