機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性   作:桐野 ユウ

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新たな機体セイバー

地球連合軍の攻撃をシンの活躍によって粉砕をしたミネルバ及びネェル・アーガマは傷ついた船体やモビルスーツの弾薬や燃料などの補給に食料などを補給をするためにカーペンタリア基地に入った。

 

基地へ入港をしたミネルバ及びネェル・アーガマ隊のメンバーは休息のため船を降りており休んでいる中、アメリアとケイラはドレッドノートガンダムの調整などをしており船を降りていなかった。

 

「ここをどうするの?」

 

「出力などを考えると上げたほうがいいと思うけど・・・・・・ん?」

 

アメリアはカタパルトデッキの方を見ていると赤い戦闘機みたいな機体がこちらの方へとやってきているのを見た。ケイラは機体を見て驚いている。

 

「あれってセイバーガンダムじゃん。完成をしたんだ。」

 

「だけど一体誰が?」

 

二人はセイバーが変形をしてネェル・アーガマのカタパルトデッキの方に着地をして誰が乗っているのだろうと見ているとコクピットが開いて紫のパイロットスーツを着用をした人物がおりてヘルメットをとったのをみて驚いている。

 

「「アスラン!?」」

 

「議長の命令で今日からミネルバ隊及びネェル・アーガマ隊所属となりました。またご一緒に戦えることを光栄に思っております。」

 

「・・・・・・アスラン普通通りにして頂戴。まさかまた私の部下として共に戦える日が来るとは思ってもいなかったわ。私はあなたにはカガリの元で彼女を守ってほしかったわ。」

 

「アメリアさんすみません。ですが俺は見ているだけじゃいけないと思いました。だからこうしてセイバーガンダムを授与をしてFAITHをもらいました。」

 

「あらなら私と一緒ね?」

 

彼女もFAITHのマークを見せて彼女は握手をしているとシン達がネェル・アーガマの方へとやってきてアスランがいるのに驚いている。

 

「「アスランさん!?」」

 

「シンにルナマリアか。」

 

「どうしてあなたが!?カガリさんの護衛をしていた人がどうして?」

 

「シン落ち着いて頂戴。今日から彼は私達の仲間よ。セイバーガンダム共々よろしく頼むわよアスラン!!」

 

「は!!」

 

「シン、レイ、ルナマリア。あなたたちの訓練にアスランも参戦をしてもらうわよ?というわけで早速シュミレーションにレッツゴー!!」

 

「「「ええええええええええええ!!」」」

 

「?」

 

シン達がなぜ叫んでるのかわからず、彼らについていきネェル・アーガマに置いてあるシュミレーションシステムに乗りこんで実戦をする。

 

数分後アスランは顔を真っ青にして出てきた。シン達も彼に同情をした。

 

「な、なぜ相手がアメリアさんなんですか・・・・・・しかも強すぎる・・・・・・」

 

「アスランさん、俺達も最初はあなたと同じ考えでしたよ。」

 

「あれは死ぬかと思いますよ・・・・・・」

 

「アスラン、あなたも我々の仲間ですよ・・・・・・」

 

「だな、前にあの人に学んだ時があったが・・・・・・それ以上のことをお前達はしていたのだな・・・・・・」

 

「あ!姉ちゃんのことで聞きたいことがありまして・・・・・・」

 

「姉ちゃん?」

 

「あ・・・・・・すみません、実は俺・・・・・・アメリアお姉ちゃんのいとこなんです。」

 

「あの人の・・・・・・シン、それで聞きたいこととは?」

 

「アスランさんはクルーゼ隊の隊員でしたよね?しかもお姉ちゃんの部下でもあったんですよね。」

 

「あぁそうだが?」

 

「厳しかったんですか?訓練とか。」

 

「・・・・・・そうだな、確かにあの人の特訓は厳しかったな・・・・・・だがそのあとは母親のように俺達を褒めてくれたり優しくしてくれたこともあったな。だからあの人についていく思いが強かったな、あの人の特訓は俺達が生き残ったのも一つでもあるんだ。」

 

「流石アメリアさん!!憧れの人だわ・・・・・・」

 

「そうかルナマリアはアメリアさんに憧れているんだな?」

 

「はい!!」

 

「ふふふありがとうね?私に憧れてくれて・・・・・・」

 

彼らは話をしてアスラン・ザラという新たな仲間が加わり、ほかにもザクウォーリアが数機配属されてジンとシグーに乗っていた人物たちが乗り変えになりアメリアは世話になったジンとシグーを見ていた。

 

彼女は以前の愛機たちのことを思っていた。シグーアサルトは自分が青い稲妻と呼ばれるようになった機体で、ジンの方は最初に乗った愛機でもあったからだ。

 

シグーアサルトはミゲルに渡した後アスランを守るためにストライクに撃破されて爆散をした。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「アメリアさんここにいましたか。」

 

「ふふアスラン、ザフトの制服ヤッパリ似合っているわよ?」

 

「ありがとうございます。シグー・・・・・・ミゲルのことを思いだしますね。」

 

「そうね。」

 

「俺がしっかりしていれば・・・・・・ミゲルを・・・・・・」

 

二人は昔話をしながらお酒を飲んでいた。アスランは最初断ろうとしたが上官命令といわれて仕方なく付き合うことにした。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

彼は始めて飲んだお酒だが彼女はふふと笑っている。

 

「流石に強いお酒を飲ませるわけないじゃない。軽めので乾杯をするってことよ。」

 

「まぁ15歳で大人として認められているわけですからね。」

 

「そういうこと・・・・・・アスラン、私はねラスティやミゲルを失ったことを忘れたことは一度もないわ。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「クルーゼ隊として共に戦ってきた仲間たちを忘れるほど愚かでもないし目の前で死ぬのを私は見てきた。だからこそあなたたち四人が無事だったのはホッとしたわ。でもラスティがやられたのを知ったときは動揺もした。」

 

「アメリアさん・・・・・・」

 

「青い稲妻と呼ばれている私も人なのよ。冷酷な判断などできないわよ・・・・・・」

 

アスランはこの人は自分にどれだけ悩みを詰め込んでいたのかと思った。青い稲妻と呼ばれる人だが・・・・・・それでも彼女は一人の女性だと彼は思っている。それからアスランは彼女が用意をした場所から後にして水を飲みにミネルバのルームに行くとシンとマユがいた。

 

「アスランさんってお酒くさ!?」

 

「アスランさんお酒を飲んだのですか!?」

 

「アメリアさんに付き合わされてな・・・・・・」

 

「「あーーーーー」」

 

二人はアメリアに誘われたと聞いて納得をしたのかマユがお水を持ってきて彼はもらい飲む。

 

「・・・・・・ふぅ・・・・・・」

 

「アスランさんお疲れですね。」

 

「・・・・・・あの人がどれだけ自分にためこんでいたのかわかった気がしてな。」

 

「そうだったんですね。」

 

シンはアスランの話を聞いてアメリアが自分一人で悩みなどをためこんでいるなと思い力になろうと決意を固める。アスランの方も彼女の力になりたいと拳を握りしめるのであった。




次回 カーペンタリア基地から出撃をするミネルバ及びネェル・アーガマ、一方でファントムペインはミネルバ及びネェル・アーガマを鎮めるためにウィンダム30機導入をして攻撃を仕掛けてきた。

次回「インド洋の戦い」

アメリアの彼氏は誰がいいのか?

  • ギルバード・デュランダル
  • ラウ・ル・クルーゼ
  • シン・アスカ
  • イザーク・ジュール
  • ディアッカ・エルスマン
  • ニコル・アマルフィ
  • スティング・オークレー
  • アウル・ニーダ
  • ハイネ・ヴェステンフルス
  • ???(SEEDFREEDOM)

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