機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性   作:桐野 ユウ

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アメリアの新しい機体

アスラン、アメリアがプラントにシャトルで向かっている中、残ったクルーゼ隊はオペレーションスピットブレイクに参加をするためにクルーゼはアスランが残したイージスに搭乗をしてイザーク、ディアッカ、ニコルと共に参加をする。

 

その中にはアークエンジェルの姿があったので彼らは攻撃をする。

 

(妙だ、連合軍の奴らの攻撃がいくらなんでも弱すぎる。それに兵力なども少なすぎるし何か様子もおかしい。)

 

クルーゼは嫌な予感がしてイザーク達にアークエンジェルを任せると自分はイージスのスラスターを展開させて基地に突入をしてコクピットから降りて銃を構えながら司令室の方へと行く。

 

「ここが司令室か・・・・・・」

 

彼は扉を蹴り中へ入るが誰もいないので驚いている。

 

「な、どういうことだ・・・・・・なぜ連合の軍人達がいない。ん?サイクロプス・・・・・・まさか自爆をするつもりか!!」

 

「な!?どういうことだ!!誰も・・・・・・クルーゼ!?」

 

「お前も来たようだなムウ・ラ・フラガ、どうやら我々はお互いに罠を仕掛けられたようだ。」

 

「何!?」

 

「良く聞け!この基地にはサイクロプスが仕掛けられている。しかもご覧の通り偉いさんたちはとっくの昔に撤退をしているってことだ。」

 

「くそ!!お前とやりあっている場合じゃないな!!」

 

「そういうことだ。」

 

そういってお互いに離れた後クルーゼはイージスに搭乗をしてグゥルに乗り出発をして通信をする。

 

「艦長、直ちに全機を撤退させるのだ。」

 

『え!?どういうことですかクルーゼ隊長!?』

 

「やられたのさ、連合軍はここを囮にして我々を全滅させようとしているってことだ。サイクロプスが地下に仕掛けられている。」

 

『な!?』

 

「責任は私がとる!!全機を撤退させるんだ!!」

 

『りょ、了解しました!!』

 

「・・・・・・連合軍、この屈辱は晴らさせてもらうぞ。」

 

クルーゼは仮面の奥で怒りを心頭をしながら全員に撤退命令を出す。一方ムウから事情を聞いたマリュー・ラミアスは本艦の使命を終わったことを伝えてアークエンジェルをアラスカ基地から離れるよう指示を出す。

 

ザフトの軍団もラウ・ル・クルーゼの指示に従い撤退を開始をした。だが一機のジンはアークエンジェルの方へと向かいブリッジに取りつこうと銃を構えた。

 

「は!」

 

ジンがトリガーを引こうとしたときに銃が爆発をして上空から青い翼をはやしたMSが降りてきてビームサーベルを抜いてジンの頭部を切った。

 

『こちらキラ・ヤマト!援護をします!今のうちに退艦を!!』

 

キラ・ヤマトが搭乗をする新たな機体フリーダムガンダムが降臨をした。イージスに搭乗をするクルーゼはフリーダムガンダムが地上に降りてきたのを見て驚いている。

 

(フリーダム!?なぜあれがここに・・・・・・確かあれはパトリックの指揮の元作られたはず・・・・・・それがなぜここに・・・・・だがフリーダムの相手をするほどこちらも余裕じゃない。)

 

クルーゼは冷静に撤退をしていき、イザーク達も撤退をしていく。そして・・・・・・アラスカ基地はサイクロプスが起動をして大爆発を起こした。逃げ遅れた連合兵やザフト軍の機体は巻き込まれて大爆発を起こしていく。クルーゼの指示のおかげで撤退をしたザフト軍は2割が損失をした。

 

一方でプラントに帰国をしたアスランとアメリアはお互いに新型の機体が授与されることとなり彼女は格納庫へと移動をしていた。

 

「アメリア、聞いたわよ?あのストライクを倒したって。」

 

「ありがとうケイラ、でも愛機を失ったから丁度良かったわ。それでどんな機体なの?」

 

「ふふふふふふふふ」

 

ケイラ・オカは笑いながら彼女を連れていきカードキーをスラッシュさせて扉が開いてライトが点灯される。

 

そこに立っていたのはガンダムタイプのモビルスーツがいたのでアメリアは驚いている。

 

「これってガンダム?」

 

「そそこいつの名前はドレッドノートガンダム二号機なのよ。」

 

「二号機?一号機の方はどうしたの?」

 

「一号機は解体をされてね。これはそれをベースにしているけどよーくみてごらん?何かドレッドノートにはないものがたくさんついているでしょ?」

 

アメリアは前にドレットノートガンダムの機体データなどを見せてもらったことがあるが一部パーツが違うのに気づいた。

 

「この機体はフリーダムガンダム及びジャスティスガンダムの試験的な機体だったのを胴体部分などを急遽両機に合わせるように指示を出されて改良をしたのがこの機体なのよ。ニュートロンジャマーキャンセラーというのが搭載されていてほかのモビルスーツに比べても起動時間が無制限なのよ!!」

 

「な、なるほど・・・・・・ドレッドノートガンダムか・・・・・・これが私の新しい相棒。」

 

彼女はこれから共に戦う愛機を見ているとケイラはくいっと指をさす。

 

「早速乗ってみる?試しにどれくらいなのかチェックなどもしてみたいし。」

 

「わかったわ。」

 

彼女はパイロットスーツに着替えてコクピットがある胸部上面から乗り彼女はOSなどをチェックをして自分用にカスタマイズをしていく。

 

そして機体の色なども変更をしていき彼女はフェイズシフト装甲を起動させる。白かった部分が青くなっていきドレッㇳノートガンダムが起動をする。

 

「さーて行くわよ。アメリア・レーゼ、ドレッドノート行くわよ!!」

 

背部のリフターや背中のブースターなどが起動をして格納庫から飛びだしてドレッㇳノートガンダムが移動をする。

 

「ぐううううううううううう!!(なんてGなのよ、今まで乗った機体よりもじゃじゃうまかも!!)」

 

飛びだした後ケイラから通信が来ていたので応答をする。

 

『アメリア聞こえる?今から模擬戦用のジンを出すからね?』

 

「了解よ。さて見せてもらうわよガンダム!!」

 

ドレッドノートガンダムのツインアイが点灯をして右手に持っているビームライフルを構えているとジンが数機出てきて突撃銃を放ってきた。

 

ドレッドノートガンダムは回避をして右手に持っているビームライフルを放ちジンのコクピットに命中して爆散させる。

 

接近をしてきたジンに対して左手に装備をしている複合兵装坊盾システムからビームサーベルを発生させて切りさいた。彼女はドレッドノートガンダムの出力に驚いていた。

 

「これが・・・・・・ガンダムの・・・・・・力・・・・・・」

 

彼女は機体の指などを動かしながら帰投をしてケイラ達は整備を行っている。彼女はガンダムの出力がシグーアサルトやディンカスタム以上なので驚いている。そういえば一度だけデュエルに乗せてもらったことがあるのを思いだしたがそれ以上の出力だなと彼女はドレッドノートを見ながら隣にある機体を見ていた。

 

「ケイラあれは?」

 

「あぁあれはジャスティスガンダムだよ。あなたの部下のアスラン・ザラ君がパイロットを務めるって聞いたよ?」

 

「そうアスランが・・・・・・」

 

彼女はもらったスポーツドリンクを飲みながらパイロットスーツを緩めるとケイラはじーっと自身の胸を見てから近づいて揉みだした。

 

「ちょ!?」

 

「ずるいずるいずるいずるいずるい、なんでアメリアもそうだけどさガーナも大きいのよ!!むきいいいいいいいいいいいいい!!」

 

「なんであんたにまで揉まれないといけないのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

女性同士ってこともありケイラはアメリアの豊満な胸を揉んでいた。自分のが小さいのに同期の女子はなんで大きいのか悩んでいたのだ。

 

ちなみにアメリアはFカップである。もう一度言おうFか・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「あ、アメリアちゃん?」

 

「ちょーっとやりすぎじゃないかしら?ケイラちゃーん(笑)」

 

アメリアはケイラの頭をアイアンクローをして力を入れていく。いくら優しい彼女でもやり過ぎると切れる。

 

「ぐおおおおおおおお・・・・・・ご、ごめんなさい許してください・・・・・・」

 

「・・・・・全く調子乗り過ぎよ。」




次回 アスランは奪取されたフリーダムの強奪及び破壊をする任務を受ける。一方アメリアは地上のクルーゼと通信をしていた。アラスカ基地の攻略に失敗をしたことなどを含めて聞いていた。

次回「クルーゼと通信」

NEW機体

ドレッドノートガンダム二号機

ザフトが以前開発をしたドレッドノートガンダムをベースにアメリアが運用をすることを前提に制作された機体でフリーダム及びジャスティスと同時期に完成をする。

ゲイツ火器運用試験型をベースにしているが上半身と両腕部がジャスティスのが下半身はフリーダムのが採用されている。

そのため頭部がドレッドノートガンダム以外はほとんど別機体になっている。ドラグーンシステムなどの機能は排除されておりマルチロックオンシステムなどが搭載されている。

武装はビームライフル、複合兵装坊盾はドレッドノートガンダムのが使われている
肩部はバッセルビームブーメラン×2

頭部は四問のピクウスが使用されている。

ファトゥム―00と同型のが装備されておりフォルクリス機関砲、ケルフス旋回砲塔機関砲、ジャスティスガンダムが搭載されている武装が使用されている。

なおフォルティスビーム砲のところはフリーダムガンダムのバラエーナプラズマビーム砲に変更されており通常は収納をされているが展開をすることでバラエーナプラズマビーム砲を放つことができる。上空に向けている時や背部にリフターが装着されている時にも放つことが可能である。

下半身の方はフリーダムガンダムのクスィフィアスレール砲とラケルタビームサーベルが装備されている。

独自武器としてイージスで使用をしていた足部の先端部にビームサーベル発生装置が装備されておりクロ―のようなところからビームサーベルを一瞬で発生させることができる。

本体武装

ピクウス×四 

ビームライフル

複合兵装坊楯システム

ラケルタビームサーベル×2

クスィフィアスレール砲×2

バッセルビームブーメラン×2

ビームサーベル発生装置×2

リフター装備

バラエーナプラズマビーム砲×2

ケルフス旋回砲塔機関砲×2

フォルクリス機関砲×4である。

アメリアの彼氏は誰がいいのか?

  • ギルバード・デュランダル
  • ラウ・ル・クルーゼ
  • シン・アスカ
  • イザーク・ジュール
  • ディアッカ・エルスマン
  • ニコル・アマルフィ
  • スティング・オークレー
  • アウル・ニーダ
  • ハイネ・ヴェステンフルス
  • ???(SEEDFREEDOM)

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