あに☆すた   作:タボ茶

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かがみんとつかさハピバ!(数週遅れ)

いつもより半分以下とかなり短めで独自設定過多。かがみん視点でこんなのワイのかがみんやないってなる可能性が大いにあるため注意。
かがみん可愛いよhshs


☆7.7 ー柊かがみの溜息☆かがみんハピバ記念-

────その日、私は運命と出会った────

 

 

 

 

なんて言ってみる私は柊かがみ。陵桜学園に通う高校生よ。つかさの姉でもあるわね。

 

しかし、実際運命に出会ったなんて言ってみたけど、そこまで的外れでもないのかもしれないわね。一目惚れではあったわけだし。

漫画やラノベなんかでも、ヒーローとメインヒロインが出会う場面なんかは運命の出会いなんて言われることもあるしね。私が読んでるラノベなんかにもいくつかあったし、こなたが読んでる漫画にもあるらしい。

 

その私の運命の相手であるゆうや君、フルネームを若瀬ゆうや君というのだけど、これがまたいい人なのよね。

元々こなたからゆうや君については色々と聞かされていたんだけど──でも今考えたらあれって半分ノロケよね──まあ、それを聞く限りの印象はこなたの同類だったわね。

ゲーマーで一緒にアニメや漫画を見てって感じの話が多かったし、一緒にコミケにも何回も行っているってことも聞いたから、いわゆるチェックのシャツを着て頭にはバンダナ、両手には指貫グローブといった所謂典型的なオタクファッションをしてるステレオオタクのイメージが強くて。仕方ないじゃない、こなたのやつゆうや君の写真とか見せてくれなかったんだから。『写真より実際にゆうや見たほうがいいから!』って言ってたわね……。

 

で、二年生に進級したその日、始業式の日ね。ついにゆうや君と邂逅したわけだけど……一目で恋に落ちる音がしたわ。

顔立ちも整っててイケメンっていうのもあったんだけど、その顔というか雰囲気が所謂清楚系って感じの、父性を感じるものだったのよね。私自身の好みは宗介みたいな割と濃い目な顔だったんだけど……そんな好みはどこかに飛んでいったわ。

 

人生には価値観がガラッと変わる瞬間が何回かあるとは言うけど、まさにこれが私にとって価値観が変わる出来事だったわけね。

そういえばあの時は結構動揺したっけ。動揺してるのを表には出さないようにしていたけど、ゆうや君にはバレてなかったかしら。一緒にいたこなたたちにはバレてたし。うん、後でそれとなく聞いてみよう。

 

で、そんな私の価値観を激変させた存在であるゆうや君なわけだけど、友人付き合いをしているうちに顔や雰囲気などの外面に惹かれただけの一目惚れ状態から、性格や趣味といった内面に惹かれたガチ惚れ状態になったわ。

 

ゆうや君って気が利くし優しいのよね、その雰囲気の通りに。例えば歩道を歩く時は基本車道側を歩いてくれるし、重い荷物を持とうとしたらさりげなく先に持ってくれたりとか。体調なんかにも気を使ってくれてるし、一緒に帰る時は送ってくれるし? 流石はあのぐーたらなこなたの幼馴染ってところか。

 

趣味も合うのよね。私はゲームじゃシューティングがメインで、他の格ゲーとかは軽く遊ぶくらいなので、実はこなたとはやってるゲームのジャンルが違ったりする。まあ一緒に遊ぶときなんかは互いの好きなジャンルを一緒にやったりしてるんだけど。

格ゲーや恋愛系なんかを中心にやっているこなたの幼馴染であるゆうや君の好きなゲームのジャンルは、シューティングと麻雀などの戦略ゲームとのことで、シューティング好き同士色々話せるのだ。

最近だと怒○領蜂大復活の自機はどれが一番楽しめるかということ話したっけ。結局アーケード版とブラックレーベル版とで違わない? って結論になったわね。

 

実は私とゆうや君とでは怒○領蜂や東○Projectなどの弾幕ゲーでのプレイスタイルってなんだかんだで違うのよね。私は割と気合避けを多用するタイプだけど、ゆうや君はどうやらライン取りを重視するタイプのよう。

アーケード版大復活の時は私のほうが早く裏2周目クリアしたけど、もうライン取りを全部組めたとのことで、私よりもゆうや君の方が安定してノーコンクリアできるようになってるのよね……私もライン取りある程度構築してるけど、どうしても難しい弾幕になると気合避けしちゃうようになるし。

やっぱりあれよね、麻雀とか頭使うゲームしてるとライン取りとか構築するの得意になるのかしら。前に『麻雀って思ってる以上に頭回すから、勉強前にやると脳が温まっていいんだよね』ってゆうや君言ってたし。まあ正直何言ってんだこいつって感想抱いたんだけど。

 

で、まあそういう関係性だからか、なんだかんだで二人でゲーセンに行って新しいライン取りを考えたりとか、スコア対決とかしてみたりなんてこともやったわね。スコア対決で負けた方はジュースおごりとか。怒○領蜂とかなら協力プレイもあるし、協力プレイしてハイスコア更新を狙ってみたりとかもね。

シューティングだけじゃなくて、一緒に格ゲーや音ゲーなんかもやったし、ゆうや君のオンライン麻雀のプレイを後ろから見てるなんてこともあったっけ。

麻雀に関してはゆうや君の解説を聞きながらだったんだけど、雀士って凄いのね。どの牌が来るかとか捨て牌からどんな待ちをしてるとかを常に計算しながらやってるみたいで、次に誰がどの牌を捨てるかも読んで、見事に和了ってたし。

 

そんな頭をよく使う競技をしてるゆうや君と勉強会なんかしてると、頭の回転が早いんだってよく分かるのよ。特に数学の単純計算とか。試しに適当な三桁の掛け算を出してみたらものの数秒もかからずに正答してきたのには驚いたわね。因数分解とかn次方程式とかの単純な数式にはどうやらめっぽう強いみたい。じゃあどうして数学が苦手なのよって感じなんだけど、本人曰く、証明問題などの結論より途中経過も重視するようなのが苦手。『頭の中で結論出てるんだしそれでいいじゃん……』なんてこともボヤいてたわね。

頭の回転が早いのは早いので苦労があるのね。

 

 

~☆~

 

 

ゆうや君とゲーセンに行ったりとか勉強会した後はマ○クとかのファストフードに行ったり、喫茶店に行ったりするころが多いんだけど──もちろん二人きりでよ?──これってデートなのかなって思ったりするのよ。

だって高校生の男女が二人きりでゲーセン行って喫茶店に行ったりしてるのよ? そりゃデートなのかなって思うわよ。

 

……ゆうや君を巡るライバルとして、こなたがいる。

こなたとはゆうや君との恋愛模様の関係で話すことがあるんだけど、その時こなたはたまに『かがみみたいにちゃんとした美少女が羨ましい。ゆうやもそっちのほうが好みなのかな』なんて呟くことがある。私からしたら、羨ましいのはどっちよって話だ。こなたとゆうや君は阿吽の呼吸とでも言うのだろうか、何も言わずとも相手のしたいことを理解して物を渡したりしていることがある。

長く一緒に過ごしたことで築き上げられた信頼と絆とでも言うのかしらね。付き合いが一年未満の私じゃまだたどり着けない領域だ。

 

信頼や絆といったものはこれからの日々で築けるだろうけど、重ねてきた時間の長さはもう逆転できない。

それにこなたはゆうや君の趣味を完全に理解しているし、ゆうや君もそんなこなたに色々と気を許しているようで、私達の前では出さないような一面も、こなたの前では出していることもある。

正直言うと、これ以上ないほどの強力な恋のライバルってのがこなただ。幼馴染の特権なのか、ゆうや君によくくっついているのも見るしね。羨ましい。

 

ゆうや君が私にとって運命の人なのは間違いない。だけど、その運命の人を巡るライバルが既に運命の人の隣りにいる。それも、とっても強力な。

自分の気持ちを素直に表に出しづらい私にとって、これだけでもだいぶ不利な状況だ。それにライバルのこなたは自分の気持ちを素直に表に出せる子だ、ますます不利である。

でも諦めたくない。だって初めて、人生で初めて本気の恋をしているのだ。ここでライバルがいて不利な状況だからって諦められないわよ。

 

ねえ、ゆうや君。ゆうや君の興味は今はこなたに向いているのかもしれない。けど、絶対こっちに振り向かせてみせる。

 

だって、あなたは私の運命の人だもの。

 




かがみんは可愛いなぁ。乙女チックだなぁ。
ヤンデレが似合いそうだなぁ()


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