愛「いやぁ楽しかったね!!みんなも盛り上がってたしこれは大成功と言ってもいいんじゃないでしょうか!」
せつ菜「はい!まさに一致団結とはまさにあの事!皆さんのダンス最高でしたよ!」
「……あー帰りたい。」
果林「あら、準太もなかなか良かったわよ。まさかあの準太がチアの格好で踊って……ね♪」
かすみ「そうですよ!もうキャピキャピしてて可愛かったですよ♪」
「………。」
かすみ「痛い、痛いです!!なんでかすみんにだけ頭グリグリするんですか!そんなことしたら可愛い先輩が台無し……ぎゃぁぁ!!」
歩夢「じ、準太くん落ち着いて!」
あの悪魔の出し物が終わって今はお昼。愛さんと同好会とでお昼を食べている訳だが案の定話がチアダンスに持っていかれる。しかもバカにするやつ2名。
愛さんの言う通り盛り上がっていたがたぶんそれはチアダンス以外にもある。
何故かって?そんなのいじる声ときゃーきゃーいう声がちらほら聴こえたからね。
せつ菜「準太さん気を落とさないでください!あなたの勇姿、しっかりカメラに納めましたよ!」
「…………。」
せつ菜「ど、どうしましょう!!励ましたはずなのに余計沈んでしまってる気がします!!」
璃奈「それ励ましじゃないんじゃ……。」
愛「ジュンジュン良かったよ!他の子もジュンジュン目当てで凄い写真撮ってたし!人気者じゃん!」
「……………。」
愛「ち、ちょっと?!はぐれメタルになっちゃってるよ!」
歩夢「もう触れないであげようよ……。」
愛「しょうがないなぁ、そんなジュンジュンが元気になる物をあげよう!」
「元気になるもの??」
そう言うと愛さんがカバンから出したのは弁当箱。これは……まさか。
愛「ジュンジュンが大好きな、愛さんの愛さん弁当だよ!」
「上手いこと言うな。」
愛「まぁね♪ほら、開けて開けて!」
「あ、ああ……。」
愛さんの弁当は前回食べたことがある。おかずのひとつひとつが魅力的で食べても食べても足りないくらい美味かった。これをまた食べれるなんて確かに元気はでるかも。
内心楽しみにしつつ開けると……
「……あの、愛さんこれは。」
愛「愛さん特性お好み焼きだよ♪」
「おかずないのか……。」
愛「あ、たこ焼きもあるよ??」
「たこ焼き……。」
中にあったのはこれでもかと言わんばかりの具が入ったお好み焼き。いや嬉しいよ?美味しそうだし食べたいよ?でも……おかず欲しかった……。
かすみ「なんですかその不満そうな顔は!!せっかく持ってきてもらったのに失礼な!食べないならかすみんが食べます!」
「ふざけんなこれは俺のだ!カスカスは自分のあるだろ!」
「先輩が食べないなら勿体ないから食べると言ってるんです!愛先輩が作ってくれたのにこの我儘男め!」
愛「あ、あはは……失敗だったかな?ジュンジュン前美味しそうに食べてたからきっと喜ぶかなって思ってたんだけど……。」
愛さんを見るとえへへと笑っているもののどこか悲しそうな顔になっていた。違うんだよ、お好み焼きが嫌だった訳じゃなくて……
かすみ「わー!泣ーかせた泣ーかせた、先輩が泣ーかせた!」
「うるせぇクソガキが!……はぁ、違うんだよ愛さん。」
愛「違う……??」
「お好み焼きが嫌だった訳じゃなくて、その……愛さんが作ったおかずが凄い好きで……食べたかっただけなんだよ。惚れた女の作ったものだから余計。」
愛「………///」
「でも変な態度とってごめんな、お好み焼き作ってくれてありがとう。えっと……いただきます。」
愛「あ、うん!!たくさん食べてね……///」
愛さんは顔を真っ赤にしながらもまた笑顔になってくれていた。その顔に安堵しつつお好み焼きを食べる……うん、やっぱ美味い。
歩夢「なんかいいなぁ……」
せつ菜「これがリア充は爆発しろですね!」
果林「あ、あなたはどこからそんな言葉を覚えてくるのかしら。」
彼方「というか……また2人の世界になっちゃったね。」
全員「………うん。」