廻戦 影法師   作:赤猫project

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・考察・推察は大歓迎です。感想欄にてお好きなように考察していただいて構いません。ただし喧嘩等が起こらないようご注意ください。


特級呪霊【仮呼称・主(master)】に関する記録・報告書②

〈廃寺の地下に関する調査報告〉

"特級呪霊【主(master)】"との接触した呪術高専の学生が向かった地下を後日、準2級~1級の呪術師数十名を連れた大規模な調査が行われました。調査員には記録用のカメラとレコーダーを持たせました

 

[調査結果]

・偽装していた鍾乳石のかけら

書類や謎の陣を秘匿していた術式に使われていた鍾乳石の一部。術師の解析によるとどうやらこの術式は中の状態の進行を低減させる効果もある模様、書類などが残っていたのもその効果のおかげと思われます。

鍾乳石の欠片には刻印型の隠匿術式を掛けた痕跡を確認。以前から存在していた小さい鍾乳石にこの刻印を施し術式により鍾乳石は中を空洞とし急激に成長。生徒の証言のような巨大鍾乳石の柱が形成されたようです。

術式に使われた呪いの量はかなりの物で、刻印の劣化具合から想定し、この術式は約70年前と想定されています。

 

 

・机に残されていた書類・書籍

机に残されていた書類は文字の風化が激しく現在復元中。

書籍の方は日本を含めた、英語、フランス語、中国語、ラテン語、の五か国語の本が発見されました。

どの本も、各国で有名な神話や、おとぎ話でしたが、どの本にも"共通するもの"が複数見つかりました。『聖なる杯』『願い』そして『呪い』です。この本を読み何を行おうとしていたのか歴史書などに詳しい者を集め考察中

 

 

・床に描かれた大きな赤い紋様

見た目は西洋の童話などで見られる"魔法陣"の様に見られます。残穢や呪いの反応は有りませんでした。

描くための材料として複数の血が使われています。

使われていた血を調べた結果<鳥類の血液>、<ネコ科の血液>、<人間の血液>が使われていた事が発覚。

人間の血をDNA検査した所、約20年前に行方不明となり捜索依頼が出されていた()(),()()()()()の元と判明しました。

現在遺体は見つかっておりません

 

2018年■■月■■日 追記

書類の一部が欠損していましたが、風化していた書類の部分的復元に成功。下記に記載します

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

19■■年7月19日

 

私の仮説が正しければ、この杯は西洋の術式の儀式によって生まれるはずだ。ならばこの儀式を私が行い成功すれば

 

私はあらゆる願いをかなえる杯、いや「聖杯」が創れるはず!

 

聖杯さえあれば、我が悲願の成就、"永遠の命"が手に入るはずだが、二つわからないことがある……

 

今後の課題はこの二つの解析と再現だな

 

 

 

19■■年10月28日

わからない、残り二つの要素がどうしても再現できぬ!

 

式神を用いた実験はすべて失敗、惜しいとこまで行くなんて夢のまた夢……

 

くそ!なぜ再現できない!この「魔の力」とやらは呪力では無いというのか!?

 

それに「過去の存在」が理解できぬ、過去の存在とは何を表しているというのだ!

 

諦めぬ、諦めぬ!私の60年にわたる労力を、こんな形で終わらせてたまるか!

 

 

 

20■■年■月■1日

だめだだめだだめだ

 

我が労力は全て徒労と化した

 

私の夢が

 

聖杯が

 

だがまだだ

 

我が執念

 

たとえ呪いとなろうとも

 

われは 手にいれる

 

 

 

   年 月 日

 

 

わが ねがい

 

 

 

のろいと り も

 

 

おいも め  よう

(紙の欠損がひどく部分的にしか復元できず)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

後日、この筆跡は、呪詛師の一人「俄全 幸之助(がぜん こうのすけ)」の筆跡と一致しました。

 

[筆跡者"俄全 幸之助(がぜん こうのすけ)"について]

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

俄全 幸之助(がぜん こうのすけ)】 推定年齢 80前半 男

 

大阪を拠点としていた呪詛師。複数の呪術師の殺害・非呪術師の誘拐や大阪市に起こった軽度の"百鬼夜行"を起こした主犯である極悪人。

呪詛師"夏油 傑"と接触していた可能性のある人物でもある。

 

永遠の命を求める為に、外道に落ちた元1級呪術師。生死不明の為、現在も捜索中

 

使用する術式は《紙形式神術(しけいしきがみじゅつ)》 。特定の形に切り取った紙を触媒とし式神を呼び出し、操ることができた模様

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

〈特級呪霊【仮呼称・主(master)】に関する調査報告3〉

地下に現れた"特級呪霊【主(master)】"は以前地下に関して「見覚えがない」との会話がありました。

其の為発見時当日。地下からの脱出後、五条悟と合流し"特級呪霊【主(master)】"への簡単な事情聴取を"五条悟"同席の元"虎杖悠仁"が行いました。

下記に記載しております

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

[記録開始]

 

五条悟:はーい、記録しておくから悠仁ーよろしくー

 

虎杖悠仁:こうゆうのってせんせーがするんじゃないの?

 

五条悟:君達が最初に合ったんでしょ、僕だと少し抵抗あるかもしれないじゃん?

 

虎杖悠仁:まぁいいや。色々聞きたいけどいいよね

 

("特級呪霊【主(master)】"は頷く)

 

虎杖悠仁:よし、じゃあまずは……君は名前ってあるの

 

【主(master)】:……なまえ…。

 

虎杖悠仁:言いたくないの?

 

【主(master)】:……。

 

虎杖悠仁:じゃあこれ以上聞かないや、次の質問ね。君はあの場所に元からいたの?

 

("特級呪霊【主(master)】"は首を横に振り否定する)

 

【主(master)】:……きがついたら……そこに…。

 

虎杖悠仁:じゃあ元々別の所にいたのか、その場所わかる

 

【主(master)】:わからない……みずが…うねってたの…おぼえてる

 

虎杖悠仁:水がうねる?川とか海とかがある場所が元居た場所ってことかな

 

五条悟:んー、そうなるとここら辺じゃないね。川も海も遠い山の中だし

 

【主(master)】:……きいて…いい?

 

虎杖悠仁:ん、俺?

 

【主(master)】:ちがう…("特級呪霊【主(master)】"は五条悟の方に顔を向ける)

 

五条悟:あ、僕?いいよなんでもこの"最強呪術師 五条 悟"に聞いて!

 

【主(master)】:……じゅじゅつし?

 

五条悟:呪術師を知らないのね、呪術師とはこの世界に蔓延ってる"呪い"を払う人達の事さ

 

【主(master)】:ごじょう……さい…きょう?

 

五条悟:そう! 僕は呪術師の中で最強なのさ!

 

虎杖悠仁:この人いつもこんな感じだけど、実力は本当に最強なんだよ

 

【主(master)】:つよいわけ…その…まわりの…やつ?

 

五条悟:……へぇ、君"見えてる"んだ

 

虎杖悠仁:えっ、どうゆう事?

 

五条悟:この子ね、僕の周りの"無限"が見えてるんだよ

 

虎杖悠仁:えっ、マジ!

 

【主(master)】:むげん…へんなの……さわって…いい?

 

五条悟:触れるような物じゃないけど、良いよー

 

虎杖悠仁:軽っ!!そんなんで良いのかよ

 

五条悟:大丈夫、大丈夫♪この子からは殺意無いし、それに襲ってきたらすぐに"祓う"から

 

【主(master)】:ちょっと…まってて…

 

("特級呪霊【主(master)】"は持っていたケースを開けると二つの札を取り出す)

 

【主(master)】:【限定憑依】…まがんのアサシン…【限定憑依】…まがんのアーチャー。

 

("特級呪霊【主(master)】"が少し光ると、手元にドスのような短刀が握られている)

 

五条悟:わお、何もない所からいきなり刃物が!これが君の呪術?

 

【主(master)】:……これ……まじゅつ

 

五条悟:「まじゅつ」?呪術じゃないの?まじゅつ…魔術ってあの魔法の?

 

【主(master)】:まほう…ちがう…まじゅつ

 

虎杖悠仁:なにが違うのか?まぁいいや、とりあえず魔法も魔術も同じだろ意味的に

 

【主(master)】:……ちがうん…だけど…なぁ

 

五条悟:それは今いいけど、なんで刃物出したの?敵意…は今も感じないけど

 

【主(master)】:ごじょうの…むげん…かべ…みたい…。ごじょうが…いいなら…これで…ふれたい

 

五条悟:まぁ攻撃する意志は無いのはわかるし、良いよ全然♪

 

虎杖悠仁:いいの!?

 

("特級呪霊【主(master)】"が軽く頭を下げると、五条に接近し手をかざす)

 

【主(master)】:これが…むげん?…とまってる。

 

五条悟:へぇすごいね君、一回"手で触れただけなのに"もう"無限の性質"を理解できたのか。そう、無限はね近づくたびに遅くなっていくの、その性質があって僕の周りには無限でできた壁が形成されてるのっさ♪

 

虎杖悠仁:話しちゃって大丈夫なの?

 

五条悟:へーきへーき!

 

【主(master)】:じゃあ…これで…つついて…みていい?

 

五条悟:そのナイフだね、良いよー

 

("特級呪霊【主(master)】"が再度軽く頭を下げると、五条に当たらぬ位置にナイフを向け動かし()()()()()()()()()のが見えた。)

 

【主(master)】:……これが…むげん

 

五条悟:……、どう、面白かった?

 

【主(master)】:ありがとう……ごじょう

 

五条悟:いいのいいの♪さ、話がそれたけど今聞いておきたい事ある悠仁?

 

虎杖悠仁:えっあっえ!?急に言われても事前に聞いてくれって先生言われたやつは聞いたし、特にはないよ?

 

【主(master)】:くぎさき……あいたい…。

 

虎杖悠仁:釘崎に?まぁ質問する事は終わったし……先生もOKサイン出してるしいいよ

 

("特級呪霊【主(master)】"はてくてくと釘崎が待機している方角に足を進める)

 

虎杖悠仁:なんか普通の女の子って感じしますね五条先生。…あれ五条先生?なんかあったの

 

五条悟:……。君はさっきの無限のやり取りの時、気が付かなかった?

 

虎杖悠仁:へっ?いや何も?

 

五条悟:僕はさっき無限についてこういったよね、「無限は近づくたびに遅くなっていく」って

 

虎杖悠仁:うん、言ってた言ってた

 

五条悟:でもあの子が向けたナイフは、無限の中で"()()()()()()()()()"んだよ。

 

虎杖悠仁:……え?は?どゆこと? 五条先生、無限解除したの?

 

五条悟:まさか今でも無下限呪術は解除してないさ。でもあの子は無限の中にナイフを入れた。まるで無限が無かったかの様にスルリと。それにナイフとは別の位置の無限が一瞬切れた感覚があった。

 

虎杖悠仁:五条先生の無限が……意味してないの?

 

五条悟:……これは…最強とか名乗る余裕なくなるかもなァ…

 

(五条は少し笑いながら言うが、顔から汗が流れているのを映像は記録していた)

 

[記録終了]

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

終盤の映像に残されていた「無限の術式が効かない」「無限が切れた感覚」について憶測ではありますが、その前に"特級呪霊【主(master)】"が取り出した二枚の札が関係しているかもしれません。

"特級呪霊【主(master)】"が口にした【まがんのアサシン】、【まがんのアーチャー】についてはこれから調査を開始します。

 

 

※五条悟の無限が破られたという情報は上層部と、一部術師しか知らされておりません。

この事は"これから先の呪術師と呪霊の均衡"を大きく脅かしかねない情報です。決して他者に伝えてはいけません。

これらの文面も特定の人物以外には見えぬよう術式を施しております、けして解呪してはなりません

 

 

 

 

 

【追加調査結果】

"特級呪霊【主(master)】"が口にした【まがんのアサシン】、【まがんのアーチャー】とゆう言葉。すべて調査完了したわけではありませんが、【まがん】の部分について有益な情報が見つかりました

 

[魔眼(まがん)についての調査結果]

"特級呪霊【主(master)】"が口にしていた「まがん」とは「魔眼(まがん)」では無いかと思われます。

 

魔眼(まがん)」とは「異能の力を宿す眼球」、「普通の人間には見えないものが見える」などと呼ばれる目の総称。中には異能を宿しているわけでもなく肉体的には常人と変わらないが、視力に関して尋常ならざる能力・技術を有しているために、その技を指して「魔眼」などと呼ばれる事もあるそうで、五条悟の目「六眼」も分類的には「魔眼(まがん)」に分類すると思われます

 

この結果を踏まえると"特級呪霊【主(master)】"が扱った式神の力は「魔眼(まがん)」が関係する者と思われます。

 

 

この調査結果を元に次回"特級呪霊【主(master)】"の調査で【魔眼に関する情報の入手】に変更するよう上層部に申請しました。 ――現在許諾待機中

 




ジジッ…


ジジィッ…


あーあーあー見えてるかな画面の前の諸君!

私は「レオナルド・ダ・ヴィンチ」、ただの天才さ!



今話しかけている私は"この特異点修正後の私"なんだけど、君はいくつか疑問があると思う。

何故マスターちゃんは無限を視認できたのか?

なぜあの場所にいたのか?本当に飛ばされたのか?

何故いきなり私が出てきたのか…とかね

皆様々な疑問が浮かんでいるだろうさ、 でも少し待ちたまえ諸君!
その疑問はこれからの報告書がきっと解決してくれるだろうさ!

気になる人はこれからも上がってくるであろう報告書をキチンと読むように!

ちなみに前回の報告書での質問ではー……何々?

『キャスターの欄で「呪力ではなく魔法」とありましたが、どちらかというと「魔力/魔術」ではないでしょうか? 魔術と違い、いかな資金や時間をつぎ込んでもまず実現不可能なものが我々の世界における魔法と定義されてますし。』と。

これは確かにその通りだね、我々魔術師とって"文明の力では再現できないものが魔法"、"再現できるものが魔術"と定義されているのは誰でも知っていることだ!


だがこの報告書によると、虎杖って少年が「魔法と魔術は同じようなもの」と言ってしまっている。だから以前の書類でも魔法と魔術の区別分けがされてなかったわけだ。彼らはマスターちゃんと最初に接触したから、この報告書をまとめた人物もそのまま彼の言葉をそのまま捉えて、魔術と魔法を区別しなかったのかもね……

まぁ細かいところは目を瞑ってやってくれ、どうやら向こうの世界は"魔術師は存在しない"みたいだからね♪


さて、長々話すのもあれだし私は戻るとしよう!あそうだ最後に一言預かってたんだった!
えっと……「これからも不定期に来るであろうダヴィンチちゃんが出てくる後書きは"本編とのかかわりは一切無い"ため気にしないように」…だってさ

じゃまたねー…



ジジッ

ジッ…

ジィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ…
プツンッ

最新話が追いずらい可能性を考慮し【カルデア 特異点C:《呪術■■■■ ■■■受胎■■》】記録ファイルの章区分を削除を検討しています。区分はそのままの方がいいかどうか、アンケート募集中です。(章区分を削除した場合、最新の報告書が必ず一番下になるようになります。そのままが良い場合、呪術サイド、FGOサイドで話を分け、それぞれの章の一番下が最新話になります)

  • そのまま(サイドごとに分けて欲しい)
  • 消して欲しい(一番下が最新話の方が良い)
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