十一番隊書記の高槻葉月は、死神御用達の食堂でとある人物に出会った。
「あ、朽木隊長こんちは〜」
「ああ」
「食堂で会うの初めてじゃないです?」
そう、六番隊隊長の朽木白哉である。葉月は、食堂どころか六番隊隊舎や隊首会以外ではほとんど見たことがなかったために、白哉のことをレアキャラクターと密かに呼んでいた。
そしてそのレアキャラクターは、さっきまで食堂のメニューを見てしきりに首を傾げていた。貴族の中でも頂点に君臨するほどの貴族である白哉には、庶民の食事は新鮮なのだろう。横から葉月が笑って指を指す。
「おすすめはね〜、これ!」
「豚骨ら〜めん……。貴様、私にこんなものを食べろと言うのか」
「うわわわわ、刀抜くふりしないで!! これ、意外と美味しいんすよ、キャッチーな味で。たまにはこういう身体に悪そうなご飯もいいと思うんすよね〜」
葉月は律儀にメニュー名を読み上げた白哉に吹き出しそうになるが、なんとか押しとどめた。ここで笑うと頭と身体が永久バイバイしてしまうからである。
しかし、懲りずに葉月は話し続けた。白哉のほうも諦めた様子で一つため息をつき、話し相手になってやっている。冷たい印象を持たれる白哉だが、なんだかんだで面倒見の良い男なのであった。
「良い。私には使用人の用意した食事がある」
「まじか、絶対美味しいじゃん! いいな〜おれも食べたい食べたい!!」
「……今度屋敷に来るがいい」
「やったー! ありがとうございます!!」
葉月が万歳をして喜ぶのを、白哉が大人しくしなければやらんとたしなめる。
そして、そんな一部始終を、昼食を食べながら見ていた者が数人。
「現在進行形で朽木隊長に失礼な喋り方してるし、葉月ってなんであんな怖いもの知らずっていうか物怖じしないんすかね〜」
阿散井恋次、斑目一角、綾瀬川弓親、吉良イヅルの4名である。
「知らねえのか。あいつ貴族の生まれだぞ」
「え、本当に!?」
「マジだ。結構でかいらしいぞ、確か本人曰く上の下だったか? トップってわけでもねえがな」
「まあ普段から身なりは整えてるし、ああ見えて礼儀作法もちゃんとしてるんだよね」
「この前ご飯食べてるところ見たけど、食べ方すごく綺麗だったなあ……。そういうことだったんだね」
「日頃の行いで全てを台無しにしてるけどな」
「おいおい男四人が集まってなんの話だ? ぷよぷよなら消えちゃうぜ」
好き勝手に言う四人の机に、話題の主が顔を覗かせる。葉月は驚かせようとしていたようだが、弱いながら放っている霊圧で予測していた四人は眉もほとんど動かさずに振り向いた。
「吉良はジャンル違うから消えねえよ」
「逆におれが入ることで(元)十一番隊四人になって消えるじゃんか一角どっか行けよ」
「高槻さんまさかその弱さで十一番隊に所属されてますの?」
「まあそちらこそその薄さで十一番隊に所属されてますの?」
「よく急に始まるマウントマダムごっこに順応できるね……」
「いつものことだよ」
十一番隊の者なら一度は見たことがあるだろう葉月と一角の息の合った言いあいは、しかし三番隊のイズルにとっては珍しく思えたらしい。感心しているのか呆れているのか判断のつかないため息をついた。
「ああ!? これは薄いんじゃなくて剃ってんだって何回言やわかるんだよ力も頭も弱い鳥頭が!」
「あーあーお嬢様言葉崩したー! お前の方こそ鳥頭なんじゃねえの?」
「お前ェも崩れてんじゃねえか!!」
「こらこらやめなよ二人とも、みっともない」
「こちらが十一番隊名物の喧嘩〜仲裁役弓親を添えて〜でございます」
「名物なんだ……」
どれ好き?(参考までに。ネタ集め用:興味本位=5:5)
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いつメン(一角、弓親)との遠慮ない暴言
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いつメンとの男子高校生的やりとり
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やちるとのトムジェリ
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やちるとのほのぼの(広義)
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更木隊長との勝手に緊張する会話
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他隊長格とのほのぼの
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他隊長格との失言説教
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その他の要素
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全部または複数あり決められない
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別にどれが好きとかではない