新機動戦記ガンダムW 宇宙を駆ける一筋の光   作:砂岩改(やや復活)

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第二十七翼「天使降臨」

 

第二十七翼「天子降臨」

 

 

 

 

 

マナ「フワァ~ 良く寝た」

 

マナがサンクキングダムに到着した次の日、彼女は取っておいたホテルで目が覚めた、いつも寝ていたマナだが病室以外で寝るのは何か新鮮であった

マナは頼んでおいた朝食を食べ終わるとサンクキングダムを見て回る事にした

 

賑やかな街

 

綺麗に整備された木々

 

マナが今まで歩んできた醜い戦場とは別世界だと思ってしまうほどの平和…マナが夢描いていた世界その物であった、しかし彼女は知ってしまった……この世界の裏でまだ戦いが続いていると言うことを

 

マナ「私の予想が正しければこの国にいるはず……」

 

そう言ってマナは周囲を見渡すと黄金のリムジンとすれ違い運転席にいた少女と目が合ったような気がした

 

マナ「ん?」

 

ふと違和感があったがマナは気にせずに散歩を続けた

 

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ドロ「フフフッ……まさか、ナイトだけじゃなくヴァルキリーまで居るなんて…リリーナ様は凄いわね…」

 

黄金のリムジンの運転をしていたドロシー・カタロニアは怪しげに笑うのだった

 

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そしてカトルはサンクキングダムをロームフェラー財団が狙っていると踏み一人砂漠でマグアナック隊を捜していた

 

カト「ハァ……ハァ……」

 

OZのエアリーズに移動手段の飛行機を失い砂漠を一人で歩いていた

 

カト(あのエアリーズは作戦空域だと言っていた……この辺りにOZの基地が無い以上マグアナック隊を狙っている可能性が極めて高い)

 

そう考えてカトルは歩を進めるが遂に堪えきれず倒れてしまう………するとカトルの耳に爆発音が鳴り響く

 

カト「この音は!」

 

カトルは音の方に向かうとマグアナック隊のマグアナックとOZのビルゴが戦闘をしていた

 

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ラシ「怯むな!マグアナック隊の意地を見せてやれ!」

 

ラシードがマグアナック隊を励ますがビルゴのPDに攻撃を防がれ強力なビーム砲に追い詰められていった

 

ラシ「アブドル!三番隊を率いて左翼に回れ」

 

アブ「了解!」

 

アブドルはラシードの指示に従い左翼に向かうと砂漠の中に手を振っている人物を見つける

 

アブ「ん?……カトル様!」

 

ラシ「何!?」

 

アフ「カトル様なのか!?」

 

マグアナック隊は予想外の人物の登場で歓喜の声が上がる

 

ラシ「また…ガンダムが必要になったので?」

 

カト「うん……僕はその為に来たんだ!」

 

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マグアナック隊とビルゴの戦闘を遠くから見ていたOZの兵士が異変に気づいた

 

兵士「隊長!敵が反撃に転じました!」

 

隊長「何!?」

 

すると前線のビルゴが破壊される、その爆煙から出てきたのは

 

隊長「ガ、ガンダム04……」

 

その言葉を最後に隊長はサンドロックに切り刻まれた

 

戦闘を終えるとマグアナック隊の人達はカトルに集まる

 

マグ「カトル様!」

 

アブ「お元気で!」

 

ラシ「カトル様……よく…ご無事で…」

 

カト「うん!みんなも!」

 

アフ「マナちゃんも元気ですか?」

 

するとカトルが凍りついたように止まる

その様子を見てマグアナック隊の皆は"まさか"っと思う

 

カト「……ごめん…」

 

カトルのその一言でマグアナックは悟ると

 

ラシ「カトル様……どうしてここにいらしたんで?」

 

ラシードがとりあえず話をかえる事にした

 

カト「あ……うん……実は…………」

 

カトルは涙を拭いながらサンクキングダムの危機を伝えた

 

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マナがサンクキングダムに入国して数日サンクキングダムにサイレンが鳴り響く

 

マナ「なんだ?」

 

マナが首を傾げていると近くの人が

 

「何してるんだ嬢ちゃん!早くシェルターに!OZの奴等が攻めて来たんだよ!」

 

マナ「OZが!?」

 

マナはそれを聞くと近くの乗り捨ててあったバイクに乗り込み全速力でマナはアーンジュガンダムの元へ向かう

マナがバイクを走らせていると海岸で大きな戦闘音が起き始めるとマナはバイクのペダルをもっと踏み込む

 

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ノイ「何としてでもここで押し留めるんだ!」

 

サンクキングダムの海岸でノインは防衛戦に参加してくれた義勇兵を指示しながら自らもトーラスでOZのビルゴと戦っていたがビルゴのPDのせいで攻撃が通じず苦戦を強いられていた

すると海中からの魚雷で味方のリーオーがやられる

 

ノイ「ちっ……別動隊がいたか……」

 

ノインが海を見るとOZの水中型MSキャンサーがいた絶体絶命…そんなとき大量のビームがキャンサーを破壊する

 

ノイ「カトルか!?」

 

ノインが振り向いた先にはカトルのサンドロック率いるマグアナック隊がいた

 

カト「ノインさん!何とか間に合った!」

 

しかしノイン安堵もつかの間正面に横一列に並んでPDを展開しているビルゴには攻撃が届かない

ジリジリと押され遂に街か中に追い詰められる

 

ノイ「くっ……このままでは………」

 

カト「マナの夢を叶えるまで死ぬわけには…………死ぬわけには……いかないんだ!!!」

 

カトルが吠えた瞬間目の前で戦列を組んでいたビルゴが爆発した

サンクキングダムを守っていたMS達が疑問の声を上げる

 

ノイ「なんだ!?援軍か?」

 

ラシ「カトル様!」

 

カト「いったい……何なんだ…」

 

よく見ると小さいコの字の物体が動き回っていてビルゴに向かってビームを撃っていた

すると空からビームがビルゴに向かうがPDに当たり消滅するかと思われたが僅かな拮抗のうち"ビームが貫通"した

 

ノイ「なっ!」

 

ラシ「す……凄い……」

 

カト「どこから!?」

 

カトルが空を見上げるとコの字物体を背中に収納した"純白の機体"がいた

 

ノイ「て……天使……」

 

ノインからこぼれた言葉はその機体を見た全ての人達が思っただろう羽根を生やした純白の機体は美しく気高い物があった

しかしカトルやマグアナック隊はこの純白のガンダムに見覚えがあったそれは死んだ少女が相棒にしていたルミエールガンダム……カトルはそう思うと涙が溢れて来た

 

カト(あぁ………生きて………生きてくれたんだ………)

 

確証などどこにもない、違うかも知れない、これもまた幻想なのか……しかしカトルはあの機体のパイロットはマナ、彼、カトル・ラバーバ・ウィナーが恋をしてしまったあの日向マナであると確信していた

 

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マナ「ちっ……思ったより酷いな………」

 

マナは上空からサンクキングダムの惨状を目の当たりにし思わず舌打ちをしていまう

 

マナ「……さて…ひと仕事するか!」

 

マナはアーンジュを加速させるとまっすぐビルゴに機体を向かわせる、当然敵と判定したビルゴはアーンジュに向けてビーム砲を撃ちまくる、それと同時に残存のキャンサーや海上で待機していた船艦からもミサイルがアーンジュに向けて発射された

それをマナは機体をバレルロールしながら避けるとまるで

ビームやミサイルがアーンジュを自ら避けるように見える

 

そしてマナはビルゴに肉薄するとシールドにある刀を抜刀、一瞬でビルゴ三機を仕留める

そのマナとアーンジュの力に鼓舞されたノイン達も反撃に転じるするとOZの部隊がジリジリと下がり始める

 

ノイ「よし!行けるぞ!」

 

するとオープンチャンネルでサンクキングダムの代表リリーナ・ピースクラフトの声が戦場に響き渡る…その内容は降伏を示めすものだった…

その声明を聞くとマナはアーンジュを地上にゆっくり下ろす、ビルゴもそれを攻撃せず直立不動で立っているだけだった

 

ーーーーーーーーーーーー

 

カトル達は純白のMSがゆっくり地上に降下しているのを黙って見ていた…そのMSが地上で止まるとカトルは急いでサンドロックから降りて無我夢中で純白のMSに向かう

 

ラシ「カトル様……」

 

その様子をノインを含めマグアナック隊の人達が見守る

すると純白のMSのコックピットハッチが開きそこから人物が出てくる

マグアナック隊は息を飲む"もし違ったら"としかし中から出てきたのは黒髪をなびかせ、紺のロングコートを羽織った……日向マナその者だった

マナはアーンジュのコックピットハッチからロープを使ってゆっくりと地上に降り立った

 

カト「マナ!」

 

マナ「カトル……」

 

必死に走ってくるカトルを見てマナは暖かい気持ちになる…するとカトルはその勢いのままマナに抱きつく

 

マナ「ちょっ////カトル////」

 

マナはいきなりの事で顔を赤くするがカトルはさらに抱き締める力を強める

 

カト「…………」

 

するとマナはカトルが小さく震えてるのに気付く

 

マナ「カトル……」

 

マナもカトルをゆっくりと抱き締め返す…そして震えるカトルの頭を撫でる

 

カト「……ごめん……ごめんね……マナ……」

 

マナ「気にするな……」

 

二人が抱き締め合っているとアフメド等のマグアナックメンバーがカトルとマナを泣きながら抱き締め二人は揉みくちゃにされる中、マナも泣きながら皆の無事を喜んだ

その様子をを少し離れた所でノインとラシードが見ていた……少し目に涙を浮かべて

 

 





砂「さぁ!とうとうマナとカトルの再開です」

カト「はい!やっと会えました!」

砂「で……告白する?」

カト「な////……そんなこと……」

砂「え~しないの~?」

カト「////じ、次回は第二十八翼「ファクトリー」です」
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