機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性 作:桐野 ユウ
クルーゼ隊とレーゼ隊の部隊はエターナル奪取及び破壊命令を受けていたがコロニーメンデルにてクルーゼはムウとキラに自分の正体とキラがここで誕生をしたことを話している頃、外で地球連合軍のドミニオンの追撃などがありエターナルとクサナギによってナスカ級二隻が轟沈させられてしまう。
プラント本国へと帰還をしたクルーゼ隊及びレーゼ隊は自身の戦艦の修理などもありしばしの休暇を得ることとなった。
アメリア自身はあまり休暇を取らなかったってこともあり無理やり取らされたのである。
「やれやれ、休暇と言われましてもやることがないのよねーーーそうだ、ケイラのところへといっていましょうっと。」
彼女はMSが置いてあるラボへと向かった。以前の任務でハイぺリオンガンダムを捕獲をしてそれを親友のケイラのところへと向かうことにした。
「ケイラいる?」
彼女はケイラがいるラボに到着をして彼女がいそうな場所を見ていると笑い声がしてきたのであっちにいるんだなと行くとハイぺリオンガンダムを調べている彼女達の姿を見つけて近づいた。
「ケイラ。」
「あら?アメリアじゃない。いつからいたの?」
「さっき来たのよ。それで何やっているの?」
「いやーハイぺリオンに装着されている武装などを何かに転用できないかなって思ってね。けどなかなかないのよねーーーー」
「しょうがないわよ。地球連合軍の機体だしねこれ。」
「そうね。でもイージスやデュエルとかは元は地球連合軍のを私達が奪取をしたけどそのデータが汎用されてゲイツなどが完成されたのよねーーーー」
ケイラは目を光らせながら言うのでアメリアは苦笑いをしている中ドレッドノートガンダムが運ばれてきたので彼女は驚いている。
「え!?なんでドレッドノートガンダムがここに?」
「なーに忘れているのかねアメリア君。元々ドレッドノートガンダム二号機は私達が開発をしたものだということをすっかり忘れているじゃないかね?調整なども含めてここでやっているのさ!!」
運ばれたドレッドノートガンダムに整備員が達が群がっていきケイラもそれに加わるために現場へと向かったので彼女はここにいても邪魔になるなとラボを後にした。
アメリアは歩きながらいつまでこんな戦いが続くのだろうかと考えていた。ブルーコスモスを倒せば終わりなのか?それともナチュラルを殺さないと永遠に戦争は終わらないのかなと彼女なりに考えていたが一向に終わることがないのでどうしたらいいのだろうかと悩みながら家の方へと帰宅をした。
「ふぅ・・・・・・」
彼女はそのまま布団の上に寝転がり制服など脱いで下着の姿になっていた。右手を顔に乗せてどうしたらいいのだろうかと思い眠ってしまう。
だが連合軍はかつて使用をしたある兵器を搭載させて月の基地プトレマイオスから出撃をした。
目標は要塞ボアズだ。連合軍艦からストライクダガーなどが出撃をして攻撃を開始をする。
要塞ボアズの方でもMSが出撃されて地球連合軍とザフト軍の激突が始まった。ジン、ゲイツ、シグーなども参戦をして攻撃をしてストライクダガーなどが撃墜されていくがそこにドミニオンからカラミティやレイダー、フォビドゥンなども出撃されて反撃されて行く。
カラミティから放たれたスキュラがMSに命中をして爆散をする。
「はああああああああ!撃滅!」
新型のミョルニルを発射してゲイツを撃破した。ゲイツもビームライフルを放つがフォビドゥンが背部の可動装甲を前に出してゲイツのビームをはじかせるとそのまま接近をして鎌で切り裂いた。
ほかにもストライクの本当の量産型「105ダガー」などもストライカーパックを装着をしてザフトのMSを攻撃をして撃墜をさせていく。
だが本当の意味はピースメーカー隊と呼ばれるメビウスが出撃をしていく。だがそれらが装備をしているものはレールガンではなくかつてユニウスセブンを崩壊させた核ミサイルだからだ。
そしてそれが今・・・・・・要塞ボアズに向けて放たれた。要塞ボアズは連合軍が放った核ミサイルによって陥落をした。
それはザフト側にも知られた。核ミサイルによって陥落をしたことも・・・・・・アメリアは目を見開いた。
連合軍が核ミサイルを使い要塞ボアズを撃破したことに彼女は拳を握りしめていた。
「連合が核を・・・・・・またあの悲劇をあいつらは繰り返すつもりか!!ガリオやユニウスセブンに住んでいた人たちを奪ったあのミサイルを再び戦線に導入させるなんてふざけるんじゃない!!」
彼女は制服に着替えて怒りの表情のまま作戦会議が行われるという場所に到着をして中へと入る。クルーゼは彼女が来たが表情がいつもと違い怒りの表情だったので知っているのだと思い話をする。
「皆に集まってもらったのには知っての通り要塞ボアズが陥落をした。」
「な!?ボアズが!?」
「・・・・・・そうだ、奴らは要塞ボアズを陥落させたのは・・・・・・核ミサイルを使ってだ。」
「「「!!」」」
「・・・・・・・・・そう奴らはあれを使ったのね。」
「そのとおりだ。それとジブランタル基地も陥落をした。」
「!!」
「だが司令官を含めて全員が脱出をして別の基地に保護されたと連絡も来ている。」
「・・・・・・ほ」
アメリアはガーナが無事だということを聞いてクルーゼは話を続ける。
「では話を続けるぞ?現在地球連合軍は我らのプラントを狙っていることが判明をした。我々はそれを食い止めるべく出撃をする。だが私は新型機体の授与するため出撃が遅れてしまう。イザーク、君に隊を率いれて守ってくれ。」
「は!」
「・・・・・・クルーゼ、私も私の隊で動かさせてもらうわよ?」
「あぁ構わないよ。(パトリック・・・・・・奴が何をするのかわからない。私も知らない何かを奴は使おうとしている。いったい・・・・・・)」
クルーゼは考え事をしながら新型機体の授与をするために移動をする。アメリアも部屋を出た後ケイラのラボの方へと行くとドレッドノートガンダムが立っていたので彼女はケイラがいたので声をかける。
「アメリア!!あいつらが核ミサイルを使ったって本当!?」
「えぇ本当よ。それで要塞ボアズは陥落をしたわ。」
「そう・・・・・・なら地球連合軍が次に狙うのは・・・・・・」
「プラントね。」
「ジブランタル基地も陥落をしたってガーナは・・・・・・」
「大丈夫ガーナは脱出をして別の基地に保護されたって連絡が来たわ。」
「良かった・・・・・アメリア、あなたも無事に帰ってきてよ?終わったら三人でのもう!!」
「そうね。無事に終わったら三人で飲もうね。」
「うん!!」
アメリアは整備されたドレッドノートガンダムに搭乗をしてツインアイが起動をして出撃をしていった。
連合軍はボアズを陥落をした勢いでプラントを襲撃をするために艦隊を動かしていた。ザフトの方もプラントを落とされてたまるかと部隊を展開をして出撃をする。
そしてアークエンジェル、クサナギ、エターナルの三隻も連合軍とザフトの戦いを止めるために戦場へ向かう。
連合軍とザフト、そして三同盟の激闘が始まろうとしていた。
次回 地球連合軍とザフトの戦いの激闘が始まった。地球連合軍はピースメーカー隊でプラントを撃破をするためにザフトの方はそれをふさぐために防衛線を張っている。
一方パトリックは新兵器を使う決意を固めて準備を進めていた。
次回「ザフトの新兵器」
アメリアの彼氏は誰がいいのか?
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ギルバード・デュランダル
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ラウ・ル・クルーゼ
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シン・アスカ
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イザーク・ジュール
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ディアッカ・エルスマン
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ニコル・アマルフィ
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スティング・オークレー
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アウル・ニーダ
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ハイネ・ヴェステンフルス
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???(SEEDFREEDOM)