新機動戦記ガンダムW 宇宙を駆ける一筋の光   作:砂岩改(やや復活)

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第二十六翼「サンクキングダム」

 

 

第二十翼「サンクキングダム」

 

 

 

 

カタカタ……カタカタ

マナはベットの上でイリアから貰ったパソコンでOZのシステムにハッキングしていた

 

マナ「やはり、カトルはOZに捕まっていたか…しかしこの情報が正しければ今は地球……」

 

マナは地球でカトルが行きそうな所を探して見ると所々にサンクキングダムという言葉が目立っていた、それをマナは不思議に思い調べてみると

 

マナ「完全平和主義……」

 

その言葉を聞いてマナは驚く、この戦乱の時代にこんなものを貫いている国があるなんて っとそしてマナは確信した、サンクキングダムにカトルがいると

ファクトリーに確認するとファクトリーの自動製造ロボットがアーンジュガンダムが完成したらしい、つまりマナが治ればいつでも動けるという事である

 

マナ「クソッ……なんて情けない身体だ…」

 

そうしているとイリアが病室に入って来た

 

イリ「ダメよ…まだ無理したら…」

 

マナ「しかし……イリアさん…みんなは動き始めていると言うのに…」

 

イリ「ダメなものはダメよ…責めてあと二週間我慢して…分かった?」

 

マナ「……はい」

 

マナはイリアに渋々従う事にした

 

ーーーーーーーーーーーー

二週間後

 

マナはイリアの用意したシャトルでファクトリーに向かおうとしていた

 

イリ「マナちゃん!」

 

イリアに呼ばれたマナが振り向くとイリアが小さな袋を持ってやって来た

 

マナ「イリアさん……」

 

イリ「これを持って行きなさい」

 

マナはイリアから袋を受け取ると中を見る、そこには薬が入っていた

 

イリ「傷み止めよ……あなた絶対無理するから一応ね、でも出来るだけ無理をしないように」

 

マナ「分かりました、気を付けます」

 

イリ「それとカトルの事をよろしく…実はあの子帰って来たときあなたの話ばかりするから…あなたの事を大切に思っていると思うのよ…」

 

マナ「分かりました……では…行ってきます」

 

イリ「うん……またね、マナちゃん」

 

そう言ってマナはシャトルでデブリのファクトリーに向かうとそこには主を待っていたように純白の機体がたたずんでいた

 

マナ「待たせたな…ルミエール……いやアーンジュ」

 

マナは素早くジャミングを張るとマナはアーンジュに乗り込み地球に降下する、そして見つからないようにサンクキングダム付近にアーンジュを隠すとマナは歩いてサンクキングダムに向かう事にした

 

マナ「全く……初めて地球に降下した時の事を思い出すな……」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

歩いて1日近くマナはサンクキングダムの首都であるリルフォートシティにたどり着いた

 

マナが周囲を見渡すとそこには完全平和主義の名の通り平和な世界があった

 

マナ「良いものだ…この国は……カトルがいたら喜んでいただろうな…」

 

少し込み上げて来る物を無視してマナは暫く泊まるホテルを捜す事にした

 

ーーーーーーーーーーーー

 

現在カトルはサンクキングダムのノインに助けられトロワ・バートンと日向マナの捜査の間だけサンクキングダムの生徒として通学していた普段カトルは街中に出ず、基本地下かノインの用意した宿舎から出ないのだが今日は何となく街中を歩いていた

 

カト(平和だな…少し前まで考えられなかった事だ…マナが見たら素直に誉めただろうに……)

 

カトルはヒイロに渇を入れられ"行動する"という事で動いているのだがどうしてもマナの事を考えると気分が沈んでしまうのは仕方がない事だった…カトルは込み上げて来たものを堪えて前を向くと思考が止まった

 

腰まである流れるような黒髪

 

見慣れた紺色のロングコート

 

黒に統一された上下のジャケット

 

特徴的なバイザー型のサングラス

 

カト「マナ!!」

 

周囲の人がいきなり大声を出したカトル不思議に見るがカトルはそんな事に構わず人を掻き分けマナの所に向かって行く、しかしマナは気付いていないのか…それとも幻覚なのか反応を示さない

カトルが必死にマナのいた所につく頃にはマナの姿は無かった

 

カト「…………気のせいか…」

 

肩で息をしながらカトルはこんな所にマナが居るわけがないと来た道を戻って行った

 

カト(マナ…………)

 

カトルはあれが本物であって欲しかったと切実に思った、しかしカトルの心から溢れて来るのは後悔とどうしようもない喪失感だけだった…

時間が過ぎて誰もいないサンクキングダムの学校の道、カトルはそこで遂に堪えきれずに涙が溢れて来る

そしてどうしようもない怒りを近くに立っていた木を殴りぶつける

こんな事をするのが無駄だと分かっていてもやらずにはいられない…

 

カト「……マナ…………」





砂「さぁ!今回はマナの復活?とカトルとのすれ違いを書きました、マナちゃん本当は心の脆い子なのに何故かしっかりした子になってしまってます」

マナ「駄作者……」

砂「はい」

マナ「何か今回は色々話すっ飛ばしただろ!私早いよね!明らかに早いよ!なんで退院して数行でサンクキングダム!?早いわボケぇ!」

砂「すんまそん!速くカトルとマナを会わせたかったんだよ!」

マナ「…………ならいい…それで?何時になったら会えるんだ?」

砂「ん~?」

マナ「……」カチャ

砂「まてぃ!何故対MS弾頭!?ヒイロよりよい酷いわぁぁぁぁ!!!」

マナ「さて次回は第二十七翼「天子降臨」だ次回は少し長めになる"予定"らしい…まぁ、よろしく頼む」


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