機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性   作:桐野 ユウ

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アメリアの家でお酒を飲む

ヤキン・ドゥーエ戦の戦いから数週間が経ち、地球連合軍とザフトの間に和平が結ばれて地球にいたガーナ・マーシャルはプラント行きのシャトルに搭乗をしてプラントに久々に戻ってきた。

 

「ふぅ・・・・・・久々のプラントだわ。」

 

「「おーい」」

 

「噂をしたらいたわ(笑)」

 

ガーナは笑いながらも手を振っている二人に手を振り合流をした、1人目は青い稲妻と呼ばれるエースパイロット「アメリア・レーゼ」、もう一人は整備士として働く「ケイラ・オカ」である。

 

戦争が一時的に終わったのでガーナはプラント本国へ戻ってきたのだ。合流をした三人はアメリアが運転をする車に搭乗をして彼女の家に到着をする。

 

「それにしてもガーナ大変だったわね?ジブランタル基地攻撃されたんでしょ?」

 

「えぇ、奴らがこの基地を狙っていることはわかっていたけど奴らも水中型MSを使って攻撃をしてきたからグーンやゾノなどがやられてね。私はデータなどを回収をして基地を放棄をしてほかのところでお世話になったわけよ。」

 

「そうだったの大変だったわね。」

 

「いやいやそっちに比べたらね。聞いたわよ地球軍が核ミサイルを使ってボアズを陥落させたのを・・・・・・しかもパトリック・ザラがジェネシスとかいう兵器を使って地球に攻撃をしようとしたのもね。」

 

「まぁジェネシスはジャスティスガンダムが自爆をしたおかげで破壊されたのだけどね。それで停戦信号が出されて今に至るわけよ。」

 

「それにしてもあんた、ガンダムを二機も捕獲をしたって聞いたけど・・・・・・」

 

「えぇそうだよ。アメリアったらカラミティガンダムとハイぺリオンガンダムを捕獲をしたから今はドレッドノートガンダムのパワーアップとして改造をしているところよ。」

 

「え、そうだったの?」

 

「そそ、今現在考えているのはハイぺリオンの両腕を移植をして背部のリフターを外してハイぺリオンの背部ユニットを接続、その横にエールストライカーのような翼を接続させた状態かな。制御用のウイングはジャスティスガンダムのリフターをベースに改良をしているのよ。」

 

「「へぇーーーーーー」」

 

「そしてもう一つはカラミティガンダムのスキュラ部分を外してドレッドノートガンダムに取りつけている感じだね。言えばカラミティガンダムを解析をしてもう一機作り中、んで現在はデータ状にあったソードカラミティと呼ばれるバックパックなどを制作中だよ!!」

 

「「流石ケイラさん、そこに痺れる憧れる!!」」

 

二人はケイラを褒めたので彼女はえへんといい、アメリアはビールを持ってきて三人のコップに入れていく。

 

「ではでは、一時的だけど戦争が終わったってことで・・・・・・そして無事に生き残った私達に。」

 

「「「かんぱーい!!」」」

 

三人はコップにいれたビールを飲んでいくとケイラが話を始めた。

 

「それにしてもアメリア、あんた白服に昇進だってね聞いたわよーーー」

 

「え!?そうなの!?」

 

「えぇ、白服に昇進となったのよーーー」

 

「まぁあんたはエースパイロットだし、ほかにもイザーク・ジュールも赤服から白服に昇進だって聞いたしね。」

 

「本当イザーク達は成長をしたわよ・・・・・・」

 

「そういえばアスラン・ザラは?」

 

「アスランはオーブに行ったわ。カガリを支えるために名前を変えてね。」

 

そういってアメリアはビールを飲みながら窓を開けてプラントの夜空を見ていた。亡くなった部下たちのことを思いながら・・・・・・そしてかつて自分の愛機として動いていたシグーアサルトやディンカスタムのことを思いだしていた。

 

「そういえばディンカスタム自爆させたんだっけ?」

 

「えぇストライクを倒す為にフェイズシフト装甲を切らせた後につかみ合って自爆をさせたのよ。」

 

彼女はお酒を飲みながら話を続けていた。

 

「じゃあ赤服を着ているのもそろそろなんだね?」

 

「えぇ昇進自体は決定をしているから、明後日に授与する予定よ。そういえばケイラ。」

 

「何?」

 

「あんた新型機体のガンダム計画があるって聞いたけど本当なの?」

 

「え!?」

 

アメリアが言った言葉にガーナは驚いていると彼女は端末を開いて二人に見せる。

 

「これが現在考えている計画書、五機の新型ガンダムを開発されることとなったんだ。名前は「カオス」「アビス」「ガイア」「セイバー」「インパルス」の五機だよ。」

 

「あれ?インパルスは戦闘機なの?」

 

「戦闘機ってわけじゃないんだけど・・・・・・コアスプレンダーと呼ばれる戦闘機にチェストフライヤーレッグフライヤーが合体をして一機の機体になるって感じかな?まぁベースはストライクガンダムがベースなんだよねーーー」

 

「確かにシルエットシステムってのもストライクの使用をするストライカーパックをベースなんだね。」

 

「そそ、さらにゲイツやジンたちを置き換えるための機体も現在開発中なんだよねーーーまだ計画書だけどね(笑)とりあえずはこの機体ができるまではゲイツを改良をしていく感じだね。」

 

「改良?」

 

「そそゲイツの武器の一つのアンカーがあったでしょ?あれパイロットに不評だから腰部にフリーダムのレールガンの改良型を付ける感じかな?」

 

「「へぇーーーーー」」

 

ケイラの話を聞きながらも三人はお酒を飲みながら話を続けているとだいぶ酔っぱらってきたのかケイラが聞いてきた。

 

「ねぇねぇアメリアには好きな人いないの?」

 

「んにゅ?急にどしたの?」

 

「だってアメリアって胸も大きいしさ、男の話ぐらいあるんじゃないのかなって。」

 

「ないない。私のような女のことを好きになるって人なんていないと思うわよ?」

 

(いやいや、あのイザーク君やディアッカ君、さらにクルーゼ隊長とかあんたを狙っている感じだったけど!?それに気づかなかったの!?)

 

ガーナはお酒を飲みながらアメリアを狙っている男性陣のことが可哀想にと思いながらお酒を飲んでいく、そこから話を続けていたけどアメリアははぁとため息をつきながらコップを置いて彼女は見ていた。

 

「どうしたの?」

 

「あ、いや・・・・・・もしガリオが生きていたらどうなっていたかなってね、誰よりもザフトのために戦おうとしていた男だったからさ。」

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

ガリオ・レイジ、アメリア達の同期でありザフトのためにと志願をした人物だ。だが彼はユニウスセブンに帰郷中に連合軍が放った核ミサイルの犠牲者となってしまった。

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

三人は黙とうをして心の中でガリオの墓に報告をしようかと考えていた。そして黙とうを終えるとアメリアはお風呂を沸かしていたので順番に入ることにした。

 

「それでドレッドノートガンダムの改良はカラミティガンダムとハイぺリオンガンダムの制作をしたパーツを加えた形態って感じだね?」

 

「そそ、カラミティガンダムのシュラークに盾、そして右手にバズーカ砲とほぼカラミティガンダムベースにする感じかな?ハイぺリオンフォームの方は背部にセットしたのと両腕部が変更される感じだね。」

 

「なるほど・・・・・・ガーナが上がったみたいだから次はいってきたら?」

 

「そうするね。」

 

ケイラがお風呂の方へと移動をしてガーナが入ってきた。二人で話をしながらケイラが上がったのを確認をするとアメリアはお風呂の方へと移動をして服を脱いでいく。彼女の豊満な胸などがさらされて行き彼女はお風呂に入る。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

彼女は休みってこともありお風呂につかれを溜まっていたのか・・・・・・彼女は上を見上げていた。何気に自宅でのお風呂は久々に入ったのだなと思いつつも忙しかったこととプラントにこうしてゆっくりできるのも戦争が終わったのだなと思いつつもテロなどもありゆっくりとできるのかしらと思いつつも今は休暇を楽しむことにした。




次回 アメリアは白服に昇進をしてレーゼ隊を率いる隊長として赤服からの部下たちと共にあるコロニーにてテロが発生をしたという連絡を受ける。

ドレッドノートガンダムはハイぺリオンフォーム形態に現在は変えており彼女はテストもかねて出撃をする。

次回「ドレッドノートガンダムハイぺリオンフォーム」

アメリアの彼氏は誰がいいのか?

  • ギルバード・デュランダル
  • ラウ・ル・クルーゼ
  • シン・アスカ
  • イザーク・ジュール
  • ディアッカ・エルスマン
  • ニコル・アマルフィ
  • スティング・オークレー
  • アウル・ニーダ
  • ハイネ・ヴェステンフルス
  • ???(SEEDFREEDOM)

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