新機動戦記ガンダムW 宇宙を駆ける一筋の光 作:砂岩改(やや復活)
「はぁぁぁぁ!」
トロワのベビーアームズと大鎌のMSが激しく激突する
「これは…無意味だ…」
「待ってください!」
マナがそう呟くと二機の間に炎の渦が横切る
「!?」
「え…」
「貴様ら、まだ無意味な戦いに飽きたりないのか?」
「なんだと?」
炎を放った緑色のガンダムのコックピットハッチが開かれる、中から出てきたのはマナやカトルと同じぐらいの少年だった。
「わかっているのか…貴様らはまんまとOZの罠にのせられたのだ……」
「なんだって!?」
「……」
「連合の後方回線を開いてみろ…貴様らは連合の平和論者を一掃してしまったんだ…」
その言葉にみんなが回線を繋げると連合宇宙軍を統括するセプテム将軍が高々と演説をしていた。
「これはコロニー側の宣戦布告である!我々は本日コロニー側との和平を論じていた……その中心と言うべきノベンタ元帥はもうこの世にいない!コロニー側の侵略MSに殺されたのだ!!繰り返すこれはコロニー側の侵略行為なのだ!」
「全てはOZの企みだった……騙されたのだ…俺達は…トレーズ・クシュリナーダの手の中で…」
「そ、そんな……」
「くそっ!」
「それでも俺は戦う…たとえ一人であろうとな…」
「ちっ……」
その演説を聞いてマナは思わず舌打ちをする
「トレーズの手の上で遊ばされたって言うことか…」
「やられました…」
「こうなったらトレーズを追おうぜ今ならまだ間に合う!」
「無駄だな…」
「なんだと!」
デュオはマナの言葉に苛立ちを見せる
「そうですよ!無謀です!」
「邪魔するな!討たれたいのか!?」
「我々は元々隙を突くのが作戦だったはずです今となっては敵の方が有利です!」
「数で押されればいくらMSの性能や操縦が良くても勝てない…戦いは数なのだよ…」
「くっ……」
マナの言葉に悔しそうにするデュオ、するとコックピットに警告音がなり響く
すると倒壊した施設などの瓦礫の隙間や影から大量のリーオーが見えていた。
「まだ生き残りがいたか!」
「とにかく、ここを離れましょう!」
「そうだな…」
「おう!」
マナとカトルとデュオは散会するが羽根つきのガンダムが動こうとしない
するとデュオが声をかける
「おい!やられるぞ!」
リーオーの攻撃が開始され弾丸が羽根つきのガンダムに直撃する。
「なにやってんだよ!」
デュオの叫びはヒイロに届かず攻撃がウィングに降り注ぐ
「くっ……」
マナはその光景を見ていられずヒイロのウィングの前に出てシールドを構えビームライフルで応戦する。
「マナ!」
カトルはそれを見て攻撃しているリーオーをヒートショーテルで切り刻みデュオも援護のためにビームサイズで同じくリーオーを斬りまくる。
「おい!これ以上手間かけんな!」
マナも機体が被弾する衝撃に耐えていた
「くっ……結構きついな…」
衝撃を受けながらもビームライフルでリーオーを撃ち抜くマナ
「貴方のお知り合いはショックを受けすぎたんです」
カトルが話している間にマナのライフルのチャージが追い付かなくなってくるとマナは素早く判断するとライフルを腰に収納する。
「後ろか!」
いつのまにか後ろにいたリーオーを腕に内臓してあるビームガトリングで一掃するために放つ、そのリーオーを蜂の巣にしたところで基地に女性の声が響きわたる。
(ヒイロ、ヒイロ、聞いてちょうだい、ヒイロ!)
「アイツの名前か?」
「なんだ!こんな時に!」
(今そこにある大型ミサイルの自爆装置が働いているわ…OZが貴方達を抹殺するためにこの基地ごと貴方達を吹き飛ばそうとしているの!)
その言葉ですぐに調べ上げるカトル
「確認しました、このニューエドワーズ基地には47機のミサイルが格納されておりその全てが爆発した場合……半径300キロは一瞬で蒸発してしまいます!」
「冗談じゃね!早いとこ逃げ出そうぜ」
「味方ごと抹殺するつもりだと…」
マナはその真実を知り愕然とした
(やはり貴様らはあってはならない)
「爆発まであと十分しかない、とても300キロ圏外まで移動することはできません!」
(ヒイロ、貴方なら一人で逃げ出すことも出来るでしょう……でも私達のわがままを聞いて…爆発を止めてヒイロ!)
「任務了解……」
放送が終わるとウィングはバード形態に変形しどこかに飛び立って行く。
「おい!ヒイロとか言ったな、一人で逃げる気か!」
「大丈夫だ……我々は彼が止めてくれるのを待とう…」
「そうですね…彼を待ちましょう」
「とにかく輸送機を盗むぞ!」
三人は輸送機のを"3機"用意した
「よし!行けるぜ!」
そう言ってデュオは飛び立っていく
「マナ、早く」
「あぁ……わかっている」
マナはカトルに急かされながらも輸送機にルミエールをサンドロックの隣に積み込むとカトルに伝える。
「いいぞ」
「了解」
マナ達の輸送機も飛び立っていく
ミサイルが爆発せず輸送機が飛び立ったあとには妙な静けさが残っていた……
「フフフ……頑張ってね…日向マナ……」
砂「さぁ!終わりました!ニューエドワーズ」
マナ「しかし……最後に出てきたのは誰だ?私の名前を呼んでいたぞ?」
砂「あぁ~気にしなくていいよ出てくるのマナ達が宇宙に上がってからだから」
マナ「そうか……次回は第十三翼「静かに壊れる(サイレントブレイク)」次回もよろしく頼む」