新機動戦記ガンダムW 宇宙を駆ける一筋の光 作:砂岩改(やや復活)
「06Eポイント…そこにカトルが…行くしかないな…」
マナはカスタムリーオーを隕石に偽装したSFS(サブフライトシステム)に乗せると06Eポイントに向かわせる。
「武装コロニーのみに攻撃を加える…か……」
(武装コロニーは外部ビーム砲を装備しているはずだ…そう簡単に落とせるハズがない…ましてたった一機で……相当な性能を有しているに違いない………しかし…なんだこの不愉快さは………)
マナは段々大きくなる違和感に顔をしかめていた。
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06Eポイントコロニー
「民間人の避難終了しました」
「敵は何処から現れるか分からん…引き続き警戒を怠るな!!」
司令の指示でコロニーの周りに展開していたOZのリーオー部隊は次々と報告を挙げる。
「第一地区、以上無し…」
「第二地区、以上ありません…」
「このコロニーは外部ビーム砲を装備しています、たとえどんな敵が来てもこのコロニーは防衛できます!」
能天気に報告する兵士に司令官は怒鳴り声を挙げる。
「馬鹿者!相手はガンダムだ!気を引き締めろ!!」
「ハッ!」
司令官が怒鳴っている時…コロニーが見える位置に"あのガンダム"が姿を現した。
「コロニー06E3に告ぐ…ただ今よりコロニーを消滅させる………無駄な抵抗はやめ……直に退去せよ…繰り返す…」
謎の声が鳴り響くとコロニーの司令室にアラームが鳴り響く。
「が!ガンダムが現れました!」
「迎撃だ!外部ビーム砲 発射用意!!」
司令の命令でビーム砲が一斉にガンダムを狙う。
「撃てぇぇぇ!」
ビーム砲とリーオーのビームがガンダムを落とすために発射されるがガンダムは驚くべき機動性でビームを避け大型のビームライフルのツインバスターライフルでリーオー部隊を一瞬で壊滅させるとそのままコロニーへと向かう……コロニーが必死にビームを撃つのを見て……
「怖いんだね………死ぬのが……………だったら…戦わなければいいんだよ!!」
ウイングゼロガンダムは何の躊躇いも無くツインバスターライフルをコロニーに向けて発射した。
「うわぁぁぁ!」
ビームが直撃したコロニーは爆発し宣言通りに消滅させられた。
そのビームを放ったガンダムのコックピットにはあの優しき少年のカトルが乗っていたのだ…。
「おかしいな…涙が流れてる……一つも悲しく無いのに………」
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OZの回線を傍受しながらマナはコロニーに向かっていたがコロニーが沈んだと報告を聞いたら瞬間マナは怒りに震えていた。
「武装していたとはいえコロニーを消滅させるなんて……パイロットはカトルじゃない…カトルが……カトルが……こんな事出来るハズが無い…」
マナは怒りに震えながらも次の攻撃目標に指定されたL1宙域に向かった。
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OZ 対ガンダム攻撃隊
上手くOZを騙しヴァイエイトとメリクリウスに搭乗したトロワとヒイロはOZに討って出る為に新しいガンダムの性能テストを兼ねて出撃していた。
「目的はガンダムの力の確認だ…その上で必要であれば叩く…それでいいな?しかし相手はカトルだ心配は必要ない…」
「トロワ…慎重にいけ…何かおかしい…」
「どうした?」
「奴は……コロニーを破壊した……」
トロワはその時はヒイロの言葉を気にも止めていなかった短い付き合いだったが彼がそんな事をする筈がないと確信していたからである…何かしらの理由があると思っていたからである…対ガンダム隊は目的地のコロニーへと向かった。
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OZ月面基地
牢屋でデュオと五飛はトロワから渡された自分の機体の改良プランを見ていた。
「中々のもんだ……完成まで後一月って聞いたぜ、カトルも動いた…それに合わせてマナも動くだろう…また忙しくなってくるな」
「俺はあの女はともかく未確認のMSを味方と考えるつもりは無い…」
「だがそのガンダムはOZを倒してるんだぜ…問題ないじゃないか?」
五飛の言葉に思わず首を傾げるデュオ、しかし五飛は怖い顔をしながら。
「だといいんだがな………嫌な気配がする」
そう呟いた。
そのなかロームフェラー財団から送られてきたツバロフ技師長は収容施設の空気供給システムのある部屋に来ていた。
「収容施設の空気供給システムはここかね?」
「ハッ!こちらになります」
すると聞かれた兵士はレバーを指す。
「そうか……」
そう言ってツバロフは空気供給システムを切った。
それを見た兵士は慌てて止めに入るがツバロフと一緒に来ていた兵士に銃を突き付けられ止まる。
「ツバロフ技師長!何をなさるのですか!?」
「牢獄のエアを切っただけなのだが?」
「何も指示も貰っていません!レディ・アン特佐の許可はあるのですか!?」
「許可はこの私が下す…安心したまえ、君は的確な指示に従っただけなのだよ…甘すぎるのだレディ・アン嬢は……」
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その頃、牢屋では
「おや?少々老けたかのう?足元がふらつく」
「バカ!それは酸欠だ!」
「なんじゃ…気づいてたのか、気を使って損したわ年寄りを安心させてやろうと思っとったのに」
「失礼ですね、先生!私はまだ若いですよ!」
「持って30分といった所か…」
「心残りはデスサイズとシェンロンの開発がまだ終わってないという事じゃな…」
「死にたい奴は早くしね…エアーのムダじゃ…」
「しぶとい奴は嫌われるぞ」
「しぶとくなければ生きていけんわ」
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その頃、違う牢屋では
「くそっ!粋な殺し方してくれるじゃないか!やっぱり今日はヒイロじゃなくて俺が出撃してればよかったぜ………」
デュオが愚痴を言っている間も五飛は新しいガンダムの設計図を見ていた。
「少しでも生きて痛ければ静かにしていろ…」
「しかし何かが起きない限り俺達は助からないぜ…」
「何かが起きた時の為に今出来る最善の事をしているだけだ……あの女も言っていただろう…」
五飛の言葉でデュオはスペースポートの事を思い出す。
(二人とも諦めるな!私は生きる!生きて見せる!)
「そうだな…足掻いてみますか……」
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OZ 対ガンダム攻撃隊
「コロニーの周りにには動体反応がないな…」
「すでに他の宙域に移動した事は考えられませんか?」
「いや……ガンダムは必ずここにいる」
トロワの指示で既に避難が完了したコロニーをリーオー三機で偵察に向かわせる…
コロニーの中ではカトルがウイングゼロで無意味に暴れていると観覧車が見えた。
「こんなものコロニーに必要無いんだ…」
その姿をOZの兵士が発見しトロワに報告する。
「い!居ました!ガンダムです!コロニーの中です!」
当然カトルもOZのリーオーを発見しているカトルはウイングゼロの胸部バルカン砲で観覧車ごとリーオーを破壊する。
「コロニーに必要な物は戦争なんだ!」
「うわぁぁぁ!」
宇宙いたトロワはリーオーから追加報告を受ける。
「コロニー内の三機、殺られました!敵ガンダム来ます!!」
するとコロニーからガンダムがやって来る。
「見せて貰おう、新しいガンダムの性能とやらを…」
トロワはヴァイエイトの巨大なビーム砲でウイングゼロを撃つがウイングゼロはそれを楽々と避けトロワのヴァイエイトに肉薄する。
「!!?」
するとウイングゼロはツインバスターライフルを二つに分離し周囲にいるリーオーをかたずける……それを見たトロワは
「これが新しいガンダムの力か……ヒイロ、心配ないこのガンダムは最高の出来だ………カトル聞こえるか?こちらはトロワだ…聞こえているか?」
「聞こえているよ…トロワ………それ以上僕に近づかないで………」
「カトル?」
トロワはカトルの言っている意味が分からず近づくのを止めない。
「ダメなんだよ!それ以上近づかないで!!」
近づくのを止めないトロワに業を煮やしたのかカトルはツインバスターライフルでトロワのヴァイエイトを撃つ……トロワは咄嗟にビーム砲で受け止めるが威力を殺しきれず機体自体も大きく損傷する。
トロワは頭から血を流しながらもカトルをなだめるように優しく話かける
「か……カトル…どうしてこんな事を……」
「トロワ……僕はこのガンダムで狂った宇宙の全てを破壊する…全ての武器を破壊するのが僕のやるべき事なんだ………コロニーも武装するよね……だから!僕はコロニーも破壊するんだ!」
「ど…どうしたんだ?カトル……お前らしくないじゃないか……」
「みんなに……マナに伝えて欲しい…もう僕の目の前に現れないで…じゃないと皆を殺す事になる……」
すると急にレーダーに反応が起きる、トロワはヒイロか?っと思い上を見上げるとそこには通常ではあり得ないスピードで接近してくる一機のリーオーがいた
「近づかないでって言ってるだろ!!!」
カトルはツインバスターライフルをリーオーに向けて撃つがギリギリの所で避けられそのままリーオーはビームサーベルを抜刀しウイングゼロに肉薄する。
「貴様がぁぁぁぁぁぁ!!!!」
砂「はい!マナさんかなりお怒りです、次回は後編です」