乙女心もシグルイ   作:hasegawa

25 / 33
第十九景 旅立ち

 

 

 かの仇討ち仕合から数か月が過ぎ、まさに虎眼流が黄金期を迎えていた頃。

 寛永五年、十一月三日の早朝――――岩本家の客間にて。

 

「三重どの! ご無沙汰しておりました!

 駿河藩密用方(みつようがた)、馬淵 刑部介に御座る!」

 

「あら、アホの馬淵(・・・・・)にございませぬか。

 遠路はるばる、よく参られましたねぇ」

 

 左の頬にある黒子、如何にもモテなさそうな間抜け面。

 かしこまり岩本家を訪れた客人を、三重は容赦なく渾名(あだな)で呼んだ。

 

「恐れながら三重さま……。かの御仁は、駿河より使いに参られし御方。

 アホの馬淵というは、その……」

 

「およよ、ちと気安ぅございましたか。

 こやつとは、拳で語りおうた間柄ゆえ、ついいつもの呼び方を♪

 失礼をいたしました、馬淵(まぶち)さま」

 

「……」

 

 傍に控える藤木に窘められ、三重は小さく謝罪を返す。

 ちなみに“拳で語り合った”と言えば聴こえは良いが、その実は「駿河に遊びに行った際に、何じゃお主はと言いがかりを付けられたので、何度かブン殴った事があります」というのが正しい。

 士としてのプライドもあるのか、馬淵はそう訂正する事も出来ず、ただ黙り込むばかりだ。

 

「して、御用のおもむきは?

 ようやく、そのうざったい黒子(ほくろ)を、三重に引きちぎられる覚悟が付きましたか?」

 

「いや……親からもらった大切な身体ゆえ、遠慮(つかまつ)りまする。

 本日参ったのは、忠長さまより仰せつかりました、三重どのへの“ご相談”の件にて」

 

 ぜったい無い方がいいって。三重がプチ整形して差し上げまする。その方がモテます。

 以前からそう言っているのだが、馬淵はなかなか首を縦に振らないのだ。この臆病者め。

 

「ぶっちゃけた話……この度我らは、江戸の光成さまよりメッチャ怒られましてな(・・・・・・・・・・・)

 何がフンドシじゃ、ちゃんと仇討ちやれと、激おこでおられるのです」

 

「当然でしょうね。そも伊良子と藤木さまが、戦っておりませぬし。

 そりゃあ怒りたくもなりまする」

 

 まるで他人事のように、しれっと言い放つ三重。彼女に罪悪感は無かった。

 

「幕府が報奨金を負担させられし事は、ともかくとして……。

 流石にもそっと何とかならんのか? というのが、光成さまのご要望でして」

 

「討ち手、咎人、共に生存という、前例なき事態ですもの。

 仮にも家康公の名に於いて行いし、先の仇討ち仕合。

 さような前例を作るワケには参らぬ、という事にございましょう?」

 

「しかり。ゆえに改めまして、伊良子清玄との決着、つけて頂きたく。

 一応は、これなるも上意(・・)ということで。

 なにとぞ光成さまのお顔を、立ててあげて下され……あの御方も大変なのです」

 

「ふむふむ、なるぼど」

 

 バッチこいである――――二人に異論は無い。

 ちょっとばかり不幸な出来事があり、先の場では死合うこと叶わなかったが、かの者は藤木源之助の宿敵。倒すべき相手だ。

 三重も藤木も、言われずとも決着をつける気マンマンであった。

 

「承りました。次こそは必ずや、伊良子清玄めを。

 ではでは、仇討ちの場は如何いたしましょう?

 なんなら今すぐにでも、斬りに参りまするが」

 

(こくこく)

 

「いやいや?! 此度参りましたるは、正にその事についてで御座いましてな!?

 実は御殿(おんとの)、徳川忠長さまより、三重どのを駿府へお連れするようにとの、御申しつけが!」

 

「はて、わたくしを?」

 

 三重と藤木はコテンと首を傾げ、暫し見つめ合う。

 

 

「忠長さま曰く、『どうせやるなら、パーっとやれ』

 三重殿のご意見を聞き、此度の儀を“駿河城御前試合”として、ひとつ大々的におこなってみようではないか、との仰せに御座いまして」

 

 

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 

「という事でぇ! 三重は藤木さまと共に、駿府へ参る事となりました♪」

 

 その日のお昼。活気で賑わう稽古場にて、三重は門弟を集合させる。

 藤木を隣に置き、このたび駿府の威信を賭けて行う一大イベント、“駿河城御前試合”の総合プロデューサーとして、駿府へ招聘*1された事を報告する。

 

「これなるは、藤木さまと清玄のみならず、他にも何組もの仕合が行われる、大規模な物。

 開催はまだ、一年近くも先なのですが……、今より企画立案や、参加者の選定などの準備をしたいというのが、忠長さまの御意向にございまする」

 

「おおー!」という歓声。「なんと!」という驚きの声。

 徳川の副将軍に頼られるという、三重の得も知れぬ凄さに、みんな改めて驚愕している。

 いつもの事ながら、この人はいったい何なのだろう? 一体どういう存在なのだろう?

 そんな事はもう、誰も気にしてなかった。ホント慣れって怖い。

 

「ようやっと門下生も増え、道場も大きゅうなりましたのに……。

 かように大切な時期、道場主たる藤木さま共々、岩本のお家を留守にするは、大変心苦しゅうございまするが……。

 どうか許しておくれ、皆の衆」

 

 三重は御前試合の準備。そして藤木は無明逆流れを打ち破るべく、修行をしなくてはならない。

 いわばこれは、道場を離れての武者修行がわり。これまでとは違う環境にて、更に腕を磨いていく良き機会となるだろう。

 せっかく道場も軌道に乗って来た所だけれど……、三重たちは旅立たねばならないのだ。

 

夕雲(せきうん)くん……。

 まだここへ来て、半年と経たぬというに。貴方の傍を離れること、どうか許して下さい。

 これも暫しの別れです。道場の皆と共に、頑張れますか?」

 

「心得ました、三重さま……。お任せ下さいませ」

 

 じわっと目に涙を浮かべる夕雲くんの頭を、優しく撫でてやる。

 三重に心配をかけぬようにと、必死に寂しさを押し殺しているこの子が、とても健気でいじらしい。

 

イスパニア剣術(フェンシング)の未来は、貴方にかかっておりますよ?

 いつか聖火大会(オリンピック)の表彰台、その一番の高き場所に、我ら日ノ本剣士が……。

 その日を目指し、邁進して参りましょう!」

 

「はい! 三重さまっ!」

 

 三重の足であれば、もう2日もあれば掛川に戻って来られる。

 また必ず会いに来る事を約束し、夕雲くんをギュッと抱きしめる。

 

「うっしー、留守を頼みます。

 ご苦労をおかけしますが、どうかお父上のこと……」

 

「承知して御座る。

 ご案じ召されますな。この権左にお任せあれ」

 

 万感の想いを込めて、ガシッと握手を交わす。権左衛門も力強く頷いてくれた。

 

宗像(むなっち)丸山(まるちゃん)興津(おっきー)……、道場をお願いいたします。

 貴方達は、虎眼流の要です。皆を導いて下さいませ」

 

「心得申した、三重さま」

 

「委細承知に御座る。ご武運を」

 

「源之助をお頼み申す。お気をつけて」

 

 4人でコツンと拳を合わせ、健闘を誓い合う。ちょんまげにリボンを結んではいるが、彼らがいれば何の心配もいらない。虎眼流は盤石だ。

 

「涼や? もし何ぞピンチの時は、“エクゾチュパる”の名を呼びなさい。

 かの者は、貴方の影……。わたくしが託したあの鎧が、きっと守ってくれます故」

 

「えっ?」

 

 あの黒い鎧って、三重さまの友達?

 誰に託したのかは知る由もないが、あの変態さんが守ってくれるらしい。あんまり嬉しく無いケド。

 

「次に戻りし時は、虎眼流の秘奥を伝授いたしましょう。

 それまでに、しっかり腕を磨いておくのですよ?」

 

「は……はいっ! 行ってらっしゃいませ、三重さまっ!」

 

 貴方こそ、虎眼流の未来――――わたくしの一番弟子。

 この一年で、見違える程に腕を上げ、眩しいほどに輝きを増した麒麟児を、三重は誇らしげに見つめる。

 

 そんな風にして、矢次に皆と別れを告げていく。

 この場の誰もが生き生きとした顔で、駿府へと向かう三重たちを激励している……かに思えた。

 

「ちょっとお待ち下さりませ――――三重どの」

 

 しかし、いま一人の乙女が。

 

「認めませぬ、二人暮らし(・・・・・)などと……。

 これも良き機会と、どさくさに紛れて、藤木さまと……」

 

 プロミネンス――――

 まるで太陽の表面で燃え盛る炎の如く、その身に得も知れぬオーラを纏う千加(・・)が、三重に待ったをかけたのだ。

 

 

「――――SEXするんでしょ!? 二人きりで暮らし、存分にSEXするつもりでしょ!?

 千加には分かっておりますよっ!?」

 

 

 雄たけび。これまで我慢に我慢を重ね、ひたすらイチ門弟として耐えて来た千加の、獅子の如き咆哮。

 

「な~にが仇討ちじゃ! ぬぁ~にが御前試合じゃあ!

 それにかこつけて、二人でイチャイチャしに参るんでしょ!?

 チュッチュチュッチュ! コリコリコリコリすんでしょうがぁー!

 ごまかされぬぞ岩本三重ぇ! ――――汝の正体、淫魔也ッ!!」

 

「「「!?!?!?」」」

 

 門弟達は「な、なんだってぇー!?」とばかりの顔。それに構わず、千加は騒ぎ立てる。

 ――――藤木さまを想うは、貴様だけに非ず! この千加もだ!!

 お主を駿府へやるワケにはいかんと、徹底抗戦の構えである。

 

 正式な夫婦となりはしても、先の仇討ちや道場の事もあり、未だ式すら挙げられていない三重&藤木。夢に見ていた熱海すら、一向に目途が付かないという状況の中……ここへ来て二人暮らしだとぅ?

 これまでは「まだ慌てるような時間じゃない」と、じっと機会を伺っていた千加であるが……そんなモン駄目に決まってるじゃないか! 絶許也!!

 

「征かせぬぞ岩本三重っ! かような(はかりごと)、許されると思うてか!

 SEX反対! SEXダメ、ぜったい!

 だたお主は、SEXしたいだけじゃろがぁぁぁーーーー!!」

 

「「「!?!?!?!?」」」

 

 もうぐうの音も出ない門弟たちを他所に、ひたすら「グゥアー!」と責め立てる。

 ビシッと指を突き付け、鬼の首でも獲ったかのように。

 

「やれやれ、いったい何を申すかと思えば……。

 これなるは、忠長さまより申し付けられし、正式な御公儀なのですよ?」

 

 しかし三重は、まるで鎧袖一触。そよ風に対するかの如く……。

 

 

「――――するに決まってるでしょう? 朝から晩まで、えっちいたしまする」

 

「「「するの!?」」」

 

 

 真っすぐお天道様に顔を向けて、堂々と言い放った。

 

「ずっこんばっこん致しまする――――猿の如く。

 藤木さまのお大事さま(チンコ)が、ピクリともしなくなるまで、カラカラに搾り取ります。

 貴方……何をおっしゃっているのです? この期に及んで。

 当たり前にございましょう! しないでどうするのですか!」

 

「ッ!?」

 

 馬鹿な娘――――今さら何を。

 そのハッキリとした物言いに、逆に千加が怖気づいている。グラッと身体が傾き、一歩後ずさる。

 

「あらゆる事をします。コスプレも、拘束プレイも、SMも、四十八手も、受けも攻めも。

 痴漢、無理やり、睡眠姦、声を出せぬ状況での羞恥プレイ。時間停止にマジックミラー(MM)号……。

 この世の全て、ありとあらゆるえっちを、やり尽くさずにはおかーぬ!!

 わたくしは虎……虎眼流の子女たる女ですよ?」

 

「ッ!?!?」

 

「――――皆様ぁ! SEXいたしまするっ!!

 このたび三重は、女となりまするぅー!」

 

「ッッ!?!?!?」

 

「何度でも言うたるわぃ! こんなモンは!!

 ――――SEX! 三重ちゃんはせっくす☆ 三重はズッコンバッコン! 

 みんなぁー! SEXにございますればー♪ セェェェエエエーーックス!!!!(迫真)」

 

 まるで選挙カーにでも乗っているかのように、大きく手を振りながら、笑顔で言い切る。

 皆様! 自由SEX党の岩本三重にございまする! 清き一票を!

 

 そのあんまりにもアレな姿に、千加が膝を尽き、ワナワナと身を震わせる。

 ――――これが岩本三重! 虎眼流の阿修羅ッ!!

 今も「ウケケケ!」と高笑いを上げる姿に、敗北感すら覚える。

 こんなハッキリ言うんですね。真っ昼間から。

 

「えっと……アレもするのですか? かのNTRとか……」

 

「しますよ。もちろん致しまする。

 お家の子女を手籠めにし、心と身体を屈服させ、道場の跡継ぎとなる――――

 そういった設定のイメージプレイ、リアリティ満載にございまする。

 または……妙におモテになる藤木さまを、三重がおしおき(・・・・)しちゃう主従プレイというも、よぅございましょう」

 

「お、おしりもですか……!? 後ろでも致すのですか!?」

 

「前も後ろも、関係ございませぬ!(キッパリ)

 使える物はなんでも、惜しみなく使いますよ?

 藤木さまの全て! 堪能せずにはおれませぬ。

 犬耳と首輪を付け、犬のようにされとぅございまする! わんわん!」

 

 千加が恐る恐る口を開くも、帰ってくる答えは全て『YES』

 何を訊いても、彼女は縦にしか首を振らぬ。虎眼流恐るべし!

 

「まさか、ごにょごにょ……もですか?!

 あーんな理解出来しがたき儀であろうとも!?

 三重さま……、貴方という御方はっ!」

 

「ようございますねぇ……♪ 藤木さまが仰せとあらば、三重は喜んで♪(ウットリ)

 例えば、無理やり鼻を摘まんで咥えさせられ、散々クポクポやらされた挙句……。

 そこから三重の口内に〈しぃ~!〉っと発射されるというも、ほんに趣き有りかと♪」

 

「なっ……なななな!」

 

「たいへん業の深き、女の尊厳を踏みにじる所業ッ!!

 なれど、それも“愛の形”なれば♪

 三重はガブガブいきます――――そう申し上げておきまする。おかわり!」

 

 ば、化け物ぉー!!

 千加はそう叫んで駆け出したかったが、腰が抜けて立つことが出来ない。

 いま目の前にいるのは、修羅! 淫魔どころではない、愛の修羅なのだ!

 

「ちなみにですが、世の中には“男の潮吹き”なる物があるそうな。

 せっかくですし、藤木さまにも存分に味わって頂きまする。

 純潔を奪われしその夜に、人生初の潮吹きまで……。たいへん素敵だと思いませぬか?

 まさか、二つも藤木さまの“初めて”を頂けるとは……。

 三重は幸せ者にございまする♪」

 

「あわわ……! あわわわ……!」

 

 千加は地面に両手を付き、ガックリと項垂れる。

 いくら性に奔放な船木家の子女とはいえ、自分にそのような事は出来ない。

 まだ生娘だし、花も恥じらうお年頃。ロマンチックに憧れる乙女なのだ。

 

 最初からス〇トロだの、男の潮吹きだのは、いくらなんでもハードルが高すぎる。きっと一生もののトラウマを負うだろう。

 まぁ三重も生娘のハズなのだが……一切負い目のない真っすぐな瞳が、「こいつならやりかねんで御座る」という真実味を感じさせる。

 ――――美事也、岩本三重! お主こそ古今無双の乙女ぞ!

 

「参りました、三重どの……。

 とても千加の及ぶところではございませぬっ! ううっ……!」

 

「およよ、何を嘆くことがありましょうか。

 そのように泣いていては、せっかくのプリティ・フェイスが台無しですよ?」

 

 士よろしくの所作で、「参りまして御座る」と土下座する千加。

 三重は優しく肩を抱き、そっと身体を起こしてやる。「大丈夫だよ」と花のような微笑みと共に。

 

 

「 ご安心召されぃ! 今は江戸時代でぃす☆

  妾なんて、何人囲おうが問題ありませぬ!(キリッ) 」

 

 

 ガガーン! という効果音と共に、千加の脳天に雷が落ちる。

 対して三重は、もう輝くような満面の笑み。

 

「SEXいたしましょう! 千加さんも!

 我ら二人でメロメロにし、逃れられなく(・・・・・・)してやりましょう☆

 二度とホモになど目がいかぬように!」カッ!

 

「ほわぁーっ!?!?」

 

 そんな!? まさかそんな落し所が!?

 ビバ江戸時代! ビバ武家社会! なんと素晴らしき(かな)

 この時代に産まれたる事を、千加は天に感謝する。まさに青天の霹靂!

 

「なんという懐の深さ……その包容力、菩薩の如しッ!

 感服つかまつりましたぁ三重どのぉー! 一生ついて行きますぅぅ~!」

 

「なれば……共に参りしょう、駿府へ!

 千加さんが来てくれるなら、ほんに心強ぅございます故。

 そして藤木さまから搾り取れる量(・・・・・・)も、きっと飛躍的に上がりましょう。

 1+1=2じゃない! 十にも百にもなるのですっ!」

 

 そっと涙を拭ってやり、コクリと頷き合う。

 そして二人は示し合わせたように、ガバッと抱き合うのだった。

 ――――我ら竿姉妹(さおしまい)! 生まれし日は違えども、同日に死せん事を願わん!

 とばかりに。

 

「あ、ちなみに駿河城御前試合の折りは……。

 藤木さまと伊良子のおしりに、南蛮渡来のアナルバイブなる物を入れたまま(・・・・・・・・・・・・・・・)、立ち合わせたく存じるのですが。千加ちゃんはどう思います?」

 

「良いですねぇ三重ちゃん!

 緊張で震えとるのか、アナルバイブの振動で震えとるのか、よう分からん事になりますね!

 わーい面白そーう♪ 立ち合いなんだか、勃ち合い(・・・・)なんだか! あっはっは☆」

 

 仲良くお話をし、「うふふ♪」と笑い合う竿姉妹(予定)。

 そんな彼女たちを他所に、そぉ~っとこの場から離れた後、突然ダッと走り出す者がいた。

 

「――――あっ! 藤木が逃げたぞぉ! 追え追え~い!」

 

「どこへ行くのです藤木どの!? 駿府はどうするんですかぁー!」

 

 うおっ! 藤木はえぇ! 流石は若先生!

 門弟達をぶっちぎり、ひたすら駆け抜ける源之助。大切な純潔を守らんが為に。

 

 

「敵前逃亡は死罪ですよ! それでも(さむらい)ですか!

 ――――待てぃ藤木源之助ぇ!! 三重から逃れられると思うてかぁぁああーーッ!!

 貴方さまは、愛から逃げると仰るのですか!」ドドドド

 

「お許しをっ! どうかお許し下さいまし! 三重さまぁぁーー!!」

 

 

 

 

 

 

*1
礼を尽くして人を招くこと






 新番組【アナルバイブもシグルイ】、Coming Soon。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。