Fate/SAVE ALL FAKER (更新停止)   作:トムさん

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先々週のリバイスを見た作者……
カゲロウ……!何で死んじゃったんだよぉ~がな゙じい゙よ゙ぉ゙~何て日だ!でもホーリーライブカッコいいよぉ~
先週のリバイスを見た作者……
端から見たら一輝のただの一人芝居やん………というか一輝とバイスのやり取り……翔太郎とフィリップを思い出す。
今週のリバイスを見た作者……
令和初の合体ライダー。うん、平成とはまた別の合体ですね。うん、いい。実に素晴らしい!

それでは本編どうぞ!


第二十三話 狂戦士(バーサーカー)

前回までの3つの出来事!

 

1つ!士郎は城戸真司と共にドラゴンタイムブレイクを放ち、ライダーを撃破した!

 

2つ!士郎はレジェンドライドウォッチを使うと痛みが来る現象の謎を解明した!

 

そして3つ!海岸近くのコンテナで謎の男がランサーを撃退した!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

士郎side

 

よぉ俺だ。最近挨拶のネタがなくなってきている士郎だ。誰か!誰か俺にアイディアをくれ!

 

まぁそんなことは置いといて、俺は今、学校の方にカードの反応があったため向かっている最中だ。因みに加速魔術のクロックアップを使い、強化魔術で足を強化して戦闘に影響がでない範囲で全速力で向かっている。

 

(しかし、何か今向かってる方に行けば行くほど気配が強くなるな………まるで夢の中の訓練で浅倉さんが変身して戦ったときぐらい圧を感じる。)

 

アレはマジで怖かった。人によれば一生もんのトラウマになるレベルだネ、うん。まぁそうこう考えてる内に目的地の学校のグラウンドに到着した。今までとは違うただらなぬ気配、不気味さに俺はすぐさま両手に干将と莫耶を投影した。何かがいる。何処からか俺を見ている。いや、観察している、と言った方が良いかもしれない。

 

(……何もしてこない。ただ観察してるだけ?いやそれはないな。何かしらのアクションは起こすはずだ。誰かは知らんけど!)

 

そして何分経ったかわからないが、俺もいい加減待ってるだけってのも疲れたから話しかけようとした。すると───

 

 

「っ!やっばっ!」

 

 

突然俺が立っていた所に突然自分の身長を優に越える何かが勢いよく降ってきた。何とかギリギリで気付き、勢いよくバックステップをして避けた。そして土煙が消えさっきまで自分が立っていたところを見るとそこには明らかに二メートル以上はある取っ手のついた岩の斧剣があった。あんなバカでけぇもんに気付かずに当たってたらと思うと、思わずヤベーイと冷や汗をかいた。

 

 

 

『■■■■■■■■■■■───!』

 

 

 

すると恒例の映像が頭に流れる。今回は西洋の広間のような場所だった。だが辺りには剣が刺さっていて、そこらじゅうに瓦礫の山ができていた。窓は割れ床と壁には小さいクレーターが、二階に上がるための階段もボロボロで最早二階には上がれないぐらいだ。

そしてその映像の中で一番目を引くのは目の前にいる巨人と見紛うほどの巨体のを持つ男だ。岩のように黒い肌に髪が無造作に伸ばされ、服装は腕輪と足輪、金属板で補強されている腰巻きだけをしている筋骨隆々、まさに野蛮人という風体をした男が俺を殺そうとした斧剣を持ってこちらに叫びながら向かってきている映像だった。

 

 

「おいおいマジかよ……!あんなでっかいやつどうやってぶん回してんだよ……!つーか持ち主はどんだけ筋肉あるんだよ、キン〇マンか!」

 

 

思わず某超人達が行うプロレス漫画の主人公を思い浮かべたのは俺だけじゃないはず……ねぇ!

 

 

「へぇ、今のを避けるたぁ、流石あの人形達に勝っただけはあるな。」

 

「……あぁ?」

 

 

突然後方から大声が聞こえ振り返るとそこには誰もおらず、上を向くと屋上に雲に隠れて僅かに見える月光をバックに手を腰に当てて仁王立ちする女の子がいた。

 

(子供って、冗談だろ?)

 

「……あ~、なぁ何でそんなとこにいるんだ?つーかその格好は………」

 

「あ?……あぁこの服か。テメェなら分かんじゃねえのか?聖杯戦争の異物(イレギュラー)さんよぉ。」

 

 

マジかよ……こいつも参加者なのかよ………いやだって服装が映像の男と同じだからって普通なんかのコスプレだと思うだろ!?それに見た感じ小学生だぜ!?ジュリアンの陰に隠れてたあのエリカ?って子より……はでかいが、それでも似たような感じだぜ!?そりゃ驚くだろ!

 

 

「……なぁちょっと聞きたい事があるんだが、この斧剣の持ち主知らねぇか?」

 

「ん?あぁそれ私のだよ。テメェをぶち殺すためになァ!」

 

「嘘だろ、勘弁してくれよ………」

 

 

俺の質問に答えた女の子が屋上から真っ直ぐに猛スピードで向かってきた。いや俺、というよりは俺はついてでメインは斧剣だと思う。俺は向かってくる女の子を最小限の動きで避けて距離を取って構え直した。女の子は“ドカアアアン”と地面にぶつかると土煙で斧剣ごと見えなくなったが、土煙からうっすらと見える影を見るに普通にピンピンしているように見える。

そして子供が手に持っている斧剣を横に振り無理矢理煙を払うと両手で持ってると思ったのだが、どうやって持ち上げてるか分からないが左手一本で斧剣を担いでいた。

 

 

「っ!うぐっ!」

 

 

 

クラス:バーサーカー

真名:ヘ■■レ■

宝具:十二の■■(ゴッド■■■)

ランク:B

種別:対人宝具

レンジ:ー

最大捕捉:1人

宝具:射殺す■■(ナインライブス)

ランク:C~A+

種別:不明

レンジ:臨機応変

最大捕捉:不明

 

 

 

(くそっ、なんでこんな時に……後にしてくれよ!つーか俺ライドウォッチ使ってねぇぞ!?)

 

突然ライダーの時同様、頭にノイズと共に敵の情報が流れてきた。だが今回はその情報量多さに軽い頭痛が起き俺は頭に手を当てた。だが今回はライドウォッチを使った時程ではなく軽くフラつくぐらいだ。痛みを図に表すと今回≦ウォッチ使用時みたいな感じだ。まぁそんなことは置いといて、俺は目の前で自分の身長の倍以上の大きさの斧剣を片手で持ってる子供に聞いた。

 

(てゆーか、やっぱりバーサーカーか。映像の男も何か叫んでただけだし、あの子も何か頭のネジが何本か外れてる感じだったからバーサーカー(このクラス)しかないか………)

 

「……なぁお前、何となく分かってるが一応クラス教えてくれねぇか?」

 

「んぁ?気になるのか?なら教えてやるよ。私のクラスはバーサーカー!さぁ大人しくぶっ殺されろ!」

 

「……まだ死ぬわけにはいかねぇんだよなっ!」

 

 

その言葉と共に俺達は走り出し、俺は上からガキは下から剣を降った。

 

 

「ぜぁっ!」

 

「おっらァ!」

 

 

“キィン!キィン!キィン!”、と何度も打ち合う。バーサーカーはその小柄な体格からは予想できないほど斧剣を使いこなしていた。目の前の子供が斧剣をただ持ち上げて振り回してるだけなら何とかなると思っていた俺がバカだった。今目の前にいる敵は武器に振り回されずに人体の急所を的確に狙ってくる。その獰猛な笑みも相まってさながら狩り人のように見えた。

 

 

「チッ、テメェ、何処にそんな力があるんだよ……!」

 

「ハハハハハッ!おいおい、その程度か!?だったら拍子抜けだッナァ!」

 

「なわけ!テメェこそ、全然俺に傷一つつけられてねぇじゃねぇか!」

 

 

そう言って俺達は再び斬り合った。普通なら俺が武器の大きさやその武器を持ち上げ扱えるほどの筋力に押し負けると思うが、今回ばかりは出し惜しみせずフルで強化の魔術を全身に使った。

たがそれでも単純な力比べなら俺が完全に負けるが軌道をずらすだけなら現状なんとかなっている。そのお陰かしばらくは互角に立ち会ってる。が、俺は完全に守りに入ってるので互角とは言えないかもしれない。その理由は………

 

(くそっ!コイツ、全然隙が見当たらねぇ!普通隙の一つぐらいあるだろ!)

 

「アッハハハハッ!楽しいナァッ!でもなァ、この程度だったらァ、あの十二の戦い……特にヒュドラの方が手強かったぜェ!?もっとダァ……モットモットモットォ!私ヲ楽シマセロオオオッ!!

 

 

そう。今目の前で狂ったように笑ってるバーサーカーには隙が一つも見当たらないのだ。いや、あるにはあるのだが俺の技術不足でそれもすぐに消えてしまう。攻撃をしたら少しは隙があるものだがバーサーカーにはそれがほぼない。ある意味鉄壁の防御を相手してるようだった。流石は()()()()()()だ。

 

(チッ、だったら数でどうにかするしかねぇか!)

 

投影、開始(トレース・オン)!」

 

 

そう考え俺はバックステップで距離を取りながら再び剣を空中に投影しバーサーカーに向けて掃射したが、悉く斧剣で弾かれ一瞬で10メートルはあった距離を積め俺の脇腹に蹴りを入れ体制を崩しそのまま斧剣を野球のバットのようにフルスイングした。

 

 

「マジか───」

 

飛んでけゴミがァッ!

 

 

俺は反射的に持っていた干将・莫耶で防御したが、それはバーサーカーの振り回した斧剣の前には皆無に等しく、“ドゴオオオンッ!!”という音と共に剣は壊れ魔力に還り俺は学校の最上階の壁まで飛ばされ血を吐いた。

イメージは自由を求める巨人になれる少年が故郷で超大型の巨人に壁まで吹っ飛ばされた感じだ。

 

 

「……ぐっ、ガハッ!ゲホッ………」

 

(おいおい、いくらなんでも強すぎだろ………何だよあの威力、あのちっこい体の何処にあんな力があるんだよ!チーターやチーター!……いや、ふざけてる場合じゃねぇな。くそっ!まずは同調開始(トレース・オン)………)

 

 

 

───魔術回路、正常に稼働───

 

───全身強打。身体損傷箇所、体中から出血多量。肋骨二本骨折───

 

───身体能力、負傷により低下───

 

 

 

俺は解析魔術を行い自分の体の詳細を調べたところ、かなりの重症だ。服装が基本赤だから分かりにくいが体中から血が流れ、特に腕から流れる血が多い。だが動けないほどではない。不幸中の幸いと言うべきか骨はまだ二本しか影響が入っていない。ラッキーが過ぎるぐらいだ。

 

 

「うっ……いくら二本だけとはいえ、結構キツいな………」

 

 

俺は口元についている血を腕で拭き立ち上がろうとしたが骨折の影響が意外に響き、立ち上がるのにも一苦労した。いてて………と言っていると突然頭上に影が指し、バッと見上げると空に月光をバックに獰猛な笑みを浮かべたバーサーカーが空中で斧剣を振り上げていた。

 

 

まだまだァ!こんなもんじゃねぇだろォッ!

 

「……少しは休ませろよ、このクソガキがっ!」

 

 

バーサーカーは俺がいた位置におもいっきり躊躇なく斧剣を振り下ろしたが、俺は当たる直前でその場から離れたためギリギリ死ななかった。その影響で屋上に成人男性一人は入れるほどのクレーターができた。アレが当たっていたらと思うとゾッとするな。

そしてバーサーカーはすぐに方向転換し離れた俺の方に迫り斧剣を振った。俺はもう何度目かも分からないほど投影した干将・莫耶を再び投影しバーサーカーの斧剣と打ち合いながら斧剣の軌道をずらした。そして俺はバーサーカーと数合打ち合いふと頭に浮かんだことを整理するためにバーサーカーを蹴り飛ばし無理矢理距離を取った。が、そこで俺は場違いではあるが一つのことに疑問が浮かんできた。

 

(……あれ?そういやなんで俺、バーサーカーが神話の大英雄って思ったんだ?)

 

こんなピンチの時に何言ってるんだってなるが、吹っ飛ばされる前に頭の中に思い浮かんだ言葉が引っ掛かった。

何だろう、こう……俺は知らない筈なんだけど、どこか()()()()()()()()()()()。いや、しない?ん?あれ?どっちだ?

まぁでもその事について考えるのは後にして、さっきは聞き流したバーサーカーの発言で奴の真名が分かった。さっき頭に流れてきた情報と勝手に頭に浮かんだ『神話の大英雄』と言う称号、『ヘ』から始まる五文字の英霊。つまりバーサーカーの真名は………

 

 

「……成る程な。道理で隙ができねぇはずだぜ。」

 

あぁ?テメェ何言って───」

 

「その類稀な戦闘技術、『十二』という数字、そしてヒュドラを倒した英雄………この程度の情報さえあれば自ずと真名は分かる。バーサーカー!テメェの真名は、ギリシャの大英雄、ヘラクレスだ!」

 

 

 

ヘラクレス

 

ギリシャ神話に登場する二大英雄の一人で神々の王、主神ゼウスと人間の娘の間に生まれた半神半人の英雄。十二の功業と呼ばれる試練や、アルゴノーツとしての航海、巨人族とオリンポスの神々との戦いなど数多の冒険を繰り広げ、その全てを乗り越えたまさに大英雄。

 

 

 

……なるほどな。ただのイレギュラーって訳じゃねぇんだな。

 

「……こちとら学生の傍ら探偵業もやってたんでな。てめぇが言ったことで大体分かった。」

 

大した推理力だなァ。だが真名が分かったところでどうする!?ヘラクレスに弱点という弱点はない!そして何よりヘラクレスの宝具、十二の試練(ゴッドハンド)はなァ、命のストックが11個あるんだ!つまり───」

 

「12回別々の武器で殺さなきゃならない、か?」

 

「───何で分かった………

 

 

俺がそう答えるとバーサーカーは酷く驚いたように目を見開いて何故分かったのか聞いてきた。お前そんな表情できんだな、知らんかった………

 

 

「……それは簡単だ。命のストックが11個あるんだ。かつその使用者があのヘラクレスだ。ヘラクレスは一度受けた攻撃はすぐに対応すると言う逸話がある。もしそれが宝具に昇華されたのならば、必然的に12回別々の武器か技で倒さなければならない、と言う答えが導き出されるんだよ。」

 

 

つってもこれは半分は今世で読んだギリシャ神話の本に書いてあったもので、もう半分は前世の原作知識って奴なのは誰にも言えない秘密だがな。

 

 

……成る程な。でもなァ、それが分かってどうするつもりだァ!?12回別の武器で殺せるのかァ!?そもそも私の十二の試練(ゴッドハンド)はランクA以上の攻撃でないと死なねぇんだよォ!お前にそんな武器があんのかァ!?

 

「……あるさ。」

 

アァン?

 

「……聞こえなかったか?狂化の影響で耳まで狂っちまったか?ならもう一度言ってやるよ。テメェを殺すための武器は、あるって言ったんだよ。」

 

んだと?

 

(……このランクの武器は今まで投影してなかったから初めてになるが、やるしかねぇ!)

 

そして俺はバーサーカーを殺すための布石として全身に魔力を巡らせた。

 

 

「……さぁ、実験を始めようか」

 




お久しぶりです!二ヶ月ぶりですね………
違うんです、弁明をさせてください。だから石を投げるのはやめてください!
テスト期間だったんですよ!しかも学年末の!だからほんと、あの、勘弁してください!

……まぁ話は変わりまして、いかがだったでしょうか?バーサーカー戦は4話ぐらいかかりそうです。何故って?アイツがくるからですよ。いやもうバーサーカー戦がどこにも描写されてないからもう困りもんですよ!あぁ~早くアレやりたーい!
まぁ今回は武器紹介とかないんでこの辺で。
あと感想ください。

それでは、CIAO~♪
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