機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性 作:桐野 ユウ
「オーブよ!」
彼女が突然としてロード・ジブリールが次に逃げる場所がオーブだといったのでデュランダルは目を見開いていた。なぜそこでオーブという名前が出てくるのかを・・・・・・彼女はそのまま話を続ける。
「現在のオーブはウナト・エマ・セイラン及びその息子ユウナ・ロマ・セイランはオーブと地球連合軍をカガリ・ユラ・アスハの許可を得ずに勝手に同盟をした。そしてヘブンズベースが落とされた今、彼が次に逃げる場所が決まっていると思うのよ。」
「・・・・・・オーブってことか。だが正直に言えば私はあの国と戦うのだけは避けたい。」
「わかっているわ。もし戦うことになれば・・・・・・アークエンジェルも介入をすることになるわね。」
「あぁ、私は彼らとは無意味な戦いをするつもりはない。」
「同感ね。それでどうする気?」
「もし奴がオーブに逃げたとなったら一応勧告を出そうと思っている。」
「今私のエージェントがオーブに侵入させているわ。おそらく連絡が来ると思うから今のうちにヘブンズベースで補給や修理などを済ませましょ?」
「その通りだな。」
ミネルバの食堂ではシンが悔しそうに机を叩いていた。それをアスランがなだめていた。
「落ち着けシン。」
「アスランさん、せっかくロード・ジブリールを追い詰めたのに・・・・・・逃げられるなんて。」
「わかっている。それはここにいる全員が思っているさ。」
「・・・・・・・・・」
「クルーゼ隊長いかがしました?」
「あ、すまない。ロード・ジブリールは次にどこに逃げると思ってな。奴が逃げる可能性があるのは修理されたパナマ基地、ビクトリア基地・・・・・・かなと思ってな。」
「確かにラウの言う通り、逃げるとしたらここら辺ですが・・・・・・」
「・・・・・・・・・いやもう一つあるじゃないか?」
「ガリオ?」
全員がガリオが両手を組みながらいるのでマユはおそるおそる聞くことにした。
「あ、あのガリオ先輩、いったいどこですか?」
「・・・・・・オーブ」
「「「「!!」」」」
「オーブに!?」
「可能性の話だ。現在のオーブは地球連合軍の同盟国でもある。奴が逃げるとしたらそこじゃないかってな。」
一方でアークエンジェルでは宇宙のエターナルから新型機体「ストライクフリーダムガンダム」「インフィニットジャスティスガンダム」の二体が完成をして現在降下ポットを使い射出したという連絡を受けてタテミカズチが落下場所の付近で待機をしていた。
「トダカ一佐。」
「あれのようだな?」
ポットが射出されて赤い機体「インフィニットジャスティスガンダム」が「ストライクフリーダムガンダム」の手を引っ張り共に着地をしてタテミカズチに着地をする。
「ラクスさま!!」
全員が敬礼をしたのでインフィニットジャスティスガンダムから降りたったラクスも敬礼をして彼らはアークエンジェルが収納されている洞窟の場所に向かっていく。
一方でネェル・アーガマのブリッジにてアメリアはマグリアとサリアと話をしていると彼女の通信機が光っていたので応答をする。
「私よ。・・・・・・えぇ・・・・・・えぇ・・・そう、わかったわ。連絡ありがとうね?引き続いて監視などをお願いね。」
彼女は通信を切りマグリアが声をかける。
「アメリアさんどうしたのですか?」
「・・・・・・最悪な事態になったってことよ。サリア、ミネルバに通信をして頂戴。」
「了解です。」
サリアはミネルバに通信をしてモニターにタリアとデュランダルが現れたのでいきなりの通信だったのでどうしたのかと聞く。
『どうしたのかしら?』
「タリア艦長、デュランダル議長・・・・・・ロード・ジブリールの次の逃走先が判明をしました。」
『なんですって!?』
『それでどこに奴は逃げこんだのだ?』
「・・・・・・オーブです。」
『何!?』
『オーブに逃げだしたですって!?』
「はい、先ほど私のエージェントから通信でロード・ジブリールをウナト・ユナ・セイランが保護をしたという連絡を先ほど来ました。」
『・・・・・・ただちにオーブの方へと向かおう。』
『議長。』
『すぐに攻撃はしない。まずはロード・ジブリールを出すように提示をする。もしオーブが断ったら・・・・・・やむを得まい攻撃をするしかない。私も不本意な戦いは望まないが・・・・・・オーブが断ったことを考えてミネルバ及びネェル・アーガマ隊も出撃をするように頼む。』
「わかったわ。」
『了解しました。』
ヘブンズベースで戦力の補充などを行う中、アメリアはドレッドノートガンダムの調整を行っていた。ケイラが出力などを調整をしてOSを改良をしていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どうしたのアメリア?」
「ケイラ、ロード・ジブリールが逃げた場所わかっているわよね?」
「オーブでしょ?全くカガリさまがいないことにやりたい放題をして、それであっちが断ったりしたらどうするんだろう?」
「・・・・・・不本意だけど叩くしかないわね。オーブはロード・ジブリールを匿った国として葬られる。」
「・・・・・・戦争がなかったらね。」
「仕方がないわこればかりは。」
「かあさーーーん。」
「アウル?」
彼女はコクピットから降りてアウルが来たので抱きしめる。自分も結婚をしたらアウルのような子どもがほしいなと思いつつ頭を撫でているとあーーという声がしたので見るとシン達がいた。
「おい!アウルまた姉ちゃんに!!」
「そうだよ!!私だってお姉ちゃんに甘えたいのに!!」
「母さんに甘えていいのは僕さ!!」
「おいだったら俺もいいだろ?」
「ステラも」
何故か知らないがアメリアに抱き付いている姿をライタとレイジはみるのであった。
次回 ロード・ジブリールがオーブにいるという情報を得たザフト、デュランダルはすぐにオーブにロード・ジブリールを渡すように出したがオーブからの返答は彼はいないといったのだ。
デュランダルはやむを得まいとオーブに攻撃をするように指示を出す。ネェル・アーガマ及びミネルバの前方隊としてアメリアとシンが出撃をした。
次回「オーブ侵攻作戦」
アメリアの彼氏は誰がいいのか?
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ギルバード・デュランダル
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ラウ・ル・クルーゼ
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シン・アスカ
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イザーク・ジュール
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ディアッカ・エルスマン
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ニコル・アマルフィ
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スティング・オークレー
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アウル・ニーダ
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ハイネ・ヴェステンフルス
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???(SEEDFREEDOM)