俺(おじさん) ★→前回との差異
近接武器:残忍な斧/★生木の斧 深紅の盾
間接武器:リカーブボウ
頭:エリートの頭巾
胴:★銀の鎧
脚:★銀のブーツ
近接耐性:37→★54
近接攻撃力:24/★24
間接攻撃力:31
スキル:ハンターの目、スナイパーショット
フィットネス、要素の招き、
耐候性、涼しさ、
タラスクリーバー、安定した腕、
シールドチャージ、
★ブレース、★集中、
★閃光の猛襲、
★パーフェクトストライク
★低代謝、★堅固な苦行者
ミカ /は移動/戦闘で切り替え
近接武器:★ジェイドのシミター
語彙目録
間接武器:木の弓
頭:パールバードの仮面/★つばの広い青い帽子
胴:部族賢者のローブ
脚:★白い司祭のブーツ
近接耐性:18/22→★26
近接攻撃力:24→★22
間接攻撃力:26
スキル:ルーン[ファル]、ルーン[デズ]、
ルーン[シム]、ルーン[エゴス]、
[マナの源]、[秘儀の構文]
フィットネス、要素の招き
耐候性、シャーマンの共鳴、
魂の現れ、マナプッシュ、
涼しさ、★恵み、
★低代謝、★マナガード、
★レイラインの繋がり、
★氷のシギル
「ふーっ、これでようやく[神聖な沼地]での準備も終わり‥‥だな」
数日後である。俺たちは[神聖な沼地]のフィールドで野盗を狩りまくり、とにかくその装備を売り払う事で荒稼ぎをした。
その甲斐あって、当初考えていたミカ用のスキルも、俺用のスキルも一通り買い揃える事が出来た。
装備も、余り負担にならない程度で更新している。俺の鎧やミカの武器は手に入ったアイテムから良さそうな物を売らずに使う事にしたものばかりだ。
(生木の斧だけは、似たような効果の[ジェイドのシミター]が手に入ったミカのお下がりだけどな)
とは言え、これで俺も[ゴースト]等の物理耐性が高いモンスターに対抗手段が出来た。軽いからリュックへの負担が少ないのも有り難い。
スキルでは、俺が[僧兵]、ミカが[哲学者]の師範からブレイクスルースキルを購入した。これでミカはMPが自動で回復するようになり、気兼ねなく魔法が打てるようになった訳だ。
俺は[集中]や[ブレース]で[鍛錬の恩恵]というバフがつけられるようになった。単純に物理攻撃力を15%上げる補助効果なのだが、これを[ケルネソス]地方の[隠者]師範のブレイクスルースキルと合わせると30%アップになる壊れスキルだ。
たかが3割と思うかもしれないが、outwardにはこれを超える倍率のバフは存在しない。近接物理職をやるなら取らずには済ませられないスキルだと言える。
更に[僧兵]の上級スキルとして[閃光の猛襲]と[パーフェクトストライク]を覚えたが、これはどちらも攻撃スキルになる。どっちも今まで火力をミカに頼り切っていた俺としては念願の大火力スキルになる。
さて、これでミカは[ルーン魔法]、[隠者]、[哲学者]の3つのブレイクスルースキルを選んだ事になる。
1人のプレイヤーが選べるブレイクスルースキルは3つだから、これでミカはクラス構成上完成した訳だ。彼女はこれ以上、別の師範から上級スキルを覚える事は出来ない。
俺はまだ[僧兵]師範からしかブレイクスルースキルを買っていないが、[隠者]は前述の通りシナジー効果が高いなで確実に取っておきたい。となると残る枠は1つ。
(考えられるのは、[魔法剣]か[ハンター]か、だな‥‥)
[魔法剣]は、文字通り近接武器に魔法で属性攻撃力を付加するスキルだ。
とは言え、これはぶっちゃけアイテムである程度代用が効く。金とリュックの容量圧迫を許容するなら、その分を戦闘力に振った方が賢明だろう。
(‥‥どの道、[レイラインの繋がり]がない以上、MPを回復するポーションを使う羽目になるしな)
それなら、MP回復ポーションの代わりに[霊魂のニス]のようなアイテムを持てばいいだけだ。
「…‥よし、もう少し稼いだら[ベルグ]と[ケルネソス]地方の[風の陰謀団の搭]で俺もブレイクスルースキル取るよ」
俺がそう呟くと、ミカはこちらを見ながらコクリと頷いた。
まあ、その前にやっておく事がある。俺は手にした[残忍な斧]を見つめた。
近接攻撃力24は序盤こそ悪くない数値だが、ミカと同じ攻撃力しかないというのは、今ではかなり頼りない。
「まずは[爬虫類の隠れ家]でボス狩りだな…‥!」
[神聖な沼地]は沼地の上に僅かな陸地が浮島のように連なって出来ているマップだが、マップ中央と西に[大樹]と記されたランドマークが存在する。
どちらもいわゆる“世界樹“的な見上げるほどの巨木ではなく、島と一体化した面積としての[大樹]だ。
中央はこんもりした丘状で、西のは螺旋状に陸地と根が一体化していて、幹の洞穴から内部のダンジョンに入る事が出来る。
「何でこのダンジョン?」
「[アルファ・トゥアノサウルス]って奴が確実にいるからな」
名前は[アルファ・コーラルホーン]と同じく“
フィールドの奴は行動範囲が広く、見失うと厄介なので今回は確実性を踏まえてダンジョンをターゲットにした訳だ。
ダンジョンならではのデメリットもある。内部が狭く、立ち回りが限られる事だ。外なら広場に誘い出して攻撃をかわす事も出来るが、狭いダンジョン内部では避ける隙間がないのでガードで防ぐしかない。
「まあ、しかし場所がわかってて入り口すぐエンカウントってパターンじゃなきゃ、やりようはある」
「いつものだよねー」
そう。[仕掛け線の罠]をしこたま敷いて、お出迎えだ。
「加えて“釣り“にゃ覚えたばかりの[集中]! でもって[スナイパーショット]!」
[鍛錬の恩恵]で威力の上がった弓スキルが坂の下を徘徊していた赤い鱗の肉食竜に突き刺さる。ドシドシと足音も荒々しく近付いて来るその頭に、続けざまに矢を突き立てる。
「[ファル]、[シム]で電撃弾! トラップ踏んだから[シム]、[シム]で追撃!!」
ミカが使った“追撃“は、[ルーントラップ]を任意のタイミングで爆破するコンボだが、トラップを踏んだタイミングに重ねると追加ダメージが入る効果がある。
足の踏み場もない程敷き詰めたトラップは波のように次々と鉄釘を突き出して[アルファ・トゥアノサウルス]を串刺しにするが、奴はHPゲージの半分を失いながらも遂に俺に牙が届く間合いに近づきつつある。
「[ルーントラップ]敷き直したからちょっと下がって」
ミカの誘導に、俺は数歩下がりながら武器を弓から盾と斧に持ち帰る。
「さて、第2ラウンドだ!」
斧使うなら[アルファ・トゥアノサウルス]は避けては通れない相手かなぁと思います。
鹿のアルファがやたらいるからトゥアノのアルファも~と思うと全然見つからないという謎生態。