レイズナービルドファイターズ・瀬行松市救世主伝説・   作:星龜

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第1話


 

西暦X970年代末に発見された、反粒子同士の結合によって生成され、プラスチックに反応して流体化する特性を有した、謎の粒子物質

『プラフスキー粒子』

 

その、プラフスキー粒子の特性を利用し、TVアニメ

【蒼き流星 SPTレイズナー】

のプラモデル『レイプラ』を用いた

『レイプラバトル』

が、全世界に流行した―。

 

 

しかし、西暦X980年代に入ると、プラフスキー粒子とレイプラを用いた犯罪が多発するようになり、しかも、犯罪者達の年齢は低下の一途をたどっていった。

 

西暦X980年代半ばには、学生達…通称

『レイプラヤンキー』

による、プラフスキー粒子とレイプラを用いた抗争が社会問題となった。

 

この問題は、有効な解決策のないまま、時だけが過ぎ…

 

 

西暦X999年―

 

日本某県にある瀬行松(せいきまつ)市―。

 

そこは、レイプラヤンキー達が日夜、血で血を洗う戦いに明け暮れる街…。

 

◇

 

青空女学院高等部(通称:空女)

 

空女レイプラバトル部は、かつてはレイプラバトルの名門といわれたが、今は

レイプラヤンキーのたまり場

に成り果てていた…。

 

永治 明日香

武藤 陣

桐生 マリ

の3人は、そうとも知らず、空女レイプラバトル部に入部してしまったのである…。

 

 

放課後…

 

レイプラバトル部の部室―。

 

明日香達は、昨日、商店街の八百屋の大将が、百覇(ヒャッハー)学園の生徒に襲われた事を、部長の櫻木(さくらぎ) カリンに報告した。

 

「3人とも、叩きのめしてやったのね?」

と訊くカリンに

 

「はい…。」

と答える明日香。

 

「ご苦労。」

と、コーヒーを飲むカリン。

 

「また、百覇(ヒャッハー)学園の動きが活発になり始めたようですね?」

と言うのは、副部長のクルレード。

 

「南斗高校

の後ろ盾がないと、何もできないような連中なんだけど…。」

と言うカリン。

 

「でも、実際に南斗がバックについているのをいいことに、好き放題やっていますわ★」

と言うのは、美しい黒のロングヘアーの3年生の部員のシェリル。

 

「やはり、私達も

北斗高校

と同盟を結び、百覇(ヒャッハー)と南斗を叩いた方がいいのでは?」

というクルレードを提言を

 

「必要ないわ。」

と一蹴するカリン。

 

レイプラヤンキー達が血で血を洗う抗争に明け暮れる瀬行松(せいきまつ)市だが、カリンは、他校への侵攻には消極的だった―。

 

◇

 

部活も終わり、下校する明日香達―。

 

 

商店街を歩いていると、明日香達の前に…

 

髪の毛の色が緑色のモヒカン頭をした、身長180はあろう屈強の男

 

緑モヒカンの左には

髪の毛の色がオレンジ色のモヒカン頭をした、身長180はあろう太った男

 

緑モヒカンの右には

髪の毛の色がピンク色のモヒカン頭をした、身長170くらいの痩せた男

 

…が立ち塞がった。

 

「何なの、あんたら?」

と訊く陣に

 

「おぅおぅ★

昨日は、オレ達の下っ端が世話になったようだな…ッ!!」

と、明日香達を睨みつける緑モヒカン。

 

「そのお礼に来たんだよ…ッ!!」

と凄むオレンジモヒカン。

 

ピンクモヒカンは、薄ら笑いを浮かべている…。

 

どうやら、このモヒカントリオは、昨日、八百屋の大将を暴行した、百覇(ヒャッハー)学園の生徒達のようだ…

 

が…

 

「マズいよ、明日香…。」

と言う陣。

 

「何が?」

と訊く明日香に

 

「アイツらの、あの頭髪(モヒカン)だよ…。

染めてるだろ?

百覇(ヒャッハー)のレイプラバトル部の部員で

実力のある部員は、頭髪を染めることが許される

んだよ…。」

と教える陣。

 

「何?

その謎ルール…?」

と、ツッコむ明日香…。

 

つまり、昨日、八百屋の大将に暴行した3人は、百覇(ヒャッハー)学園レイプラバトル部の

底辺の部員

だったようだ。

 

 

「仕返しっつったって

非があるのは、アンタらの方

なんだけどね…★」

と、レイプラバトルボックスを出す陣。

 

明日香とマリも、レイプラバトルボックスを出す。

 

「そうこなくっちゃなァッ☆」

と、モヒカントリオもレイプラバトルボックスを出す。

 

睨み合う

明日香、陣、マリ

と

モヒカントリオ

 

そこに…

 

「《 b》待て…!!《/b》」

と

北斗高校の制服を着た、筋骨隆々とした男

が割って入ってきた。

 

「何だぁ、お前はぁ…ッ!?」

と、北斗高校の制服を着た、筋骨隆々とした男を睨みつける緑モヒカン。

 

「大の男が徒党を組んで、か弱い少女達にレイプラバトルを仕掛けるなど…

恥を知れ…!!」

と、緑モヒカンに人差し指を突きつける、北斗高校の制服を着た、筋骨隆々とした男。

 

「か弱い少女達っていうのは認めますが…

私達、これでもレイプラファイターなんですけど…?」

と、マリが北斗高校の制服を着た、筋骨隆々とした男にツッコむが、彼は全く意に介する様子は無い…。

 

「バット、リン。

その娘達を頼む。」

と言う、北斗高校の制服を着た、筋骨隆々とした男。

 

明日香達は、背後に人の気配がしたので、振り返ってみたら、そこには、北斗高校の制服を着た、背の高い青年と、ショートカットの女性がいて、明日香達を連れて、その場から離れていった。

 

「あの…

あなた方は?」

と訊く明日香に

 

「オレの名はバット。」

と名乗る青年。

 

「私はリン。」

と名乗る女性。

 

どうやら、あの、モヒカントリオと睨み合っている、筋骨隆々とした男の連れのようだ。

 

明日香達が周囲を見れば、いつの間にか、野次馬に囲まれていた。

 

ちょうど、学生の下校時間や会社員の退勤時間なので、商店街は人通りが多い。

 

そんな場所で、筋骨隆々とした学生と、モヒカン頭の3人組が睨み合っているのだから、周囲の人達が足を止めるのも無理はなかった。

 

中には、警察に通報した人だっていたかもしれない。

 

「ところで…

お前達、空女のレイプラバトル部なのか?」

と訊いてくるバット。

 

「そうですけど…。」

と答える明日香。

 

「まったく…★

ケンのヤツ…

早とちりしやがって…★」

と言うバット。

 

「ケン?」

と訊く陣。

 

「アイツの名前。

ケンシロウ…

オレ達は

北斗高校のレイプラバトル部の部員

なんだ。」

と言うバット―。

 

◇

 

百覇(ヒャッハー)学園レイプラバトル部のモヒカントリオが、レイプラバトルボックスを地面に置く。

 

そして、左手に持つスマートフォンを操作する。

 

すると、レイプラバトルボックスが高さ1メートルほどの大きさにまで巨大化した。

 

そして、巨大化したボックスが半分に割れ、中から身長80センチほどの大きさのディマージュが出てきた。

 

 

ケンシロウも、レイプラバトルボックスを地面に置き、左手に持つスマートフォンを操作する。

 

すると、レイプラバトルボックスが高さ1メートルほどの大きさにまで巨大化し、中から身長80センチほどの大きさのレイズナーが出てきた。

 

 

こうして

百覇(ヒャッハー)学園レイプラバトル部のモヒカントリオ

VS

北斗高校レイプラバトル部のケンシロウ

の

3対1のレイプラバトル

が始まった―。

 

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