機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性   作:桐野 ユウ

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カガリとアメリア

「・・・・・・・・・ん」

 

アメリアは目を覚ました。だがここがザフト関係じゃないってことはすぐにわかるが体中痛みを感じて何をしたのかを思いだす。ストライクを倒す為に愛機であるフェイズシフト装甲が消失をしたストライクにディンカスタムのリミッターを解除をして捕まえて自爆をしたのはいいが衝撃で吹き飛ばされて気絶をしたことを思いだす。

 

ここがどこだろうと考えていると一人の女の子が入ってきた。

 

「目を覚ましたようだな。」

 

「・・・・・・ここは?」

 

「オーブの飛行艇の中だ。質問に答えてもらおう。ストライクをやったのはお前か?」

 

「・・・・・・えぇその通りよ。ストライクをやったのは私・・・・・・」

 

「!!」

 

カガリはその言葉に目を見開いた。女性がストライクをやったといったのだ。

 

「ただし、ディンカスタムを自爆をさせただけだから正直に言えばやったかどうかといわれたらわからないわ。なにせ向こうはフェイズシフト装甲が解除されただけで無傷だからね。流石オーブが介入をして作った機体だけあるわ。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

アメリアの言葉を聞いてカガリは持っていた銃を降ろした。彼女自身も彼女が銃を降ろしたので彼女自身も無言でいた。それから数日はカガリが見張りをしていたが彼女自身は動けないためため息をついていた。

 

(いずれにしてもディンを自爆をさせてしまったしシグーアサルトはミゲルと共に爆散をしてしまったから戦うことができないわね。向こうでは私は行方不明つまりMIA扱いになっているわね。いずれにしてもまずは傷を治さないと何も始まらないわ。)

 

アメリアはそう呟きながらオーブの飛行艇の中で傷を治すことにした。一方でカーペンタリア基地にいるクルーゼは拳を握りしめていた。彼女が死んだとは思いたくないくらいに・・・・・・だからこそ彼は仮面の下でいつかは外そうと思っていた仮面を外さないでいた。

 

(いずれにしても彼女が死んだとは考えたくない。彼女がいたから私はテロメアを気にせずに生きることができる希望を得た。ナチュラル、コーディネーターなど関係なしに私は・・・・・・)

 

「失礼します隊長。」

 

扉が開いてアスラン、イザーク、ディアッカ、ニコルの四人が入ってきた。彼は無事だった部下たちを見ながら立ちあがる。

 

「話は聞いている。ミゲル・・・・・・おしい男を失った。」

 

「申し訳ありません。ミゲルが死んだのは俺のせいです。俺が・・・・・・」

 

「だとしてもミゲルはお前を救っただけ良かったと思っているさ。そしてアメリアも・・・・・・」

 

「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」

 

「実は先ほどオーブの飛行艇から連絡があってね。彼女を保護をしたと連絡が入ったんだよ。」

 

「では!アメリア副隊長は生きているのですね!!」

 

「あぁイザーク、だが彼女は残念ながらアスランと共に本国の方へと行くことになった。」

 

「「「え?」」」

 

「特例でね。特殊課の方へ配属となった。アスラン、君はアメリアを迎えに行ったあと彼女と共にシャトルに乗りプラントへ向かってくれ。」

 

「は!」

 

「ほかの三人は私と共にオペレーションスピットブレイクに参加をしてもらうことになる。」

 

「「「は!!」」」

 

それから数週間が経ち、カーペンタリア基地から迎えが来た。来たのはアスランだった。

 

「副隊長!」

 

「ご苦労アスラン、カガリちゃんもありがとうね?」

 

「あぁ・・・・・・そうだ。お前にこれを渡しておくさ。」

 

「これは?」

 

「ハウメアの女神のお守りだ。あんたなんか危なかったしいからさ。」

 

「・・・・・・ふふありがとうオーブの女神さまってだけ言っておくわ。」

 

彼女はアスランと共に輸送機へと搭乗をして彼と久々に挨拶をする。

 

「そう、私とあなたがプラントへね・・・・・・」

 

「はい、俺自身もその・・・・・・すみませんでした。副隊長・・・・・・」

 

「なんであなたが謝るの?逆に謝らないと行けないのは私よ。あなたの親友を殺したのは私自身だから・・・・・・」

 

彼女は懐から写真を出した。四人が一緒に映っている写真でアスランはどこかで見たような顔だなと思いつつ聞くことにした。

 

「あのーその写真に写っている人たちは・・・・・・」

 

「あぁそういえばアスランはクルーゼの素顔を見たことがなかったわね。」

 

「これがクルーゼ隊長!?」

 

「そうよ。一人はジブランタル基地の司令をしているカーナ、クルーゼ、そしてもう一人・・・・・・ガリオ、私の同期なのよ。」

 

「その・・・失礼ですがガリオって人は俺会ったことがなくて・・・・・・」

 

「・・・・・・無理もないわ。彼はもう死んでいるからね。」

 

「失礼しました!そんなことも知らないで。」

 

「いいのよアスラン、あなたのお母さんはユニウスセブンで亡くなったのよね?」

 

「はい・・・・・・」

 

「ガリオもその時に帰郷をしていてね。そこに地球連合軍が核ミサイルを放ちユニウスセブンは崩壊、ガリオも亡くなったと聞いているわ。」

 

「そうでしたか・・・・・・」

 

彼女は暗い顔をしていたがすぐにいつもの顔となり輸送機はカーペンタリア基地に到着をして彼女はクルーゼがいる部屋に入るとほかのメンバーも駆け寄る。

 

「「「副隊長!!」」」

 

「イザーク、ディアッカ、ニコル心配をかけたわね?もう大丈夫よ。」

 

「流石副隊長だぜ!!無事だと信じていたぜ!!」

 

「僕も信じておりましたよ。はいあなたのバイオリンです。」

 

「ありがとうニコル。」

 

「アメリア、無事で何よりだよ。そして君がストライクを倒したと聞いているさ。」

 

「青い稲妻の名にかけてね。それで話はアスランから大体のことは聞いているわ。シャトルはここから出る奴に乗ればいいのね?」

 

「あぁ、残念ながら我々は作戦のため見送ることができないが。」

 

「あのクルーゼ隊長イージスの方はどうするのですか?」

 

「イージスに関してはこちらで使うことになる。二人が無事にプラントに到着をすることを願っているよ。」

 

「わかったわ。」

 

こうしてアスランとアメリアはプラントに帰国をするため準備をするのであった。それから数週間が経ち二人を乗せたシャトルは大気圏を突破をする際にアスランは地球の方へと向かう青い翼をはやした機体が地球に突入をするのを見かけるのであった。




次回 アスランとアメリアが乗るシャトルはプラントに到着をして彼女は新しい機体が授与されることとなり格納庫へと移動をする。

一方でアラスカ基地を攻略をするクルーゼはイージスに乗り数が少ないことが気になっていた。彼は司令室へと行き調べて目を見開いた。

そこにムウが到着をして彼はここの基地のことを話した。


次回「アメリアの新しい機体」

「これが私の新しい機体・・・・・・」

アメリアの彼氏は誰がいいのか?

  • ギルバード・デュランダル
  • ラウ・ル・クルーゼ
  • シン・アスカ
  • イザーク・ジュール
  • ディアッカ・エルスマン
  • ニコル・アマルフィ
  • スティング・オークレー
  • アウル・ニーダ
  • ハイネ・ヴェステンフルス
  • ???(SEEDFREEDOM)

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