両者の全開バトルが‥今!始まる!!
赤城山頂上
涼介「来てくれると信じていたぜ」
友奈「挑まれたバトルは受ける‥、今までそうしてきたので‥」
涼介「ふっ‥、そうか‥。しかしその歳でそこまでのドライビングテクニックを身につけているとは‥、流石は赤城の歌姫の娘さん」
友奈「まだまだですよ‥(汗)母には敵いませんし‥
それにここを走りなれてるからこそできる走りですから‥」
涼介「ふっ‥面白い奴だな。ますます興味が湧いてきた‥。じっくり話してみたいものだ」パサ
そういいつつ上着を脱いで灰色のTシャツ姿になり、後ろにいた啓介の肩にかける。
涼介「それじゃ‥そろそろ始めるか」
啓介「それじゃカウント始めるぞ!!!」
手前にハチロク、奥にFCがスタートラインに並ぶ形で止まっている。啓介の合図ともに2台ともエンジンを始動、特徴的なリトラクタブルヘッドライトが開き、4AGサウンドと13Bロータリーサウンドが赤城山頂上に響き渡る。
啓介「スタート5秒前!!
4!!
3!!
2!!
1!!
GO!!」
スタート合図ともに2台とも激しくホイルスピン、弾かれたように飛び出す。
「いよいよ始まったぞ‥!!赤城の歌姫対白い彗星のバトル!!」
「やべぇ‥、おれゾクゾクが止まらねぇ‥‥!」
息を飲むギャラリー達の目の前を勢いよく並んだ状態の2台が勢いよく通り過ぎる。しかしやはり高回転型のレースエンジンを積んだハチロクが有利なのか、じわじわとFCの前に出ていく。
「やっぱり高回転型ハチロクのほうが有利か!!じわじわ前に出てるぞ!!」
「第三コーナー来たぞ!!」
ハチロクが少し前に出た状態で2つのコーナーを抜けて第三コーナーに差し掛かった直後ほぼ同時にフルブレーキング、3速から2速に叩き込んでステアリングを切る。
「すげぇぇ!!フロントがガードレールすれっすれだぞ!??」
「2台ともぶっ飛んでるよ‥。あんなドリフトしたら俺ならそのままガードレールと仲良くなる自信あるぜ‥」
「それよりハチロクがFCの前に出るぞ!」
やはり少し頭を出していたハチロクがFCの前に躍り出る形で外側めいいっぱい使い立ち上がり、ピッタリと背後につく形でFCも続く。
「ハチロクが頭を取ったぞ!!」
「さぁこっから涼介さんはどう動く‥!!?」
ー見せてもらおうか‥君の走りを‥ー
後ろについた涼介はじっくりとハチロクの動きを見つつステアリングを握っていた。
ー後ろについた‥、こっちの戦闘力をじっくり見ようってか‥ー
後ろについた雰囲気を感じとりつつ、アクセルを更に踏み込んで加速させる。
ーでも、どうしようがこっちには関係ない‥!!母さんから言われたアドバイスをしっかり守るだけ‥!後ろは絶対見ない‥!!ー
「こちら第三コーナー!!ハチロクが先行です!それにぴったりつく形で涼介さんが続いています!!」
忠浩「やっぱりスタートダッシュはレース用エンジン載せてるハチロクが有利か‥」
ケンタ「ですね‥」
啓介「‥(いや‥)」
第三コーナーに陣取っていたレッドサンズメンバーからの無線報告を受け、予想していたのかやはりという表情になる忠浩。しかし啓介は静かにそれを否定する。
啓介「‥(確かにスタートダッシュはロータリーロケットにも引けをとらないエンジンだが‥あれはあえてアニキは先行させた‥。今までだってそうだ‥、どんな相手でもやってきた‥アニキのやり方なんだ‥!!)」
友奈「‥!!」
コーナーが迫ると同時にフルブレーキング、2速へと叩き込んでブレーキングドリフトを披露しつつ突っ込む。
ー何度見ても惚れ惚れするようなドリフトだな‥、藤原と似ているようで違う走り‥逆に興味がそそられる‥。ー
後ろを追走する形でFCを走らせる涼介は、友奈の芸術的な走りに感心の表情を浮かべていた。
「すげー!!当たりそうなくらい密着してるぞあの2台!!」
「相変わらずガードレールスレっスレの走りを見せてくれる‥!!」
「あんなドリフト雑誌か映像でしか見たことないのに‥まさか生で見れる日が来るとは‥」
迫力満点のドリフトを見せられて思わず息を飲むギャラリー、そして走り去る2台の背後を眺めていたのであった。
「しっかしFCが後追いか‥ちとハチロクのドライバーはキツイだろうな‥」
「なんでだ?前にいたほうが有利じゃないのか?」
「あほ、あぁいうのは後ろにいたほうが有利なんだよ。前のやつはプレッシャーをもろに受けるし自身より相手のほうが速いって思い込まされるんだ。」
「となると‥涼介さんのほうが有利ということか?」
「間違いはない。今頃、ハチロクのドライバーはメンタルとの戦いの真っ最中だろうよ‥」
ーっ‥!!ー
ギャラリーの予想通り、友奈の表情には少し焦りが見えてきていた。
ー後ろを見なくてもわかる‥!相手はピッタリと張り付いてる‥!こっちは全開で逃げてるのに‥!ー
ー意外と精神は強いようだな‥これだけプレッシャーをかけても手応えがあまりない‥少しシュミレーションを変更する必要がある‥ー
ーとにかく後ろは絶対見ない‥!ここでペースを落としてたまるものか‥!!ー
そう決心した友奈は再びコーナー手前でフルブレーキングからの四輪ドリフトをかます。しかしそれをコピーするかのように涼介もほぼ同じラインを通過、両者とも外側めいいっぱい使い立ち上がる。
「ひぃぃ〜ガードレールすれっすれだ‥!!」
「何なら少し当たってるんじゃないか‥!!?ちょっとだが火花散ってたぞ‥!」
「両者ともネジ何個か外れてるんじゃないか!?あんなん普通の走り屋だとできっこねぇ!」
ーケンタのときと走りが少し違う‥。このドライバーは走りながら学んでいるということか‥、いや‥正確には手足が勝手に動くと行ったほうがいいな‥‥ー
涼介の言うとおり、友奈の走りに変化が見えてきていた。今まで以上にイン側、アウト側をめいいっぱいつかいコーナーの侵入速度、脱出速度を稼いで倍の速度で赤城のダウンヒルを駆け下りる。
「きたきた!区間タイム測るぞ!!」
ストレート区間で待機していたレッドサンズメンバーの二人は2台のエンジン音を聞くと同時にすかさずタイマー片手にスタンバる。
新幹線並の速度ではないかと見間違えるほどの速度域で2台は二人の目の前を疾走していく。そして走り去る2台の後ろ姿を見つつ測ったタイムをみてレッドサンズメンバーは驚愕した。
「「‥!?」」
「区間タイムを今測ったんだがけっこうヤバいことになってるぞ‥!!」
啓介「なに‥!?」
「前回の啓介さんとのバトル時の区間タイムを大幅に更新してる!!2台ともヤベェ速度でバトルしてるぞ!!」
忠浩「前回の‥区間タイムを‥大幅に更新だ‥と?」
ケンタ「一体‥二人のダウンヒルバトルに何が‥」
区間タイムを計測したメンバーからの報告を無線で受けた啓介は驚きの表情をあらわにする。いや、彼だけではない。ここにいる全員が驚きと困惑の表情を浮かべてざわざわしていた。
ーどうゆうことだ‥。前回のタイムはアニキが叩き出したタイムを更新したやつだぞ‥。それを大幅に更新だと‥。‥これはヤバくなる‥一体‥あの二人はどこまで加速するんだ‥ー
健ニ「おい池谷!!さっきアイツらの無線の会話内容聞いたんだが‥!」
レッドサンズの無線内容を聞いていた健ニが池谷達の元へ急いで駆け戻ってくる。
健ニ「今やべぇことになってるみたいだ!現時点で前回のタイムを大幅に更新してる!!2台ともとんでもねぇ速度域でバトルしてるって!!」
池谷「前回のタイムを更新‥!!??」
健ニの報告を聞いた池谷が驚愕の表情を浮かべ、クラクラしそうになっている頭をどうにか保たせる。
樹「池谷先輩‥」
池谷「前回のタイムでもヤバかったのに更にその上のギアに行ってんのか‥。」
拓海「なんか大変なことになってきましたね‥」
羽南「友奈‥‥」
祐也「その走りについていけてる高橋涼介‥‥、ますますすげぇぜ‥赤城の白い彗星‥」
池谷「‥(頼むぜ友奈ちゃん‥、無茶なことはするんじゃないぞ‥。無事にバトルを終えてくれ‥)」
赤城峠最終コーナー
上やゴール地点の賑わいとは別にここは静かに包まれており聞こえるのは虫の音や上でバトルしている2台のエンジンサウンドのみであった‥。いや‥どうやらそれだけではないようだ。
中里「‥なんでお前がいるんだよ‥」
少し不満な表情を浮かべつつブツブツと喋るナイトキッズリーダーの中里毅、隣にはその相手である庄司慎吾が突っ立ていた。
慎吾「それはこっちのセリフだよ‥。お前こそどうしてここにいるんだ‥?」
中里「何いってんだ‥。あの高橋啓介を地元で負かしたハチロクと言ったら気になってしょうがねぇよ‥。しかも高橋涼介とのバトルと言ったらな‥、オメェもそうだろ?」
慎吾「あぁ‥全く同じだよ‥。でもそれなら別の場所で観戦しろよ‥」シッシッ
中里「嫌だね、そんな凄い奴らのバトルなら簡単には決着がつかないはずだぜ。」
慎吾「そりゃそうだ。どうせほとんどのギャラリー達はいかにもってところで見てるんだろうけど」
中里「そんなところじゃ絶対決着はつかねぇ。結果は最終コーナーにもつれる‥必ず‥!」
慎吾「ふっ‥、お前も同じことを考えていたか、なかなかやるじゃねぇか‥」
中里「お前もな‥」フッ
慎吾「しっかし、俺たちしかいないこの状況で知らない奴らに見られたら仲がいいって思われちまうじゃねぇか‥」
中里「全くだ‥」
そんなことをボヤきつつ(だったら近くにいなければいいのに)二人は暗闇に包まれ、星が見える夜空を見ているのであった。
ーっ!くそっ!ー
どれだけ全開で走っても全く離れる気配を見せない、それどころかぴったりと背後についた状態が長引き友奈の精神はかなりすり減らされていた。
ー後ろを見なくてもけっこうヤバい‥!!ここで後ろを見たら確実にペースを乱す‥ー
ー長引くことはシュミレーションでもあったが‥これは想定外だな‥。こっちもギリギリだ‥ー
だがそれは涼介も同じことであり、彼も今までにないような集中を発揮しつつなんとかついていっていた。
ー流石にこの状況が続くのはかなり不味い‥そろそろ仕掛けるか‥ー
「きたきた!!ハチロクが先行だ!!」
緩やかなカーブを過ぎた先の右コーナー、そこにはギャラリー達が沿道沿いにたくさんおり今か今かと待ち構えていた。そこに甲高いスキール音を響かせつつ2台がコーナーに突っ込んでくる。
ーここ‥!!ー
かなりの速度域のためブレーキング勝負が肝になる。ここぞのタイミングで友奈がブレーキペダルをリリース。
3速から2速に叩き込んでステアリングを切るが‥
ーミスったな。そのタイミングのブレーキングでは曲がれないー
やはりプレッシャーが響いたのか少しブレーキングが遅れてハチロクがアウト側に膨らむ。そのタイミングを見逃すはずもなく涼介は空いたイン側にFCを滑り込ませる。
ーっ‥!!曲がって‥!!ハチロク!!ー
少しアンダー気味になってしまったがなんとか立ち上がることに成功する。しかしそのミスでFCに並ばれてしまうのであった‥。
「マジか‥!?あの赤城の歌姫がアンダーだと‥!?」
「ブレーキングドリフトは一つ間違えたらああなるんだ‥!!今までは啓介さんやケンタをドライビングテクニックで追い回してたが‥」
「今度は無茶をしすぎたということか‥」
「‥‥やはりあの高橋涼介から逃げられる奴はいないんだな‥」
「あぁ‥終わったよ‥あのハチロク‥。高橋涼介に並ばれた時点で‥」
??「やっぱり峠でも上手い人はミスするときはするのね」
??「そりゃそうでしょ?限界バトルを続ければいずれかはボロが出るに決まってる。あのハチロクは終わったわね‥。あぁなっては抜かれるのも時間の問題‥」
??「そうかしら?まだあのハチロクのドライバーは諦めてない。まだ結果はわからないわ」
??「そうはいってもあのFC のドライバーもヘマをするように見えないけど‥」
??「まあ見てればそのうちわかってくるわ‥」
ー精神が強いと思ったが‥意外にも弱いんだな‥。だがこれはチャンスだ‥!ここで一気に前に出るー
ーっ‥!!2台列んでるとラインが狭くて苦しい‥でも‥負けたくない‥!絶対に前には行かせない!!ー
そう決めた友奈は再びアクセルを思いっ切り踏み込んで加速させる。そして2台は並んだ状態で次のコーナーに突っ込む。
「並んだ状態でコーナー勝負だと!?」
「ただでさえ狭い峠なのに‥!!どっちかが少しでもドリフトミスったらガードレールに突っ込むか谷底真っ逆さまだぞ!?」
ーちっ‥フロントタイヤの設置感が‥だが‥ここでアクセルを抜くというシュミレーションは俺にはない‥!!ー
ーっ‥フロントタイヤが‥、かなり無理してたからかな‥でも‥それは向こうも同じ‥!ここが正念場!!ー
一進一退の攻防戦をしつつ2台はいよいよ最終セクションに差し掛かるのであった。
最終コーナー‥
中里「来たか‥」
上から響いてくるサウンド音が近づいて来てることに気づき視線を向ける中里
慎吾「予想通り縺れてるみたいだな‥」
中里「あぁ‥、ここの一つ前のコーナーを過ぎて最終コーナーに先に入ったほうが勝つ!」
ーここを立ち上がれば‥!!ー
ーラストチャンス‥!!ー
涼介・友奈「「‥!!(死ぬ気で突っ込め!!!)」」
ほぼ同時にフルブレーキング、3速から2速に叩き込んでステアリングを切る。同時に後輪をスライドさせながら華麗なドリフトを披露して流していくのであった。
中里「来たぞ‥!!」
慎吾「FCがインでハチロクがアウトか!!」
コーナーを立ち上がってきた2台を確認すると二人も熱くなっていく。
中里「やはりインにいるFCが有利か!!」
慎吾「じわじわ前に出てるぞ!!??」
中里の言うとおりイン側にいるFCがやはり有利なのかジワジワと前に躍り出ていく。そして立ち上がりの際にFCが半分頭を出す形で前に出ていた。
ー勝ったな!これなら次の最終コーナーで頭を抑え‥ー
そう勝利を確信した涼介であったが‥それは次の瞬間崩れる。
ーっ‥!?ー
なんとか前に出ようと無理な立ち上がりをしてしまったせいかFCの後輪がホイルスピンしてバランスを崩す。
慎吾「!?FCがバランス崩したぞ!!」
中里「無理な立ち上がりのせいで後輪を滑らせてしまったんだ!!」
二人が驚いているうちにもバランスを崩したFCそのまま一回転する。
ー‥!!ー
いきなり目の前でスピンしたFCに驚きの表情を浮かべる友奈。しかし手足は咄嗟に動きアクセルを微調整しながら一瞬空いた隙間にハチロクを滑り込ませる。
中里「ハチロクが抜きに行くぞ!!」
ー‥ー
なんとかスピンから立ち直り再びアクセルを踏み込みかけた涼介であったが、先に最終コーナーへ入るハチロクの後ろ姿を見て諦めた表情になり踏み込みかけた足を緩める。FCの悲しげなロータリーサウンドが赤城の峠へと響き渡るのであった‥。
ゴール地点
多数のギャラリー達が沿道で今かいまかと待ち望んでいた。すると一人のギャラリーが声を上げる。
モブ男「来たぞ!」
ギャラリー達が騒ぎはじめてすこし遅れたあとにヘッドライトとともにハチロクが、すこし遅れてFCが姿を表す。
〜move take me higher〜
モブ男1「高橋涼介が負けた‥!?」
モブ男2「なん‥だと?」
モブ女「えぇ〜うそ〜‥」
モブ女2「涼介様が負けた〜‥」
「ハチロクだ!ハチロクが勝ったぞ!!信じらんねぇ!!おまけに凄いコースレコードだ!!」ピピッ
啓介「‥‥」
麓からの報告を受けて放心状態になる高橋啓介やレッドサンズメンバー達。
啓介「‥(アニキが‥まけた‥。無敗伝説が‥崩れた‥)」
樹「‥」
池谷「‥」
健ニ「‥‥」
拓海「‥」
話の内容を聞いた四人はお互いに顔を合わせる。そして3人は嬉しそうな表情を浮かべ
樹「すげー!!勝った!ハチロクが!!友奈ちゃんが勝った!!」
池谷・健ニ「おぉ〜!!」
拓海「いっ樹‥苦しい‥」
少し嫌そうにしている拓海を巻き込んで抱き合ってよろこびあう池谷達、いや今日観戦にきていた秋名スピードスターズのメンバーも歓喜に包まれた。もちろん‥この二人も
羽南「〜!!さっすが友奈!!やってくれるじゃない!!」
祐也「ったく‥はしゃぎすぎたぞ(汗)」
あまりにも嬉しいのかはしゃぎまわっている羽南をやれやれと見つつも少し嬉しそうにしている祐也。
中里「いいもん見せられちまったぜ‥‥」
慎吾「痺れが止まんねぇ‥」
あの怒涛のバトルを見てしまったせいか力が抜けたようにその場にへたり込む二人。
中里「なあ慎吾」
慎吾「あ?なんだよ?」
中里「アイツが地元以外の峠を走ったらどうなるんだろうな‥」
慎吾「バトルでもしようっていうのか‥(汗)あの高橋涼介でもまけた相手だ‥。無理なような気がするがな‥」
中里「それは相手の地元で‥だろ?俺たちのホー厶コースならわからないぜ」
??「いやぁ、あそこから勝つなんて凄いわね」
??「だから行ったでしょ?勝負は最後までわからない‥ってね」
??「そりゃそうだけど‥‥」
??「ふふ‥♪峠の走り屋に興味が湧いてきたわ‥。たまには遠征も悪くないかも」
そう言っている二人の背後には白のFDと黄色のNSXが並んで止まっていたのであった。
赤城山、麓の脇道にて
静まり返った脇道にはハザードランプを点滅させたハチロクとFCが止まっており、友奈と涼介が向かい合う形で立っていた。
涼介「ふっ‥流石は赤城の歌姫‥。完敗だな‥」
友奈「いえ‥、あそこでそちらがスピンしてなかったから‥こちらが負けていました‥」
涼介「それでも‥だ‥。君は惚れ惚れするような才能の持ち主‥。赤城だけではもったいない気がするな」
友奈「‥?」
涼介「たまには赤城から飛び出して外の世界の峠も見てみるといい‥」
友奈「‥あっ‥あの‥」
涼介「いいバトルだった‥また会おう」
そう言い残しFCはその場をあとに、残された友奈は静かに走り去るFCを見ているのであった。
激しいバトルの末‥高橋涼介になんとか勝利を収めた友奈。そして途中で出てきたFDとNSXのドライバー
彼女達は何者なのか‥?