あの後、魔理沙さんと共にアリスさんの家に一晩泊めてもらい、朝になった。
・・・魔理沙さんは結局アリスさんから本を盗す・・借りるのは今回は諦めたようだ。
「仕方ない。パチュリーの所に借りに行くか!」
「まったく・・・私達にとってはいい迷惑よ。」
「まぁ減るもんじゃないし良いじゃないか。」
「はぁ...。」
相変わらずですね。と、ジャックは思った。
「ところでパチュリーさんとは、どんな方なのですか?」
疑問に思ったので聞いてみると、アリスさんが答えてくれた。
「彼女は紅魔館の大図書館にいる魔法使いよ。」
「へぇ、紅魔館ですか・・・他にはどのような場所が?」
今度は魔理沙さんが答えてくれた。
「紅魔館は霧の湖の近く。他にはこの前の異変の首謀者がいた冥界。そして、いつも宴会をする場所の博麗神社だな。」
「後は妖怪の山や、私や魔理沙が住んでいる魔法の森ね。」
とアリスさんが付け加えた。
「なるほど・・・。では、私は博麗神社に向かって見ましょうか。」
「魔法の森は魔法の瘴気がでているから気よ付けなさいね。」
「ええ、ご忠告感謝します。」
早速向かおうと思っていると魔理沙さんが質問してきた。
「あ、そう言えばジャックは何か能力を持っているのか?」
「あら、そう言えば聞いてなかったわね。」
確かにまだ話していなかった事を思い出した。
「ええ、持ってますよ。私の能力は「可能性を見いだしたり消したりする程度の能力」です。」
「へぇ、面白そうな能力だな。どんな能力なんだ?」
「そうですね・・・。可能性を見つけたり、逆に消したりするのが基本的な力ですね。」
「ふぅん・・・。なんだか難しそうな能力だな。」
確かに魔理沙さんが言う通り話しただけでは、伝わりにくいだろうと思った。
「そうね。また機会があったら実際に見てみたいわね。」
「そうですね。」
「そうだな。」
会話が一段落したので、博麗神社に向かうことにする。
「さて、そろそろ博麗神社に行きますね。」
「じゃ、私も本を借りに行きますか!」
「それでは。」
「ええ、また会いましょう。」
アリスさんと魔理沙さんに別れを告げて博麗神社に向かい始めた。
森を抜けて、しばらく歩いていると前方から黒い球体が飛んできた。
その中から、金髪で頭に赤いリボン・・・いや、御札?を付けた少女が表れた。
「こんにちは〜。」
「ええ、こんにちは。」
「私はルーミア!あなたは?」
「私はジャックス・ブラットと言います。まぁ、ジャックとでも呼んでください。」
「ところで、あなたは食べてもいいのか〜?」
「私を食べても美味しくないですよ。」
「そ〜なのか〜。」
「あぁ、少々待って下さい。」
そう言うと、私は能力で自分が何か食べ物を持っているの可能性を見いだした。
すると、私の手元におにぎりが出てきた。
「これをどうぞ。」
「え!いいのか!」
「もちろん。どうぞ。」
「わ〜い。ジャックはいい人なのか〜。」
「私は人では無いですけどね。」
「そーなのかー。」
「そーなのですよ。」
しばらくルーミアさんにおにぎりを渡していた。
「ところで、ジャックはどこかに向かっていたの?」
「ええ、博麗神社に向かう途中ですよ。」
「わたしもついて行くのだ〜。」
「ええ、良いですよ。」
幻想郷にある博麗神社。その縁側で1人の少女がお茶を飲んでいた。
「あ〜今日も1日何も無くて平和ね〜。」
「異変を解決して、春が戻ってきて暖かくなってきたわね。」
「…むっ、なんだか面倒な事が起きそうだわ。はぁ、折角のんびりしてたのに。」
実際その予想は当たっており、もうすぐルーミアを連れたジャックが博麗神社に到着することだろう。
一方その頃紅魔館は。
「パチュリー!本を借りに来たぜ!」
「今すぐ帰れ。」
少し用事があった為投稿が遅れました。申し訳ない。