Fate/SAVE ALL FAKER (更新停止) 作:トムさん
今回はか~な~り、長い!
そして今回は特に言うことが無い!
というわけで本編、どうぞ!
前回の3つの出来事!
1つ!生徒会長で士郎の親友のジュリアンにヒーターの修理を頼まれた!
2つ!部活の後輩の桜に射型が綺麗と言われた!
そして3つ!美遊に新しい本を買った!
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士郎side
俺は魔術と身体の鍛練をするため外にある土蔵で定規に強化魔術をかけていた。
しかし、
『知識を得るためにやっていることだから。』
(今俺達がやっていることは本当に正しいのか………)
俺の頭にはその事しか考えられなかった。
~~~~~~回想~~~~~~
これはまだ俺とじいさんが旅をしている最中、夢でライダーの人達から鍛えてもらってる時の事だ。
『俺にはまだ分からない、何が正しいのか……それは俺が死んでも答えは分からなかった………』
『……木場さん………』
今俺の目の前にいるのは
(注意!……これはあくまで作者の考えですので鵜呑みにしないでください!詳しく知りたい方は東映さんの公式ホームページ等で調べてみてください!)
『俺だって最初から全てを信じてなかった訳ではなかったさ。俺は俺の夢を……人間とオルフェノクの共存という夢を叶えるために仲間を……友達を……家族を……人間を……オルフェノクを信じてきた………でも、信じた結果、裏切られ奪われ……裏切られ奪われ……何度も何度も繰り返され、最後には何を守るべきかも分からなかった。過ぎ去っていく過去の幻影を掴み取るようなものだった………』
『やめてくださいよ……なんかこっちまで泣けてくるじゃないですか………』
事実俺は木場さん関連……はては悲しい過去を持ったライダーの人達の話は全て泣いてしまっている。皆も観ればわかる。あれは悲しいと思うよ………
『衛宮君………』
『誰かを信じることが間違いの筈がない……!俺が……間違いになんてさせませんから……!それでもそれを間違い、何て言う奴がいたら、俺がぶっ飛ばしてやる……!』
そうだ、何かを信じることは間違いなんかじゃない!何も信じれなきゃ本当に自分の守りたいものを守れなくなってしまうから!
『フッ、そうか。それなら、安心だね……』
そういった木場さんの顔はどこか嬉しそうな顔をしているような気がした。
~~~~~~回想終了~~~~~~
そして俺は強化した定規で鉄パイプを細切れにした。
(俺は……何をやっているんだろうな………)
いくら考えてもその答えは出ない。土倉には細切れにした鉄パイプが床にからんからん、と落ちた音が虚しく響いた。
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それから俺とじいさんは美遊の実家、朔月家について調べている。万が一美遊の力が暴走するかは分からない。だから情報は多く持ってるに限る。……美遊を使う気は更々ないがな!いつもと変わらない日常、親友との会話、後輩との部活、やっぱこういうのっていいよね!
すると学校から帰る途中に小学生ぐらいの兄弟を見かけた。
「えへへ!兄ちゃん、早く帰ろう!」
「待てって!急ぎすぎると転んじまうぞ!」
(兄弟、か。思えば俺は美遊に兄貴らしいことはなにもしてないな………何かできること……できること………ん?あれは………)
そう考えていると、とある物を見つけた。
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「「こちそうさま!」」
「ごちそうさまでした」
あの後俺は家に帰り、美遊の作った晩飯を食べた。美遊は今食器を片し終えて居間で昨日の本を読んでいる。
(渡すなら今か………)
「なぁ美遊」
「なに?」
「ほらこれ!」
俺は美遊にプレゼント用の袋に入った物を渡した。
「?開けてもいい?」
「あぁいいよ」
美遊が開けた袋からは昨日の帰り道の途中に見つけた店で買った子供用の羊の着ぐるみっぽいパジャマだ。
「……これ」
「美遊の新しいパジャマだよ。今のもそろそろ古くなってきちゃっただろ?だからそろそろ変えようかな~何て思っててさ」
「いいの!」
「あぁ別にこれくらい……!」
美遊に目を向けると美遊は嬉しそうにそのパジャマを大事そうに抱えていた。
(ギュッ!)「ありがとう士郎さん。すごく……嬉しい!」
ピシッ!グサグサグサグサグサ=(;゚;Д;゚;;)⇒グサッ!!!
「「カハッ!」」
「切嗣さん!士郎さん!」
ヤバイよ……今のは反則だよ、美遊………
「士郎、ちゃっかり美遊のポイントを稼ごうとした罪で君に文句を一つ言おうと思ったが……」
あぁ?
(グッ!)「マジグッジョブ( ̄▽ ̄)b」
(グッ!)「フッ…俺は当たり前のことをしたまでだぜ、じいさん。今の俺に反省も後悔もない!( ̄▽ ̄)b」
「二人とも、何やってるの?」
衛宮家の居間には血が繋がってないというものを感じさせないほど楽しそうだった。
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今日も土倉で魔術の鍛練している。が、最近は鍛練の途中で考え事が多く、あまり集中できない。
「
ゆっくりだ。ゆっくり……ゆっくり……一つ一つ丁寧に強化するんだ………美遊を守るために……絶対に美遊を使って願いを叶えさせないために………
~~~~~~回想~~~~~~
これはある日、俺がじいさんの書斎で見つけた朔月家の書物に書いてあった一文を読んだときの事。
『なぁじいさん、この願いを叶え続けるための代償ってのは………』
『あぁ……読んでいる通りだ………』
『美遊は、願いを叶える器は魂ごと永久に世界に縛られるって………』
『もし仮に世界の救済という規格外の奇跡を起こすとしたら……それ相応の代償はあるはずなんだよ。本気で世界を救おうとしている人間からしてみれば安すぎるくらいだと思う。』
『だけど!』
『それをさせないために僕らがいるんだ。美遊を死なせないために僕らは命を懸けて美遊を守るんだ』
『……わかった』
美遊を守るため………
~~~~~~回想終了~~~~~~
ヒュッ!キンッ!
俺は今日も強化したメジャーで鉄パイプを細切れにした。
(俺は本当に今のままでいいのか?ライダー達は守りたいものを守れるようになった………でも俺は、守りたいものを守った果てに世界が滅びるかもしれない………俺は、どうすれば………)
今日も土倉には窓から入る風が虚しく響く。
~~~~~~~~~~~~
鍛練が終わり俺は部屋に向かった。すると縁側でじいさんと本を読んでいる美遊を見つけた。
「お疲れさま、士郎さん」
「美遊にじいさんか、美遊はもう寝る時間じゃないのか?」
「安心しろ士郎、まだ大丈夫な時間だ!」
そういう問題じゃないでしょ………
「星座を探してて………」
「星座?珍しくロマンチックだな」
「天体の運行に物理以外の意味など無い筈なのに、見かけ上の星の並びに生き物の形を当てはめたのか知りたくて───」
「士郎……」
「……悪い、もっと絵本を読ませておくべきだったかな?だからじいさん、そんなジト目で見ないでくれ悪かったから………」
「?」
いい子に成長させるために専門的な図鑑とか読ませるのが間違いだったな……やっぱ最初は絵本からだな………
「そういや、じいさんもよくここで星を見てたよな?」
「切嗣さんが?」
「あぁそうだね、今もよく星を見ているよ………」
「どうして?」
「そうだね……どうして、だろうね………」
じいさんはその問いには答えず星を見上げた。それにつられ俺達も星を見た。
(ライダーの人達はどんな思いで守りたいものを守ろうと思ったのか……美遊の神稚児の力はもう何年も見ていない。もしかしたら、あの力はもうなくなっているのかもしれない……いっそのこと、そうであったなら………!)
そう星を見ながら考えてると美遊が何か呟いた。
「星に願い事……もし一つだけ叶うのなら、」
(キィィィン)
「切嗣さんと士郎さんと本当の家族になりたい」
「「!!」」
「……何て、ダメだよね?」
(美遊……お前ってやつは………)
その言葉に俺は泣きそうになった。
「いや……ダメなわけ無いよ!」
「そうだよ、それに美遊は勘違いしているみたいだね。」
「?かん、ちがい?」
「あぁ、美遊はさっき家族になりたいって言ったがそれは違う。何故かわかるか?俺たちはもう家族だからだ。」
「!!」
「あっ流れ星!美遊!さっきの願い事をもう一回だ!」
「おっ!そうだな、俺も願い事願い事!」
「「美遊がちゃんと幸せになりますように……美遊がちゃんと幸せになりますように……美遊がちゃんと幸せになりますように……」」
「ふ、二人とも、言いすぎだよ///恥ずかしいよ///」
「「「プッ……アハハハハハハハ」」」
(守りたいなこの生活を………)
それは星の下で誓った俺の願い事だった。
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あの後、美遊を寝かしつけた後俺はじいさんの書斎に向かった。
「じいさん、少しいいか?」
「どうぞ~」
書斎に入るとじいさんは何か書いている。仕事の書類かな?
「……なぁじいさん」
「ん~?どうしたんだい士郎?」
「俺さ、ぶっちゃけ迷ってたんだよね美遊か世界か……」
そう言うとじいさんの手がピタッと止まった。
「勿論美遊は救いたいよ?でも、美遊を救おうとしたら世界が滅ぶ……世界が滅んだら美遊も無事じゃなくなる。だからどうすればいいか迷ってたんだ………」
俺は自分が情けなくなり俯いてしまい手を強く握り締めた。そしてじいさんは俺の方を向き聞いた。
「……そうか、それで?士郎はどうするんだ?」
「……答えは得たよ。さっきの美遊の家族になりたいっていう願いを聞いて、俺も決めたよ。」
「……………」
じいさんはただ俺の答えを聞くために黙っている。そして俺はじいさんの顔を見てハッキリと言った。
「俺は、両方救う!」
「両方?」
じいさんは俺の言ってる両方の意味が分かっていないようだ。
「あぁ。勿論世界も救う。けどそれと同時に美遊も救う!それが俺の決めたことだ!」
「……士郎、わかっているのい?それは今までの比じゃないくらい難しいことなんだよ?それをわかった上で言っているのかい?」
「あぁわかっているさ。俺のやろうとしていることがどんなに無謀なことかも、どんなに無茶で愚かなことっていうのも………でも俺は思い出したんだよ。」
「思い出した?何をだい?」
「俺が人を救いたい理由を………俺は全ての人を救いたかった。誰に命じられた訳でもない。俺は全ての人を救いたい、そう願った!だから両方救うんだ!」
「!!」
俺のその言葉にじいさんは今まで見た中で一番驚いた顔をした。だが少したてば今度はため息をつき頭を抱えた。
「はぁ、士郎は昔から一度言ったことは曲げない性格だからね……本当に困った子だよ………」
「じいさん?」
「士郎、僕も手伝わせていただくよ。」
「えっ何でだよ?」
俺はじいさんの言ってる意味がわからなかった。じいさんが俺を手伝う?意味わからん。
「僕もね子供の頃はそう考えてたよ。全てを救いたいって……でも大人になればなるほどに、その願いは無理だと思い知らされたよ………でもね士郎。僕が失敗した本当の理由はね、何でもかんでも一人でやろうとしたことなんだよ。一人でやろうとしたから僕は失敗した………でも今は違う。僕と士郎、二人でならできる!僕らで世界と美遊を救おう!」
「じいさん………」
俺はじいさんの言葉にまた泣きそうになってしまった。だが今は泣いてる場合じゃない。俺は涙を拭きじいさんの顔を改めて見た。
「……あぁわかった!俺達でやろう!俺とじいさんとならなんか行ける気がする!」
ガシッガシットンットンットンッ
そして俺達は友情の証をして、どうやって美遊と世界を救うかを考えた。
(俺はもう迷わない、守るべきものは決まった。後はそれを行えるだけの力だけだ!)
俺の守るべきものがまたひとつ増えた瞬間である。
題名を初Wにしてみました!
会ってますかね?本編読めばMがなんなのかわかると思います
それでは!CIAO~♪