Fate/SAVE ALL FAKER (更新停止) 作:トムさん
前回の後書きは、結構大げさに書いてしまった………、と投稿後に気づきましたので、ヤバい!と思い、後書きの部分だけを消しました。ほんっっっとに申し訳ございません!
それとアンケートのご協力ありがとうございます!1日間で見たりしていたのですが、今現在3のW~ウィザードが一番票を集めています!作者はてっきり2か4が一番多いかな?と思っていました。
というわけでもう少しでアンケートは締め切りにしようかなと思っています!
締め切りは、う~ん………6/30の23:59までにしたいと思います!まだの方はお急ぎで!b
そして次の投稿からまた新しいアンケートを取らせていただきます。ご協力お願いします!
それでは久々の本編、どうぞ!
前回の3つの出来事!
1つ!美遊に一般常識を教えることになった!
2つ!士郎が桜に幸せについて説かれた!
そして3つ!美遊と士郎、切嗣の三人で海に行くことになった!
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士郎side
よっ、マスタークかと思ったか?残念、俺こと士郎でした!www
以前美遊と海に行く約束をしていたが、ついに!今日!その約束を果たすべく日が来たのダァァァァァァァァァ!
ア゛ーーッハーッハーッハーッハッ!!!ア゛ーーッハーッハーッハーッハッ!!!
…………ハァ、落ち着け。はしゃぎすぎると美遊に嫌われてしまう。それだけは阻止しなければ………
「いよいよ、だな………」
「あぁ、そうだね。やっと、ここまで来たよ………あぁ、実に、長かった………」
じいさん、すごくうれしいのは分かるが、何もそこまでしみじみする場面じゃないだろうに……見てみろ美遊を?じいさんの様子がおかしいから不安そうな顔までしているじゃないか……
「……お父さん、大丈夫?」
「!!あ、あぁ僕は大丈夫だよ?すまないね、心配かけて………」
「!ううん!大丈夫なら私はそれでいいよ!」
((健気やぁ……))
あぁ~健気すぎるというか、眩しすぎるというか、もう直視できないネ!ちなみに余談だが、海に行くと約束をした日から俺は“お兄ちゃん”、じいさんは“お父さん”と呼ばれるようになった。その日はじいさんと二人でハイタッチ!!してから、美遊が寝てから二人だけで静かに縁側で乾杯した。(俺は未成年なのでお茶で乾杯した)
「なぁ美遊、怖くはないか?」
「怖い?どうして?」
「う~ん、美遊は家からそこまで遠くに出かけたことがなかっただろう?これから行く所は今まで出かけた所よりも遠くに行くから、怖くないのかな~、って士郎は思ったんだよね!」
「?わたしは全然怖くないよ?だって、」
「「???」」
「隣にお父さんとお兄ちゃんがいてくれるのに、何を怖がるの?」
((………何この子、可愛すぎる!!!))
ヤ、ヤバいぞ!このままでは出かけるどころではなくなってしまう!とりあえずじいさんとアイコンタクトしなければ!
⦅じ、じいさん!ポーカーフェイスだ!ここは嬉しさを噛みしめるんだ!⦆
⦅……士郎、今の僕なら、世界を救える気がするよ………⦆
⦅じいさ~~ん!気をしっかり持て!!⦆
※この間僅か2秒
ヤ、ヤバい!じいさんがこのままではホントに出かけられない……どうすれば………ハッ!( ゚д゚ )
思い立ったが吉日!俺はじいさんに耳打ちした。
「じいさん、じいさんがこのままだと美遊と出かけられないぞ?いいのか?」
「!!すまない、士郎。少し取り乱したよ、ありがとう。」
(少しだけではない気がするのは俺だけか?)
そう思っていたらじいさんが美遊に話しかけていた。
「……そうか、ならよかった。さてそれじゃあ………ん?」
見ると美遊が俺とじいさんの手を引っ張っていた。それを見た俺とじいさんは優しく微笑んだ。
「「フフ………」」
「えへへ!」
それにつられて美遊も笑った。
「……そうだ、この言葉……久しぶりだから言わなきゃだよね………」
「「「いってきます!」」」
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それから俺達三人は美遊が普段見れてないものを色々見ながら目的地へ向かった。相変わらずの好奇心に俺は少し手を焼かされたと同時に、あぁこれが兄妹ってことか……と感じた。
それからしばらくしたあとじいさんの電話が突然鳴った。ちなみにじいさんの電話はカイザフォンで、着信音はカイザのコードを押した後の変身待機音だ!
「はい、衛宮です。……えっ!今日ですか?!いや、でも……今日は息子と娘達と出かけるって約束していて………」
どうやら仕事の連絡が来たようだ。じいさんはスーパー説教タイムから、この街で物を直す仕事に就いている。うむ、どうしたものか………
「……お兄ちゃん」
「ん?あぁ、大丈夫だって!すぐに話m「違うの……」えっ?」
違う?何がだ?そう思っているとじいさんの方で話が終わった。それと同時に美遊がじいさんの方に向かった。
「はい……はい、わかりました。今から向かいます………」
「お父さん」
「ん?あぁ、美遊か………すまないね、僕は今から仕事に行かなくちゃいけなくなってね……本当にすまないね………」
「ううん、気にしないで。わたしは大丈夫だから。三人で海に行くのはまた今度にしよう?」
「美遊………」
……まさか一番みんなで海に行きたがっていた美遊が、また今度、と言うとは……仕方ない、俺も一肌脱ぐか!
「じいさん、大丈夫だって!何があっても俺が美遊を守るから!なんてったって俺は兄貴だからな!」
「士郎……わかった。じゃあ美遊のことは頼んだよ、士郎。それと美遊、今日の埋め合わせは今度みんなで出かけるときにするよ。」
「うん!だからお仕事頑張ってね、お父さん!」
(ズッキューン!)「わかった、40秒で終わらせてくるよ!」
「「行ってらっしゃ~い/行ってらっしゃい」」
そしてじいさんは仕事に向かった。
「ふ~、さて!行くか!美遊!」
「うん!」
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それから俺と美遊の二人でまた三人では見れなかった所を色々見て回った。そしていよいよ、
「お兄ちゃん、海はまだ?」
「………それは後でな?」
「?あと?」
「まず最初に行く所は……ずっと前から、決めてあるんだ………」
そして俺達は目的地───
「美遊、こっちだ」
俺は美遊にとって、朔月家跡地で一番大事なところに美遊を呼んだ。それは………
「お兄ちゃん、これは……なに?」
「お前の……本当の家族の墓だ。」
「えっ?」
「覚えているか?ここは、俺と美遊が初めて出会った場所……そして、お前の生まれた家だ。」
「家………?母さま、達の、お墓………?」
美遊はまだ知らない………
「俺とじいさんで埋葬したんだ……美遊以外は誰一人……助けられなかった………」
五年間ずっと隠してきたこと……朔月家の血を引く美遊に備わった、あらゆる願いをかなえる願望器としての特性……じいさんは最初はただそれだけを目的として、美遊を隠匿し続けようとした事実……全てを伝えて懺悔して、俺とじいさんと美遊の新しい
「どうしてかな……あの頃のこと、思い出そうとしても、あんまり思い出せない……ただ、母さまの手の温もりだけは覚えてる……そっか………ここであのとき、わたしはひとりぼっちになってたんだ……そんなわたしを、お父さんとお兄ちゃんが助けてくれたんだね……!」
「ッ!!」(ギリッ)
その言葉に俺はおもわず拳を握り締めた。それには自分の情けさと覚悟の気持ちが入っていた。
(伝えるんだ!そしてもう一度ここから始めるんだ!今度は『兄妹』として、『家族』として……!!)
「……美遊、聞いてくれ……じいさんは───最初は、お前を助けたかったんじゃない……」
「えっ?」
「あの時あの場所にいたのも……そのあと、お前を家族として引き取ったのも……お前の為じゃなかったんだ……!」
「お兄、ちゃん?何を、言って………」
「そうすることで、切嗣はお前を……奇跡を起こすための道具として使おうとしていたんだ……!」
「奇跡のための……道具……?」
今の美遊は誰がどう見ても、ものすごく不安がっている。俺だってできればこういう話はしたくない……でも、しなきゃらないんだ……!
「でもな!美遊!今はじいさんは───」
「くだらねぇ」
「はっ?」
聞きなれた声の方を向くと、そこにいたのは、いるはずの無い………
「くだらねぇ……あぁ……心底くだらねぇ筋書きだな……!クソが…………!!」
俺にとっての最高の………
「
声の主はそう言ってかけていた眼鏡を握りつぶし投げ捨てた。
「ジュリ……アン……?お前、どうしてここに………」
俺がそう問いかけようとしても、俺が今まで見たことの無いような目付きで俺を……いや、正確には俺の隣にいる美遊を見ていた
(キュ…)「………………」
美遊は不安がって俺の袖をつかんでいた。
「!大丈夫だ、美遊。あいつは俺の親友なん───」
「アレで間違いないか?エリカ」
「!?」
今……どこから現れた……!?いったいいつジュリアンの後ろに立った!?それにアイツは……小学校にいた子供……?
「………うん。
「!!?」
こいつら、
「ずっとここを監視していた………人が消えた街で、わざわざ
盗人だけだ」
『いいか士郎 これは厳命だ。』
「なに……を……言ってるんだ………?」
(監視……!?やっぱりこいつら、朔月家を知っている………!?)
「五年前……」
『美遊を目立たせてはならない、最低限の外出をさせてはならない。』
「街を飲み込んだ侵食、それを祓った光の柱は、ここから登っていた………」
『そうしなければ、必ず見つかってしまうだろう。』
「ずっと探していた……この
『僕達のような………』
「それを奪った盗人を………!!」
『
(こいつは!本気でヤバイ!!俺の勘がそう言っている!取り合えず美遊と一緒に離れなければ!!)
俺は美遊を抱えて後ろに下がった。それと同時に念のためと思ってポケットに入れてあった巻き尺をとりだし強化魔術を使っていつでも迎撃できるようにした
「逃げろ美遊!こいつは俺が……」
「逃げる……?どこへ……?」
「!?」
(なっ!?こんなとこで常識の欠如があったのかよ!やらかした!!)
「なんだそれは、強化魔術か?……フンッ……くだらねぇ………こいつで俺を………殺すのか?」
強化した巻き尺の刀身となっている部分を握り締めた。その手からは手を斬っているため血が溢れた。
「や……やめろ、ジュリアン……お前……手が………!!」
「何で……お前なんかが……!」
「………………は?」
俺は気づいたら空から墜ちていた。ほんの数秒前までは地面に足をついていてジュリアンの目の前にいたのに………
「ぐあッ……!!?」
「お兄ちゃん!?」
しばらくしたら俺は重力によって空から地面に叩きつけられた。
(ぐあっ……クソッ、突然すぎてうまく受け身がとれなかった……!それより、ジュリアンが使ったのはワープ魔術か!?いや、魔術は全部漢字表記だから恐らく転移魔術だろう………いやそんなこと考えてる暇じゃねぇ!!クソッ!結構ヤバイぞ!これは!!)
「ずっとお前を探していた……この世界に残された本物の奇跡を………朔月美遊、今をもってお前は」
「あっ……」
そう言ってジュリアンは美遊の頭を掴んで
「俺の
なにか魔術的なことをして美遊を気絶させた
「や………、……めろ……ジュリ、アン……ッ!!ゲホッ」
(どういうことだ……!?ジュリアンは魔術師で……願望器たる美遊を探していた……!?どうして……何のために……!?)
そしてジュリアンの後ろにいた小学生……エリカ、が俺の横に立った
「ごねんまえの
「あぁ?」
「ありがとう!おにいちゃん!ほんとうによかった!おねぇちゃんがいてくれれば、また
……………何を
「今度は事故など起こさない。この器なら足りるだろう………」
「……なぁ、ジュリアン……お前、何を言っている?」
「街は滅んだが、儀式の再演には都合が良い…………次こそは必ず成就させる」
そう言ってジュリアンは俺は眼中に無いように美遊を担ぎながら俺の横を通りすぎた
「何を……言ってるんだって聞いてるんだよ!ジュリアン!?なんだよ、その口振り……それじゃまるで……まるで………」
(嘘だ)
「まさか………お前が……」
(嘘だ)
「街を……人々を……」
(嘘だ)
「美遊の家族を消し去ったあの───」
「お前があの闇を引き起こしたのか!!?」
その問いにようやくジュリアンは俺の方に向いて、こう言った………
「───そうだ、
そう確かに、
「ッ!!!」
(
「ジュリアァァァァァァン!!」
俺は運良く近くにあった巻き尺を再び手に取り、強化魔術をかけ、
だが………………
《ドドドンッ》
「ガハッ……!!」
それも突然どこからともなく現れた無数の武器によって阻まれてしまった。すると消えかかる意識の中で鎧が揺れる音がした。
「お怪我はありませんか、ジュリアン様。」
やめろ…………
「……あるわけねぇだろ。」
やめろ…………
「美遊を連れていけ、こいつに合わせて全てを再調整する。」
やめろ…………
「この男は?」
やめてくれ…………
「……放っておけ、もう…………何の価値もない。」
その瞬間俺に刺さっていた全ての武器が一瞬の内に消え、俺は地面に倒れ付した。
「ジュリッ………アン………………テメェ……………まち…………やが、れ…………」
俺は、間違えたのか……?選択肢はいくつもあったはずだ。この場所に来なければ……いや、そもそも美遊を外に出さなければ、こうはならなかった………今まで見つかんなかったのは運が良かっただけだ……なぜ、出そうと思った?……美遊を人間として扱ってしまったためか?
ああ──────とどのつまり、俺が目指した理想………やはりそれがどうしようもなく間違いだったのかもしれない
いや………もしかしたらそもそもが
あのとき俺が転生することを、望んでしまったこと自体が──────
「……気がついたか?」
あぁ~~~早く戦闘回出したいなぁ~~~
戦闘回期待しているそこの読者諸君!
あと2,3話はお待ちください。すいません(土下座)
そして切嗣が一時リタイアです。また出番は作る予定ですので、切嗣ファンの方々は安心してお待ちください!
そして次回から毎週日曜朝9:00に投稿します
それでは!CIAO~♪