愛さんからメッセージの嵐と格闘しながら力尽きて寝た次の日の朝。朝の光がカーテンの隙間から顔に照らされて目覚める。あれ、俺結局何時に寝たんだ??覚えてないや。そういえばあの子とのやり取りどうなったっけ。
恐る恐るスマホを開いて見ると眠気が吹っ飛ぶ程メッセージがーー
『ジュンジュン意外と夜更かしる子なんだね!!』
『愛さんはあと少しで寝るけどジュンジュンまだ起きてるの?』
『そういえばジュンジュンって家では何してるの??ゲームとか??』
『あれれ、まさか寝ちゃった感じー??』
『じゃあ愛さんもそろそろ寝ようかな〜!!!』
『明日もまたメッセ送りあおうねっ!』
『おやすみ〜♪』
『ジュンジュンちーーっす!!愛さんは今からランニング行ってくるよ!』
おいおいどんだけ送ってんだよ怖いわ。つか俺が夜更かししたのもあなたがなかなか終わらせてくれなかったからだからな?!返信来ないなら寝たって察して送るなよ!しかも朝早いし……え、6時に来てんじゃん早起きちゃんかよ。
「しかもランニングって……朝から元気過ぎだろ愛さん、、」
眠気が取れないまま支度をして学校に向かう。あ、そういえば今日部活紹介があるから来て欲しいって部長に言われてたなぁ。やば、原稿考えてないや。昨日やるつもりだったのになんでしなかったんだっけ??……あ。
「原稿所じゃなかったねぇ昨日の夜は。」
愛「あ〜〜!!!ジュンジュンだぁ〜!!」
ほらほら後ろから呼ばれて振り向くとやって来ましたよ寝不足かつ原稿書けなかった理由の元凶が。なんで俺より寝るの遅くて起きるの早かったのにそんな元気なの??休むって言葉を知らなさそうだよね。
「……おう、おはよう。」
愛「やっほー!!どうしたの元気ないよ?そうだ、愛さんの元気を分けてあげよう♪」
やめて。消化不良を起こしちゃう。そもそも誰のせいでこうなってると思ってるんだよ全く。
ここは早めに話を切り上げてさっさと学校に行こう。
「今日も頑張ろう。じゃ、俺は先に行く「あ、じゃあ一緒に行こうよっ!!」……えぇぇ。」
俺の話を最後まで聴いてくれず一緒に行こうと言う愛さん。せめて登校する時くらいはテンション控えめで行こうぜ、、
愛「いやぁまさかジュンジュンに朝から会えるなんて嬉しいなぁ!!愛さん今日は良い日になりそうだよ♪」
「あなた毎日良い日に過ごしてると思うけど。」
愛「まぁね〜、でも良いことあったらその日はもっと良い日になるじゃんね!!」
なんてポジティブ思考。てことは通常ハイテンションがさらにハイになる時は何かあった時ってことね。その時は席をしばらく外そ。
愛さん「そういえばジュンジュンって結構スタイルいいよね。何かやってるの??」
「部活の為に家で筋トレしてるくらい。」
愛さん「えぇ部活入ってたの?!何部?!」
「……弓道部。」
愛さん「へぇ凄い!!弓使って的を当てるやつだよね?!あれかっこいいよねぇ……愛さんも入っちゃおうかな♪」
「頼むからやめてくれ。」
愛さん「えぇいいじゃん!!そういえば友達が今日は部活紹介があるって言ってたなぁ、ジュンジュンも出るの??」
「副部長だけど話して欲しいって言われた。」
愛さん「そうなんだ!!ジュンジュン喋るなら愛さんが全力で応援してあげるよ!!」
………え、今愛さんなんて言った??
「応援とは、、??」
愛「勿論、部活動紹介見に行くってことだよ!!愛さん燃えてきたぁ!!」
いやぁぁぁぁ!!!!!
ただでさえ原稿完成してないだけで不安なのにこの子見に来るの?!個人的に大惨事になるからやめてくれ!!
「いや、気持ちは嬉しいけど愛さんも色々用事があるだろうし無理して来なくても…」
愛「大丈夫っ!!今日は遊ぶ予定とかないし何より友達が出るんだよ?!応援するしかないっしょ!」
良い人なんだけどなぁぁぁぁ違うんだよぉぉぉ!!誰か俺の気持ち分かってくれよ……そして俺はまた新たなことを知った。
「愛さんってその愛嬌があるからみんなに好かれてるんだね。」
愛「……ぷっ、あははは!!!愛さんだけに愛嬌!!ジュンジュン上手い上手い!!面白い!あはは、腹が痛いよぉ!!」
……変なところで笑います。きっとダジャレが好きな子である。
愛さんについていけねぇ、、