史上最強の女子高生   作:光の甘酒

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かなり期間が空いてしまい申し訳ありません。
いかんせん仕事が死ぬほど忙しくて休日もほぼ死んでおりまして・・・

約2か月半、放置している間に高評価をいただいたりお気に入りが増えていたりと本当にこんなクソ文章をたくさん読んでくださりありがとうございます。

さて、私は前回の〆でこう書きました。

「次回はゆるい感じの1話完結で予定しています」と。

最初に謝らせてください。


     *      *
       + うそです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y  *



今回はいつも以上にハイパーブラックなお話になっておりますので、結構過激かもしれません。
あ、これ苦手だなって思った方は今回と次回は読み飛ばすことを推奨します。

OK?OK牧場(激寒)
OKってかたはどうぞお楽しみください。

ちなみに今作初のバンドリオリジナルキャラクター目線です。




第7話 白鷺千聖の場合

「新しいマネージャーですか?」

「新サブマネージャーの瀬長 瑠衣(せおさ るい)と申します。以後お見知りおきを」

 

パスパレのマネージャー体系はグループを総括するメインマネージャー、さらに各メンバーを担当するサブマネージャー、計2人のマネージャーが調整役として動いている組織なのである。

そんな中、私・白鷺千聖のサブマネージャーが産休に入ることになり、代わりにやってきたのがこの瀬長マネージャーということだ。

こうして新たな顔ぶれで芸能生活がスタートしたのである。

 

 

「瀬長さん、どこかでお会いしたことないですか?」

「いえ?私は活躍を存じておりますが実際にお会いするのは初めてだと思います」

 

 

なんだろう。こう瀬長さんは謎の親近感がある。話を聞くところによると事務所のスポンサー企業からの紹介で入社したらしく、かなりやり手だとか。

少しのやり取りで過去にもあっているかのような親近感をマネジメント相手に持たせるのは、やはり敏腕どいったところなんだろうか。

実際彼女はやり手だった。スケジュールの調整、先方との調整どれをとっても完璧にこなし、徹底的に無駄を省いてくれたおかげで私の活動にも余裕が出てきたのである。

 

 

「今日は白鷺さん、本日はお疲れ様でした」

「瀬長さんも、いつもありがとうございます」

「いえいえ、お礼を言うのはこちらの方ですよ。白鷺さんみたいなすごい人を担当させてもらって身が引き締まります」

「それは褒めすぎですよ」

「このあとは直ぐ帰られますか?」

「いえ、実はメインマネージャーに呼ばれていて」

「あ、そうなんですか。わかりました・・・あ、そういえばこれよろしかったら」

「これは?」

「白鷺さんが前に気になるけど売り切れで買えなかったって言ってた本です。たまたま売っていたのでもしまだ買っていなければ・・・」

「ありがとうございます、ちょうど今日も帰りに探しに行こうかと思っていたんです」

 

 

本が買えないなら電子書籍でいいのでは?という声があるのは理解できる。

でもやはり紙媒体には紙媒体の良さがあり、私はなかなかデジタルに移行できないのだ。デジタルだとブルーライトだったり、持っている感覚が違ったりということがあるのである。

 

 

「私はもう読んだのでまた感想を言い合いましょうね」

「ありがとうございます!あ、本代・・・・」

「大丈夫ですよ、役作りの資料購入費ってことで経費で落としてあります」

 

 

こういうところは流石だ。いたずらっぽく笑う彼女を見て、私はありがたくその厚意に甘えることにした。

 

 

「では、私はこれで」

「ええ、帰りもお気を付けて」

 

 

 

「接待ですか?」

 

瀬長さんと別れてメインマネージャーの話を聞くと、直接このような相談があった。

 

 

「ええ。実はとある有名プロデューサーが白鷺さんの活躍を目にしてぜひお会いしたいと申しているんです。向こうからの申し出ですが実質接待みたいな形になってしまいますし、相手が相手なので重要案件としてサブマネを通さず私が動いているわけですが・・・スケジュール大丈夫でしょうか?」

 

 

これは責任重大である。

私は今後のパスパレや私のキャリアになるならと二つ返事でOKした。

 

 

「キミが白鷺さんね。うん、実物の方が可愛いな」

「ありがとうございます」

「うんうん、実にフレッシュでいい感じだ。もうちょっと・・・こっちに来なさい」

 

 

私は戸惑った。相手が指定しているところはプロデューサーのすぐ横だったからだ。

嫌な予感がする。まさかこれは・・・

 

 

「白鷺さん、何をしているんですか」

 

 

メインマネージャーにどうにかしてくれとアイコンタクトを送ると、メインマネージャーはプロデューサーの言う通りにしろ言わんばかりにそう言い放った。

 

 

「まさかこれは・・・・枕営業ですか」

「え?いやいや、人聞きが悪いなあ」

「白鷺さん!これは我が事務所やパスパレにとっても重要な案件なんですよ?早く言う通りにしてください」

 

 

やられた。

メインマネージャーはプロデューサーとグルなんだ。

初めから私にこうさせるつもりでこの場を設けたんだ。

 

 

「ふーん、抵抗するんだ」

「オイ白鷺、テメエお高く止まってんじゃねえぞコラ。アイドルなんて体の一や二つ売ってナンボだろ」

 

 

そうこうしているうちにメインマネージャーの口調が豹変した。

その口調は明らかに一般人ではない。

 

 

「おい、そろそろいいぞ」

「え・・・?」

 

 

メインマネージャーの合図で入ってきたのは数名の人たち。

そこには撮影に使うようなカメラを抱えた人もいる。

 

 

「さっき枕営業かって聞いただろ?答えはノーだ。テメーはリニューアルして女優デビューすんだよ。セクシー女優ってんだけどよ」

「!?!?!?」

 

 

私は血の気がい引いた。現状をみると私は個室に一人、相手はプロデューサー(?)、メインマネージャー、カメラマン2人

逃げられる状況ではない。

 

 

「まあ諦めてくれや。定期的にアイドルを間引きしてな、こうやってビデオ撮らせてもらうんだよ。ただ今のままだと未成年だから売りに出せない。まあでもこれを使って被写体をコントロールすることはできる。んで18になったら元アイドルの女優としてデビューさせんのさ」

「・・・なぜ私なんですか」

「そこにいるプロデューサーいんだろ?そちらの方は志賀組っていうヤクザのお偉いさんでな。その方が気に入った娘とヤるためにこの場を設けてんだよ。それが今回お前だったってだけの話しさ」

「ま、そういうことだ。子役の頃から見てるけど男の影ないし枕した形跡もなかったから処女だろキミ。そういう子を犯すのが私の趣味なのだよ」

「うへ~相変わらずロリコン外道すね~」

「所属アイドル売り飛ばして荒稼ぎしてるおめえに言われたくなねえなあ」

「「はっはっはっはっはっは!!!」」

 

 

逃げなきゃ。でもなんで?体が硬直して、足が思うように動けない。

 

「あらら、腰を抜かしてしまったようだ。仕方ない、私からそちらに行くか。オイ!カメラ構えろ!私の大事なコレクションだからな、しっかり撮れよ!」

「ああ・・・ああああああ・・・・」

 

 

「やーっとこの日が来た。長かったなあ」

 

 

下半身を露出しながら近づいてくるプロデューサー(?)が迫ろうとした瞬間。ドアが開き、そんな声が聞こえた。

 

 

「せ、瀬長さん・・・?」

 

 

なんで彼女がここに・・・?もしかして、彼女もグルだったの・・・?

 

 

「い、今まで私に見せてきた姿は嘘だったんですか・・・!?優しくしてくれたのはこの日のためだったんですか・・・!?」

「ん・・・?あ~そういうことか。ごめんごめん。勘違いさせちゃったね。大丈夫、私は味方だよ」

「え・・・・?」

 

 

この声はいつもの瀬長さんじゃない。・・・・この声は!?

私の知っている声。なんで・・・?なんで貴女がここに・・・?

 

 

「貴女・・・そんな・・・!?」

「おい瀬長ァ!テメー・・・なんでここにいる!?」

 

 

メインマネージャーが瀬長さん(?)に向かってそう叫ぶ。

 

 

「この現場を押さえるためですよ。そして親友を守るためかな」

「んだと!?」

「ちーちゃん、すぐ済ますからさ。怖いだろうけどちょっとだけ待っててよ」

 

 

 

そこにいたのはサブマネージャーの瀬長瑠衣ではなく、私がよく知る親友・志賀有栖の姿だったのだ。

 




次回、アリス視点による解説です。

引き続きよろしくお願いいたします。
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