十一番隊書記の日常   作:わさび醤油

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第三十二話:めちゃモテ(ない)十一番隊

「お前らの罪は何だ」

「助けた女に剣術を三日かけて叩き込もうとした」

「女の子に美容について聞かれたから5時間かけてじっくりと教えてあげた」

 

一角と弓親が悪びれもせずにそう言いのける。

2人ともさっきその辺をぶらついている途中に見たときは女性と仲良さげに話していたのに、なんという体たらくだろう。

 

「ハ〜〜〜〜……十一番隊席官のお前らがモテないムーブをかますことで、十一番隊全員がモテないみたいに見られるんだぞ?? ちゃんと自覚しろ!」

「ところで手前は昨日何してたんだ?」

「街に出たらカツアゲされそうになって女の子に助けてもらった」

「十一番隊の面汚しはテメェだろうが!!!!」

「ごめんなさい!!!!!!!!!」

 

強くてもモテないことが証明されていい気分になっていたが、2人は昨日おれがイカツイお兄さんたちにカツアゲされている一部始終を見ていたらしい。

あれ? じゃあなんでそのとき助けてくれなかったの??

 

「こほん。ふん、モテないお前らに指導してやる」

「テメェに教わるくらいなら京楽隊長ンとこ行くわ」

「あの人意外とためになること教えてくれるんだよな……」

「モテない枠扱いされがちだけど普通にモテてるよあのおじさん」

「「クソが」」

 

色気があるのは理解できるが、どうしても女好きでセクハラしてるイメージが付いて回ってしまう。

しかしああ見えても護廷十三隊の隊長が1人。地位もあり割と気遣いもでき、あとお金持ってそうだからそりゃモテるよな。

 

……ちょっと湧きかけた殺意を抑えて、本題に戻る。

 

「さて問題です。おれは今日少しイメチェンしてみました、さて何でしょう」

「……………………顔?」

「ハイざんねーん!! そもそも顔は気軽にイメチェンできませー痛い痛い痛い痛い!!!!

「イメチェンできるだろうがこうやって握り潰せば」

「サイコパスかお前は!!!!」

 

ちょっと煽っただけでノータイムで顔面を握りつぶしてくるハゲ。だからモテないんだお前は、と思った瞬間また力を込められた。

ハゲのくせに読心もできるなんてズルだズル。

 

「で? 結局答えはなんだったの?」

「弓親もわかんねえの? ヘアピンの色がR:106、G:215、B:255からR:106、G:198、B:255に変わってるだろ」

「せめて日本語で表してよ」

「そもそも元が何色かも知らねえよ」

「水色だわ!!」

「……今も水色に見えるんだけど」

「これはいつもより青みがかった水色なの!! 女の子は些細な変化を理解してほしい生き物なんだからちゃんと気づかねえと、な?」

「ブン殴りてえ……ッ!!!!!!」

「甘いね一角、僕はもう殴ったよ」

「イッテェ! 甘いっておれにかよ!?」

 

 

 

おまけ、八番隊にて。

「「「どうやったらモテますか」」」

「女の子の気持ちを一番に考えて相手を尊重することかな」

「じゃあ……気持ちを一番に考えた結果、自分の身を守れるように剣術を?」

「叩き込まない」

「なら、相手を尊重して、もっと美しくなれるように美容豆知識を」

「教えない」

「てことは、俺を尊重して女の子にカツアゲから助けてもら」

「論外だよ」




スランプなのか、ネタは出るが1000字も書けなくてめちゃくちゃ時間かかりました。でもモテない話書き始めたら一瞬でした。自分と同じ境遇だからかな?
とか言って多分斑目三席も綾瀬川五席もモテると思います。悲しいね。

どれ好き?(参考までに。ネタ集め用:興味本位=5:5)

  • いつメン(一角、弓親)との遠慮ない暴言
  • いつメンとの男子高校生的やりとり
  • やちるとのトムジェリ
  • やちるとのほのぼの(広義)
  • 更木隊長との勝手に緊張する会話
  • 他隊長格とのほのぼの
  • 他隊長格との失言説教
  • その他の要素
  • 全部または複数あり決められない
  • 別にどれが好きとかではない
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