機動戦士ガンダムSEED 青き稲妻と呼ばれた女性 作:桐野 ユウ
オーブ、かつて様々なことがあった国だが現在はカガリ・ユラ・アスハを中心の元復旧が行われていた。
そこに一隻の輸送船が到着をして一人の人物が降りたった。ザフトの青い稲妻「アメリア・レーゼ」である。
彼女はやってきた人物「カガリ・ユラ・アスハ」と「アスラン・ザラ」に敬礼をしてアスランが応対をする。
「ようこそおいでくださいました。アメリア殿。」
「久しぶりねカガリにアスラン、キラもいるのでしょ?」
「はい、今は部屋でまってもらっていますが・・・・・・」
「なら急ぎましょ?」
二人に案内されて会議室の方へと行くとオーブ軍服を着たキラ・ヤマトがいた。彼は立ちあがりアメリアに挨拶をする。彼女が椅子に座りアスランとカガリも同じように座ると話をする。
「さて私が地上のオーブにまでやってきた理由、あなたたちも最近聞いているでしょ?」
「えぇ、フジヤマ社が襲われて「ライゴウガンダム」が盗まれた話ですね?」
「それ以外にも研究所が襲われるなどの話は聞いたことがあります。だがその犯人が誰なのかは・・・・・・」
「犯人はバラクーダと言うテロリストらしいわよ。その犯人「グラリア・レムルス」と名乗ったそうよ。」
「「「!!」」」
三人はアメリアが犯人のことを知っていたのに驚いていると彼女はエージェントが教えてくれたのよといい話を続ける。
「犯人はいずれにしてもザフト、地球連合軍の古いモビルスーツを使っているのは間違いないわね。」
「いったい何が目的なんだ、奴らの目的は・・・・・・」
「それに関してはわかっていないわ。いずれにしても私達の方では奴らを止めないと行けないのだけれど・・・・・・奴らは神出鬼没でどこに現れるのかわからないのよね。」
「カガリ、こちらの方でも動くか?」
「・・・・・・もし奴らがオーブに対して攻撃をするならコチラも対応をする。だが今の現状、我々は参戦をするわけにはいかない。まだ国の復旧作業がたくさんあるからな。」
「一応の報告だからね。念のために奴らが来たら・・・・・・警報?」
「カガリさま!!」
「どうした?」
「モビルスーツが一機接近をしております!こちらの勧告を無視をして・・・・・・」
「・・・・・・」
「アメリアさん?」
「カガリ、私が出るわ。」
「だが・・・・・・」
「私は青い稲妻よ?そう簡単に落とされたりしないわって。」
そういって彼女は輸送機に乗せている自身の愛機のところまで走っていく、一方でオーブに近づいていく一機の機体、それは改修作業が終わり核エンジンを搭載をした機体「ライゴウガンダム」である。
「試し運転でここまで来たが・・・・・・オーブ近海まで来てしまうなんてね。まぁいいわ・・・・・・ん?」
彼女は前方からモビルスーツ反応が出たので照合をして笑いだす。その相手がデスティニードレッドノートガンダムだからである。
「あっはっはっは!まさかオーブに来ているとはね!アメリア・レーゼ!!いいわいいわ!試運転として戦ったあげるわ!!このライゴウガンダムでね!!」
グラリア・レムルスは笑いながらライゴウガンダムの右手に持っているビームライフルを構えて発砲をする。デスティニードレッドノートガンダムに搭乗をするアメリアは相手が攻撃をしてきたので回避をして右手に持っているビームライフルを発砲をしたがライゴウガンダムは交わして背部のミサイルポットからミサイルを発射させて攻撃をしてくる。
「ちぃ!!」
彼女はスラスターを起動させて放たれたミサイルを回避をしていく、グラリアはミサイルを全て交わされるとは思ってもいなかったので驚いているが接近をして背部のビームサーベルを抜いて切りかかる。
デスティニードレッドノートガンダムも腰部のラケルタビームサーベルを抜いてビームサーベル同士が激突をする。一度離れてから再び激突をして二機のガンダム同士がぶつかる。
「このパイロットただものじゃない!!」
アメリアは戦っている相手が強いと判断をしてはじかせてたあとにクフィフィアスレール砲を展開をして砲撃をする。
「仕方がない!」
グラリアは左目につけている眼帯を外すとクフィフィアスレール砲の弾を回避をしてデスティニードレッドノートガンダムが次に行う動きを読んで接近をして機体の左手を抑える。
(まさか!バッセルブーメランを使用をすることが読まれた!?)
(やっぱり負担が大きい、長時間使うのは危険だわ。)
眼帯を再び左目につけてそのままデスティニードレッドノートガンダムを投げ飛ばす。彼女はスラスターを起動させてバランスを戻すとライゴウガンダムは背部から何かを投げつけてきた。
デスティニードレッドノートガンダムはそれを発砲をして撃破すると強烈な光が発生をして彼女は目を閉じてしまう。
「ぐ!!」
目を開けるとライゴウガンダムの姿はなくなっており彼女は逃がしてしまったと思いながらも先ほどの変な感じは何だろうなと思いながらオーブの方へと帰投をする。
一方でグラリアは基地の方へと帰還をした。
「大将。大丈夫ですか!?」
「大丈夫だ・・・(やはりモビルスーツ戦であの力を使うには私自身が限界だな。数秒などはいいがそれが長くは持たないか・・・・・・)」
彼女は休むといいそのまま部屋の方へと戻っていきベットの方へと寝転がる。一方オーブの方へと帰還をしたアメリアは先ほどの気持ちが悪い感じがなくなっていたが相手のパイロットに対して変な感じがしてしまう。
(先ほどの気持ちが悪い状態はなくなったけど、一体何だったのかしら?まるで何かを相手は持っている感じがした。それに先ほどの動き、まるで私がバッセルブーメランを使おうとしているのを知っているような感じがしていたわ。)
「アメリアさん!!」
彼女は振り返るとキラとアスランがやってきたので彼女は手を振る。
「大丈夫でしたか?」
「えぇ大丈夫よ。」
「それにしても相手はライゴウガンダムってことは・・・・・・バラクーダが?」
「おそらく試運転をしていたのかもね。(だけどパイロットは何者なのかしら?)」
アメリアはそう呟きながら両手を組みバラクーダは地上の中心に動いているなとデュランダルに報告をするためにオーブで一泊をしてから輸送機でジブランタル基地へと戻るのであった。
次回 ジブランタル基地に戻ったアメリアは、デュランダルに報告をする。だが戦った相手は何者なのかを彼女は知らない。
次回「アメリアの調べ」
「調べないといけないわね。」
アメリアの彼氏は誰がいいのか?
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ギルバード・デュランダル
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ラウ・ル・クルーゼ
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シン・アスカ
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イザーク・ジュール
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ディアッカ・エルスマン
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ニコル・アマルフィ
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スティング・オークレー
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アウル・ニーダ
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ハイネ・ヴェステンフルス
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???(SEEDFREEDOM)