こなた視点。こんなの俺のこなたじゃないってなる可能性が高いんで閲覧注意。
今まで以上にキャラ崩壊が激しいです。
この世界線ではこんな感じだと解釈してください。
私、泉こなたは若瀬ゆうやの幼馴染である。
今、漫画の新刊(限定特装版)を求めて全力疾走している私は陵桜学園に通うごく一般的な女の子だ。強いて違うところをあげるとすればオタク気質であるというところかナ────
そんなわけで帰り道にないアニ〇イトにやって来たのだ。
ふと見ると新刊棚に幼馴染恋愛ものの漫画が陳列されていた。
ウホッ! いい漫画…ハッ
そう思っていると……って
幼馴染の恋愛もの……それを見るとどうしても私とゆうやのことを思ってしまうんだよね。
私とゆうやの関係、か。
ゆうやとは親同士が仲良く、生まれた日も一緒で病院も一緒だった。だからなのか気が付いた頃には一緒に遊ぶようになってたんだよネ。
幼い頃からお父さんのオタク英才教育受けていた私の横で、ゆうやも受けていたからか互いにオタクとしての素質を開花させ、一緒にコミケ行ったりアニメ見たり漫画読んだりと色々してきたのだ。
中学に上がった時は運動出来てもインドア派を貫き、帰宅部だった私と運動部に入り、スポーツにもハマったゆうや。道が分かれると思ったけど全然そんなことなかったネ。なんだかんだでずっと一緒にいたし。
高校だってゆうやと一緒の学校に通いたいから陵桜を選んで受験勉強頑張ったんだよ?
お父さんとの賭けで最高ランクの扱いでパソコンとPS2を買ってもらえるってのもあったんだけどネ。自分専用のパソコンは欲しかったし。
恋心についてはいつ頃から抱いてたんだろうか……。んー、大体小学校高学年ぐらいだったかなァ?
イケメンで優しく、運動もできて頭もいい。そして趣味まで合う幼馴染。ポイント高すぎてこれで惚れない女の子はいないよネって感じだ。逆にポイント高すぎて敬遠されることもあるかもしれない。
抱いたのは小学校だけど、自覚したのは中学の二年生だったかナー? いやぁ、ゆうやが入ってた部活のマネージャーとゆうやが仲良くしているのを見て思わず嫉妬しちゃったのがきっかけでしてネ。私がそんな王道的な気づき方するとは思わなかったヨ。
そこからは色々やったかなぁ。ゆうやが家事出来ないから、元々家事はやってはいたんだけど、もっと本格的にお母さんに習い始めたり、男の子へのアピールの仕方──お父さんとお母さんも幼馴染だし──なんかも教わったり。美少女ゲームを始めたのもこの頃だったかな。男の子を堕とすための方法、魅力的な女の子はどういう娘なのかを勉強するための良い教材だと思ってたり。
いや、今は普通にハマってるんだけどネ。
途中からゆうやの性癖を貧乳ロリっ娘へ誘導させようとかもしてみたりね。……まあ結果どうなってるかはわかんないんだけど。ゆうやの二次元嫁って結構守備範囲広いし。流石の私でも付き合ってるわけでもない幼馴染のベッドの下とか漁る勇気はないよ?
中学三年の時に泊りがけでコミケに行った時なんて(お父さんとお母さんが気を利かせたのか)同室だったものだから、恥ずかしかったけど誘惑してみたりなんかして。結果はお察しだったんだけどね。
でもそのおかげかボディタッチには積極的にいけるようになりました! ……好きな幼馴染の体に触れるって結構な役得じゃん?
~☆~
高校に進学して私はかがみやつかさ、みゆきさんと仲良くなったり、ゆうやとクラスが遠く離れたこともあって今までよりかは一緒にいる頻度が少なくなったんだけど。
改めてゆうやのヒーローっぷりには参っちゃったね。私たちの中学から陵桜に進学した人自体が少ないってのもあったんだけど、いつもべたべたしてる(と中学時代陰口叩かれてた)私がいないだけであんなにモテるのかとびっくりしたヨ。
だからこそたまに不安になったりもする。ヒーローポイントの高いゆうやの幼馴染が私なんかでいいのかな、なんて思うこともあるんだよね。
私は運動できるとはいえインドア派。勉強もあんまりできないし、背も小さいし胸もない。そしてオタク。儚げな美少女感があるお母さんと違って、私だとちんちくりんな印象は拭えないしネ。顔は整っているのが救いかな。
ヒーローの横に立つヒロインがこんなのでいいのかなって思うヨ。一美少女ゲーマーとして、幼馴染ヒロインがこんなのだったら微妙な気持ちになるし、イベントスチルも映えないだろうしネ。
その気持ちは二年に進級して、ゆうやがかがみ、つかさ、みゆきさんと知り合ったことでさらに強くなった。
三人とも私から見ても特定の人種しか狙えない部分もあるとはいえ、全員萌えポイント高くてネ。ゆうやがそっちに流れないかという不安も出てきた。
本当に三人とも魅力的な女の子だ。私にないものを持っているからこそ、表には出さないとはいえちょびっと嫉妬もしてしまう。
この三人のうち、つかさとみゆきさんがゆうやに向ける感情はそれぞれ憧れと親愛。
みゆきさんは恋愛感情ないみたい。男女の友情はない、なんて言うけれど、それを全否定するかのような友情をゆうやと築いている。
つかさは恋愛感情よりもまずは憧れを抱いているようだ。まあ運動もできて勉強もできるし、そりゃ憧れの感情も抱くよネ。
そして除いたかがみだけど、かがみはゆうやに恋愛感情を明確に抱いている。かがみも認めているし、今は恋のライバル兼親友みたいな関係になってるんだけど。
かがみ曰く「一目惚れ、友人付き合いしているうちにガチ惚れ」とのこと。
私とかがみはゲーマー仲間だと思ってたけど、まさか男子の趣味も合うとはネ。
……ポッと出の女の子に気になっていた幼馴染を取られちゃうなんて展開、アニメや漫画でいくらでも見てきた。このポッと出の女の子がかがみで、男の子を取られちゃう幼馴染が私に当てはまらない保証はない。いくらアニメや漫画と現実は違うとはいえ、同じにならないわけがない。現実を舞台にしたラブコメ系で想像できることは実際起きうる可能性は高いのだ。
ゆうやが三人の誰かとくっついたとしたら、私は多分とっても悲しい気持ちになるだろうし、ぼろぼろと泣くだろう。
でもそれが原因で三人を恨むことは絶対ない、と思う。むしろ素直に祝福さえするだろう。だって初めてできた親友なのだ。それに全員とってもいい人だから、ゆうやは幸せになるだろうしネ。
この親友関係は、これからもずっと続けていきたいのだよ。
でも、ゆうやを幸せにするのは私じゃなきゃ嫌なのだ。かがみやつかさ、みゆきさんも幸せにできるだろう。でも、
だからゆうや、あなたに伝えてみせる。誰もが見とれるような笑顔で。
────あなたが好きですって。
「と思ってるわけだけどどう思うかがみん?」
「あんたそれ逆にどう思ってほしいわけ?」
妄想で書き上げた駄文のようになっちゃった。
こなたは楽観的に見えて、恋愛するとこんな感じになるんじゃないかな。
多分そのうち改稿して前のほうに移すかも