機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性 作:桐野 ユウ
ディオキア基地で補給などを受けたミネルバ及びネェル・アーガマは出発の前に新たに加わった仲間を紹介をするためにミーティングルームに集められていた。
アメリアが前に立ち三人の人物を紹介をする。
「では改めて私達の部隊に新たな仲間たちが加わったわ。ではあっちからどうぞ。」
「ハイネ・ヴェステンフルスだ。」
「ケーラ・レンベルトです!よろしくお願いします!!」
「同じくソウナ・ユイです!よろしくお願いします!!」
三人の仲間が加わり新型のモビルスーツも加わった。ハイネが搭乗をする「グフイグナイデット」ケーラとソウナが搭乗をする「ザクファントムキャノン」という機体である。
ザクファントムのウィザードシステムを無くして専用のキャノン砲のバックパックを装着をして肩部のシールド部分にもビーム砲が装着されておりシールド兼ビーム砲という状態で武器も専用にロングスナイパーライフルを装着をしている。接近武器としては腰部にハイぺリオンガンダムの解析されたビームナイフを脚部に二門装備されている。
ちなみに「ザクファントムキャノン」を考えたのはケイラだったのでアメリアは苦笑いをしながら機体を見てカラミティガンダムじゃんこれと思いつつ自己紹介を終えたので解散をしてアメリア達はネェル・アーガマの方へと戻り二隻はダーダネルス海峡の方角へと進行をしている。
一方で地球連合軍ファントムペインはオーブ海軍と合流をしてミネルバ及びネェル・アーガマを撃沈するためにモビルスーツ部隊を展開させる。
『総員第一戦闘配備!敵は連合軍及びオーブ軍です!!』
「「「「!!」」」」」
「とうとうこの日が来てしまったか・・・・・・全員出撃準備!ケーラ、ソウナ及びライタとレイジはネェル・アーガマの護衛を私は出撃をするわ!!」
ドレッドノートガンダムにリフターが装着されてカタパルトデッキかドレッドノートは飛びだした。ミネルバの方からもインパルス及びセイバーが出撃をしてアメリアは敵モビルスーツを見ていた。
(相手はウィンダム、ダガーLにカオスにアビス、ガイアが出ているわね。オーブ軍の方はM1アストレイにムラサメという機体ね。変形されたら厄介だわ。)
彼女はムラサメを一機捕獲できないかなと思いながら戦闘を開始をする中格納庫デッキにいたケイラはぞくっと冷汗をかいておりほかの人物たちはどうしたのだろうかと思いながら見ているが気にせずに仕事をする。
「さーて攻撃開始だ!!」
ネオの指令に全機が攻撃を開始をする。インパルスは先行をしてビームライフルを放ちM1アストレイを撃墜した。
(くそ!カガリさんがいなくなったのをいいことにオーブは!!)
ドレッドノートはラケルタビームサーベルを抜いてウィンダムとダガーLを切り裂いて腰部のクフィフィアスレール砲と背部のバラエーナプラズマビーム砲を展開をして一斉射撃を放ちM1アストレイ、ムラサメなどを落としていく。
セイバーもビームライフルを放ちウィンダムを撃破していくが数の多さに苦戦をしている。ミネルバは一気にけりをつけるためにタンホイザーを使用をする。
ネェル・アーガマの方は砲撃をして援護射撃をしてモビルスーツを近づけないようにしていた。
「タンホイザー照準・・・・・・撃て!!」
タンホイザーを撃つ前にビームが放たれて破壊されてミネルバは着水をする。全員が何事かと見ていると上空から青い翼をはやした機体「フリーダムガンダム」が登場をした。
「フリーダム、キラ!?」
「あらあらキラ君じゃない。まさかのフリーダムと一緒に登場だなんて。」
アメリアはフリーダムが現れたのに嬉しそうにしていたのでライタたちは苦笑いをしながら見ていた。その後ろにアークエンジェルが現れてさらにそこから四機のモビルスーツが現れた。
三つはM1アストレイシュラウク装備をした三機、そしてもう一機は・・・・・・
『私はオーブ連合首長国代表!カガリ・ユラ・アスハだ!』
「カガリさま!?」
「カガリさんがモビルスーツに!?」
シンはそこに驚いてしまい全員がずっこけてしまう。
『現在訳があって国を離れているが、ウズミ・ナラ・アスハの子カガリ・ユラ・アスハがオーブ連合首長国代表なのは変わりない、その名において直ちに停止し軍を退け!!』
「カガリさん・・・・・・」
「カガリ・・・・・・」
オーブ軍は動揺をしており声を聞いているものはカガリの声が本物だと判別をしているがユウナ・ロマ・セイランはあれを偽物といい攻撃をするように指示をする。
全員が動揺を隠せれない、あれはどうみてもストライクルージュ、カガリが搭乗をしているものだと。
『まだわかんないのあんたたち!!』
『ここにおられるのがカガリさまだとなぜわからないの!!』
「そ、その声は!?」
そうM1アストレイに搭乗をしているのはアサギ、マユラ、ジュリの三人である。彼女達三人はヤキン・ドゥーエ戦を乗り越えてアークエンジェルと共におりオーブ軍の兵士たちを鍛えてきたのは彼女達でもある。
「アサギ教官!?」
「ジュリ教官!!」
「マユラ教官!?」
兵士たちは動揺をしてしまい彼女たちの登場で戦場は混乱をしていた。これにはフリーダムに搭乗をするキラやアークエンジェルの面々も苦笑いをしている。
「なんだありゃ・・・・・・うぐ!!」
「大佐!?いかがしましたか!?」
「・・・・・・いや何でもない。とりあえず攻撃を開始をするんだ。アークエンジェルはほっておけ!!」
「はぁ・・・・・・」
ネオの指示でオーブ軍は役に立たないので無視をして自分たちで攻撃をするように指示を出して攻撃を開始をする。
ミネルバの方もグフイグナイデットが出撃をしてザクファントムやザクウォーリアがトリスタン付近に乗り砲撃などをする。
一方でオーブ軍の方は混乱をしていた。そしてトダカはある命令を出す。
「全員撤退!!」
「トダカ!!」
「あれは間違いなくカガリ様です!!あなたはそれでもあの方がカガリさまじゃないといえますか!!」
「うるさいうるさいうるさい!!僕に逆らって!!」
「ユウナ様を直ちに船から降ろせ!!」
「は!!さぁユウナ様!!」
「おい離せ!!僕は!!」
ユウナを降ろさせてトダカは全て自分が責任をとるといい全軍に連合軍に攻撃をするように指示を出す。あれは本物のカガリであると・・・・・・
ザフトの方は驚いていた。オーブ軍が地球連合軍に攻撃をしているのだから。相手の方は驚いているがアメリアは近づいてフリーダムの後ろへと周りこんで・・・・・・がしっと捕まえる。
『うわ!?』
『やぁやぁキラ君、アメリアお姉さんですよーーーー』
『いやなんで!?てかいつのまに僕の後ろに!?てか戦争中ですよね!!』
『いやー本当にキラ君は突然として現れてはオーブ軍を味方に率いれるなんてそこに痺れる憧れちゃうわーーーー』
『か、からかわないでください!!』
敵のモビルスーツがビームライフルを放ってきたが二人は回避をしてビームライフルを放ちフリーダムは武器をドレッドノートはコクピットを狙い撃破した。
『流石キラ君。』
『アメリアさんも変わらないみたいで・・・・・・』
『まぁとりあえず。』
彼女は何かをフリーダムガンダムに転送をしてキラは驚いているが承諾をして彼女はそのまま前線に戻る。
ネオはこれ以上は不利だと判断をして撤退を命じる。だが彼はアークエンジェルを見て何を思いだしたかのように見ていた。
(そうだ、俺はあの船にいた気がする。だがなぜだ?顔までは思いだせない・・・・・・俺は・・・・・・誰なんだ?)
ネオは心の中でそう思いながら撤退をしてスティングたちも撤退をしていく。オーブ軍はアークエンジェルと共に撤退をしていったので彼らの損傷はタンホイザーのみである。
「まさか本当にオーブ軍を停止させるなんてね。」
「カガリさん・・・・・・」
ミネルバとネェル・アーガマはマルマラ海の港の方へと向かって出港をする。一方でアークエンジェルと合流をしたトダカ達オーブ軍はカガリの姿を見て安堵をしていた。
「カガリさま!!」
「カガリさまご無事で!!」
「すまないお前達。私が離れたばかりに・・・・・・トダカ、お前には苦労をかけてしまったな。」
「いいえ、カガリさまのことを考えましても・・・・・・ですがユウナはおそらくですがまたオーブ軍を率いる可能性があります。全軍を出したわけじゃないので・・・・・・」
「わかっている。だからこそ許すわけにはいかない。これ以上はな・・・・・・」
「カガリさま!!我ら一同カガリさまと共に戦いますぞ!!」
「「「「おーーーーーーーーーー!!」」」」
こうしてオーブ軍のトダカの一派達がアークエンジェルに協力をすることとなり彼女達の戦力は大きくなるのであった。
次回 港に到着をしたミネルバ及びネェル・アーガマは修理などをするためにしばらくは滞在をすることとなった。一方でアメリアはこっそりと基地を抜けだしてある場所に来ていた。
そこに現れたのはキラ、ラクス、カガリである。彼らを呼んだのは彼女だからだ。
次回「アメリアとキラ、ラクス、カガリとの話」
オリジナル要素その5 オーブのトダカ一派アークエンジェルに合流をした。
その六 ハイネ生存だが出撃する前に戦闘終了。
その七 ネオの記憶が一部蘇る。
アメリアの彼氏は誰がいいのか?
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ギルバード・デュランダル
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ラウ・ル・クルーゼ
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シン・アスカ
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イザーク・ジュール
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ディアッカ・エルスマン
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ニコル・アマルフィ
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スティング・オークレー
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アウル・ニーダ
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ハイネ・ヴェステンフルス
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???(SEEDFREEDOM)