outwardの世界に異世界転生   作:越波

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第16話 蜂の巣攻略戦

俺(おじさん) ★→前回との差異

  近接武器:残忍な斧 深紅の盾

  間接武器:リカーブボウ

  頭:★エリートの頭巾

  胴:毛皮の鎧

  脚:厚手のブーツ

  近接耐性:30→★37

  近接攻撃力:24

  間接攻撃力:31

 

  スキル:ハンターの目、スナイパーショット

      フィットネス、要素の招き、

      耐候性、涼しさ、

      タラスクリーバー、安定した腕、

      シールドチャージ

 

 ミカ /は移動/戦闘で切り替え

  近接武器:★生木の斧、語彙目録

  間接武器:木の弓

  頭:パールバードの仮面/神秘的な頭巾

  胴:神秘的なローブ

  脚:学者のブーツ

  近接耐性:18/22

  近接攻撃力:12→★24

  間接攻撃力:26

 

  スキル:ルーン[ファル]、ルーン[デズ]、

      ルーン[シム]、ルーン[エゴス]、

      [マナの源]、[秘儀の構文]

      フィットネス、要素の招き

      耐候性、シャーマンの共鳴、

      魂の現れ、マナプッシュ、

      ★涼しさ

 

 森の奥に進むと、切り立った岩の隙間に[巨大な蜂の巣]の入り口がポッカリ口を開いている。

 

 幸い巡回中の敵もいないようだったので、俺たちは素早く中に身体を滑り込ませる。

 

「この先の広場にいきなり中ボスがいる。いっせーので、で合わせるぞ」

 

 頷くミカを横目に、俺は[リカーブボウ]を構えた。

 

「[ファル]、[デズ]で[ルーンランタン]‥‥!」

 

 コンボにより、煌々と輝く青い光の灯火がミカの前に現れる。[電撃弾]の発射台だ。

 

「‥‥おじさん、オッケー」

 

「よし‥‥いっせーの、で!!」

 

 俺は洞窟奥の巨体、[巣の長]に向かって[スナイパーショット]を放った。同時にミカの[ルーンランタン]からバリバリと放電する[電撃弾]が発射される。

 

「行くぞ!」

 

 着弾を確認する間もなく、俺は素早く武器を盾と斧に持ち替えて飛び出した。

 

 [スナイパーショット]の直撃により、蜂の巣で出来たゴーレムのような[巣の長]がゆっくり俺に向かってくる。振り下ろされる剛腕をガードし、俺は[キック]から覚えたての[シールドバッシュ]でお返しする。

 

 しかし[巣の長]もこのぐらいでは倒れない。両手を鞭のように振るって来るのを何とか防ぎ、ミカから狙いやすいように向きを誘導する。

 

「[シム]、[ファル]で[ルーントラップ]!」

 

 ミカも心得たもので、すかさずダッシュして距離を詰めると[巣の長]の足下にトラップを炸裂させた。

 

「しぶとぃなぁ、もいっちょ[ルーントラップ]!」

 

 さすがに2連発されては堪らないのか、ぐらりと[巣の長]が揺れる。

 

「チャンス!」

 

 俺は片手斧の[タラスクリーバー]を放ち、弱弱強な隙が大きな大ダメージを狙えるコンボを叩き込む。

 

「これで終わってよね! [ルーントラップ]!」

 

 俺たちの最大火力を注ぎ込んだ猛攻にようやく[巣の長]は力無く地面に横たわり、二度と起き上がる事はなかった。

 

「まだ[歩く蜂の巣]がいる! 気を抜くなよ!」

 

 そう。広場には、まだ[巣の長]を普通の人間サイズに小さくしたような雑魚敵もいるのだ。

 

 とは言え、[巣の長]を倒した俺たちの敵ではない。

 

「[ルーントラップ]!」

 

 ミカの設置したエーテル属性の爆発の下に敢え無く広場の敵は全て沈黙した――のだが。

 

「ぐはっ!」

 

 俺は群がる蜂を避けきれず、爆発によるダメージを受けてしまった。

 

「なにあれ? あっちの小さい奴、確かに死んでたよね?」

 

 ミカは今俺が食らった攻撃が理解出来ない、といった風に俺と[歩く蜂の巣]の死体を交互に見つめている。

 

「あー、油断した。コイツ、死んだ後もたまにこの蜂で攻撃してくるんだよね」

 

 実際は発動後に死んで、タイムラグがあって爆発してるんだと思うが、傍迷惑な話である。ダメージが大した事がないのが救いだろうか。

 

 減ってしまったHPを[ミネラルティー]と[包帯]で回復し、俺は奥に繋がる横穴を見やった。

 

「さて、第一関門はクリアだが‥‥本番はここからだ。死体もあるしMPも回復しとけよ」

 

 ミカも慣れたもので、無残に倒れた冒険者の死体に[[魂の現れ]と[スパーク]を使ってMPを回復している。

 

 これなら特に問題なく進めるだろうと思ったのだが――。

 

「イヤアアア!! ムリムリムリ! 絶対ムリ!」

 

 横穴から坂を登った所で遭遇した虫型のモンスターに、ミカは、身の毛もよだつような絶叫を挙げた。

 

 人間大で全身ピンク色のそれは、[サシガメ]という現実世界にもいる(サイズの問題を除いて)昆虫で、カメムシの仲間なのだが――。

 

(掲示板とかでもGのつく害虫そっくりって言われてたもんなぁ‥)

 

 とは言え、ここでその勘違いを指摘してもミカは納得しないだろう。俺は覚悟を決めると、盾を構えながら前に出た。

 

(確か奥にもまだ数体出るんだけど‥‥コイツは俺が相手した方がいいんだろうな)

 

 後に近付かなければ相手出来るとミカが少しだけ克服するまで、俺は虫系モンスターの係に決まったのだった。




サシガメは‥‥マジでリアルで不気味です。エイリアンっぽいって表現にしてるホラーの方が生理的に大丈夫なぐらい。
「どんな虫?」って方は自己責任でググって頂くと‥‥。
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