Fate,Ⅸ   作:メヂカラサーファー

2 / 11
最近モンハンライズにハマっております。



弓兵と美女と聖剣

その光景は異様だった。

その魔法陣から出てきた者は栄光の騎士たちではなかった。

私はこの召喚の儀にてかつての聖杯戦争でアハト爺様の雇った[魔術師殺し]が使い、ブリテンの王を呼び出し、第五次聖杯戦争にて敵として立ちはだかったかつてのブリテンの王を呼び出した伝説の鞘を数百年もの間収めてきた神聖な棺が予想では先ほど言ったブリテンの王または円卓の騎士が召喚されると考えていたが、そこにいる呼び出した英霊はブリテンの王でも無く、かといって円卓の関係者にも見えなかった。一言で表すなら(何処かにいそうな弓兵)と言うのが妥当だろう。

一つ特徴を付け足すのならば、顔には黒い包帯を巻いており、格好は全身を濃い緑色の布で包み肌を少しも見せないようにしていた。

素顔はよく見えないが隙間から見える目が今まで見てきた他のホムンクルスより、アハト爺様よりとても優しそうに此方のことを伺っていた。

装備品はかなり大きめの弩弓を腕に抱え、背中には矢筒、腰には風貌にはあっていない大層な装飾品を散りばめた剣を携えていた。

見れば見るほど誰かわからなくなってきた。

正直、どう対応したら良いのかわからない、これは彼が想定と違う存在であるからではなく、単純に聖杯戦争で呼ばれるサーヴァントは大抵は偉業を成し遂げた英雄たちが召喚されると教えられてきた。アハト爺様はサーヴァントを使い魔程度としか考えなくて良いと思っており、そのように私に伝えてきたがこの城に残っていた魔術師殺しの起こした本の中にあったアーサー王に関する書物を読むと、とても彼らを一端の使い魔の様に扱うなどとそんなおこがましいことなどとても出来そうになかった。

 

「お嬢さん、そんな疑いの目でこちらを見ないでくれ。」

 

はっ!となる。そうだこれから聖杯戦争を共にするサーヴァントに対して疑いの目を向けるのは悪い。とにかくこのサーヴァントについて知っておかなくては作戦も立てられない。

 

「ねぇ[アーチャー]」

 

「ん?」

 

やはりクラスは[アーチャー]なのね。

 

「ねぇアーチャー、あなたは、、、真名はトリスタントであってる?」

 

「残念ながらあの円卓の騎士のトリスタントでは無いし、そんなすごい名を残すようなことはしてないよ。」

 

「となると一体、、、、」

 

と、触媒の聖剣の入っていた箱に目を向ける。

 

「じゃぁ、俺のステータスを見てみたらいいじゃねーか。」

 

その言葉に答えてアーチャーのステータスを見てみる。

 

「っ!」

 

絶句した。そのステータスほとんどがDで一番高い俊敏でもC+でキャスターやアサシンならまだしも、このステータスは低い。

確かに、アーチャーのクラスは全体的にステータスが低い場合が多いが少なくとも、我々アインツベルンが使役してきた英霊たちよりは低いステータスだろう。

この聖杯戦争は我々アインツベルンの最後のチャンスであり、前回の聖杯戦争では失敗して以来、遠坂はこれ以上の協力は考えられず、マキリも死んでしまったせいで、冬木市ではもう聖杯戦争は開催できないだろう。しかし土地を貸すぞと言う家はいくつも出てきたが

結局は大聖杯がない以上開催は不可能だった時、突然と男は現れたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()

 

数年前、我々は聖杯戦争という、ユスティーツァが向かったとされる根源への接続の唯一とも言える場所を失い途方に暮れていると、自分の領地に土足で入ってきた謎の気配を感じる。

 

「大聖杯を作った。」

 

男は突然と我がアインツベルンの境地に入りそういった。

 

数々の結界を容易く乗り越えて、平然と平原に立っている男。東洋風のいでたちで後ろで髪を一つに纏め、見えない様にはしているが服の裏には様々な武器が収納されていた。

 

私はなぜかは知らないが少し興味が湧きホムンクルスを通して話をすることにした。

 

「ほぉ。随分とふざけたことを言うな。」

 

正直信じられる話ではなかった。我々アインツベルンが後、何百年かけて作れるかどうかと言うレベルだと言うのに、そんなものを何処の馬の骨とも知れの魔術師が作れるはずが無い。

 

「俺の名はキシン、数十年前から大聖杯を作ろうとしてきて、それらしいものはできたからあんたに見てもらいたい。」

 

「待て、まずそれはどう作ったと言うのだ?、土地は、金はどうしたと言うのだ。」

 

「聖杯を望む魔術師なんて、山ほどいるよ、とにかく見にきてくれ」

 

信じられなかったが、その男の自信のある言い方から仕方なくその男の言う場所へと向かう。

 

 

向かった先は忌々しい日本だった。

そしてその日本のとある街でその物を見た。

 

 




アインツベルンってどうやってお金を得ているのだろうか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。