「お前んち意外と本多いんだな」
「漫画だけじゃないなんて」
「お前らマジ他人んち押しかけといてクソ失礼だな」
仕事の日に見る顔を、なぜおれは休みの今日も見ているのでしょうか。
某日の昼下り、いつも通り部屋の掃除をしたり本を読んだりしていたおれの家に入ってきたのは、一角と弓親だった。選手2名、堂々と窓からのご入場です!
不法侵入者2人はそのまま、おれの家の本棚からキッチンから扉という扉を開けてはケチをつけて歩いていく。なんなんだお前ら、強盗かなんかなのか?
しかしそれも飽きたのか、さっきからは適当な本を取ってパラパラ読んで戻してを繰り返している。ちゃんと戻してくれるから許しているが、適当に戻していれば一本背負いを仕掛けてやり返されて参りましたと言っているところだ。
「今週のジャンプどこだ? ああ葉月はまだジャンプ読んでもわかんねえか」
「まだコロコロなんじゃない?」
「どういう目でおれを見てるかよくわかりました。残念ながら昼ご飯はないです」
「なんでだよ! こちとら飯作る音で腹空かせてんだ食わせろボケ」
「ちょっと葉月の精神年齢はコロコロコミックの対象年齢くらいだねって言っただけでしょ、ケチくさいこと言わないでよ」
「よくそれで『じゃあ昼飯食べていいよどうぞ』って言われると思ったな……」
ちなみに今日の昼飯は自家製甘辛タレの天丼である。
そもそも不法侵入者に食わす飯はないのだが、2人が食材を大量に持ち込んできたのだ。食べきれなくて腐っても申し訳ないからね!
「つか小説ばっかだなこの棚」
「その辺は友達に薦められたやつで、大体推理モノ。こっちは趣味で買ってる本」
「うわっ恋愛モノもある。ちゃんとわかって読んでるの?」
「わかっとるわバカ! なんなら十一番隊で一番恋愛がわかる男だわ」
「「それはない」」
「マジで昼飯抜くか???」
「逆にお前らは何読むんだよ」
「「ジャンプ」」
「これだから十一番隊は……」
2人が口を揃えて言う。弓親はそれこそ恋愛小説とか好むのかと思っていたが、ナルっても十一番隊隊士なんだなあ。……おれのことを散々馬鹿にした割に2人とも漫画じゃねえか。
「バーカ。最新の研究で、ジャンプ読んだら読解力と文章力が上がるって結果が出てるんだぞ」
「まじか、でも最新の研究でハゲは知能が低いことが証明されたらしいぞ」
「ハゲ差別やめろそして俺はハゲじゃねえ」
「じゃあ一角がジャンプを読んだら人間の読解力文章力になるってこと?」
「いくら弓親でも締めんぞ」
「そうだそうだ、ジャンプ読んだくらいじゃ人間には遠く及ばないって」
「オマエ ヨウシャナク シメル」
「タイヘン スミマセン デシタ」
絵描いて学校行って文章書いて絵描いて絵描いて文章書いて動画作っておとわっか見ておとわっか見て絵描いておとわっか見てたら遅くなりました。
※最新の研究はマジで全く全然嘘です。ハゲに罪も罰もない。
どれ好き?(参考までに。ネタ集め用:興味本位=5:5)
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いつメン(一角、弓親)との遠慮ない暴言
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いつメンとの男子高校生的やりとり
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やちるとのトムジェリ
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やちるとのほのぼの(広義)
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更木隊長との勝手に緊張する会話
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他隊長格とのほのぼの
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他隊長格との失言説教
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その他の要素
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全部または複数あり決められない
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別にどれが好きとかではない