愛「こちら愛さん。現在何か変わったことはありますか??どーぞ!!」
「特になんもねぇよ。てか何でこんな事してんだ……」
愛「もう!話す時はこちらって言わないとダメじゃん!!」
「何でもいいじゃんよ……」
今俺は訳の分からないことに付き合っている。何かと言いますと…愛さんとトランシーバーで会話をしている。すぐ近くに本人いるのに。
傍から見たら俺の後ろをコソコソとついてくるあなたがストーカーだからね??
何故こんなことになったかと言うと今日の朝に遡るーー
愛「誰かの視線を感じる??」
「ああ。なんか歩いていると視線感じるんだよなぁ…帰る時も感じるから困ってんだよ。」
愛「ジュンジュン、妄想は良くないよ??」
「なわけないだろ!!ずっと感じてるんだし……え、マジで妄想なの??」
愛「愛さんに聞かないでよ!でも本当なら対策考えないとだね。」
「正直直接の被害はないからそこまで公にする気はないから別に……」
愛「よしっ、愛さんに任せなさい!!」
ほら人の話を聞かない。てかこの自信満々な顔しているあなたに本当に任せていいんでしょうか、、
また何か変なことしなければいいんだけど……
そうは思っていたがせっかく何とかしてくれようとしているのだ、今回は素直に甘えようと思ったらーー
愛「こちら愛さん!今の所以上はなさそうだよ!どーぞ!!」
「……。」
これである。一体どこから持ってきたのか分からないトランシーバーを俺に渡して帰りはそれを使って連絡するとの事だった。もう恥ずかしいったらありゃしない。それに行き交う人達の視線から愛さんであることが何となく分かる。もうストーカー所じゃないよね。
愛「こちら愛さん!ジュンジュン聞こえる??どーぞ!!」
「聞こえてるっつーの!!ストーカーより愛さんの視線が気になって仕方ない。」
いちいち初めと終わりの言葉を徹底してくる愛さん。ねぇトランシーバー使ってるの楽しんでるよね??
愛「だってジュンジュン見てないといつストーカー現れるか分からないじゃん!!」
「見すぎだっつーの!てか何望遠鏡使ってんだよ、もはや何をやっているのか分からなくなってきたわ。」
愛「ちょ、何で望遠鏡あるの分かったの?!後ろ見ちゃダメじゃん!」
「見てねぇよ!子供が望遠鏡望遠鏡♪って俺の後ろを指さして言ってんだから愛さんしかいないだろ!?」
一体あの子は何を考えているのだろうか。楽しんでるとしか思えないんだけど……もう普通に話さない??
愛「あ、ジュンジュン待って!今横からひとりジュンジュンの様子チラチラ見ながら歩いている人発見!」
まさかのストーカーらしき人を発見したみたいだ。マジかよやっぱりストーカーいたのか、、でも俺に何の用なんだ??逆にその目的が気になってきた。
愛「よしっ、愛さんストーカーを捕まえます!!」
え、今この子なんて言った??そんなあ、そうだ、コンビニ行こ♪みたいな感覚で言わないで欲しい。てか普通に心配なんだけど……ストーカーさんが。
「ち、ちょっと待て愛さん!!1回様子を見てから「確保っーーー!!!」…えぇ。」
俺の制止も聞かずに捕まえてしまった愛さん。てか普通によく行動に移せるよな、愛さんパネェわ……
愛さんが捕まえたようだし俺も様子見に行くか……
愛「さてさてずっとジュンジュンをストーカーしていたのは一体どこの…-えぇぇぇぇ!?」
愛さんがストーカーの素性を明かそうと顔を見ると驚きを隠せないでいた。え、誰なの??知り合いっぽいけど俺愛さんの知り合いそんなに把握してないぞ??
「おい、愛さんどうしたんだ……って、なんで??」
愛「な、なんで!!まさかジュンジュンのストーカーって…りなりー?!?!」
璃奈「………アリーヴェデルチ。」
まさかの愛さんより先にこの子の口から聞くことになるとは……どこで覚えてくんだよ。
まさかの俺が視線を感じていた相手は璃奈ちゃんだった。え、マジでなんで??ストーカーについて何も予想してなかったんだけど璃奈ちゃんは変化球過ぎる。
愛「きさま!見ていたなっ!!」
「あんたもかよ……しかも過去形。」