十一番隊書記の日常   作:わさび醤油

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字数制限の敗北者たち。


第二十二・二十三話:得手不得手+α

第二十二話:美しくないからねしかたないね。

 

「ドビャラボハーーッッ」

「オ゛アギョババババ」

「万国奇声博覧会?」

「「ちッッげーーーーよ!!」」

 

某日。おれと一角は同時に奇声をあげ、ちょうど現れた弓親に冷たい目を向けられていた。

違う違う違う。誤解だ。奇声をあげるのが趣味なわけでも、弓親に冷たい目で見られるのが趣味なわけでもない。おれたちがこんなことになっているのには理由がある。

 

「ワッうごいうごうごううごい動いたたた」

「……ああ、『アレ』?」

 

弓親がそう言いながら指差したのは部屋の隅。そこには、『アレ』としか言いようのない……黒い、あの……あいつ。もう描写したくない、見たくもない『アレ』がいるのだ。

 

「そうなんだよ、さっきからずっと部屋を占拠してて」

「このハゲが役に立たなくて困ってたんだ」

「こんなの俺が出るまでもねえ。雑用の仕事だって言ってんのにこの雑魚が働かねえんだよ」

うわー、どうでもいいよ(ふーん、大変だったね)

「せめてルビと元の文章逆にして!?」

 

弓親の目がますます冷たいものになる。ねえそれ『アレ』を見たときの目じゃない? 違う? 同じ扱いは流石に嫌なんだけど。

 

「はあ……。えい

「「……え?」」

「これでいいでしょ、うわー気持ち悪い」

 

クソデカため息を吐いた瞬間、この野郎おれたちの大変さを1ミリも理解しないなんてと一角にどついてもらおうと思っていたのだが。

弓親はそこら辺にあった雑誌を丸めて『アレ』めがけ振りかぶり、見事に振り抜いた。しかもその雑誌に上手に包んでぽいっとゴミ箱に捨てたのだ。

 

「ゆ、弓親……結婚してくれ

「愛してる、一生一緒にいよう」

「うわー気持ち悪い、『アレ』と同じところに送りつけるよ

「なんて酷い!」

「地獄とかそんなレベルじゃねえだろそれ!!」

 

 

 

 

 

第二十三話:そりゃ鍛えてるからよ

 

「ねえ」

「ヒュッ」

「え?」

 

ねえ、の言葉と同時に脇腹に衝撃。痛いとかではなく、ただくすぐったい。しかし、加害者の弓親的にはピンと来てないようだ。人の苦しみを理解できない子に育てた覚えはないのだが。

 

「や……めろよびっくりするだろうが!!!!」

「そんなに強くつついてないんだけど……?」

「くすぐったいんだよ!!」

「ええ……もしかして葉月くすぐったがりなの? 肌まで弱いんだ、可哀想……

「えい」

「ヒュッ」

 

生意気なことしか言わない弓親にハンムラビると、さっきのおれのように息を呑んだ。もちろん力加減は緩め、ほとんど当たるだけなので痛いはずはない。

 

「いやお前も弱いんじゃん!?!? くすぐったがりの分際でよく可哀想とか言えたな」

「違うんだよ。僕はくすぐったがりだけど強くて美しい。対して葉月は弱くてフツメンな上にくすぐったがり。ね?

「ね? じゃねえわ!! ケンカ売ってんのか!」

「たまには一角ポジションを僕が受け持つのも一興かと思って」

「何そのマンネリ防止みたいな言い方! ……え、もしかしてマンネリなの? やちると今度また面白いやつ考えないとな」

「なんの話してんだお前ら」

 

早速やちるを呼んで、一角の寝床に木刀を一本ずつジェンガスタイルで忍ばせて何本で気づくかの遊びを提案しよう。そう意気込んで席を立ったとき、後ろからまたしても何も知らない一角が現れた。

 

「一角! 今弓親がさ──」

「えい」

「あ?」

「ワッッッ」

 

弓親が一角の脇腹に容赦なくつんってした。見るだけでもくすぐったくて身体が二つ折りになってしまう。

しかし、当の本人はよくわからんと言ったふうに首を捻った。こいつ、全然効いてねえ! 加害者側であるはずの弓親までちょっとうっとなってるのに!?

いやなんでお前がダメージ受けてるんだよ。

 

「今なんかしたか? 鬼道とかか?」

「……つまらないの」

「急に脇腹攻撃されてため息吐かれるってどういう状況だよ……」

「もしかしてお前脇腹くすぐったくねえの……?」

「いや別に……。何? お前らダメなのかよダッセ

「「絶対に殺す」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全く関係ない第閑話:身構えているときには、死神は来ないものだ

 

「虚は危険な存在だ。瀞霊廷の秩序を乱すものだ」

「そうだね、葉月。(一角)は変わるよ。変えてみせるよ」

「(虚退治)やってみせろよ、一角!」

「(一角ほどの強さなら一人でも)何とでもなるはずだ!」

「(瀞霊廷内に)虚だと!?」

 

鳴 ら な い 言 葉 を も う 一 度 描 い て

 

「逃がすかァ!」

「やっちゃいなよ、そんな(大虚の)偽物なんか!」

「一角・斑目エリン……」

(ホロウ)を抱え込んでいるんだ、色々とな!」

「厄介なものだな、虚というのは」

「(虚になる前から悪行を重ねていると)ここからが地獄(行き)だぞ!」

 

──ツルピカの一角──




Q. 評価のバーが赤くなって初めて投稿する話がGと暴言とパクリって恥ずかしくないんですか?
A. いつから今まで恥ずかしくなかったと錯覚していた?

どれ好き?(参考までに。ネタ集め用:興味本位=5:5)

  • いつメン(一角、弓親)との遠慮ない暴言
  • いつメンとの男子高校生的やりとり
  • やちるとのトムジェリ
  • やちるとのほのぼの(広義)
  • 更木隊長との勝手に緊張する会話
  • 他隊長格とのほのぼの
  • 他隊長格との失言説教
  • その他の要素
  • 全部または複数あり決められない
  • 別にどれが好きとかではない
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