BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。さあ、次章に向けて物語が動くぞ!

バジリブ共和国についての詳細。そして……。楽しんでいただけたら幸いです。


file1999:EX【バジリブ共和国軍のあれこれ】

バジリブ共和国

 テロ支援国家に指定されている中央アジアの軍事独裁国家。バイオハザードの世界に存在する実在しない国家。森と川が目立つ自然豊かな国。軍最高司令官であるミゲル・グランデ将軍の策でバイオテロを扇動して弱った他国を占領し、大国であるアメリカやロシア、中国に並ぶ覇権を握ろうとしていた。ラクーンシティ壊滅前からアンブレラと取引していて最大の顧客としてウールヴヘジンやネルトゥス、カトプレバスを得たほど。タイラントやハンターΘ、ハンターβやサーベラス、ケルベロスなどを軍の戦略として組み込んでいる。ラクーンシティ事件の裁判においても証人を暗殺することで恩を売りさらに優秀なB.O.W.を手に入れようとしていた。グランデ将軍存命時は間違いなく世界最強の軍事国家だったが、将軍が行方不明となって以降衰退している(2002年)

 

 

・ミゲル・グランデ

 パジリブ共和国の名将軍で黒いひげを蓄えた厳つい風貌のアジア人。階級は陸軍大将で事実上の最高司令官にしてバジリブ共和国の支配者。思想は「すべては歯車」であり、侵略戦争こそを生きがいとしている「勝ち続けた男」。実績を第一としている実力主義であり、確かな実績さえあれば女子供であろうと信頼を向ける。側近にウールヴヘジンとメリカ・ユーザがいる。

 現純粋な人類最強の男であり、人間離れした反射神経と鍛え抜かれた肉体を有していて、カランビットナイフ、手裏剣、鏢、ダーツ、チャクラム、苦無、フランキスカ、流星錘、マグナムなどを隠し持っており使いこなす。その戦闘能力はクイーンを凌駕し圧倒、人間として高水準にいるメリカがタイマンで勝つのは諦めるほど。

 しかしその最期は信頼していたメリカに裏切られP-ウイルスを打ち込まれてイカの特徴を持つ女型B.O.W.に変貌、変化した体に対応できずにメリカに一方的に攻撃され、最後はイカ墨の出力を間違えて大爆発するという、人間としての尊厳や将軍としての矜持すら踏みにじられ、爆発に巻き込まれたメリカも記憶喪失になったため誰にも知られることもない、惨めで哀れなものだった。

 

 

・メリカ・ユーザ

 ・肩書き:将軍補佐官、バジリブ共和国陸軍少将

 ・年齢:16歳

 ・誕生日:1983年7月4日

 ・身長:157㎝

 ・血液型:A型

 ・特技:ナイフや足技を主体としたCQCを得意とする。銃器類も問題なく扱える。

 ・入隊試験:一位主席(15歳。他は全員成年済みの異例)

 ・出身地:バジリブ共和国 川沿いの名無しの村。家族は水害で亡くなっていて天涯孤独の孤児

 ・主な実績:●●国軍のタイラント二体を一人で撃破。●●国の正規軍精鋭20人を一人で相手取り、これを殲滅。ナイフ一本で敵基地に潜入、一夜にて壊滅させる。一対一の戦闘訓練においてグランデ将軍以外(タイラントやハンターπ含む)に負けなし。etc

 

 グランデ将軍の側近の少女。オルタナティブにグランデ将軍の情報を流して潰し合わせた張本人。上のプロフィールの出身地は嘘っぱちでありその正体はアメリカを影から支配する組織「ファミリー」の長を代々務めるシモンズ家の一員で、現当主であるアメリカ政府高官ディレック・C・シモンズの姪であるメリカ・シモンズ。大のB.O.W.嫌いなのだが、グランデ将軍を始末した際に自爆を受けて両耳と両足、そして記憶を失う重傷を負い、オルタナティブに救出されてベロニカの手により兎のB.O.W.にされて命を取り留めた。

 

 

・ウル/ウールヴヘジン

 「将軍の牙」「勝利の女神」「唯一無二のB.O.W.」と称されるグランデ将軍の腹心にしでボディーガード。アンブレラの研究チームとマザー・ミランダにより共同開発されたタイラントの亜種で量産不可能。リンダ・パールというラクーンシティで死んだT-ウイルスと特異菌の二つに適合する遺伝子を持った人物が素体として使われている。生前の意思はなく、リンダがゾンビ犬に噛まれていたために犬の遺伝子も混ざってしまい、命令を忠実に遂行する忠犬。

 「菌根のゾンビ」ともいうべきモールデッドの亜種的存在であり、全身が菌根に置換された集合体であり菌根による肉体の変形が最大の武器。ブレード状に変形させたり、ドミトレスク三姉妹の様に肉体を分散させ移動することも可能。通常時でもグランデ将軍に叩き込ませた近接戦闘技術を用いてタイラントらしく肉弾戦の強さを発揮するが、本気を出すと戦闘形態である人狼のような形状のモールデッドに変貌することからウールヴヘジンと名付けられた。

 菌根由来の再生能力とT-ウイルス由来の圧倒的なパワーを有しており、強すぎるが故に慢心していていわゆる舐めプをする慢心が強い性格となっているが、追い詰められると狼化してスピードまで手に入れるため手が付けられない。しかしベッカ・ウーレットという理不尽の塊に追い詰められ、意識外から放たれたカトプレバスの熱線を受けて、将軍に裏切られたと嘆きながら哀れ爆散した。

 

 

・ネルトゥス

 「癒しの処刑人」と称されるグランデ将軍の腹心にして軍医。ドライアド43とベルセポネのB.O.W.のレポートから、あらかじめ人間の血を栄養源にしたウィステリアにT-ウイルスを投与し生み出された後継機。

 身体から生えた花から蜜ではなく幻覚作用のある花粉をばら撒く能力を持ち、この花粉を吸った生物は多幸感に包まれ思考能力が低下し、戦意を失い何もできなくなってしまう。幸福な夢で腑抜けにしてから養分を奪い取る凶悪な性能を誇る。さらに蔦を利用したアグレッシブな動きで戦闘も可能など、最強の軍に恥じない戦闘力も持つ。

 B.O.W.でありながら神を信仰し敬愛するシスターであり、死に救いを求め土に還ることこそが唯一無二の幸せと考えそれを享受することが義務だと考える狂信者。それは人間への「優しさ」なのだが独善的な思考であり、自分も死を体験するまでは本気で正しいものと考えていた。最後はクイーンの穿水により頭部を撃ち抜かれ、死についての定義を問いかけながら死亡した。

 

 

・カトプレバス

 自我を持たず人型でもない四足歩行の半機械化している大型B.O.W.で、背中に操縦席がある。高い再生能力を持つ制御困難なB.O.W.の処分だけで無く、大量殺人もなしえる高火力のB.O.W.用新型兵器「対生体兵器用熱放射線発射装置(レーヴァテイン)」をB.O.W.に搭載して運用する試験のためにアンブレラによって開発されたそのプロトタイプ。もしこの個体が上手くいけば量産して世界中に売られる算段だった。

 兵器の他にも長い首の頭部による頭突きや重量級の体当たり、そして四足に備えられたブースターで高速移動でき、巨人のモールデッド・ヘカトンケイルと互角に渡り合った。自我がないものの意思は残っており、これにエヴリンが働きかけることで制御を乗っ取り逆転したものの、グランデ将軍が自爆スイッチを押したことで基地を巻き込んで大爆発を起こした。

 

 

・ヒュプノス-T型

 本来ならこの時期に発生していたバイオハザード ガンサバイバーにおけるラスボス。ビンセント・ゴールドマンが開発したタイラントの強化型。第三形態までの形態変化を持つのだが、シータにリヒトにヘカトという相手が悪すぎて瞬殺された。

 

 

・ミゲル・グランデ変異体

 軍が「聖なる蛇たち」から買い取ろうとしていた最新型のウイルス兵器P-ウイルスをメリカに打ち込まれたグランデ将軍が適応し、凄まじい速度で変異した姿。イカの特徴を持った女性の姿をしており、手足が計10本の触手になっているためバランスをとることが難しい。変異時に黒い液体を吐いていたが、これは血が変化したイカ墨。RT-ウイルス由来の再生能力はあるが屈強な肉体が柔らかいしなやかなものになっているため、斬撃に非常に弱い。最期は真っ二つに斬り裂かれ、体内に溜め込んでいたイカ墨が爆裂して爆散、死体も残らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二年後、2001年8月。南米の高地に設けられたハヴィエダム最上部、麻薬組織「聖なる蛇たち」の頭目ハヴィエ・ヒダルゴの居城。そこで、城の主であるサングラスと口ひげが印象的な壮年の男ハヴィエは、B.O.W.を売るための協力者であるアンブレラ南米支部の海洋科学者を招いて、娘のマヌエラ・ヒダルゴと共に食事をしていた。黙々と食事をしているマヌエラをよそに、上機嫌でハヴィエは件の女性と会話する。

 

 

「ミス・アナーヒタ。どうかね?私の支配する町で育てられたもので作られた食事は」

 

「うむ。海の食材を用いていないのが惜しいが、味は良い。気に入った」

 

「それはよかった。ワインも開けよう。我々の協力関係に乾杯しようじゃないか」

 

「ところで、気分は悪くないか?マヌエラよ。我の開発した薬が効いていると良いのだが」

 

「ええ、調子はいいわ…」

 

 

 重病を患っているマヌエラ。先日、アナーヒタと呼ばれた人物から治療と称してある薬を打たれてから〝臓器移植”しなくても体の調子がよくなったのだ。そのことに感謝はしつつ目の前の、水着の上から白衣を羽織っていてビーチサンダルを履いていて、首には鮫の牙を集めたネックレスをかけている奇抜なファッションの女性に不安を拭いきれないマヌエラ。

 

 

「それはそうと、ハヴィエよ。貴様には一つ、提案をしたい」

 

「おお、なんだろう。貴方は我々の恩人だ。どんなことでも聞こうじゃないか」

 

「ならば、簡単だ。ハヴィエ……貴様の「聖なる蛇たち」のボスとしての立場、我に献上せよ」

 

「なにを……!?」

 

 

 瞬間、頭の横からは髪の毛の代わりに鰭が生えて尾鰭も付いていて、頭頂部から短い背鰭が生えており、裂けた口から牙が伸びている、鮫を無理矢理人型にした様な巨人が天井を突き破り落ちてきて、其の巨大な口でハヴィエに噛みつくとそのままバキボキと有無も言わさず噛み砕いてしまった。

 

 

「きゃああああああ!?」

 

「いいぞ、ネプチューン・テティス!クハハハハハッ!所詮は、一マフィアのボス……王たる我の愛しき子の餌、つまりは前座にお似合いの器だったという事よ!」

 

 

 マヌエラの悲鳴と、アナ―ヒタの笑い声、ネプチューン・テティスと呼ばれた怪物の咀嚼音が木霊する。

 

 

 海から悪魔来たれり。しかしそれは、深淵(アビス)ではない。




ダークサイドクロニクルズの黒幕ハヴィエと、その娘でありヒロインのマヌエラ。そしてミス・アナーヒタと呼ばれるアンブレラ南米支部の海洋科学者と、ネプチューン・テティスと呼ばれるB.O.W.が登場。






 2002年。南米にてシーデッドと呼称された様々な海洋生物の特徴を持つゾンビが多数確認される大規模バイオハザードが発生。アメリカ合衆国大統領の特命により、政府エージェントのレオンとアメリカ特殊作戦軍所属のジャック・クラウザーが南米に派遣され、協力してこのバイオハザードの元凶と思われる「聖なる蛇たち」のボス、ハヴィエの捜査に当たる。
 そんな2人がハヴィエの本拠地とされる南米のミックスコアトル村で遭遇したのは、なにかに怯えて逃走する少女マヌエラ。さらにヨナとガンマ、オルタナティブの一員となったメリカも参戦し、P-ウイルスの脅威が襲い来る。


BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnantsChronicle】

fileDC【マヌエラ編】

近日公開。次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。

一番好きな世紀末編オリジナルB.O.W.は?

  • ウールヴヘジン
  • ネルトゥス
  • カトプレバス
  • モールデッド・ヘカトンケイル
  • ミゲル・グランデ変異体
  • メリカ・シモンズ変異体
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