BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】   作:放仮ごdz

420 / 535
どうも、放仮ごです。まだ幕間です。ベロニカ編を纏めるのどうしよう、と考えた結果こうなりました。

ベロニカ視点。楽しんでいただけたら幸いです。


fileCV:EX2【アーカイブRE:CODE:Veronica】

アンジェラ・ヴァヴァサーことベロニカ・アシュフォード著

 

 アレクシア・アシュフォードとして生きていた私の人生を大きく変えたロックフォート島壊滅事件。あの事件ではたった一日の出来事でありながら、ラクーンシティ事件を超える数のB.O.W.が確認された。主に私とH.C.F.とオリジナルのせいなのであるが……忘れないためにも、情報を纏めておくことにした。彼らは私の罪だ。決して忘れてはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンブレラ

 ラクーンシティが崩壊し裁判にかけられそうになっている世界的な製薬会社。性懲りもなくB.O.W.を量産し、バジリブ共和国を始めとしたいろんな国に売ったり自社の研究所の警備に回している他、私が生み出した個体が何体か存在している。

 

 

・マノイーター

 アンブレラがヨーロッパ支部を守るために置いていたタイラント型の新作。黒い体色のタイラントみたいに筋骨隆々なボディを有し、腕はリッカーみたいに皮膚が裂けて爪が発達しており、上半身裸で黒い腰布とズボンを身につけている、頭部が眼窩に二つの眼球を入れたような目をした、金属製の二本の角と猛獣の様な牙を有した牛の様なフォルムの頭部の人型B.O.W. 頭部が牛型になったのは偶然で牛の遺伝子は使ってない。

 見た目通りの怪力を誇るが最大の特徴は首を切られても死なない生命力であり、切り離された頭部は首の断面から触手状の神経を出してタコのように移動することが可能で、金属性のツノから脳波を出して分断された胴体を遠隔操作する。本体が安全な所から体を動かすのが長所だが、気が短く、勢い余って自分で頭を潰す可能性もある…というかクレアたちを相手にした際に誘導されてやらかしてる。

 

 

・カマソッソ

 私がT-ウイルスで生み出した怪物の一つ。変異蝙蝠たちが集結した擬態。獅子と狼と蜥蜴と蝙蝠を掛け合わせた様な赤と黒で彩られた異形の巨躯の竜の姿をしている。喋ることはできない。翼膜を利用した突風を放ったり、噛みついたり、可視化されるほどの衝撃を伴う超音波を放ったり、分離して攻撃を仕掛けて敵を圧倒する。弱点は炎。

 

 

・アルプ

 私がT-ウイルスで生み出した怪物の一つ。兵器らしからぬ非常に呑気な性格。風船の様に膨らんだ体と蝙蝠の羽みたいな耳、白い鬣と鋭い牙を持ち、鼻の穴が3つあるバク型B.O.W.で、風船の様な体はゴム風船のような性質を持ち防御力が高い。最大の特徴として口から暗示に掛かりやすくなるガスを放ち、鼻から催眠音波を出して幻覚を見せることができる。その人間に最も効果的な悪夢を見せ同士討ちをさせる、というコンセプトだったのだが……我ながら趣味が悪すぎた。また、お兄様の提案でモスキート音を利用したリモコンである程度指向性を持たせることが可能となった。一応、水中に入れば音波やガスを遮断できる。

 

 

・サンドレギオン

 試作段階のものをロックフォート島の訓練施設に移送し、対B.O.W.対策部隊の訓練生と模擬戦闘を繰り返してデータを収集していた「砂虫」と呼ばれたB.O.W.を私が改良して生み出した怪物で、五つの恐怖を覗けば最強クラス。前傾姿勢の赤銅色の甲殻に包まれたひょろ長い体躯に、鞭の様な細長い触手の様な後頭部と両腕を有した、つぶらな瞳とシュレッダーの様な大きな口に占領された凶悪な顔を持つ一応人型の怪物。

 鞭の様な後頭部と両腕を用いて微細な振動を放つことで微細な粒子を操作する力を持ち、大きな口による異常な肺活量によるため息の様な呼吸法で大量の空気を吸い込み、全身に脈動させて振動に変え、肺活量による吸引、放出により砂の軌道を操作することができる。これにより砂地を自在に隆起させ、音もなく潜行と浮上を繰り返し、砂の津波や竜巻を引き起こす範囲攻撃などを使えるファンタジー染みた能力だが、ただの人間のスティーブに倒された。量産する計画もあった。

 

 

・ステンノー

 傑作「五つの恐怖」の一人でゴルゴーン三姉妹の長女。ティタノボアのDNAが用いられており、色白の肌と長い黒髪、巨大な蛇が腰まで飲み込んでいるような形状をして境目には牙が生えている下半身と、六つの紅い瞳と六本の腕を持つ巨体を誇る。金属ですら一瞬で溶解する強力な胃液を持ち、丸呑みにしたものを瞬く間に溶かしてしまうがこれが災いして利用されクイーンたちに敗北した。気が短く単純な性格だが、私の正体に気付いていた模様。

 

 

・エウリュアレー

 ゴルゴーン三姉妹の次女。ブラックマンバのDNAが用いられており、首が長い蛇の頭部と鱗に包まれた四肢、長い尻尾を有する異形の姿をしている。私の開発したエウリュアレーの胃液と混ぜて空気に触れると数十秒で固まるセメントの様な凝固剤となる液体を装備しており、一度固まると手榴弾の直撃ですらびくともしない硬さになり、これを使って獲物を固めて動けなくした所を胃液で穴を開けてから体液を吸い取って捕食する。好戦的だが理知的な性格。

 

 

・メデューサ

 ゴルゴーン三姉妹の三女。モールバイパーのDNAが用いられており、口から上が鱗で覆われた単眼の顔に、複数の目がない蛇の様な触手が頭部と一体化して髪のように生えており、布で隠して見えない下半身は無数の蛇の尻尾みたいに枝分かれ、タコの様に動かして移動し、目が輝き石化と見まごう現象を起こすという能力を持つ。姉二人に従順ながら自分の力を過信している自信家で執念深い。

 姉二体の死骸を取り込んで異形の怪物ゴルゴーンへ変貌し、アルビノイド・オーバーロードの力まで得た様だったが、シータの決死の自爆で敗北した様だ。

 

 

・サクリファイスコヤン

 傑作「五つの恐怖」の一人。私の姉妹ともいえる言語能力に問題があったアレクシアのクローンにイヌ科の遺伝子とT-ウイルスを投与して生み出した怪物。紙袋や犬の毛皮などの被り物を被って顔を隠した、金色の毛皮に覆われ鋭い爪を持つ腕は明らかに身体のサイズに合っていない異様に長く、足は獣の骨格をしている四肢と、金色の毛皮の長いモフモフとした尻尾を有している獣人のアレクシア、というべき姿をしている。自傷して空気に触れると燃える血を操る他、舌を噛んで火炎放射まで行ったが、毛皮が炎が燃え移りやすい上に犬であるため炎に非常に弱いという本末転倒なことになっていた。

 

 

 

・ディオスクロイ/テオドアとベアトリクス

 T-ウイルスに適合してしまった妹と遺伝子情報が酷似している双子である兄を使って生み出された「五つの恐怖」の一人…二人?頭部に角が上を向いた水牛と角が下を向いたバッファローの皮を半分ずつ被った、上半身裸でタイラントの様に筋骨隆々で腕や腰にベルトを幾つも巻き付けて、下半身は黒い腰布と黒いズボンを履いた二メートル大の巨人の姿をしており、分離すると菌根で半分の肉体を形作る。

 兄の方カストールはプロレスが得意な単純な肉体派。妹の方であるポルックスは搦め手を得意とする狡猾な技巧派。合体すると防御力が高く、分離するとその特技を100%活かしてくるという特性を持つ。しかし分離した際の菌根で作られた身体が弱点であり、そこを狙われると弱い。

 

 

 

・アルビノイド・オーバーフロー

 オオサンショウウオで作られた放電能力を持つアルビノイドというB.O.W.を私が強制的に成体に成長させたB.O.W. ロックフォート島に一体、南極にも数体いた。

 

 

・プシューケー

 本物のアレクシア・アシュフォードが眠りにつく前に実験用に飼育されていた蛾に自らの遺伝子と共にT-Veronicaを投与するという、世にも悍ましい非道な実験により生み出された凶暴なB.O.W.で南極基地に封印されていた。

本来目のある部位から四枚の翅が生えた女性染みた筋骨隆々の白い体躯を、胸部と腰から下がズボンの様に蓑に覆われた巨人の姿をしている。視力こそないものの蛾特有の真っすぐ突き進む速さの飛行を補助し、炎の鱗粉を飛ばす四枚の翅はフェロモンを感じ取る四つの触角でもあり、四人までストックしてその動きを読み取ることができる。

 

 

・プシューケー・イグニス

 致命傷を負ったプシューケーがモリアーティからもぎ取った足を咀嚼し、RT-ウイルスを取り込んだことで体が炎上、焼け落ちて蛹の様になり羽化して誕生した最強の探知能力と、最高の頭脳を合わせた怪物。170㎝程度まで縮んで触角でもある四枚の翅が額に移動して翡翠の瞳が見え、植物の意匠があるものの人間に近くなり金髪が炎ではためくアレクシアと言った姿をしている。

 蛹化して自らの身体を再構成させたが故にみっしりと圧縮され詰まっており身体能力が強化、さらに炎の鱗粉を集束させ熱線として放つなどより精密な操作が可能となった。しかし全ての能力が触角頼りであるためこれを壊されると弱く、さらに精神的に未熟であり、攻撃を受けても怯まず攻撃し続けるクイーンたちに恐れをなして逃走した先で目覚めたアレクシアの触手に貫かれ取り込まれてしまった。

 

 

・ノスフェラトゥ・オーバーキル

 15年間幽閉されていたお爺様ことアレクサンダー・アシュフォードのなれの果てのコアにアレクシアがプシューケーのRT-ウイルスを取り込んだ自らの触手を埋め込んで強制的に強化を施した怪物。三本の触手による機動力と範囲攻撃、そして巨大な斧を使って敵を追い詰めた。

 

 

・ノスフェラトゥ・イグニス

 致命傷を負ったノスフェラトゥ・オーバーキルがプサイのRT-ウイルスをさらに取り込んだことで進化した形態。ノスフェラトゥがアレクシアになったような姿をしている。血液の炎を瞬時に体外に出してジェット噴射の様にし、触手を翅の様にして高速で空を飛び斧を叩き込んでくる他、血を斧に付着させて燃やして振るうことが可能。私が乱入したことで何とか勝てたが、クイーンをして強敵と言わしめた。お爺様、安らかに眠ってください。

 

 

・アレクシア・フライ

 アレクシア本人が作っていたクローンを用いた実験体の一つ。トンボの遺伝子が顕著に表れていて、アレクシアの顔を持つトンボとも言うべき異形の姿をしていて血をばら撒き発火させる。子供時代にトンボの翅をむしって遊んでいたことを考えるとだいぶ皮肉だと思う。

 

 

・アレクシア・ポッド

 アレクシア本人が作っていたクローンを用いた実験体の一つ。こちらは蟻塚の特徴を持っていて、巨大なアリや触手を出して波状攻撃を行った。フライと合体してアレクシア・シンドロームとなったが、私とユウコに倒された。

 

 

・オベイロン

 恐らくRT-ウイルスとT-Veronicaを掛け合わせた「RT-Veronica」ともいうべきウイルスを投与したお父様……アルフレッド・アシュフォードが変異した姿で、ティターニアを取り込んで複数の羽蟻の集合体のような姿に変貌しアレクシアに名付けられた怪物。赤い軍服姿で黒い虫の外骨格染みた装甲を四肢に纏った黒髪の男の姿にも擬態できるらしい。変異したアレクシアに纏わりつくことでオベイロン・アーマーと呼ばれた合体形態になったが、クトゥガにもろとも薪にされてしまった。

 

 

Cthugha(クトゥガ)

 アレクシア本人が作っていたクローンを用いた実験体の一つを食い破ったT-Veronicaから生まれた怪物。全てを燃やし、薪にする「生きた炎」。恐らく15年の歳月で自己進化を起こしたものと思われる。肉体が炎であり物理攻撃が通じないため特殊な手段が必要で、もし倒せても火の粉から薪に燃え上がって復活する。アレクシアとお父様だけでなくスウィーパーのビーくんやモリアーティまで薪にして殺してしまった。お爺様の残したリニアランチャーで倒された。

 

 

 

 

 

H.C.F

 アンブレラのライバル会社。対抗してアルバート・ウェスカーを加入させ、そのデータを用いて数多のB.O.W.を生みだした。アトラナート一派も元を辿ればこいつらから生まれた。裏社会の市場はアンブレラとこの会社が競り合って二大トップとなっている。

 

 

・ブラックタイガー・アラクネ/モリアーティ

 H.C.Fがブラックタイガーのデータを基にウェスカーのRT-ウイルスを用いて生み出した、改良型と思われる個体。巨大な虎の様な黄色い模様が走った漆黒の蜘蛛の頭に当たる部分から、金と黒の縞々の短髪を有している、黒い糸を水着の様に纏わりつかせた真っ赤な三つの瞳が片方ずつ、計六つの眼が瞳孔を持つ少女の上半身が生えた姿をしている。

 強靭な黒い糸と消化液を用いた戦法が得意であり、消化液を浸した糸を振り回して斬り刻むのが必殺技。糸は防弾であり、紡げば弾丸を通さない服となり、至近距離からの爆発からも生き残ったほど。知能が低いように見せかけて実は狡猾であり、騙し討ちを得意としている。利害の一致からクイーンと和解後はモリアーティと名付けられそう名乗っていた。

 狡猾ながらお人好しであり、仲間を守るために果敢に敵に立ち向かったり、私の事もたびたび気にかけてくれていたが、クトゥガの火の粉が体内に残っていたことで薪にされ焼滅した。本当に無念すぎる。彼女の名前と容姿はクイーンが受け継いだ。

 

 

・サーベラス・スキュラ

 H.C.F.がサーベラスのデータを基にした改良型B.O.W.で三つ首犬の半人半犬とも言うべき姿をしている。人の上半身と三つ首の犬の下半身と触手の右腕を有している姿はまさしくギリシャ神話のスキュラそのもの。ゾンビ犬を支配する能力を持っており、触手を鞭の様にして指示をする他、両側のゾンビ犬を分離して嗾けることもできる他、もし破壊されても配下のゾンビ犬を取り込み再生できる。

弱点として中央の犬だけは替えが効かない本体であり、また犬であるためアルコールに非常に弱くそれを使われて敗北した。

 

 

・ハンターΘ

 スウィーパーと同じ方法でオメガと同じようにクローン技術で作り出された最新にして最強のハンター。自尊心に満ちていて他者を「ざこ」と呼び蔑む問題児だったが、必要とされないことを非常に嫌っていて放っておかれると泣きだしてしまう。ロックフォート島に来る前は戦場で活躍していて、戦闘の経験値だけなら全B.O.W.でもトップと思われる。

血液に毒を回すことで全身に毒を回すことに成功しておりその影響で毒が肉体にも変調を齎し、驚異的な再生能力を与えていて耐久力に秀でており、掠れば数分で死に至る猛毒を有しているので耐久戦だと勝ち目がなく、脳に回った毒が脳内麻薬の代わりをなしており、頭部に弾丸を受けようが腕がもげようが骨が折れようが意にも介さないため、筋肉や骨が壊れる威力も平然と出せる強みを持つ狂戦士。

 クイーンたちに捕らえられ放置されたために負けを認めて仲間になったらしいが、ゴルゴーンを倒すために一時退場。エヴリンの憑依により治癒力を活性化されて助かったあとエヴリンの肉体としてアトラナート一派と戦うことに。クトゥガとの戦いで本当に仲間になれたと思う。

 

 

・アトラナート

 RT-ウイルスを投与させた蜘蛛による蟲毒で進化し突然変異を起こした怪物。蜘蛛の要素を持つ異形の少女の姿をしている。蜘蛛を由縁とした力を使いこなすほか、RT-ウイルスは糸状のウイルス「W-ウイルス」に変化し、他の生物に投与することで自らの力を譲渡し眷属にする力を持つ。家族に酷く憧れていたらしい。

※アトラナート一派はちゃんと見たことがないため話で聞いたことを纏める。

 

 

・ラフネック

 アトラナートの側近で眷属の一人。六本腕の蜘蛛の怪人と言った姿をしていたらしい。アトラナートを神の様に崇めて忠誠を誓い、意に反するものを圧倒的な攻撃力と防御力、糸による斬撃で容赦なく追い詰めたそうだ。弱点として、理由は不明だが「炎」を見ると酷く弱体化してしまう。

 

 

・ジャンブル

 アトラナートの眷属の一人。糸でスクラップを繋ぎ合わせた機械蜘蛛のような姿をしているらしい。糸で紡いでスクラップを取り込むことで自らを強化できるうえにミサイルとか撃ってきてなんでもありだったとか。

 

 

・ポリポッド

 アトラナートの眷属の一人。目が付いた蜘蛛の脚が四本生えていて蜘蛛の眼を持つ以外は一番人間に近いんだとか。眠りを妨げられることが嫌いらしいい。スピードは眷属一であり、シータの体を使ったエヴリンを圧倒できるほど。アトラナートを嫌ってた、つまり創造主に歯向かってたらしいが、少し話したかった。

 

 

・ロイタラー

 アトラナートの眷属の一人。巨大な不気味な顔を持つ人面蜘蛛。繁殖能力があるらしく、ロックフォート島の一角で巣を作ってたらしい。巨体による体当たりで敵をどこまでも追いかける執念深い性格。

 

 

・パペッティア

 エヴリンをして「二度と戦いたくない」と言わしめたアトラナートの眷属の一人。不気味な人形と蜘蛛の要素を合わせた姿をしているがこれは仮の姿で、本体は黒子みたいな恰好をした蜘蛛女なんだとか。糸を使って他者の体や死体を操ることができ、グラン・ギニョールと称して〝人形ごっこ”をするのが趣味。

 

 

・ティターニア

 恐らくシータも知らなかったことからアルバート・ウェスカーが独自に開発・調整していたであろう複数の蟲の特徴を持つ女型B.O.W.でかなり強かったらしいが、お父様に取り込まれて消失したらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルタナティブ

 エヴリン及びリサ・トレヴァーが率いるB.O.W.を中心にした組織。今回の事件ではリーダーのエヴリンと、オメガ小隊、グラ小隊が参戦した。目的はクレア及びプサイの保護と、クイーン生存の真偽を確かめるため。あとから加入したクイーンとプサイ、名誉オルタナティブのセルケトについても記載する。シータと名誉オルタナティブであるモリアーティはH.C.F.の欄を参照。

 

 

・クイーン・サマーズ

 ラクーンシティ事件で死亡したという情報があったが、実際に本体である前のクイーンは死んでいて、今のクイーンは配下のヒルに記憶を託したものが私たちの部下の人間を喰らって増殖した二代目らしい。擬態を得意としており、子供や異形の姿を取ることも可能。基本的にエヴリンをモデルにした姿に動きやすそうなラフなシャツに、迷彩パンツとブーツを身に着けている、青みがかった銀髪をポニーテールにした女性の姿を取っていた。

 粘液糸や粘液硬化を使いこなし、サクリファイスコヤン戦で新たな力「穿水」を獲得した。元S.T.A.R.S.なだけあり戦闘のプロであり、ロックフォート島のB.O.W.のほとんどを退けたのもクイーンである。知能も高く、リーダーとして作戦を組み立てるのも得意。弱点は炎や閃光。全てが終わった後はクインティア・モリアーティとしてオルタナティブに所属している。いい人。

 

 

・プサイ

 自らをサムライと称するハンターΨ。一行の切り込み隊長。驚異的な脚力や再生能力でクイーンの補佐を務めていた。精神力が非常に高く、どんな窮地でも諦めないし、私の改名を真っ先に手放しに喜んでくれたお人好し。なんでも、ラクーンシティ壊滅後にクレアについて行ったらしく、オメガに怒られていた。一応、オメガやシータ、ハンターπなども含めたハンター姉妹の長女であるがなんとなく、一番子供っぽい。

 

 

・エヴリン

 オルタナティブのリーダーで、未来から来たらしい。???となった。憑依したB.O.W.を強化したり、B.O.W.の心に侵入する力を持っている。でも菌根がないと駄目らしい。私はクローン培養の際に菌根が使われてたから、見えるんだとか。その証拠に、普通の人間であるディランたちには見えてなかった。ちょっと申し訳ないけど50代には見えない。

 

 

・セルケト/ヘイトレッド

 プロトネメシス。クリスの相棒で現アメリカ政府のエージェント セルケト・スプリングス。厳密にはオルタナティブではない。もともとはアンブレラの刺客でアルバート・ウェスカーとウィリアム・バーキンに作られたらしく捨てられたことを恨んで復讐を企てたらしい。アルバート・ウェスカーを倒せたようで憑き物が落ちたような顔をしていた。

 アトラナートにW-ウイルスを与えられた際は、ヘイトレッドと名を改められ蜘蛛の力を手に入れたが離反。ミランダの力を借りてモールデッド・アンタレスとなった、らしい。常人の30倍にもなる筋繊維密度を持っているため身体能力はタイラントすら凌ぎ、特に尻尾を巻き付けた蹴りの一撃が強力で本人も決め手によく使っていた。いい人に恵まれたらしい、よかった。

 

 

・オメガ

 ハンターΩ。プサイの妹でオルタナティブの隊長。指揮能力とパワーが強く、ジャンブルと対決していた。感情を外に出すことは少ないが、可愛いと評判。戦闘経験が豊富で、ユウコの瓦礫武装に難なく対応してみせた。妹のシータができて最近ご満悦らしい。

 

 

・グラ

 オルタナティブの隊長の鮫のB.O.W.で価値観が人間とだいぶ異なっているが、エヴリンの教育でまともになった方らしい。「食」に並々ならぬこだわりを持っている。ヨナと仲良し。必殺技は「鮫パンチ」。ただのパンチである。

 

 

鳴雲友子(なぐも ゆうこ)

 オルタナティブでも珍しい、ラクーンシティに住んでいただけの一般人でアンブレラにそこまで恨みがあるわけでもない。特筆すべきはB.O.W.に偏見を持たず、むしろ好意的だっただけのよくいる凡人。…だった。グラの部下として参戦し、偶然見つけることができた瀕死のアトラナートを看取ったことで、アトラナートのW-ウイルスを軒並み注がれたらしく蜘蛛のB.O.W.として覚醒した。

 現在唯一のW-ウイルス保持者だが、その最大の特徴だった能力の譲渡はアトラナートではないためか不可能になっている。その代わりW-ウイルス保持者の能力をすべて使用可能で、個人の戦闘能力としてはトップクラス。特にジャンブルの「紡ぐ力」を気に入ってるらしい。クトゥガに決着をつけたのは彼女の覚悟であり、決して彼女が卑下しているような弱い人間ではない。

 

 

・ベロニカ・アシュフォード

 私の事。オルタナティブの技術顧問アンジェラ・ヴァヴァサーとして生きている。アルフレッド・アシュフォードがあまりの孤独からサミュエル・アイザックスから手に入れたクローン技術で最愛の妹アレクシア・アシュフォードのクローンとして生みだした中で一番優秀だったためアレクシアとして育てられた。お父様……アルフレッドの言うことを聞いて、非道な行いもしたし数多の人間を実験体にした罪は消えない。それでもアレクシアの名前と決別するために、偉大な祖ベロニカの名を名乗ることにした。血が発火した炎を操れるが、高火力な代わりに加減が下手くそだとして使用を禁じられている。実年齢は二歳ぐらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんな感じかしら」

 

 

 書いていた手記を読み返し、満足して机に置く。患者が目覚めるまでの暇つぶしのつもりだったけど、結構書いてしまったわね。しかし暇になってしまった。シータでも呼んでお茶会でもしようかしら。

 

 

「……っ、わたし、は……」

 

 

 するとベッドの上で患者が目覚めた。目をこすり、ぱちくりと瞬かせていたが、自らの足を見て、そして視界に垂れるそれを見て、言葉を失ってしまった。それもしょうがないだろう。私が未熟なばかりに……。

 

 

「落ち着いて聞いてちょうだい。貴方は、鼓膜が破壊されて両足を失った状態で発見された。今にも死にそうな状態だったから手段を選んでいられなくて、私が考えていた新たな治療方法を使ったの。それは、RT-ウイルスを使う事」

 

「あーる、てぃー……ウイルス……?」

 

 

「驚異的な再生能力を与えることができるウイルスよ。適合できる人間にしか使えないんだけど、貴方は運がいいことに適合できた。でも失った足と聴力を取り戻すことは難しかったから……二つの要素を持つ兎の遺伝子を、融合させたの。それで、その……こうなってしまって」

 

 

 目の前の患者は、失った耳の代わりに兎の耳が頭上から生えていて、脚はプサイに近く人間サイズの兎のそれの形状をしていた。ウサギの耳と脚を持つ獣人のような姿にしてしまったのは、本当に申し訳ない。

 

 

「それでその、よければうちに……」

 

「あの、それも、なんですけど」

 

 

 目覚めた16歳ぐらいの少女は戸惑いがちに、困惑の眼を不安ににじませながら告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は、誰ですか?」




兎のB.O.W.爆誕。いやウサギってなかなか侮れない強さだと思うんです。

次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。

一番好きな世紀末編オリジナルB.O.W.は?

  • ウールヴヘジン
  • ネルトゥス
  • カトプレバス
  • モールデッド・ヘカトンケイル
  • ミゲル・グランデ変異体
  • メリカ・シモンズ変異体
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。