3thstageに向けてどう動くのか…!お楽しみに!
新年が明けて……
一同「「あけましておめでとうございますー!!今年もよろしくお願いいたします!!」」
新年が明けてまだまだ雪が降りしきる中、スタンドからは元気な声が響き渡ってくる。新年最初の営業日のためその挨拶をしているらしい。
店長「こちらこそ、よろしくたのむよ。正月はけっこう客が多いからみんな 頑張ってくれ」
一同「「へーい(はーい)」」
池谷「やれやれ…ついに年が明けてしまったなー」
池谷が準備をしつつふとそんなことを呟く。確かに一年とあった去年はあっという間に過ぎ去ってしまい、あっという間に新年という早さだ。
樹「卒業まで残り少なくなっちゃったよォ…」
池谷「3学期は ほとんど授業ないんだろ?」
樹「そうなんですよ。スゲー暇なんで…、バイト以外やることねーから…(金ないから遊びにも行けねーし)。」
池谷「にしても…4月からは友奈ちゃんとイツキはここで毎日顔を合わせることになるのかァ、なんか不思議な気分だぜ。」
樹「よろしくおねがいしますよォ センパイ。」
友奈「よろしくです…!!」
茂木「へーっ、イツキ君と友奈ちゃんはここに就職するの?」
どうやら樹と友奈は4月からこのスタンドで正社員として就職、そのまま働くようだ。そのため池谷が後輩が出来るのかと不思議そうな雰囲気を見せており、気になったのか隣で聞いていた茂木がこんなことを質問する。
樹「まーね、オレ クルマにさわってるの好きだからさ…。スタンドの仕事けっこう楽しく続けられると思うんだ。」
友奈「私も同意見だよー♪ここでの仕事は大変だけどその分楽しく続けられると思うからさ♪」
茂木「そっかァ…、みんなえらいよね…。春からもう社会に出て働くんだね…。…なつき、バイト初めてみて思ったんだけどさ、働いてお金をかせぐことって 本当に大変なことなんだね…。」
今まで援交でお金を貰っていた茂木にとって、お金を稼ぐだけでもどれだけ大変かというのをこのスタンドのアルバイトを通して短い間ではあるが実感出来たようだ。彼女もまた…一つ成長したということだろう…。
茂木「まあ ちょっとだけどねー(あたしなんて)。はじめたばつまかりだから…(汗)。」
池谷「お客さんだぞー」
「「いらっしゃいませーっ!!」」
この時期というのは人それぞれの成長が感じられる時期でもあり、同時に新たなる世界に向けてのスタート地点だったりする。皆さんもこの時期が特別だったりしている人もいたりするのではないでしょうか…? そんな中、スタンドはいつも通りの賑わいや忙しさを見せているのであった……。
それから…時は経つものは早いことであっという間に卒業式当日になっていた。某高校の桜は綺麗に咲きほこっており校門の前には大きく卒業式という看板が立てかけられており普段とは一味違った賑わいが広がっている。
友奈「…あっという間だったな…、1年経つのって…」
きちんとした制服に見を包みつつ懐かしげに綺麗に咲き誇る桜を眺めている友奈。その表情はいつもとは違い大人びた雰囲気を見せており懐かしげな雰囲気を見せていた。
?「お〜い友奈!」
友奈「ふぇ?…その声って…」
集合時間までかなり時間があるためひとまず待機場所の教室へと向かおうとした直後、どこからか自分の名前を呼ばれたためそちらに視線を向けるとそこには春香ともう一人ら久しぶりではあるが見慣れたダンディーな男性が…。
友奈「父さん…!」ダッ!
呼んだ主の顔を確認するや否や満面の笑みを浮かべつつ勢いよく駆け出していく。そう、彼こそが春香の旦那さんであり友奈のお父さんでもある結城晴司(42歳)。春香と同じモータースポーツやストリート出身で現在は王手企業の課長をしているそうだ。ちなみに今日は娘の卒業式の関係かわざわざ休みを作って帰省してきたらしい。
友奈「久しぶり〜♪」ムギュ!
晴司「ははっ♪相変わらずだな友奈〜。元気そうで父さん安心したよ♪」
春香「そりゃそうよ♪私達の大切な娘なんだから♪」
勢いよく駆け出したと思ったらそのまま流れるように飛びついて抱きつく。昔と変わらず元気に過ごしている友奈を見て晴司は安心したような笑みを浮かべており、その隣では春香がドヤ顔をしつつ二人の元へ歩み寄る。
友奈「えへへ〜♪父さんしばらくこのままでいい〜?」
晴司「このままって…(汗)仕方ないなぁ…♪」
春香「すっかり甘えん坊さんねぇ♪」
樹「おっ!友奈ちゃんじゃん!」
祐也「ういっす〜」
拓海「ども……」
羽南「やっほー!」
茂木「これでみんな揃ったね…♪」
それからしばらくして集合時間前になったため、春香と晴司と別れた友奈は集合場所の三年生教室へと向かうと丁度駄弁っていたのだろう。拓海達の姿があり、向こうもこちらに気づいて声をかけてくる。
友奈「あっという間だったよね〜。この1年って♪」
祐也「だよなぁ……。二年生は時が過ぎるのが遅かったのに……三年生になったと思ったらこれだからな〜…」
樹「そりゃ、お前はそうだろうよ〜。友奈ちゃんっていう最高の彼女がいるんだからな〜…。それ以外にも三年生最後の夏は本当充実したよ…!(くぅ〜!)」
拓海「そうか……?」
羽南「んも〜、拓海ったらこんな時もそんな顔して〜(べしべし)。」
拓海「ちょ羽南ちゃん痛い…(汗)」
茂木「去年は本当いろいろあったよね〜…(しみじみ)。」
樹達の言うとおり、この1年は本当にいろんなことがあった。思い返せば赤城の歌姫の再来、秋名のハチロクの誕生そして群馬エリアの走り屋の歴史を根本的に覆す伝説が生まれるというこの先あるかないかという出来事があったのだ。
友奈「茂木ちゃんは卒業したら東京に行っちゃうのかぁ……。寂しくなるね〜…」
茂木「うん…、でも向こうでも頑張るから…!お互い頑張ろ?」
羽南「もっちろん!!」
樹「4月から少しさみしくなりそうだなぁ…(色んな意味で)。」
どうやら茂木は卒業してからは東京の方にある専門学校に通うらしく拓海達と会えるのは今日が最後ということになる。そのため一同は別れを惜しんでおり特に樹はせっかく入ってきてくれた女の子が一人減ることを寂しんでいた。
祐也「イツキ…最近はソレばっかだぞ…(汗)。」
樹「当たり前だろ…!?俺達のアイドルの一人、なつきちゃんが辞めるんだからよ…!!池谷センパイ達も残念がってたし!。」
友奈「確かにねぇ、なんか店長も珍しく残念がってたしー。池谷さん達の表情と言ったら…(汗)。」
樹の言葉に釣られるようにバイト先の出来事を思い出して思わず苦笑いの表情を友奈は浮かべていた。茂木が辞めるということになると池谷や健ニ、樹の3人はかなり残念がっており、おまけに祐一が珍しくそこに加わるという始末だ。
拓海「あのときはオレもびっくりしたよ…。まさか店長まであぁなっちゃうなんて…(汗)。」
羽南「まっそれだけ愛されたってことだからいいんじゃない〜?。…というわけで友奈は4月から茂木ちゃんの分まで頑張りなさいよー?」
茂木「よろしくねー♪」
友奈「まっかせなさいー!今までよりもさらに頑張っちゃうんだから…!!(ドヤ)」
樹「はっ…!そうか…!まだ友奈ちゃんという俺達のアイドルが……イダダダダ!!?」(頭グリグリ)
羽南「んなこと言ってないで、イツキくんも頑張りなさいよ〜? あんたも正社員になるんだし、何ならバイト先二人減るんだからー(頭グリグリ)」
祐也「なーにやってんだお前たち……(汗)」
少々テンションを上げかけた樹が何故か羽南によって頭グリグリの刑に処されており、その様子を祐也は見ながら何やってんだコイツらという表情を浮かべているのであった……。
それからそうこうしているうちにいよいよ卒業式が始まり、体育館には在校生や保護者、教師や入場してきた卒業生で埋め尽くされており普段の体育館とは一味違った雰囲気を醸し出していた。
やはり一緒にいた仲間とのお別れ、そして我が子や生徒の旅立ちの日はどこかジワッとくるものがあるのだろう。卒業生やその担任の先生や保護者、中には在校生まで目元に涙を浮かべている。
晴司「うぅ…(涙)。こうして我が娘立派になるなんて…父さん嬉しくて涙が…(じんわり)。」
春香「んも〜男なんだからシャッキとしないと…♪せっかく友奈の晴れ舞台なんだから♪」
小さい頃は活発で無邪気だった友奈、大きくなって高校生になってからもそのスタイルはほとんど変わらないが最近は少し大人びた雰囲気になりつつあり頼もしく感じていた。そのため晴司は目元に涙を浮かべており、それにたいして春香がやれやれという笑みを浮かべつつツッコミを静かに入れる。
ダンディーそうで強そうな友奈のお父さんだが、以外にも春香より案外涙もろいのかもしれない。というかそりゃ自分の子供が一番可愛いんだから当たり前っちゃ当たり前か。
友奈「卒業…か…、高校生ってこんなに日が経つのが早かったんだなって実感させられたよ…♪」
卒業生代表が台に上がって挨拶の分を読んでいるのを見つつ友奈は改めて高校生活をしみじみとしつつ振り返っていた。…やはりお世話になった母校や三年生の思い出でさみしくなったのか少し目元に涙を浮かべてすぐに拭き取る。
友奈「……(チラリ)。」
ふと向けた視線の先には卒業生代表の話を真剣に聞いている祐也の姿が…、夏に入った頃はまさかこうやって付き合うことになるとは思っていなかった。更に前よりも男らしくなっており、友奈はその横顔を頬を少し赤らめつつ見つめつつ呟く。
友奈「…本当、祐也って私と付き合い初めてから頼もしくなったというか…いや前から頼もしかったけどね(汗)。そうじゃなくて…こう……カッコイイっていうか…優しいというか…///」
祐也の横顔を見つつ呟いていた友奈であったが、何故か頬をさらに赤らめてしまい勝手に一人盛り上がって自滅している。(何やってるんですか())そんな彼女を知って知らずか卒業式は一時穏やかな時間が流れていくのであった……。
拓海「卒業式…終わりましたね……」
羽南「そうねぇ……呆気ないというか…なんというか……」
長いようで短い卒業式が終わりを告げて、クラスの記念撮影も先ほど終わった。…しかし、親友や母校、先生などと別れを惜しむ卒業生や保護者で校庭はまだまだ賑わいを見せていた。その様子を見つつ、拓海と羽南はどこか寂しそうな表情を浮かべている。
茂木「行事って…こんなにもあっさりなんだなァ…」
樹「体育祭とかは長く感じたんだけど…、卒業式だけはやっぱ特別なんだよなー…。」
祐也「だよなぁ……」
6人は優しく吹いている風に揺られつつ一番大きい桜の木を見上げていた。様々な思いがこもった三年生、それがこんなにもあっさり終わってしまうものなんだと一同は改めて実感していた。
友奈「そうだ♪せっかくならみんなで写真撮らない?」
祐也「だなァ、撮るか…!」
羽南「おっ!いいっすね…!」
茂木「賛成ー♪」
樹「当然拓海も撮るよな…!」(肩に手を置き)
拓海「あっ当たり前だろ…、記念撮影なんだから…」
どうやら友奈の提案で記念撮影をするようで、桜の下に移動していく。カメラをセットした友奈もタイマーを押して駆け足でみんなのもとに駆け寄る。
羽南「ほら♪あんたこっちでしょ♪」グイ
友奈「ふぇ…///」
祐也「……///」
友奈「えへへ…///」
順番的に最後だったため端の方に立った友奈であったが羽南がこっちでしょと言わんばかりの表情を浮かべて引っ張りながら祐也にくっつける。最初は恥ずかしそうにしていた二人だがすぐに嬉しそうにしつつカメラに視線を向けていく。
羽南「それじゃいっくよ!!せーので!」
一同「「ハイチーズ!!」」
ー赤城の歌姫ー
Secand stage
END
Secand stage
完結しました!!
次回はいよいよ3th stageに突入します!!
群馬エリアを飛び出した激しいバトルをとくとご覧あれ!(物語の関係上原作とはステージがずれているのでご了承ください)