機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性 作:桐野 ユウ
地球連合軍「ファントムペイン」の襲撃でアーモリ―ワンに収納されていた「カオス」「アビス」「ガイア」の三機のガンダムが奪取されてしまう。ネェル・アーガマ及ミネルバはファントムペインの追撃任務を承諾をして彼らの初任務となる。
ミネルバの格納庫ではアメリアがいることも驚いており敬礼をしているメンバーが多かった。彼女も敬礼をしてから移動をする。
医療室にいるカガリの様子を見るためである。彼女が扉を開けると包帯を巻かれているカガリの姿を見た。
「おまえ・・・・・・」
「久しぶりねカガリ。あの時以来ね。」
「あぁ、まさかお前がミネルバに搭乗をしているとは・・・・・・それにもう一隻が・・・・・・」
「えぇ私の艦隊の新しい船「ネェル・アーガマ」よ。私はミネルバ及びネェル・アーガマの隊長なのよ。さーてとりあえず私はパイロットたちとも挨拶をするから失礼するわ。」
アメリアは医療室を後にしてミネルバのパイロットたちが待っているミーティアルームに入ると彼らはアメリアに敬礼をする。
「さて始めまして及び久しぶりの子もいるけど改めて挨拶させてもらうわ。ザフト軍アメリア隊隊長及びミネルバ隊の隊長を務めることとなったアメリア・レーゼよ。これからもよろしく頼むわ。」
「「「は!!」」」
「お姉ちゃん!?」
「え!?お姉ちゃん!?」
「どういうことだ!?おいシン!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マユがアメリアのことをお姉ちゃんと呼んだのでシンはノーコメントで貫こうと思ったが隣に座っているゲイツRのパイロットショーンに揺らされていた。ルナマリアもまさかシンとマユはアメリアにとってどういう関係なのか知りたいのかマユに迫っていたので彼女はため息を話をすることにした。
「シンとマユは私のいとこなのよ。」
「「ええええええええええええええええええ!!」」
「お前アメリア隊長のいとこだったのか!?」
「いいなーーーアメリアさんと一緒に遊んだりしたことあるの!?」
「はいはい皆困っているから質問をするなら後にしなさい。」
アメリアは手を叩いてやめるようにいいこれから任務があることを説明をする。
「今回、ボギーワンと相手の名前にしたわ。奴らはデブリ帯に逃げこんでいるため私達モビルスーツ部隊が出撃をすることになったわ。レイとライタ、レイジ達はミネルバ及びネェル・アーガマの護衛、私、シン、マユ、ルナマリア、ショーン、デイルは先行をして攻撃をすることになったわ。敵は私達よりも作戦が上手いかもしれないから油断をしないこといいわね?」
「「「「了解!!」」」」
アメリアは一度ネェル・アーガマの方へと戻り換装システムを起動させてカラミティフォーム形態を取りシュラークが装着される。
デブリ帯の中に入りモビルスーツ部隊は出撃をする。アメリアのドレッドノートガンダムを筆頭にブラストインパルス、ガナ―ザクウォーリア(ルナマリア機)ブレイズザクウォーリア(マユ機)ゲイツR×2が出ていきその周りをザクウォーリア×2、ゲイツR×4、ジン×2、シグー×2、ザクファントムが周りを索敵をしながら構えている。
ドレッドノートガンダムに通信が来ていたので誰かと思い繋げるとマユが出た。
『お姉ちゃんごめんなさい・・・・・・』
「気にしていないわよ。いつかはばれるのだからね。」
『マユ、アメリア姉ちゃんがいいって言っているんだからもういいだろ?』
『あらシン、アメリアさんのことお姉ちゃんって呼んでいるんだ。なら私もお姉ちゃんって呼んでもいいですか?』
『なんでそうなるんだよ!!』
「二人とも喧嘩は後にしなさい。敵はこういうところで隠れているのよ・・・・・・そこ!!」
アメリアはシュラークを発砲をすると三機が飛びだしてきたので相手は驚いている。
「うっそだろ!?なんで俺達がわかっちまったんだよ!!」
「くそ、青い稲妻・・・・・・なんて奴だ。」
「ステラ、あいつ倒す!!」
三機は襲い掛かってきてたのでアメリアは指示を出す。
「シン、あなたはアビスとルナマリアとマユはガイアをお願い。ショーンとデイルは私と共にカオスを攻撃をする!!」
『『『『『了解!!』』』』』
ゲイツR×2はドレッドノートガンダムを援護をするためにビームライフルを放つ。カオスは回避をしてミサイルポットからミサイルを射出するがドレッドノートガンダムは右手に持っているトーテスブロックを構えて発砲をしてミサイルを撃破。
「ちぃ!!」
「「は!!」」
ゲイツR×2のビームライフルがカオスに放つ。スティングは回避をしてゲイツRを撃破しようと構えたが砲撃が来て回避をする。
「くそ!!」
「ふふふふふ」
彼女は笑いながらトーテスブロックを放ちカオスは回避をする。一方ガイアと交戦をするルナマリアとマユ。
『ルナマリア、射撃苦手なのになんでガナーなの?』
『私ディアッカ先輩に憧れていたのよね。グッレィト!ってね!!』
オルトロスを構えて砲撃をするがガイアは回避をして背中のビーム砲とビームライフルを同時に放ち2機は回避をする。
『ええい!!』
ブレイズザクウォーリアの乗るマユはミサイルポットを展開させて発射させてガイアに攻撃をする。ガイアは変形をしてデブリの残骸の上を走った。
『嘘でしょ!?』
『これで終わり!!』
ガイアはビーム砲を放ち二人は盾でガードをする。一方ブラストインパルスはミサイルランチャーをアビスに放つがアビスは両肩部からビームを放ちミサイルを破壊した。
(やはりアビス相手にミサイルは駄目か、だけどケルベロスはエネルギーを消耗をするからな・・・・・・使っても当たらない可能性がある。)
シンは冷静に判断をしながらケルベロスを構えて発砲をする。彼やルナマリアたちはミネルバ隊に配属されたときにアメリアからシュミレーションをするようにと言われて彼女達が戦ったのはアメリア自身だった。彼らは戦ったが一瞬で負けてしまいそこからずっとシュミレーションを続けていて冷静な判断力をつけていた。
『くそ!!落ちろよ!!』
(アビスはビーム兵器が多い、エネルギー量だってインパルスと変わらないってことはビームを撃ち続けていたらエネルギーがなくなるのを待ちながら攻撃をする!!)
ビームライフルとレールガン、ミサイルを同時に発射をしてアビスに攻撃をする。一方ネェル・アーガマは砲撃をしてガーディ・ルーのブリッジでは驚いている。
「やるじゃん、あの戦艦ビーム兵器を多用されているみたいだな。」
「そのようで。それにスティングたちが苦戦をしているみたいです。」
「青い稲妻・・・・・・か。」
ネオはブツブツ言いながら考え事している中シグーが放ったマシンガンをダガーLが回避をするとゲイツRがビームサーベルで突き刺して撃破した。
レイはブレイズザクファントムに乗りながらアメリア隊の面々を見ていた。
(流石レーゼ姉さんの指揮をする部隊だ。俺もこれからはレーゼ姉さんの部下だ。しかしまさかシンがいとこだとはな・・・・・・だが俺は負けないぞ!!)
密かに対抗心を燃やしているレイ・ザ・バレル君でした。一方場所が変わりデブリ帯で交戦をするアメリア、ガーディ・ルーから撤退信号が出されたので3機は帰投をする。
ドレッドノートガンダムも集まりショーンとデイルが声を出す。
『『こ、怖かった・・・・・・・・・』』
「二人ともナイスアシストだったわよ。」
『『光栄です。』』
「それにシンもアビスと一機でよく頑張ったわね?」
『へへ姉ちゃんの教えがあったからだよ。』
「ルナマリアとマユもガイア相手に苦戦をしたけど頑張ったわね?偉いわ。」
『まさか憧れのアメリアさんに褒められるなんて感激です!!』
『えっへっへっへ頑張ったよ!!』
「さーて帰投をするわよ。」
『『『『『了解!!』』』』』
ドレッドノートガンダムの後にインパルス、ザクウォーリア×2、ゲイツR×2がミネルバ、ネェル・アーガマの方角へと帰還をする。
ネェル・アーガマの方へと帰還をしたドレッドノートガンダムは格納庫デッキを移動をして専用の置き場の方へと移動をしてケイラがやってくる。
「お疲れーーー」
「ふぅ・・・・・・そっちも大変だったでしょ?」
「まぁね、でもライタ君達が奮闘をしてくれていたからね。なんとか助かったよ。」
「そうね、いずれにしても問題が発生をしているから大変ね。」
次回 ミネルバ及びネェル・アーガマに緊急の連絡が入った。ユニウスセブンが地球の方へと移動をしているという連絡を受けた。
すでにジュール隊が現場に向かっていると聞いてアメリアは成長をした部下たちと久々に共闘ができると喜んだが友がいる場所を落とそうとしている奴らを許せない思いがあった。
次回「ユニウスセブンを止めろ」
アメリアの彼氏は誰がいいのか?
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ギルバード・デュランダル
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ラウ・ル・クルーゼ
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シン・アスカ
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イザーク・ジュール
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ディアッカ・エルスマン
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ニコル・アマルフィ
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スティング・オークレー
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アウル・ニーダ
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ハイネ・ヴェステンフルス
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???(SEEDFREEDOM)