機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性   作:桐野 ユウ

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ディオキア基地

ガルナハン基地攻略作戦はインパルスガンダムが空洞を通り敵の隙を見せてくれたおかげでローエングリンを破壊することができた。レジスタン達も自分たちの故郷を本当の意味で取り戻せたので彼らは補給を受けた後出立をしてディオキア基地の方へと向かって飛んでいる。

 

アメリア・レーゼは現在正座をさせられていた。彼女の前にケイラが両手を組みながら立っており後ろにはガルナハン基地で回収をしたダガーLのスティレットがたくさん置いてあった。

 

整備士たちは苦笑いをしながら見ておりケイラは口を開いた。

 

「あんたね・・・・・・これは何よ。」

 

「武器です。」

 

「なんであんたはいつもいつも拾ってくることが多いのよ!!前大戦時の時もハイぺリオンガンダムを始めカラミティガンダムとか拾ってくるし!!まぁ結果は色々と取れたけどさ!!今度はなんで武器なのよおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「いやーほらこの武器ジェット噴射器がついていて便利でしょ?これをドレッドノートガンダムに搭載できないかなって思いまして・・・・・・ケイラなら解析をして作れるかなと・・・・・・」

 

「そりゃあ解析をすれば材料があったらできるわよ。だからといって40本は多すぎるわよ!!」

 

彼女はアメリアの肩を揺さぶり40本も回収してきた彼女に対して怒りをぶつけるのであった。とりあえず言われたとおりにクスィフィアスレール砲の横部分のところにスティレットを装着できる箇所を作り10本ずつ装着されることになった。

 

彼女自身は満足をしたのか超笑顔で見ており系ら自身はため息をついてスティレットを解析をするように指示を出してアメリアが去ったのを見てため息をついたが親友が喜んでいるので仕方がないかといい引き続いてモビルスーツの運用のチェックをするのであった。

 

一方で満足をしたアメリアはネェル・アーガマの食堂へと行きご飯を食べていた。そこにライタとレイジがやってきて二人は挨拶をする。

 

「そういえば聞きましたかアメリア隊長。」

 

「何を?」

 

「次の向かっているディオキア基地で新型機体及び新しいパイロットが補充されるそうですよ。」

 

「新しい機体に新しいパイロットね。」

 

「はい一人はハイネ・ヴェステンフルスという人物でオレンジのザクファントムに搭乗をしてプラントを守った人物ですね。」

 

「聞いたことがあるわ。」

 

「それでネェル・アーガマ隊の方には女の子が二人入るそうですよ。」

 

「女の子?」

 

「はい名前は「ケーラ・レンベルト」と「ソウナ・ユイ」という人物だそうです。」

 

「ケーラ・レンベルトにソウナ・ユイね・・・・・・いずれにしても新しく入ってくるパイロットがどう言う機体で来るのか楽しみね。」

 

「ですね。」

 

「俺は女の子が増えればいいですよーーーーー」

 

「おいおい勘弁をしてくれレイジ。」

 

ライタは相方にため息をついて困っていた。アメリアは二人は仲がいいわねと思いながらご飯を食べた後ブリッジに行くマグリアはアメリアが来たので話をする。

 

「今のところ敵反応などはありません。引き続いて警戒態勢をとっていますが・・・・・・」

 

「奴らも戦力などを落としてきたから減ってきているわね。いずれにしても警戒はとっておかないとね。」

 

「ですね。」

 

「艦長、間もなくディオキア基地に到着をします。」

 

「了解しました。間もなく本艦はディオキア基地に到着をする。」

 

マグリアが放送をしたので彼女自身もブリッジにてディオキア基地の姿を確認をしてミネルバ及びネェル・アーガマはディオキア基地に到着をしてドッキングして船に乗っていた人たちは休暇のため降りるがアメリアやアスラン達は迎えに来た黒い車に搭乗をしてどこかの場所に連れていかれることになる。

 

「お姉ちゃん、俺達どこに行くんだろうか?」

 

「私はなんとなくわかった気がするわ。皆もそんなに緊張をすることはないわよ。ねぇアスラン。」

 

「そこで俺にふらないでください。」

 

車が到着をして降りるとオレンジの髪をした人物がおりアメリアは挨拶をする。

 

「ザフト軍ネェル・アーガマ所属アメリア・レーゼよ。」

 

「ハイネ・ヴェステンフルスだ。なるほど・・・・・・今度配属されるってのはそっちの部隊ってことか。」

 

「そういうこと。それで私達を呼んだ人物たちは中にいるのかしら?」

 

「あぁお待ちをしているぞ。」

 

ハイネの案内を受けて6人は待っている人物のところへと行くと白服を着た人物が気づいて振り返る。

 

「ラウ!!」

 

レイはラウ・ル・クルーゼに抱き付いた。ほかのメンバーはレイがラウに抱き付いたのを見て驚いているがアスランはクルーゼの素顔を見たことがなかったので驚いている。

 

「始めましての者も多いから挨拶をさせてもらうよ。ザフト軍クルーゼ隊隊長を務めていたラウ・ル・クルーゼだ。」

 

「クルーゼ隊長・・・・・・」

 

「久しぶりだなアスラン、君が復帰をしてくれたのは私も嬉しいよ。」

 

「は!!」

 

「ラウ、そろそろ私もいいかな?」

 

タリアなどは見るとデュランダルがおりシン達は驚いているがアメリアはため息をついていた。

 

「全くあんたも変わらないような気がするわねデュランダル。」

 

「ちょ!?姉さん!?」

 

「アメリアさん議長を呼び捨ては・・・・・・」

 

「ははははは構わないよ。彼女のこのスタイルは知っている人たちならこう話すのが彼女だよ。まぁ座りたまえディナーを招待させてもらったのだよ。」

 

全員がデュランダルが用意をしたテーブルに座りアメリアはオレンジ色の機体を見ていた。

 

「ねぇデュランダル、あの機体って新型?確かグフイグナイデットじゃなかったかしら?」

 

「あぁそのとおりだよ。あの機体は専用機でハイネ機になるね。」

 

それから話をしていきこれまでのミネルバ及びネェル・アーガマの活躍を褒めておりクルーゼも彼らの活躍を喜んでいた。

 

「この間のガルナハン基地攻略作戦のことも聞いたよ。流石だね。」

 

「いいえこれもアメリアさんのおかげですよ。」

 

「えぇアメリアさんの作戦で私達はこうしていき残っていますから。」

 

「何言っているのよ。私だけじゃなくてあなたたちが奮闘をしてくれているからこうして全員が生き残っているじゃないの。私一人じゃここまで戦えてないわよ。」

 

アメリアはそう言うのでクルーゼやデュランダルは変わらないなと思いつつも彼らに現在の地球連合軍を操っている組織の名前を出す。

 

「今ブルーコスモスなどを操っている組織がいるのを私は思っている。名前はロゴスだ。」

 

「ロゴス・・・・・・まーた変な名前の組織なことで、んで?どうしてそいつらも青きなる清浄なる世界のためにとかほざいているんでしょ?もう聞き飽きたわよ。」

 

彼女はため息をつきながら両腕を上げたため彼女の豊満な胸が動いてしまいルナマリアは自分の胸を見てからアメリアの胸を見てため息をつく。デュランダルはごまかすため咳をわざとしてクルーゼ達も顔を赤くしながらも話をするのであった。

 

その夜アメリアはデュランダルとクルーゼとお酒を飲んでから自分の部屋に戻り下着の姿になりベットの中に入る。

 

次の朝、アスランは目を覚ますとベットが盛り上がっているのに気づいた。

 

(誰がいるんだ・・・・・・まさか敵のスパイが!?)

 

彼はそーっと布団をめくると・・・・・・いたのは下着の姿ですやすやと眠っているアメリアの姿だった。

 

「ふああああああああああああああああああ!!いて!!」

 

彼は驚いてベットから落ちて頭をうってしまう。なぜアメリアが自分が泊まっている部屋にいるのか彼は頭を悩ませているとううーんと声がしてアメリアが目をこすりながら起き上がる。

 

下着でもわかるように彼女の大きな胸がアスランの目の前に現れてブルンと揺れている。

 

「・・・・・・・・・アスラン?」

 

「あ、アメリアさん!!なんで俺の部屋にいるのですか!!」

 

「ほえ?」

 

彼女は辺りを見てここが自分の部屋じゃないことに気づいた。そして自分の今の格好が下着の姿だったのでポリポリと頬をかきながら彼女はアスランの方を見る。

 

「ふむアスランも男の子だな、私の今の格好を見て顔を赤くしているなー」

 

「あ、当たり前ですよ!!」

 

「では私の胸を触りたいと思わないか?」

 

「え・・・・・・」

 

彼はさらに顔を真っ赤にしていきどうしようかと考えていると扉をノックをする音が聞こえてきた。

 

『アスラーン、起きていますか?これからシン達と共に基地の方をぶらつきませんか?』

 

「ルナマリア!?」

 

「あら・・・・・・」

 

彼女は下着の姿のまま扉の方を開けてルナマリアは目を見開いた。

 

「え!?アメリアさん!?」

 

「お迎えご苦労さま、ちょーっとだけ待っていてくれないかしら?」

 

「は、はい・・・・・・」

 

一度扉を閉めた後二人は制服に着替えていたが・・・・・・アメリアは胸が閉まらないことに気づいた。

 

「あ、あれ?」

 

「どうしたのですか?」

 

「む、胸が閉まらないの・・・・・・仕方がない。」

 

制服を羽織ることにしてアスランと共に部屋を出る。だが彼女の格好を見てほかのザフト兵士たちは顔を赤くしていた。それは一緒にいるシンやレイも顔を赤くするぐらいにアメリアの豊満な胸が動いているからである。

 

二人はルナマリアに聞くことにした。

 

(おいルナ、なんで姉ちゃんは制服の前を止めないで歩いてるんだよ!!)

 

(アメリアさん曰く、胸が閉まらないって!!)

 

(それって・・・・・・大きくなっているってことか?)

 

ひそひそと話をして彼女は振り返えようとしたがオレンジのグフイグナイデットとディンが派手な色をしたザクウォーリアを降ろしながらやってきたので彼女は乗っている人物を見てデュランダルへと思いながら見ていた。

 

『みなさーんラクス・クラインでーす!!勇敢なザフト兵の皆さまのために私も精一杯歌わせてもらいます!!』

 

(なるほどラクスの替え玉ってことね。本名ミーア・キャンベル・・・・・・か)

 

彼女は両手を組み制服を羽織っているだけなので胸が強調されておりザフト兵士たちは顔を真っ赤にしていた。アスランやレイ、シン達も同じように顔を赤くしている。それは彼女が新しい制服を注文をするまでの間ずっと続くのであった。




次回 新たな機体、新たなパイロットが補充されてミネルバ隊及びネェル・アーガマは出港をする。

一方で地球連合軍はオーブ軍と共にミネルバ及びネェル・アーガマを攻撃をするために船を進めるのであった。

次回「ダーダネルス海峡の戦い。」

はいオリジナル要素その4、ミーアがアスランのベットに入っているかと思いきや酔っぱらってアスランの部屋に入ってベットの中に入りこんでしまったアメリアちゃんでした(笑)

そしてアメリア、FからGになる。

アメリアの彼氏は誰がいいのか?

  • ギルバード・デュランダル
  • ラウ・ル・クルーゼ
  • シン・アスカ
  • イザーク・ジュール
  • ディアッカ・エルスマン
  • ニコル・アマルフィ
  • スティング・オークレー
  • アウル・ニーダ
  • ハイネ・ヴェステンフルス
  • ???(SEEDFREEDOM)

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