BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】 作:放仮ごdz
今回は特別編!新作【アチーブメント:トゥルーエンド】IF.BIOHAZARD VILLAGE【EvelineRemnants】https://syosetu.org/novel/379359/の「エヴリン」から送られたデータが、このエヴリンに送られていたら。タイトル通りの悪夢の共演。楽しんでいただけたら幸いです。
「悪あがきもここまで。逆に奪い取ってやるわ…!それで、ハッピーエンドよ!」
父さんと姉さんとカールを失った私、ローズマリー・ウィンターズの前に現れたのはアナザーエヴリン、真エヴリン、エヴァ、と名乗った三人の平行世界の姉さんたちと、
「しょうがないなあ。お姉ちゃん頑張るよ」
その言葉と共に、私の力を奪い取ろうとするゼウ・ヌーグルの手を掴んで抑える小さな手。姉さんだった。ただ、なにかが違う。この姉さん、なにかが違う。なんというか、何十年もの間を過ごしてきた様な、そんな貫録を感じた。
「ゼウ・ヌーグル……見せてあげるよ。菌根が、未来の過去で生み出し続けた負の連鎖を!」
「なにを……!?え、なに?その力は……どこからそれだけの記憶を……!?」
「『私』からの贈り物だよ。吐き気がしそうだけど、お前を潰せるなら喜んで…!力を貸せ、悪魔ども!!」
そう言って姉さんが両手で虚空を握り、なにかを引きずり出すようにグググッと引っ張る。時空が歪む。現れたのは、数々の異形だった。
「お前たちは……何者……ぎゃあ!?」
「我が父が言っている。“アンブレラに復讐を…地獄の炎をこの世全てに”。アンブレラを生み出す理由となったお前はこの私、マスターリーチにとっての敵だ……!」
そう言いながらゼウ・ヌーグルを殴り飛ばしたのは白衣を着た黒髪ロングヘアーの整った顔。されどその右手はヒルが寄せ集まったかのような異形【マスターリーチ】。
「菌根から生まれたというなら私の支配を受け……ぐっ!?」
「刮目せよ!誰が支配するって?我輩……イブリースこそがすべてのB.O.W.の王だ!」
次に現れたのは、側頭部から湾曲した電極と思われる太い角を二本生やした白髪で、口元を隠す大きな襟と手元を完全に隠したぶかぶかの袖と至る所に取り付けられたベルトが目立つ漆黒のコートを身に纏った年端も行かない少女……かと思えば。そのベルトが全てはじけ飛び角が取れて爪の様な角が新たに生え、袖先のベルトが解放された袖からはまるで刀のような爪が三本ずつ地面に引きずるほど伸びていて、露出した口元からは鋭い牙が見え、爪を伸ばしてゼウ・ヌーグルを真っ二つに切り裂いて邪悪に嗤う。それはまるで悪魔か、魔王【イブリース】。
「おのれ!だけど空までは……!?」
「ハァ……貴女なら優秀な母体になれるわ。この私、アネットの……いや、究極の生命体の糧となりなさい」
再生させて空に逃れるゼウ・ヌーグルを凄まじい速度の血流で撃ち抜いたそれは一見人間だった。金髪のロングヘアーが腰まで伸ばし、170センチの比較的長身で見てわかるほどの筋肉で覆われたすらりとした体躯は白衣一枚しか身に纏っておらず、裸足なのだが見る限り生殖器が存在していないように見える。しかし全身赤黒い筋肉の様な色で、左目の綺麗な碧眼と異なり大きくギョロギョロと動いている右目は誰がどう見ても人外【アネット・バーキン/G6】
「どこまでふざけた真似を……!?」
「けらけらけら」
「けらけらけら」
「けらけらけら」
「けらけらけら」
「わたしぃ、ハスタ。あぁそびぃましょぉ?」
距離を取るゼウ・ヌーグルに次々と地面を突き破って襲い掛かる巨大ミミズ。それを操るのは、黄色いレインコートを着て顔の目元を隠している私の容姿よりさらに幼い印象の、細い手足、裸足、120センチぐらいの小さな体躯の嘲笑を浮かべた少女【グレイブディガー・ハスタ】
「纏めて叩き潰して……!?」
「来いよゼウ・ヌーグル!このアトラナートが丁寧に殺してあげるからさあ!」
村を飲み込み巨体を作り上げて薙ぎ払わんとするゼウ・ヌーグルの胴体を貫く槍の様な脚。赤い人の目を2つと額に赤い単眼5つを持つ、袖が長い黒いバスローブの様な服を着ている、黒色の節足を繋ぎ合わせたような短髪をした小柄な少女の姿をした異形の上半身が顔に当たる部分から生えた巨大な蜘蛛【アトラナート】
「菌根だからってなにしてもいいわけじゃ……ぎゃあああああ!?」
【ほう?そんなに燃えないな。よい、よいぞ。我と戯れる権利を与える。我が名は
オレンジ色に輝く女体を実体化した炎と言うしかない西洋鎧と赤いドレスに身を包んだ姫騎士の様な格好に、燃え盛り揺らめく金髪の様な背中までかかる長髪。瞳がなく、ただただ白く輝く眼や鼻、口の形をした顔に、額から伸びた一対の触角と背中から広げた炎の翅は蝶を思わせる異形の炎【
「なんで炎のバケモノまで菌根由来なのだ……っ!?」
「お前も閣下の脅威か…!」
巨体から元に戻ったゼウ・ヌーグルを襲う鋭い蹴り。長大な鋭い爪を兼ね備えた両腕に、強靭で逆関節の脚、地面に叩きつけられる大きな尻尾に、マズルが伸びてさらに鋭くなった牙を剥いた口、頭の上に移動した三角形の耳に赤く輝く獣の眼光を持つ狼人間【ウールヴヘジン】
「知らないわよ……!」
「ならば名乗ろう!我が、我こそが……ネプチューン・グラトニー……否、ミス・ポセイドンであるッ!!!!!!!!」
血に濡れて赤い白衣と相反するような海の様な青い体に、サメの頭部の様なパーカーの様な外装から顔を出し、その首には鰓が、口には獰猛な牙が生え揃サメケンタウロスともいうべき肉体に、右手の甲を突き破るようにノコギリザメのブレードが、左腕を喰らう様にシュモクザメのハンマーが装備され、胴体にはコバンザメの様な装甲がへそを出して新たに追加されたありとあらゆる鮫のキメラの様な怪物【ミス・ポセイドン】
「本当に誰!?貴様、エヴリン!ふざけた真似を……!こいつらはなんだ!」
「未来の過去で菌根から生まれた、私の手に負えない怪物たちの記憶だよ!」
「友情と努力で乗り越えた、数多の血戦!
ある者は父親のために、ある者はその本能のために!
究極の生物になろうとし、自分の種を増やそうと繁殖し!
自分と同じ家族を求めて!世界を灰燼に燃やそうとして!
それはただ忠義のために!大好きな海の力を得るために自ら餌になって!
本当に本当の大馬鹿たちだ!!
お前から生まれた物語だ!責任取れ黒き神!
ローズの運命を終わりになんてさせないよ。
いっくぞー!ラスボス全員集合!刮目しろ!世界!これが絶望だああああああ!!!』
「姉さん?それでいいの?」
「あとは知らん!どうとでもなれー!」
「やけくそだよね!?」
なおこのあと殺し合いになったとさ。しょうがないね。
【ゼウ・ヌーグル】ローズ編のラスボス。大体こいつが悪い。
【マスターリーチ】0編のラスボス。クロニクル編のすべての始まりの敵。ある意味クイーンの弟。ファザコン。
【イブリース】1編のラスボス。未だにトップクラスの戦闘力を誇る最強幼女。こう見えてタイラントの系譜。
【アネット・バーキン/G6】2編のラスボス。エヴリンのトラウマ。ラスボスたちの中では一番強いのは間違いない。
【グレイブディガー・ハスタ】3編のラスボスであるグレイブディガー・ヒュドラの本体。地味に物量戦術ではトップクラス。あとホラーさでは一番。
【アトラナート】アトラナート編のラスボス。唯一改心したラスボス。エヴリンとよく似てるしゼウ・ヌーグルをエヴリン判定してる。大型形態の巨体ではトップクラス。
【
【ウールヴヘジン】グランデ将軍編のラスボス誰かと言われたら彼女かなと。もうちょっと出番増やしたかった忠犬。地味に菌根要素が一番強いラスボス。
【ミス・ポセイドン】マヌエラ編のラスボス。アナーヒタ・ウェスカー。多分なんか致命的に勘違いしてる。エヴリンからしたら情報を聞いただけなので「変態さんかな?」と思ってる。
次回から4編村後編に入ります。次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
人間オリキャラ(半オリも含む)で誰が好き?
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サミュエル・アイザックス
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天ヶ沢鉄舟
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犬上冷
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南雲友子
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ミゲル・グランデ将軍
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メリカ・シモンズ
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アナーヒタ・ウェスカー
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安堂竜次(アンドー弁護士)
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裁判長
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マリオ・フェルナンデス・カスタニョ
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犬上鞘
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リディア・シェパード
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セバスチャン・アギレラ
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アルベラ