機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性 作:桐野 ユウ
蒼い稲妻と呼ばれる女性
コズミックイラ71、一つのコロニーに戦艦が向かっていた。ザフト軍ナスカ級「ヴェサリウス」
「あれがヘリオポリスね・・・・・・あそこにあるっていうのかしら?」
「あぁ間違いないさ。あそこには連合軍が作っているという「G兵器」と呼ばれる兵器が存在をしている・・・・・・」
「ふーん。中立コロニーとか言っているのにおかしいことをするわね。スパイ君から連絡が来たってのはそういうことねクルーゼ。」
仮面を付けた人物を見ている、青い髪をロングに下ろしたヴェサリウスに乗る赤服の女性、彼女の名前は「アメリア・レーゼ」、ザフト軍でクルーゼ隊副隊長を務める人物であり、今は目の前のコロニー「ヘリオポリス」を見ていた。
「ですがよろしいのですか?評議会からの返答を待ってからでも。」
「遅いな、私の勘がそう言っている。」
「勘ね・・・・・・」
仮面を付けた男「ラウ・ル・クルーゼ」が離した写真を見ていた。
「ガンダム・・・・・・か。それでアスラン達を潜入させて私達の方は囮ってわけね?なら私も出撃した方がいいかしら?」
「いや君はここにいてほしい。」
「・・・・・・そう。」
彼女は自身の愛機がいる格納庫へ移動をしようとしたが、クルーゼに止められたのでブリッジに留まった。
「時間だな。」
「ヴェサリウス発進する!!」
ヴェサリウスの機関が始動してヘリオポリスの方へと向かっていく。一方で、ヘリオポリスの方でもアラームが鳴っていた。
ヴェサリウスとガモフがヘリオポリスの方に進行をしているので警告をした。だが、ザフト艦は妨害電波を発生させて進軍を止めようとしない。
クルーゼが合図を出すとヴェサリウスの格納庫が開き、ザフトのMSジンのモノアイが次々と点灯して出撃していく。アメリアが発進していくジンを見ていると、ヘリオポリスの方で爆発の光が見えたので彼女は笑う。
「ふふふ、イザーク達がやったのね。」
ヘリオポリスから出たミストラルがジンに攻撃するも回避され、逆に右手に持っている重突撃機銃の攻撃を受け撃破された。そのままジン数機はヘリオポリスの中に侵入するが、残っていた一機のジンは、オレンジの機体「メビウス・ゼロ」の攻撃を受けてしまう。だが、すぐに態勢を立て直して一機のメビウスを切り裂いた。
「アデス君、中の様子はどんな感じかしら?」
「は!中ではイザーク達が目的の物を見つけ、既に三機を奪取したと連絡がきました。」
「ふーん、流石イザーク達ね。もう三機のガンダムがこちらの手に。残りのガンダムもとってくれるといいわね(笑)」
彼女は首尾よくガンダムを奪取してきたのを喜んでいた。部下たちがよくやっているなと、心の中で褒めることにした。が、突如彼女は格納庫の方へと向かった。
「アメリア?」
「悪いわね、すこーしだけ行ってくるわ。何かを感じたわ。」
彼女はブリッジから、パイロットスーツがある場所を経由して愛機がある格納庫へと到着した。そこには青く、肩部には制御用のバインダー及び二連ガトリングが、両手にM7070 28mmバルカンシステム内装防盾(内蔵型ガトリングシールド)を装備した、シグーアサルトが立っていた。
「レーゼさん、準備は完了しています!!」
「いつもありがとう。さーて行きましょう。」
シグーアサルトのモノアイが光ってゆっくりと歩きだし、彼女は出撃態勢をとった。
「アメリア・レーゼ、シグーアサルト・・・・・・出るわよ!!」
ヴェサリウスから青いシグーアサルトが出撃した。右手に持っているMMIーM8A3 76mm重突撃機銃を構えて発砲し、数機のミストラルを撃破してからヘリオポリスの方へと向かっていく。
「ちぃ!!青い稲妻か・・・・・・させるか!!」
メビウス・ゼロに搭乗する「ムウ・ラ・フラガ」は、彼女を止めるためにヘリオポリスの中へと突入する。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
彼女はスラスターを吹かせながら攻撃を交わした。メビウス・ゼロが放ったガンバレルからである。彼女は素早く両肩部のガトリングを放ち、二個のガンバレルを破壊した。
「ちぃ!!青い稲妻もいるとはな!!」
「あれがクルーゼが言っていたエンデュミオンの鷹、ガンバレル攻撃が厄介だと聞いている・・・・・・だが!!」
シグーアサルトが両腕のシールド内蔵型ガトリングを放つも、メビウス・ゼロは狭いコロニーで交わしていき、彼女はその姿を見失ってしまう。
「消えた?」
彼女がセンサーなどで確認をしていると、右手に持っていた銃が突如爆発したので、すかさず攻撃したと思われる方角を向いてガトリングを発砲した。反撃でガンバレルを破壊されたメビウス・ゼロはレールガンを放つが、シグーアサルトに躱されて外壁に穴を空けてしまう。
「しまった!!」
「これで中に入れる」
シグーアサルトは穴が空いた場所から侵入してヘリオポリスの中に入ると、膝をついて佇んでいる奪取されなかったストライクガンダムを見つけた。
「あれがミゲルを撃破した残りの一機・・・・・・接近して叩く!!」
彼女は両肩部、両手に装備をしているガトリングを放つが、ストライクのボディはシグーアサルトが放ったガトリングの弾を弾いた。
「へぇー連合軍はあんなのを開発をしていたんだね。おっと、まだいたのねエンデュミオンの鷹さん!!」
彼女はシグーアサルトの背部に装備されたMAーM4 重斬刀を抜き、メビウス・ゼロのレールガンを切り裂いた。
「しまった!!」
「これでええええええええええ!!」
止めを刺そうとしたそのとき、突然コロニーの中で爆発が起こり、中から戦艦が出てきたのに彼女は驚いてしまった。
「戦艦!?この中に現れたというの!?何、高エネルギー反応!?ぐ!!」
彼女は横にそれたが、シグーアサルトの右手とシールド内蔵型ガトリングが、避けきれなかった緑色の砲撃によって融解をしていくのを見たので、すぐさまパージして帰投することに決めた。彼女自身は被弾をするとは思ってもいなかったので、その原因を探ろうとストライクの方を見たところ、その手に緑色の砲撃をしたであろう武器を持っていた。
(一撃でMSを融解させてコロニーにダメージを与えた。威力的にも恐ろしいわ・・・・・・)
彼女は被弾をした愛機と共にヴェサリウスへと戻った。
次回 ストライクの砲撃で愛機を中破をしたアメリア、クルーゼ隊はアークエンジェル及びストライクを撃墜をするためにジンにD装備をするように指示をする。
アメリアはミゲルと話をしていた。
次回「アメリアとミゲル」
「気を付けてミゲル。」
はいクルーゼが出る場所をオリキャラのアメリアちゃんがとりました。さて彼女の情報を少しだけ公開!!
名前 アメリア レーゼ
性別♀
年齢20歳
コーディネーター
クルーゼ隊副隊長を務める人物で青い長い髪を結ばないで降ろしている。クルーゼ隊の中でもクルーゼと呼ぶほどに彼とは仲が良く同期でもある。
赤服でイザーク達よりも先輩として振るまっており時には厳しく、時には優しく接するなどをしている。
愛機は初期はジンに搭乗をしており青い稲妻と呼ばれるようになったのもジンの色を青くして稲妻のように相手を撃破をしたからという。パーソナルマークも稲妻に愛機の機体につけている。
現在の愛機はシグーアサルトでラウがシグーを授与をした際にもう一機のシグーをアサルトシュラウドを装備をした状態で授与をして現在に至る。
アメリアの彼氏は誰がいいのか?
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ギルバード・デュランダル
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ラウ・ル・クルーゼ
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シン・アスカ
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イザーク・ジュール
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ディアッカ・エルスマン
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ニコル・アマルフィ
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スティング・オークレー
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アウル・ニーダ
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ハイネ・ヴェステンフルス
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???(SEEDFREEDOM)