俺(おじさん) ★→前回との差異
近接武器:残忍な斧 深紅の盾
間接武器:リカーブボウ
頭:★エリートの頭巾
胴:毛皮の鎧
脚:厚手のブーツ
近接耐性:30→★37
近接攻撃力:24
間接攻撃力:31
スキル:ハンターの目、スナイパーショット
フィットネス、要素の招き、
耐候性、涼しさ、
タラスクリーバー、安定した腕、
シールドチャージ
ミカ /は移動/戦闘で切り替え
近接武器:★生木の斧、語彙目録
間接武器:木の弓
頭:パールバードの仮面/神秘的な頭巾
胴:神秘的なローブ
脚:学者のブーツ
近接耐性:18/22
近接攻撃力:12→★24
間接攻撃力:26
スキル:ルーン[ファル]、ルーン[デズ]、
ルーン[シム]、ルーン[エゴス]、
[マナの源]、[秘儀の構文]
フィットネス、要素の招き
耐候性、シャーマンの共鳴、
魂の現れ、マナプッシュ、
★涼しさ
森の奥に進むと、切り立った岩の隙間に[巨大な蜂の巣]の入り口がポッカリ口を開いている。
幸い巡回中の敵もいないようだったので、俺たちは素早く中に身体を滑り込ませる。
「この先の広場にいきなり中ボスがいる。いっせーので、で合わせるぞ」
頷くミカを横目に、俺は[リカーブボウ]を構えた。
「[ファル]、[デズ]で[ルーンランタン]‥‥!」
コンボにより、煌々と輝く青い光の灯火がミカの前に現れる。[電撃弾]の発射台だ。
「‥‥おじさん、オッケー」
「よし‥‥いっせーの、で!!」
俺は洞窟奥の巨体、[巣の長]に向かって[スナイパーショット]を放った。同時にミカの[ルーンランタン]からバリバリと放電する[電撃弾]が発射される。
「行くぞ!」
着弾を確認する間もなく、俺は素早く武器を盾と斧に持ち替えて飛び出した。
[スナイパーショット]の直撃により、蜂の巣で出来たゴーレムのような[巣の長]がゆっくり俺に向かってくる。振り下ろされる剛腕をガードし、俺は[キック]から覚えたての[シールドバッシュ]でお返しする。
しかし[巣の長]もこのぐらいでは倒れない。両手を鞭のように振るって来るのを何とか防ぎ、ミカから狙いやすいように向きを誘導する。
「[シム]、[ファル]で[ルーントラップ]!」
ミカも心得たもので、すかさずダッシュして距離を詰めると[巣の長]の足下にトラップを炸裂させた。
「しぶとぃなぁ、もいっちょ[ルーントラップ]!」
さすがに2連発されては堪らないのか、ぐらりと[巣の長]が揺れる。
「チャンス!」
俺は片手斧の[タラスクリーバー]を放ち、弱弱強な隙が大きな大ダメージを狙えるコンボを叩き込む。
「これで終わってよね! [ルーントラップ]!」
俺たちの最大火力を注ぎ込んだ猛攻にようやく[巣の長]は力無く地面に横たわり、二度と起き上がる事はなかった。
「まだ[歩く蜂の巣]がいる! 気を抜くなよ!」
そう。広場には、まだ[巣の長]を普通の人間サイズに小さくしたような雑魚敵もいるのだ。
とは言え、[巣の長]を倒した俺たちの敵ではない。
「[ルーントラップ]!」
ミカの設置したエーテル属性の爆発の下に敢え無く広場の敵は全て沈黙した――のだが。
「ぐはっ!」
俺は群がる蜂を避けきれず、爆発によるダメージを受けてしまった。
「なにあれ? あっちの小さい奴、確かに死んでたよね?」
ミカは今俺が食らった攻撃が理解出来ない、といった風に俺と[歩く蜂の巣]の死体を交互に見つめている。
「あー、油断した。コイツ、死んだ後もたまにこの蜂で攻撃してくるんだよね」
実際は発動後に死んで、タイムラグがあって爆発してるんだと思うが、傍迷惑な話である。ダメージが大した事がないのが救いだろうか。
減ってしまったHPを[ミネラルティー]と[包帯]で回復し、俺は奥に繋がる横穴を見やった。
「さて、第一関門はクリアだが‥‥本番はここからだ。死体もあるしMPも回復しとけよ」
ミカも慣れたもので、無残に倒れた冒険者の死体に[[魂の現れ]と[スパーク]を使ってMPを回復している。
これなら特に問題なく進めるだろうと思ったのだが――。
「イヤアアア!! ムリムリムリ! 絶対ムリ!」
横穴から坂を登った所で遭遇した虫型のモンスターに、ミカは、身の毛もよだつような絶叫を挙げた。
人間大で全身ピンク色のそれは、[サシガメ]という現実世界にもいる(サイズの問題を除いて)昆虫で、カメムシの仲間なのだが――。
(掲示板とかでもGのつく害虫そっくりって言われてたもんなぁ‥)
とは言え、ここでその勘違いを指摘してもミカは納得しないだろう。俺は覚悟を決めると、盾を構えながら前に出た。
(確か奥にもまだ数体出るんだけど‥‥コイツは俺が相手した方がいいんだろうな)
後に近付かなければ相手出来るとミカが少しだけ克服するまで、俺は虫系モンスターの係に決まったのだった。
サシガメは‥‥マジでリアルで不気味です。エイリアンっぽいって表現にしてるホラーの方が生理的に大丈夫なぐらい。
「どんな虫?」って方は自己責任でググって頂くと‥‥。